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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (差押状・捜索状の執行) 第108条 差押状、記録命令付差押状又は捜索状は、検察官の指揮によって、検察事務官又は司法警察職員がこれを執行する。ただし、裁判所が被告人の保護のため必要があると認めるときは、裁判長は、裁判所書記官又は司法警察職員にその執行を命ずることができる。 裁判所は、差押状、記録命令付差押状又は捜索状の執行に関し、その執行をする者に対し書面で適当と認める指示をすることができる。 前項の指示は、合議体の構成員にこれをさせることができる。 第71条の規定は、差押状、記録命令付差押状又は捜索状の執行についてこれを準用する。 2011年改正により以下の改正及び用語の調整。 第1項、第2項、第4項 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第1編 総則 第9章 押収及び捜索 |第107条(差押状・捜索状の記載事項) |第109条(執行の補助) 108 108
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GAS(GNU Assembler)は、GNUプロジェクトによって開発されたアセンブラであり、GNU Binutilsの一部として配布されています。Binutilsには、アセンブラ(GAS)、リンカー(ld)、およびオブジェクトファイル操作ツール(nm、objdump、sizeなど)が含まれています。 GASは、x86、ARM、PowerPC、MIPSなど、多くのアーキテクチャをサポートしています。GASは、AT&T構文とIntel構文の両方をサポートしていますが、AT&T構文がデフォルトです。 一方、GCCは、GNU Compiler Collectionの略で、C、C ++、Objective-C、Fortran、Ada、およびその他の言語のコンパイラとして使用されます。GCCは、オブジェクトファイルを生成するためにGASを使用することができますが、GASに依存しない方法でもオブジェクトファイルを生成することができます。 GASは、低レベルのアセンブリ言語を書く必要がある場合や、特定のアーキテクチャの詳細な制御が必要な場合に便利です。また、GASを使用することで、特定のCPUアーキテクチャに最適化されたアセンブリ言語を生成することができます。 GASは、GNU/Linuxのディストリビューションをお使いの方は、すでにシステムにインストールされていることが多いです。Windows オペレーティングシステムのコンピュータを使用している場合は、[https://www.cygwin.com/ Cygwin]または[https://www.mingw.org/ Mingw]をインストールすることで、GAS およびその他の有用なプログラミングユーティリティを利用することができます。 インテル表記、AT&T表記、およびPlan9表記は、x86/x64アセンブリ言語で使用される3つの主要な表記法です。これらは、アセンブリコードの記述方法を規定する規則であり、処理系によって異なる場合があります。 以下に、各表記法についての説明と、各表記法でのMOVとADD命令のコード例を示します。 インテル表記 インテル表記は、WindowsアセンブラやMicrosoft Visual Studioで使用されます。この表記法では、ソースと宛先の順序がAT&T表記と異なります。 mov eax, 1 ; eaxに1を格納する add ebx, eax ; eaxの値をebxに加算する AT&T表記 AT&T表記は、GNUアセンブラやUnix系OSで使用されます。この表記法では、ソースと宛先の順序がインテル表記に対して逆転しています。 movl $1, %eax # %eaxに1を格納する addl %eax, %ebx # %eaxの値を%ebxに加算する Plan9表記 Plan9表記は、Plan 9オペレーティングシステムで使用されます。この表記法は、AT&T表記と非常によく似ていますが、いくつかの構文の違いがあります。 MOVW $1, AX # AXに1を格納する ADDL AX, BX # AXの値をBXに加算する 処理系には以下のようなものがあります: ただし、注意が必要なのは、アセンブラによっては複数の表記法に対応している場合があることです。また、表記法によっては、同じ命令でもオペランドの記述方法が異なる場合があります。 この記事の例題は、GNU ASで使用されているAT&Tアセンブリ構文を使用して作成されています。 アセンブリ言語は、CPUが実行する演算に直接対応しているため、注意深く書かれたアセンブリ・ルーチンは、Cなどの高級言語で書かれた同じルーチンよりもはるかに速く実行できる可能性があります。 その一方で、アセンブリ・ルーチンは、Cで書かれた同等のルーチンよりも多くの労力を要するのが一般的です。 したがって、性能の良いプログラムを素早く書くための典型的な方法は、まず(記述やデバッグが容易な)高級言語でプログラムを書き、次に(性能の良い)アセンブリ言語で選択されたルーチンを書き直すことです。 C言語のルーチンをアセンブリ言語に書き換える最初のステップとしては、Cコンパイラを使ってアセンブリ言語を自動生成するのが良いでしょう。 これにより、正しくコンパイルされたアセンブリファイルが得られるだけでなく、アセンブリルーチンがあなたの意図した通りに動作することが保証されますこれは、コンパイラにバグがないことと、さらに重要なこととして、「あなたが書いたコードがあなたの意図を正しく実装していること」を前提としています。また、コンパイラはコードを最適化するために、低レベルの操作の順序を並べ替えることがあります。これにより、コードの全体的なセマンティクスは維持されますが、アセンブリの命令フローがアルゴリズムのステップと正確に一致しない可能性があります。。 ここでは、GAS アセンブリ言語の構文をしるために、GNU C コンパイラを使用してアセンブリ コードを生成します。 ここでは、C言語で書かれた古典的な「Hello, world」プログラムを紹介します。 hello.c: int main(void) { printf("Hello, world!\n"); } これを「hello.c」というファイルに保存して、プロンプトで次のように入力します。 $ gcc -o hello_c hello.c これで、Cファイルがコンパイルされ、"hello_c "という実行ファイルが作成されます。エラーが発生した場合は、"hello.c "の内容が正しいことを確認してください。 これで、プロンプトで次のように入力できるようになります。 $ ./hello_c Hello, world! 「hello.c」が正しく入力され、目的の動作をすることがわかったので、それに相当する64ビットx86アセンブリ言語を生成してみましょう。プロンプトで次のように入力します。 $ gcc -S hello.c これで「hello.s」というファイルが作成されるはずです(「.s」はGNUシステムがアセンブリファイルに与えるファイル拡張子です)。 $gcc -o hello_asm hello.s (なお、gccはアセンブラ(as)とリンカ(ld)を呼び出してくれます) 次に、プロンプトで次のように入力します。 $ ./hello_asm このプログラムは、コンソールに「Hello, world!」と同じ様に表示します。驚くことではありませんが、これはコンパイルされたCファイルと同じことをしています。 それでは、「hello.s」の中身を見てみましょう。 hello.s: .file "hello.c" .text .def __main; .scl 2; .type 32; .endef .section .rdata,"dr" .LC0: .ascii "Hello, world!\0" .text .globl main .def main; .scl 2; .type 32; .endef .seh_proc main main: pushq %rbp .seh_pushreg %rbp movq %rsp, %rbp .seh_setframe %rbp, 0 subq $32, %rsp .seh_stackalloc 32 .seh_endprologue call __main leaq .LC0(%rip), %rcx call puts movl $0, %rax addq $32, %rsp popq %rbp ret .seh_endproc .ident "GCC: (GNU) 10.2.0" .def puts; .scl 2; .type 32; .endef 「hello.s」の内容は、インストールされているGNUツールチェインのバージョンによって異なる場合があります。 コード生成した環境: $ uname -a MSYS_NT-10.0-19043 HOSTNAME 3.2.0-340.x86_64 2021-09-08 07:03 UTC x86_64 Msys $ gcc -v Using built-in specs. COLLECT_GCC=gcc COLLECT_LTO_WRAPPER=/usr/lib/gcc/x86_64-pc-msys/10.2.0/lto-wrapper.exe Target: x86_64-pc-msys Configured with: /home/eguch/git.co/MSYS2-packages/gcc/src/gcc-10.2.0/configure --build=x86_64-pc-msys --prefix=/usr --libexecdir=/usr/lib --enable-bootstrap --enable-shared --enable-shared-libgcc --enable-static --enable-version-specific-runtime-libs --with-arch=x86-64 --with-tune=generic --disable-multilib --enable-__cxa_atexit --with-dwarf2 --enable-languages=c,c++,fortran,lto --enable-graphite --enable-threads=posix --enable-libatomic --enable-libgomp --disable-libitm --enable-libquadmath --enable-libquadmath-support --disable-libssp --disable-win32-registry --disable-symvers --with-gnu-ld --with-gnu-as --disable-isl-version-check --enable-checking=release --without-libiconv-prefix --without-libintl-prefix --with-system-zlib --enable-linker-build-id --with-default-libstdcxx-abi=gcc4-compatible --enable-libstdcxx-filesystem-ts Thread model: posix Supported LTO compression algorithms: zlib zstd gcc version 10.2.0 (GCC) .file、.def、.asciiのようにピリオドで始まる行は、アセンブラの疑似命令(プロセッサではなくアセンブラに対する命令)です。_main:のように、テキストの後にコロンが続く行は、ラベル、つまりコードの中の名前のある場所です。それ以外の行は、アセンブラの實命令です。 先程例は、アセンブリ言語を使ってはいましたが、printf(3) を使っているのでC言語のランタイムライブラリを利用しています。 ここでは、Linux/X86な環境でLinuxのシステムコールをアセンブリコードから叩く方法で文字列表示を行ってみます。 Hello Worldのアセンブリコードは以下のようになります。 .section .data hello: .ascii "Hello, world!\n" len = . - hello .section .text .globl _start _start: movl $4, %eax # writeシステムコールの呼び出し番号をeaxに設定 movl $1, %ebx # 標準出力のファイルディスクリプタをebxに設定 movl $hello, %ecx # 出力する文字列のアドレスをecxに設定 movl len, %edx # 出力する文字列の長さをedxに設定 int $0x80 # システムコールを実行 movl $1, %eax # exitシステムコールの呼び出し番号をeaxに設定 xorl %ebx, %ebx # ステータスコードを0に設定 int $0x80 # システムコールを実行 上記のコードでは、.data セクションに "Hello, world!\n" という文字列を格納し、 .text セクションでアセンブリコードを書いています。 上記のアセンブリコードを hello.s という名前で保存し、次のコマンドを実行してアセンブルします。 $ as -o hello.o hello.s これにより、アセンブリファイル hello.s からオブジェクトファイル hello.o が作成されます。 次に、オブジェクトファイル hello.o をリンクして実行可能なファイルを作成します。次のコマンドを実行します。 $ ld -s -o hello hello.o これにより、オブジェクトファイル hello.o から実行可能ファイル hello が作成されます。 最後に、以下のコマンドで実行可能ファイルを実行します。 $ ./hello すると、"Hello, world!" という文字列が標準出力に出力されます。 これで、Cのランタイムライブラリに依存せずに文字列を表示できました。 ただし、このコードはLinuxのシステムコールに依存しているのでLinux/X86の環境でしか実行することができず、Windows、macOS、FreeBSDなどのUNIXでは実行できません。 X86には、実行時にプログラムから「いまどんなCPUで走っているか?」を問い合わせる命令 CPUID があります。 CPUID命令は、それ自体が世代を経るごとに拡張されていますが、一番基本的なファンクション「ベンダーIDを返す」を実行してみます。 CPUID命令は、標準C言語では生成できないのでアセンブラーの出番です。 まず、雛形となるC言語のソースコードを用意します。 ccpuid.c: void cpuid_0(char vendor_id[12 + 1]) { vendor_id[12] = 0; int32_t *p = (int32_t *)vendor_id; p[0] = *(int32_t *)"TEST"; p[1] = *(int32_t *)"test"; p[2] = *(int32_t *)"TEXT"; } int main(void) { char vendor_id[12 + 1]; cpuid_0(vendor_id); printf("VendorID=\"%s\"\n", vendor_id); } main() はこのまま使い、cpuid_0() の部分に細工することになります(別ファイルとするのが筋なのですが、分割コンパイルの説明が長くなりC/アセンブラーインターフェースの部分がぼやけるので、分割はしませんでした)。 ccpuid.c を コンパイルして ccpuid.s を得ます。 % clang -S -O ccpuid.c -O は蛇足なのですが、変更する箇所を発見しやすくするために加えました。 ccpuid.s: .text .file "ccpuid.c" .globl cpuid_0 # -- Begin function cpuid_0 .p2align 4, 0x90 .type cpuid_0,@function cpuid_0: # @cpuid_0 .cfi_startproc pushq %rbp .cfi_def_cfa_offset 16 .cfi_offset %rbp, -16 movq %rsp, %rbp .cfi_def_cfa_register %rbp movb $0, 12(%rdi) movabsq $8391162081026721108, %rax # imm = 0x7473657454534554 movq %rax, (%rdi) movl $1415071060, 8(%rdi) # imm = 0x54584554 popq %rbp .cfi_def_cfa %rsp, 8 retq .Lfunc_end0: .size cpuid_0, .Lfunc_end0-cpuid_0 .cfi_endproc # -- End function .globl main # -- Begin function main .p2align 4, 0x90 .type main,@function main: # @main .cfi_startproc pushq %rbp .cfi_def_cfa_offset 16 .cfi_offset %rbp, -16 movq %rsp, %rbp .cfi_def_cfa_register %rbp pushq %rbx subq $24, %rsp .cfi_offset %rbx, -24 leaq -21(%rbp), %rbx movq %rbx, %rdi callq cpuid_0 movl $.L.str.3, %edi movq %rbx, %rsi xorl %eax, %eax callq printf xorl %eax, %eax addq $24, %rsp popq %rbx popq %rbp .cfi_def_cfa %rsp, 8 retq .Lfunc_end1: .size main, .Lfunc_end1-main .cfi_endproc # -- End function .type .L.str.3,@object # @.str.3 .section .rodata.str1.1,"aMS",@progbits,1 .L.str.3: .asciz "VendorID=\"%s\"\n" .size .L.str.3, 15 .ident "FreeBSD clang version 11.0.1 ([email protected]:llvm/llvm-project.git llvmorg-11.0.1-0-g43ff75f2c3fe)" .section ".note.GNU-stack","",@progbits .addrsig 15-17行目が文字列を書き換えている部分です。この部分をCPUID命令の呼び出しに書き換えます。 ccpuid.mod.s: .text .file "ccpuid.c" .globl cpuid_0 # -- Begin function cpuid_0 .p2align 4, 0x90 .type cpuid_0,@function cpuid_0: # @cpuid_0 .cfi_startproc pushq %rbp .cfi_def_cfa_offset 16 .cfi_offset %rbp, -16 movq %rsp, %rbp .cfi_def_cfa_register %rbp movb $0, 12(%rdi) pushq %rbx pushq %rcx pushq %rdx xorl %eax, %eax cpuid movl %ebx, (%rdi) movl %edx, 4(%rdi) movl %ecx, 8(%rdi) popq %rdx popq %rcx popq %rbx popq %rbp .cfi_def_cfa %rsp, 8 retq .Lfunc_end0: .size cpuid_0, .Lfunc_end0-cpuid_0 .cfi_endproc # -- End function .globl main # -- Begin function main .p2align 4, 0x90 .type main,@function main: # @main .cfi_startproc pushq %rbp .cfi_def_cfa_offset 16 .cfi_offset %rbp, -16 movq %rsp, %rbp .cfi_def_cfa_register %rbp pushq %rbx subq $24, %rsp .cfi_offset %rbx, -24 leaq -21(%rbp), %rbx movq %rbx, %rdi callq cpuid_0 movl $.L.str.3, %edi movq %rbx, %rsi xorl %eax, %eax callq printf xorl %eax, %eax addq $24, %rsp popq %rbx popq %rbp .cfi_def_cfa %rsp, 8 retq .Lfunc_end1: .size main, .Lfunc_end1-main .cfi_endproc # -- End function .type .L.str.3,@object # @.str.3 .section .rodata.str1.1,"aMS",@progbits,1 .L.str.3: .asciz "VendorID=\"%s\"\n" .size .L.str.3, 15 .ident "FreeBSD clang version 11.0.1 ([email protected]:llvm/llvm-project.git llvmorg-11.0.1-0-g43ff75f2c3fe)" .section ".note.GNU-stack","",@progbits .addrsig CPUID命令は、EBX,EDX,ECXの3つのレジスターの値を破壊するので予めスタックに退去(18-20)してCPUIDに関連するが終わったら復帰しています(26-28)。 EAXにファンクションコードの0をセットし(21)、CPUIDを実行し(22)、EBX,EDX,ECXにセットされた値をmainが用意した領域に書き込んでいます。 コンパイルと実行: % clang -o ccpuid ccpuid.mod.s % ./ccpuid VendorID="GenuineIntel" [https://paiza.io/projects/PeVFnl32xTiMAYvR8yNYzw?language=c (参考)GCCの__asm__拡張での実装例]: void X86CPUID( int param, unsigned *eax, unsigned *ebx, unsigned *ecx, unsigned *edx ) { __asm__( "cpuid" : "=a" (*eax), "=b" (*ebx), "=c" (*ecx), "=d" (*edx) : "0" (param) ); } int main(void){ char str[12+1]; unsigned int eax; str[12] = 0; X86CPUID(0, &eax, (unsigned *)str, (unsigned *)(str + 8), (unsigned *)(str + 4)); printf("CPUID/VenderID = \"%s\"", str); } GASの命令は一般的に、ニーモニック 転送元 転送先という形式をしています。例えば、次のようなmov命令があります。 movb $0x05, %al これは、16進数の数値5をレジスタalにコピーする。 アドレスを示すオペランドは、最大4個のパラメータを取ることができる。これはディスプレイスメント(ベースレジスタ, オフセットレジスタ, スケーラ)の形式をとります。 これは、インテル記法での[ベースレジスタ + ディスプレイスメント + オフセットレジスタ * スケーラ]という表記と同じ意味です。 パラメータ注の数値部分のいずれかあるいは両方は省略可能であり、同時に、レジスタ部分の一方は省略可能です。 movl -4(%rbp, %rdx, 4), %rax # 完全な例: (rbp - 4 + (rdx * 4))のアドレスの内容をeaxに転送する movl -4(%rbp), %rax # よくある例: スタックの値をraxに転送する movl (%rcx), %rdx # オフセットのない場合: ポインタの指す内容をレジスタに転送する leal 8(,%rax,4), %rax # 算術演算の例: raxに4を掛け8を足したアドレスをraxに格納する leal (%rax,%rax,2), %rax # 算術演算の例: raxの指す値を3倍したアドレスをraxに格納する なお。「#」はWindows版NASMでのコメントアウトの記号です。その行でのコメントアウト以降の文字列は、アセンブルからは除去される。 Linuxなどウィンドウズ以外の場合では、コメントアウト記号がセミコロン「;」になっている場合もあるので、適宜に応用のこと。 「pushl」とか「movl」とか、プッシュ命令やムーブ命令のうしろにエル「l」がサフィックスです。 データサイズなどを指定するためにサフィックスを指定する必要がある。 GASのアセンブリ命令では、一般にオペランドがどのサイズのデータを扱うか指定するために、b、s、w、l、q、tのいずれかの文字をオペランドの最後に付ける。これをサフィックスという。 b: バイト(8ビット) s: ショート (16ビット整数)またはsingle(32ビット浮動小数点数) w: ワード(16ビット) l: ロング(32ビット整数または64ビット浮動小数点数) q: クワッド(64ビット) t: 10バイト(80ビット浮動小数点数) サフィックスが指定されていない場合、GASはメモリをオペランドにとる命令はサイズを特定できない。転送先あるいは転送元がレジスタの場合、レジスターオペランドのサイズからサイズを推定できる。 GNU gas ドキュメントのページで、gas についてもっと知ることができる。 https://sourceware.org/binutils/docs-2.37/as/ X86_Assembly/GAS_Syntax
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植物は生物の一群で、光合成によって自己生産し、細胞壁を持ち、自己を移動させることができないという特徴を持っています。 緑色の色素を持ち、陸地や水中で生息しており、草原、森林、山岳地帯、湿地、海岸など、様々な場所に存在します。 多くの種類があり、木や花、葉、果物、野菜など、私たちにとって身近な存在となっています。 代表的な種としては、木や草、シダ植物、サボテン、オーキッド、バナナ、トマト、キャベツ、スイカなどが挙げられます。 ※注意:上記の表は、あくまでも一般的な理解に基づいたものであり、学術的な分類や定義と異なる場合があります。 {{コラム|ドメイン|2=生物学におけるドメインとは、生物の分類上の最上位の階層であり、3つの主要なドメインがあります。それらは、真核生物ドメイン(Eukarya)、細菌ドメイン(Bacteria)、および古細菌ドメイン(Archaea)です。 真核生物ドメインには、真核細胞を持つ生物が含まれます。真核細胞は、細胞核という明確な核を持ち、細胞膜によって囲まれた細胞小器官を持ちます。このドメインには、植物、動物、菌類、原生生物などが含まれます。 細菌ドメインには、細胞壁を持つ細胞があり、細胞核がない原核生物が含まれます。これらの生物は、環境中で最も一般的であり、多くの場合、人間の身体内にも存在します。細菌は、多様な形状、サイズ、および生存戦略を持っています。 古細菌ドメインには、より極端な環境に適応した原核生物が含まれます。これらの生物は、高温、高圧、高塩濃度、および極端な酸性またはアルカリ性など、厳しい環境条件で生存できます。古細菌は、温泉や海洋底など、特定の場所に多く存在しています。
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法学>民事法>コンメンタール民法>第4編 親族 (コンメンタール民法) (夫婦である養親と未成年者との離縁) 第811条の2 養親が夫婦である場合において未成年者と離縁をするには、夫婦が共にしなければならない。ただし、夫婦の一方がその意思を表示することができないときは、この限りでない。 ---- {{前後 |民法 |第4編 親族 第3章 親子 第2節 養子 |民法第811条(協議上の離縁等) |民法第812条(婚姻の規定の準用) 811の2
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (公判審理の方法) 第350条の24 第350条の22の決定のための審理及び即決裁判手続による審判については、第284条、第285条、第296条、第297条、第300条から第302条まで【第300条、第301条、第301条の2、第302条】及び第304条から第307条まで【第304条、第305条、第306条、第307条】の規定は、これを適用しない。 即決裁判手続による証拠調べは、公判期日において、適当と認める方法でこれを行うことができる。 2016年改正において以下のとおり改正。 「証拠収集等への協力及び訴追に関する合意」の章が挿入されたことによる「第350条の10」から条数の繰り下がり。 参照条項の条数繰り下がりに伴う改正。 刑事訴訟手続きから除外される規定 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第2編 第一審 第5章 即決裁判手続 第2節 公判準備及び公判手続の特例 |第350条の23(必要的弁護) |第350条の25(即決裁判手続きによる審判の決定の取消し) 350の24 350の24
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]] ---- Jar (Java ARchive) 形式。 Javaソースコード。 音声編集ソフトJokosherの保存形式。 JPEG。写真等によく用いられる圧縮画像形式。 JPEG。写真等によく用いられる圧縮画像形式。 JavaScriptソースコード データ記述言語JSONで書かれたテキストファイル JMeterログ JPEG XR。写真等に用いられる画像形式。
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障害者自立支援法施行規則(最終改正:平成二一年六月二九日厚生労働省令第一二二号)の逐条解説書。
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ページの作成:「法学>民事法>商法>会社法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社 (コンメンタール会社法)>第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法) ==条文== (業務の執行の社外取締役への委託) ;第348条の2 # 株式会社(指名委員会等設置会社を除く。)が社外取締役を置いている場合において、当該株式会社と取締役との利益が相反する…」
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ベルリンの壁が崩壊したこと、ソビエト連邦経済が停滞したことにより、冷戦が1989年ごろに終結する。 1989年、竹下内閣のもとで消費税が成立して実施された。 しかし政治資金の疑惑により(リクルート事件)、退陣した。 つづいて、宇野宗佑(うの そうすけ)内閣では、(リクルート事件の影響もあってか)1989年7月の参議院選挙で自民党が大敗し(社会党が躍進)、宇野内閣はわずか2か月で退陣した。(衆議院でなく参議院での大敗なの、自民党政権のまま。) 宇野内閣の次の、海部俊樹(かいふ としき)内閣では、湾岸戦争への国際貢献の対応に追われた。 つづいて宮沢喜一(みやざわ きいち)内閣では、国連平和維持活動協力法(PKO法)を成立させた。 しかし、1992年に佐川急便事件やゼネコン汚職などの大企業との癒着(ゆちゃく)が明るみに出て、国民の政治不信が高まった。 そして、1993年6月には自民党内が小選挙区制をめぐって分裂し、1(社会党などの野党から)内閣不信任案が出され衆議院で可決し、7月の総選挙で自民党が敗北し、自民党は野党になった(55年体制の終わり)。 そして、非自民8党の連立政権が与党となり、日本新党の細川護熙(ほそかわ もりひろ)を首相にした。 なお、このときの非自民8党派は、社会党・新生党・公明党・日本新党・民社党・新党さきがけ・社会民主連合・民主改革連合、の8つ。 細川内閣は、選挙制度改革をして小選挙区比例代表並立制を成立させた。 後継の新生党の羽田孜(はた つとむ)内閣は、短命に終わった。 そして、社会党と自民党が連立し、1994年6月に社会党委員長 村山富市(むらやま とみいち)を首相とする村山内閣が成立する。 そして社会党は、自衛隊・日米安保の容認をするなど、従来の党の方針を大幅に転換させた。 ※ 検定教科書には新進党の結成について書かれている。 (1995年1月17日に阪神淡路大震災が起き、6000人以上の死者が出た。) 1996年に村山内閣は退陣し、自民党総歳の橋本龍太郎(はしもと りゅうたろう)が連立政権を引き継いだ。 社会党は党名を社会民主党に変更した。 橋本内閣は、財政改革のため、消費税を5%に引きあげたが、アジア通貨危機の時期と重なり、景気は後退した。 そして、1997年、都市銀行のひとつの北海道拓殖銀行が破綻し、大手証券会社のひとつの山一證券も破綻した。 これらの結果、日本の不況が深刻化した。 (湾岸戦争や、1995年1月に阪神大震災、1995年3月にオウム真理教による地下鉄サリン事件などが発生し、日本は安全保障をみなおす必要にせまられた。) {{コラム|(※ 範囲外: )「地下鉄サリン事件」| 「サリン」とは、猛毒物質の一種である。 宗教団体のひとつであるオウム真理教は、1995年3月20日、サリンを東京都内の地下鉄に散布するというテロを実行した。このテロの被害によって、11人の死者と、5000人を超える重軽傷者を出した。 なお、サリンは第二次大戦中にドイツが開発していた物質でもあり、海外からは、日本で化学兵器を用いたテロが起きたとして注目された。 橋本龍太郎、1996年、クリントン大統領が来日して日米安保共同宣言 小渕恵三(おぶち けいぞう) 周辺事態法、国旗国家法、通信傍受法 2000年に小渕は病死し、後継の森喜朗(もり よしろう)内閣が成立したが(自民党・公明党・保守党の連立政権)、しかし国民の支持が得られず支持率が低迷し、2001年に森内閣は総辞職した。 森内閣の後継で小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう)内閣が2001年4月に成立した。 検定教科書では、「地上げ」とか紹介。なお、「地上げ」とは、不動産業者が強引な方法で住民を立ち退かせ、更地にして転売すること高橋秀樹 ほか著『ここまで変わった日本史教科書』吉川弘文館、2016年10月1日 第2刷発行、P185。 毎日新聞社の撮影した、地上げされた土地の写真が有名で(周りが空き地になった中、一軒だけ古い家屋のある写真)、検定教科書にもその毎日新聞の写真がよくあるのだが、本wikiでは権利の都合で省略。 ディスコの写真もあったり(いわゆる「ジュリアナ東京」)。 ※ ジュリアナは店舗名なので覚えなくていい ※ なお、ジュリアナ東京の開店の時期は、じつはバブル崩壊後の1991年である高橋秀樹 ほか著『ここまで変わった日本史教科書』吉川弘文館、2016年10月1日 第2刷発行、P185(※ 覚えなくていい)。 検定教科書でも、きちんとバブル崩壊後の1991年の開店だと補足している。 ※ その他、1985年のプラザ合意などは、本wikiでは『政治経済』科目のほうで説明してある・・・はず。電電公社→NTT といった民営化についても、検定教科書では日本史でも触れているが、本wikiでは『政治経済』で扱う。 90年代の円ドル為替は円高の傾向であり、1995年には1ドル80円台に達した。 このような理由もあって製造業などの大企業は、生産拠点を海外に移した。このため、しだいに国内産業の空洞化が、危惧(きぐ)されるようになった。 {{コラム|※ 範囲外: 日米協議と年次改革要望書| 80年代ごろから日米の貿易問題が深刻になり、何度か日米間で会議が開かれた。 アメリカは1988年には包括通商法を改正して、不公平な貿易相手国に輸入制限や高関税などの報復措置(ほうふくそち)をとれるようにするスーパー301条を制定した。 このため日本は、市場開放に前向きにならざるをえなくなった。そして、1989年には日米構造協議が開かれ、1993年には日米包括協議が開かれた。 89年の会議では、日本の市場開放、および、そのための規制緩和の方針が求められた。そして1993年の協議では、より具体的なことが決定し、「大規模小売店舗法」(大店法)の規制緩和の方針が決まった。(のちの橋本龍太郎内閣で、大店法の規制緩和の方針の改正法案が成立した。) 1991年には、アメリカからの強い要望で、牛肉・オレンジの輸入自由化が決まった。 それとは別に、1994年からアメリカ政府は日本政府に年次改革要望書を提出し、この要望書で、さまざまな要求をした。2009年の民主党の鳩山内閣で年次改革要望書が廃止されるまで、さまざまな要望がアメリカから出された。 ウィキペディア日本語版の記事によると、年次改革要望書によって実現した政策は、 と多い。 ※ 範囲外: なお、90年代後半における農業分野の市場開放については、アメリカからの要望のほかにも、1986年から交渉開始され1994年に合意したウルグアイ・ラウンドという国際協定の影響もある。日米交渉だけで決まったのではない。(詳しくは高校「政治経済」で習う。)なお、このウルグアイラウンドによって、世界貿易機関(WTO)が1995年に設立された。なお、知的財産権についても、ウルグアイ・ラウンドでは話し合いが行われた。 1995年の村山政権では、日本による過去の(アジアへの)侵略と植民地支配を謝罪する内容の村山談話(むらやま だんわ)が発表された。 2001年4月に成立した小泉純一郎(こいずみ じゅんいちろう)内閣は、自民党・公明党・保守党の連立政権であった。 小泉政権は「聖域なき構造改革」をスローガンに、経済政策や行財政では新自由主義を採用し、郵政民営化や、労働の規制緩和を行った。 小泉は自民党総裁の任期満了にともない、2006年に小泉は首相を辞職し、後継の内閣は安倍晋三(あべ しんぞう)内閣になった。 小泉政権のころから自民党は、公共事業を削減したり、地方交付税を削減したため、地方格差が目立つようになった。 また、非正規労働者は、この頃から急増したと思われる。 {{コラム|検定教科書に無い話題| 「郵政解散」の用語は無い。当然、「小泉劇場」とかのフレーズも無い。 しかし、いちぶの検定強化書で、解散総選挙をしたことは書かれている。 2005年の8月の参議院で郵政民営化法案が否決されたとき、小泉は衆議院を解散して総選挙を行って、選挙に圧勝し、民営化が民意に支持されてることを主張した。 そして選挙後の10月、郵政民営化法案が可決された。 また、郵政民営化をめぐって対立した政治家の亀井静香(かめい しずか)や、亀井の創設した国民新党の説明も無い。 小泉の民営化改革は、郵政民営化のほかにも、道路関係四公団の民営化がある。 また、実質的な地方交付税の削減である、地方への財源移譲の改革もある。(東京のように富める自治体は、ますます富むが、地方の貧しい自治体は、ますます貧しくなる。) {{コラム|規制緩和や民営化の元ネタは小泉政権ではなく中曽根政権である| 現在(2018年に記述)の政治評論などでは、よく、小泉政権が、民営化路線や規制緩和路線の政策の代表例として挙げられることが多い。 しかし、1980年代の中曽根内閣のころから、民営化も規制緩和も、実行されていた。中曽根内閣のころにも、電信電話公社(現在のNTT)や国鉄(現在のJR)や専売公社(現在のJT)が民営化された。 労働者の「派遣」社員制度の規制緩和についても同様に、けっして小泉政権が元ネタではなく、中曽根政権が元ネタである。小泉政権時代の2004年にも規制緩和が進んだが、しかし1986年の中曽根内閣のころから既に「派遣法」があって派遣制度は存在し、その後も規制緩和の方針での法改正が1993年・1996年とつづいたのである。けっして小泉が最初に派遣の規制緩和を考えたわけではない。 さらに中曽根政権の前の鈴木内閣で既に、いちぶの行政の民営化の方針が決められていたのであり、その後の中曽根政権はその民営化方針を実行したにすぎない。 (※ 範囲外)20世紀末期~21世紀初頭の日本の規制緩和は、官僚側の視点で見れば、官僚による政策立案の仕事が減ったことでもある。フランスの官僚は政策立案もするのが普通。アメリカやイギリスの官僚は政策立案をしないのが普通。日本は21世紀になるころから、官僚の仕事内容がフランス型から米英型になったのである。政策立案の仕事がしたい人は、官僚や公務員などを目指すのではなく、政治評論家とかシンクタンク研究員とか政治学者とか、別の仕事を目指そう。 昭和の小説『官僚たちの夏』の時代とはもう違うのである。 {{コラム|(※範囲外 :)兵法と国会戦術| 軍事学ですが、戦術論では、中国の兵法書『六韜』(りくとう)で、仮想敵国を滅ぼすための外交戦略として、 「交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。 交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。 そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。 という格言があります。 つまり、敵意を隠して、敵対勢力の中にある不合理なものを自分の気持ちにウソをついて褒めることにより、そのウソを真に受けた敵集団の中での不合理なものの割合を増大させることができるので、効率的に侵略できる、という戦術です。 実際、平成の日本国内の国政でも、国会の政局論争でも、失言などによって政党支持率を低下させた党首ほど、なぜか対立野党が褒め称えるという現象がありました。自民党の森政権の時代、2001年の『えひめまる沈没事故』やゆとり教育などに関して、自民党が日本国民から嫌われて自民の支持率が下がったとき、野党(民主党など)は当初は政権を攻撃していましたが、 しかし自民党が総理・党首を変えようとすると(のちに小泉潤一郎が総理になる)、野党の民主党党首の鳩山由紀夫は、 「なぜ変えるのか?総理を変える必要はない」と言った感じのことを国会論戦で言いました。これは普通にテレビ報道されているシーンです。 野党からすれば、国民から嫌われた自民党党首のままで居てくれたほうが、次回の選挙がラクになるので、だから将来の選挙を見越して、その前の国会の会期中にはあえて対立政党の問題点を批判しないでむしろ選挙前のテレビ番組出演の可能期間までに取っておくために国会では対立政党の弱点を褒めておくという国会戦術すら存在するくらいなのです。 ただし、具体的な問題点(および問題の無い点)を明示する批評にしか、価値はありません。世の中には、曖昧な言葉でケチつけて、具体的な問題点を指摘しないことにより、達者ぶりたがることが好きなヘンな人がいます。それやってる人間は一片たりとも信用しないのが良いでしょう。 また、別の注意点として、政治の世界だと、この現象(「教えてくれる人が偉い」)を逆手にとって悪用して、大して情報価値の無い些細な事をまるで押し売り的に敵対勢力の若者・新人などに教えて、「教える側の自分が、さも相手より上位である」かのように周囲に印象づけようとする姑息(こそく)な手口もあります。 アメリカ同時多発テロが2001年9月11日に起き、アメリカのブッシュ大統領が対テロ戦争(the war on terror)の方針を打ち出すなどすると(そしてアメリカ軍は、テロ首謀者の潜伏しているとみられるアフガニスタンの一地域を空爆などによって攻撃し、テロ組織を支援しているとみられるタリバン政権を打倒した。)、日本の小泉政権は積極的にアメリカの方針を支持した。そして2001年10月に日本ではテロ対策特別措置法が成立した。 そして日本は、多国籍軍支援のため、海上自衛隊をインド洋に給油活動のため派遣した。 その後の2003年3月にアメリカのブッシュ政権がイラク戦争を開戦すると、アメリカはただちにフセイン政権を打倒し、アメリカ軍はイラク占領に入った。(このイラク占領では、中東アジア系勢力によるものと見られるテロが多発し、アメリカ軍は苦しめられる事になる。) そして日本は同年7月にイラク復興支援特別措置法を成立させ、イラク復興活動として自衛隊をイラクに派遣した。(2009年2月まで、イラクに自衛隊が派遣されていた。) (なお、アメリカ軍は2011年12月にイラクから撤退する。) {{コラム|検定教科書に無い話題| 小泉政権は、その圧倒的な支持率により、それまでタブーとされてきた「日米同盟」など表現を国民に提唱した。 小泉以前の日本では、憲法によって、日本は「戦力」をもたないというタテマエのため、自衛隊を軍隊とみなす発言はタブー(禁句)的な扱いであり、そのような事情もあり、マスコミも公文書も小中高の教科書も 日米安全保障 のことを「日米同盟」とは呼ばなかったが、しかし小泉は積極的に「日米同盟」という用語を使った。 もっとも、自衛隊にイラクなどに派遣する際には、派遣先の地域については「非戦闘地域」であるという表現を、小泉政権は使った。 また、小泉は、A級戦犯をまつっているとされる靖国(やすくに)神社に首相として公式参拝した。 2002年に小泉純一郎首相は北朝鮮を訪問して北朝鮮の金正日朝鮮労働党総書記と会談して、日朝平壌宣言(にっちょうピョンヤン宣言)を結び、これによって北朝鮮による拉致(らち)被害者の一部の帰国が実現した。 しかし、日朝の国交は(2018年の)いまだに正常化していない。 (※ 範囲外: )日朝平壌宣言を見ても、そのどこにも「拉致」や「不審船」などの表現は無い田原総一郎『ホントはこうだった 日本近現代史 3 中曽根政権から豊かな時代の崩壊』、ポプラ社、2013年3月15日 第1刷 発行、153ページ、東大院の教授松原隆一郎の見解。この事から、この宣言は、(形式上は)北朝鮮が拉致を謝罪をしたものではない。 当時の北朝鮮の思惑として、よく言われている説は、おそらくは北朝鮮は拉致を事実を認める代わりに、日本からの経済援助や国交樹立などを引き出そうとしたのだろうと思われている。しかし、日本の世論が北朝鮮の拉致に対して怒ったためか、北朝鮮との国交樹立などは行われていない。さて、道徳教育で「よく悪いことをしたら、素直に謝りなさい」と指導されるが(たとえば米国ワシントン大統領の少年時代の桜の木を折りましたの創作逸話みたいな)、北朝鮮からすれば悪事を認めて謝罪したのにかかわらず、謝罪前より日本との友好関係が悪化したので、当然に北朝鮮からすればこれ以上は日本に何かの謝罪や譲歩をする必要は無くなり、よって北朝鮮の態度はしだいに強硬化していき、現在に至る。 小泉純一郎の辞職後、約1年で首相が交代する期間が2009年まで続いた。 この2006〜2009の期間の自民党内閣は、安倍晋三・福田康夫・麻生太郎の内閣である。 {{コラム|検定教科書に無い話題| 2006年の安倍政権の時の、中華人民共和国での反日デモの激化。 2008年にアメリカで起きた金融恐慌の影響を麻生内閣は受け、自民党の支持率は大幅に下がった。そして2009年の選挙では民主党が圧勝して第一党となり、民主党の鳩山由紀夫(はとやま ゆきお)内閣が成立した。 このときの民主党政権は、民主党・社民党・国民新党の連立政権である。 鳩山内閣は、子ども手当ての支給などの政策を行った。 しかし、沖縄のアメリカ軍の普天間(ふてんま)基地の移設問題で、行きづまり、鳩山は首相を辞職し、2010年、おなじ民主党の菅直人(かん なおと)に内閣を交代をした。 菅直人内閣の時代には、尖閣諸島の周辺で中国漁船が領海侵犯した事件により(尖閣諸島不審船事件)、日中関係が悪化した。 菅直人内閣の時代の2011年3月11日、東北沖を中心とする大地震が起き、東北地方を中心に大津波により壊滅的な被害を受けた。震災・津波による死者は約2万人となった。 そして、東京電力福島第一原子力発電所では、津波などの被害により、大量の放射性物質もれをする深刻な事故になり、多数の近隣住民が避難する事態となった。 これらの事故の対応で民主党は批判をあび、2011年に菅直人は政権を同じ民主党の野田佳彦(のだ よしひこ)にゆずった。 2012年の衆議院選挙で民主党は大敗し、自民党政権となり、自民党の安倍晋三(あべ しんぞう)内閣(第2次)が成立した。 (※ 日本の国会について、検定教科書で教えられてるのは、ここらへんまで。第二次安倍政権の内容について、経済政策を簡潔に説明している教科書もある。) 文化については、1970年代から、もう検定教科書で、あまり紹介していない。このため、1980年代に流行したファミコンなどの家庭用ゲーム機も、教科書では、まったく触れられないのが通常である。 ※ 中学の検定教科書では、いちぶの教科書で、巻末や巻頭の写真などでファミコンが紹介されてる。また、高校の山川の図説資料集(史料ではなく資料集。写真などの多いタイプの書籍のほう)でもファミコンの画像が紹介されている。 {{コラム|ファミコンについて勘違いしやすい点| ※ 暗記は不要。 ※ 教員、指導者用のコラム。 ファミコン以前にも、家庭用ゲーム機は販売されていた。しかし、ファミコンは売れ行きがケタ違いに高かった(世間では、ときどき、てっきり、ファミコンが日本初の家庭用ゲーム機だと誤解している人がいる)。なので、小中高の教育の段階では、ファミコンを優先的に紹介するのは意義がある。 なお、世界初の家庭用ゲーム機は欧米産のオデッセイ。 日本初の家庭用ゲーム機はエポック社のテレビテニス。 ファミコンと上記のゲーム機との差異についての説明は、省略する。小中高の公教育のレベルを超えるので。 {{コラム|副教科で紹介されてるゲームソフトなど| ※ 暗記は不要。 ※ 教員、指導者用のコラム。 中学高校の音楽の教科書や副教材などで、過去に、ドラゴンクエストのテーマ曲が紹介されてたりしたこともあった。ときどき、ファイナルファンタジー シリーズの曲も掲載される(FF4やFF10の曲などが過去に学校教材に掲載されたことがあった)。 高校の美術の教科書で、『ゼルダの伝説』が紹介されたこともあった。 また音楽の教科でも、ゼルダを出してる企業の任天堂(にんてんどう)の出しているゲームの『Mother』(マザー)シリーズの曲が学校教材に掲載されたことがあった。 ドラクエとゼルダ、ともに西洋風の中世風ファンタジーを題材にした作品であることも興味ぶかい。ファイナルファンタジーのシリーズも、シリーズ当初は西洋風の中世風ファンタジーを題材にした作品であった。 なおゲーム以外にも、それぞれの時代の歌謡曲など、いくつか学校音楽の教材に掲載されたこともあるし、いまでも、たびたび、一昔前に流行した歌謡曲が掲載される。アニメの主題歌なども、いくつか掲載されたこともあった。 ところで文芸のほうでも世界史では、西洋風の中世風ファンタジーをトールキンという作家が20世紀中期に『指輪物語』という長編小説を書いている。(世界史Bのほうで、帝国書院の世界史Bの教科書でトールキンと『指輪物語』が紹介されている。トールキンは第二次世界大戦の前に書いていたが、発表が戦後になり、影響も戦後になって出てきたこともあり、教科書では戦後史として紹介されている。) この指輪物語が、その後の日本のファンタジー作家にも大きな影響を与えたと考えられている。 90年代からのインターネットなどの技術が文化に及ぼした影響についても、歴史科目では多くの教科書では、あまり触れられてない。(しかし、『情報』教科のほうで、インターネットについては触れられる可能性はある。) 第一学習社の日本史Aの教科書で、歌声合成ソフトの『初音ミク』(はつねみく)が2010年ごろに流行したことを紹介している。 帝国書院の世界史Bの教科書で、本文中ではなく図表だが、20世紀後半の文化として、音楽ではビートルズとか取り上げてる一方、マンガやアニメではともに日本人の作品の『ドラゴンボオール』と『AKIRA』を取り上げている。 20世紀後半の1990年代から、21世紀の始めのほうの2001年の頃にもなると、日本のマンガやアニメの評価が世界的に高まり、娯楽性だけでなく芸術性も評価されるようになり(※ 東京書籍がそう言ってる)、アニメ監督の宮崎駿(みやざき はやお)の作ったアニメが国際的な賞を受賞した。(※ 東京書籍の日本史Bの教科書がそう言ってる。 ※ 宮崎以外の作家にも、フランスのカンヌ映画祭(正確にはカンヌ映画祭から独立したアヌシー国際アニメーション映画祭)などを受賞している日本人アニメ作家はいるが(※ フランスでは、日本のアニメの人気がとても高く、20世紀後半には、映画アニメではない一般の日本産テレビアニメの視聴率がフランスで50%超えや80%超えをする場合もあった)、フランスで表彰されているアニメ作家やマンガ家などは多数いるので、教科書としては紹介しきれない。なお、宮崎のアニメはフランスの賞の受賞のほか、イタリアのヴェネチア国際映画祭も受賞している。 {{コラム|サブカルチャーとは何か?| ※清水書院の教科書で「サブカルチャー」の用語が紹介されている。 まず、文化のうち、商業を無視した文化で、比較的に権威のあるとされる文化がメインカルチャーです。「メイン」とは「主流」とかの意味です(清水書院「公共」の見解)。 なにがメインカルチャーかは教科書では紹介されていないですが(そもそもメインカルチャーの用語自体、紹介されていない)、たとえば古典芸能やクラシック音楽などがメインカルチャーでしょう。 一方、ファッションやアニメやゲームなどは、商業が主体なので、サブカルチャーです(清水書院「公共」の見解)。少なくとも、一般的な社会科学的な分類ではそうです。 「サブ」とは「副次的」とかの意味です(清水書院「公共」の見解)。 サブはメインの対義語です。 ※ よく世間には渋谷系カジュアルを「サブカル」といっている人がいますが、誤用なので無視しましょう。渋カジだけでなく、それらと対立していたアニメ文化人たちも同様の誤用をしており、頭の程度がアレです。もちろん検定教科書では、こんな細かいことまでは話していない。 なお、若者文化のことは「ユース カルチャー」youth culture といいます(※ 清水書院の検定教科書に書いてある)。 ※ 言葉は正しく使いましょう。若者文化のつもりで「サブカル」とか「アニメ文化」とか言うの、やめましょう。だいたい漢字で「若者文化」といえば済むのにそのほうが文字数も少ないのに(サブカルチャーは6文字、アニメ文化は5文字)、知ったかぶりで「サブカル」とか「アニメ文化」とか言うの、無知なくせに自分を知識人だと勘違いしている匂いがプンプンするので、すごくみっともないです。 ※ ある有名なアニメ評論家が、「サブカルチャー」とは別に「アニメ文化」を分類していたのですが、しかし清水書院の高校「公共」教科書の著者の学者たちは、そのアニメ評論家の分類を全否定しているわけです。もちろん、渋谷カジュアルがあたかもサブカルチャーの代表者みたいなツラするのも、サラッと完膚なきまでに清水書院は否定しているわけです。このように、何かの用語の定義には、知見の本質が表れます。用語の定義とは、実はすごく知見が問われて、難しいことなのです。 日本史Bの検定教科書で、明成社(という教科書会社がある)の検定教科書で、2010年における日本の畜産農業での口蹄疫(こうていえき)の感染拡大について記述されている。 2010年のこの口蹄疫の感染拡大の出来事じたいは、単なる病原菌の感染拡大という生物学的な現象であるが、しかし当初、この問題は、テレビの地方局や地方新聞などを除いて、全国規模のテレビ放送局や全国規模の新聞などでは報道されなかった。 現代では、民主主義を成り立たせるための前提として、国民がマスメディアを活用して情報収集する必要があるが、ともすれば行政は国民を見下し、「パニックを防ぐ」などの名目で情報は隠されやすい。 同じような 行政による情報を隠す行為は、2011年の原発事故のときにもあった。 災害が起きているにもかかわらず、行政はただひたすら「安心してください」と根拠も述べずに、国民を無知なものと見下して命令するだけであった。(のちに全国的に報道され、批判されるようになった。) 他にも、民主党政権時代での、尖閣諸島の中国不審船の侵入事件などでも、当初、行政は、証拠とされるビデオ映像などを非公開としており、情報を隠していた。 そして行政だけでなく、本来はそれを監視する立場であるはずのマスメディアですら、取材をラクにしたいなどの理由だろうからか、取材先にあたる機関などの意向にしたがった報道をする事態もたびたび発生している。(上記の口蹄疫の問題がそうであろう。) しかも残念なことに、日本国内についての出来事の報道でなく、国際問題などの報道についても、マスコミ各社が取材をラクにするための理由などで、本来なら独裁国家などであると報道しなければならないような外国ほど、マスコミは好意的に報道するという事態も、過去に何度か発生した。 実例として、21世紀の今では独裁国家だと言われている北朝鮮ですら、昭和の戦後の時代の日本のマスコミ報道では「地上の楽園」であるとして大手のマスメディアなどで報道されていた時代もあった。
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コンメンタール>コンメンタール労働>労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 (労働基準法の適用に関する特例) 第44条 同法第3条、第5条及び第69条の規定(これらの規定に係る罰則の規定を含む。)を適用する。 派遣中の労働者の派遣就業に関しては、派遣先の事業のみを、派遣中の労働者を使用する事業とみなして、第32条、第32条の2第1項、第32条の3、第32条の4第1項から第3項まで、第33条から第35条まで、第36条第1項、第40条、第41条、第60条から第63条まで、第64条の2、第64条の3及び第66条から第68条までの規定並びに当該規定に基づいて発する命令の規定(これらの規定に係る罰則の規定を含む。)を適用する。この場合において、同法第32条の2第1項中「当該事業場に」とあるのは「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(以下「労働者派遣法」という。)第44条第3項に規定する派遣元の使用者(以下単に「派遣元の使用者」という。)が、当該派遣元の事業(同項に規定する派遣元の事業をいう。以下同じ。)の事業場に」と、同法第32条の3中「就業規則その他これに準ずるものにより、」とあるのは「派遣元の使用者が就業規則その他これに準ずるものにより」と、「とした労働者」とあるのは「とした労働者であって、当該労働者に係る労働者派遣法第26条第1項に規定する労働者派遣契約に基づきこの条の規定による労働時間により労働させることができるもの」と、「当該事業場の」とあるのは「派遣元の使用者が、当該派遣元の事業の事業場の」と、同法第32条の4第1項及び第2項中「当該事業場に」とあるのは「派遣元の使用者が、当該派遣元の事業の事業場に」と、同法第36条第1項中「当該事業場に」とあるのは「派遣元の使用者が、当該派遣元の事業の事業場に」と、「これを行政官庁に」とあるのは「及びこれを行政官庁に」とする。 労働者派遣をする事業主の事業(以下この節において「派遣元の事業」という。)の労働基準法第10条に規定する使用者(以下この条において「派遣元の使用者」という。)は、労働者派遣をする場合であって、前項の規定により当該労働者派遣の役務の提供を受ける事業主の事業の同条に規定する使用者とみなされることとなる者が当該労働者派遣に係る労働者派遣契約に定める派遣就業の条件に従って当該労働者派遣に係る派遣労働者を労働させたならば、同項の規定により適用される同法第32条、第34条、第35条、第36条第1項ただし書、第40条、第61条から第63条まで、第64条の2若しくは第64条の3の規定又はこれらの規定に基づいて発する命令の規定(次項において「労働基準法令の規定」という。)に抵触することとなるときにおいては、当該労働者派遣をしてはならない。 派遣元の使用者が前項の規定に違反したとき(当該労働者派遣に係る派遣中の労働者に関し第2項の規定により当該派遣先の事業の同法第118条、第119条及び第121条の規定を適用する。 前各項の規定による労働基準法の特例については、同法第38条の2第2項中「当該事業場」とあるのは「当該事業場(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。)第23条の2に規定する派遣就業にあっては、労働者派遣法第44条第3項に規定する派遣元の事業の事業場)」と、同法第38条の3第1項中「就かせたとき」とあるのは「就かせたとき(派遣先の使用者(労働者派遣法第44条第1項又は第2項の規定により同条第1項に規定する派遣先の事業の第10条に規定する使用者とみなされる者をいう。以下同じ。)が就かせたときを含む。)」と、同法第99条第1項から第3項まで、第100条第1項及び第3項並びに第104条の2中「この法律」とあるのは「この法律及び労働者派遣法第44条の規定」と、同法第101条第1項、第104条第2項、第104条の2、第105条の2、第106条第1項及び第109条中「使用者」とあるのは「使用者(派遣先の使用者を含む。)」と、同法第102条中「この法律違反の罪」とあるのは「この法律(労働者派遣法第44条の規定により適用される場合を含む。)の違反の罪(同条第4項の規定による第118条、第119条及び第121条の罪を含む。)」と、同法第104条第1項中「この法律又はこの法律に基いて発する命令」とあるのは「この法律若しくはこの法律に基づいて発する命令の規定(労働者派遣法第44条の規定により適用される場合を含む。)又は同条第3項の規定」と、同法第106条第1項中「この法律」とあるのは「この法律(労働者派遣法第44条の規定を含む。以下この項において同じ。)」と、「協定並びに第38条の4第1項及び第5項に規定する決議」とあるのは「協定並びに第38条の4第1項及び第5項に規定する決議(派遣先の使用者にあっては、この法律及びこれに基づく命令の要旨)」と、同法第112条中「この法律及びこの法律に基いて発する命令」とあるのは「この法律及びこの法律に基づいて発する命令の規定(労働者派遣法第44条の規定により適用される場合を含む。)並びに同条第3項の規定」として、これらの規定(これらの規定に係る罰則の規定を含む。)を適用する。 この条の規定により労働基準法及び同法に基づいて発する命令の規定を適用する場合における技術的読替えその他必要な事項は、命令で定める。 派遣労働者に対して、「派遣先」において適用される労働基準法の条項を定める。 「派遣元使用者」は、派遣先において、以下の条項に抵触する場合、労働者派遣を行ってはならない。 違反して労働者派遣を行った場合、各々の罰則(刑事罰)が適用される。 ---- {{前後 |労働者派遣法 |第3章 派遣労働者の保護等に関する措置第4節 労働基準法等の適用に関する特例等 |第43条(準用) |第45条(労働安全衛生法の適用に関する特例等) 44
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法学>コンメンタール>コンメンタール建設業法 (営業の禁止) 第29条の4 ---- {{前後 |建設業法 |第5章 監督 |建設業法第29条の3(許可の取消し等の場合における建設工事の措置) |建設業法第29条の5(監督処分の公告等) 29の4
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まず、LibreOffice でもマクロを立ち上げた時点では、コードには、下記のように書いてある。(Excel の場合、1行目の「REM ***** BASIC *****」が無い場合もあるが、あとは初期状態は同じである。) なお、2023年の時点での新しいexcel(office 2021準拠)には、rem文などは書いておらず、空白であった。 だが、windowsの office2021用 EXCEL でも引き続き REM を使えるので、初期状態のちがいは気にしなくていい。 800px|thumb|windowsのoffice 2021 excel の場合、このウィンドウにvbaのプログラム文を入力していくことになる。 プログラム例 REM ***** BASIC ***** Sub Main End Sub とりあえず、初心者プログラマーは通常、行「Sub Main」から行「End Sub」のあいだに、追加したい処理を記述すればいい。 「End Sub」はプログラムの終了を意味するので、この後ろに命令を記述する必要は無い。それどころか、「End Sub」以降にコードを書くと、基本的にエラーになる。 では、とりあえず「 Hello, World! 」と文章を表示するプログラムを書いてみよう。office 2021 excel でも libreoffice でも、下記コードは実行できる。 REM ***** BASIC ***** Sub Main MsgBox("Hello, World!") End Sub 解説 MsgBox("表示したい文字列") とは、新規の専用のメッセージウィンドウを表示し、そのウィンドウにコードで指定した、表示したい文字列が書かれる命令のことである。Visual Basic にも同様の命令がある。 注意 MsgBox("Hello, World!")の左のスペースは、必ず半角英数スペースのこと。全角だとエラーになる。 VBAにかぎらず、一般的なプログラミング言語では、引用符 " " の内部以外で、コード中に全角を使うとエラーになる。 実行方法 さて、上記のコードを書いただけでは、まだ何も実行しない。一般にプログラミング言語では、コードを書いただけでは、まだ何も実行されない。別途、実行命令をコンピュータに与える必要がある。 マクロBasicの行動を実行するには、マクロ編集画面のウィンドウ内から実行(run)命令をする必要がある。 再生ボタン ▶ みたいな右向きの三角形ボタンがあるバージョンなら、それがマクロの実行コマンドなので、それを押せばマクロが実行される。 ファンクションの F5 キーでも、マクロを実行できる。 LibreOFfcieの場合、ウィンドウ内のメニューバーにある「実行」メニューから、 をクリックすれば、上記コマンドを実行できる。Windows版でもLinux版でも、操作は同じである。 Apache OpenOffice の場合、サポート状況が悪いので、そのままの設定では動作しない。 設定が完了したと仮定して説明と、Linux における Apache OpenOffice の場合、 メニューバーの2段下あたりにあるアイコンをよく見ると、再生ボタン(右向きの緑色のヤツ ▷ )みたいなのがあるので、それを押すと、実行できる。 あるいはキーボードの「F5」ファンクションキーを押しても実行できる。 さて、メッセージボックスでは英語だけでなく、日本語なども同様に表示できる。例えば、下記のようにMsgBox(" ") の中の文字列を単に日本語にするだけで、日本語の表示が出来る。 REM ***** BASIC ***** Sub Main MsgBox("こんにちは、世界") End Sub MsgBox のその他の機能は WindowsのVisual Basic にある同等の機能に準じたものなので、本ページではMsgBoxについてはこれ以上は深入りしない。 REM は、プログラミング用語で一般的に「コメント」というもので、REMのある行の行末までの実行を無視します。このため、REMの行には、メモ書きなどを書くことができます。REMのある行だけなら、日本語の使用もOKです。 MsgBpx について、他人が一目見てコードの構造を把握しやすいように、上述のコードでは字下げ(「インデント」ともいう)をしてあります。 ※ 再掲 REM ***** BASIC ***** Sub Main MsgBox("こんにちは、世界") End Sub 実は、字下げはしなくても、コードが実行可能です。 つまり、 REM ***** BASIC ***** Sub Main MsgBox("こんにちは、世界") End Sub でも、同じ結果が得られます。 つまり、マクロBasicでは、BASIC系の言語を仕様するモードでの利用である限りは、字下げの有無によって結果は変わりません。 しかし、字下げをしないと、コードが長くなってきた時に、第三者が読みづらくなるので、なるべく字下げをするのが、プログラミング一般のマナーとして好ましいとされます。 会社などで仕事をする際は、あなただけでなく、あなたの後輩なども、あなたの書いたコードを読むので、第三者が読みやすいようにコードを書くことが望ましいとされます。 プログラミング一般のマナーについては、当wikiには他に専用のページがいくつかあるので、本ページではこれ以上は深入りしません。 一般のexcel の保存コマンドと同様に保存すればいい。 手順そのものは または である。 そもそも、その一般のexcelの保存の手順は、最近(2023年に確認)のexcel2021は下記の画像のようになっている。 800px|thumb|ファイルを押すとこの画面になるので、左側の緑色バーにある「上書き保存」または「名前をつけて保存」のうち望むほうを押せばいい。 ショートカットキーなどを使わない場合、面倒かもしれないが、毎回、「ファイル」で、この緑色のサイドバーが左にある状態にしてから、保存する。 保存ファイルにつける「ファイル名」の入力および「ファイルの種類」の選択のさい、 ファイルの種類を選択し、「マクロ有効ブック」(拡張子 .xlsm)にしてから「保存」をクリックすれば、保存できる。(なお、一般のブック(拡張子 .xlsx )ではvbaマクロを保存できない。)
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第2編 物権 (コンメンタール民法) (抵当権の処分の対抗要件) 第377条 主たる債務者が前項の規定により通知を受け、又は承諾をしたときは、抵当権の処分の利益を受ける者の承諾を得ないでした弁済は、その受益者に対抗することができない。 抵当権の処分についての対抗要件の規定である。 ---- {{前後 |民法 |第2編 物権 第10章 抵当権 第2節 抵当権の効力 |民法第376条(抵当権の処分) |民法第378条(代価弁済) 377
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法学>民事法>コンメンタール人事訴訟法 (遅滞を避ける等のための移送) 第7条 家庭裁判所は、人事訴訟がその管轄に属する場合においても、当事者及び尋問を受けるべき証人の住所その他の事情を考慮して、訴訟の著しい遅滞を避け、又は当事者間の衡平を図るため必要があると認めるときは、申立てにより又は職権で、当該人事訴訟の全部又は一部を他の管轄裁判所に移送することができる。 ---- {{前後 |人事訴訟法 |第1章 総則 第2節 裁判所 第2款 管轄 |人事訴訟法第5条(調停事件が係属していた家庭裁判所の自庁処理) |人事訴訟法第8条(関連請求に係る訴訟の移送) 07
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (共通破棄) 第401条 被告人の利益のため原判決を破棄する場合において、破棄の理由が控訴をした共同被告人に共通であるときは、その共同被告人のためにも原判決を破棄しなければならない。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第3編 上訴 第2章 控訴 |第400条(破棄差戻移送・自判) |第402条(不利益変更の禁止) 401
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小学校・中学校・高等学校の学習>小学校の学習>小学校体育 から、すすんで体を動かしましょう。 なお、目次のタイトル・項目・内容は、大日本図書の副教材『[https://www.dainippon-tosho.co.jp/taiiku/tanoshii.html たのしい体育]』に合わせました。 テスト == っています。 ります。 こし === してください。 ります。 とび === ります。 シャトルラン === をはかってください。 し先くらいまで、走っておきましょう。 ちはばとび === thumb|right|立ちはばとび を取ります。 げ === ります。
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コンメンタール技術士法>コンメンタール技術士法施行令>コンメンタール技術士法施行規則 技術士法(最終改正:平成二六年六月一三日法律第六九号)の逐条解説書。
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (必要的弁護) 第289条 死刑又は無期若しくは長期3年を超える拘禁刑に当たる事件を審理する場合には、弁護人がなければ開廷することはできない。 弁護人がなければ開廷することができない場合において、弁護人が出頭しないとき若しくは在廷しなくなったとき、又は弁護人がないときは、裁判長は、職権で弁護人を付さなければならない。 弁護人がなければ開廷することができない場合において、弁護人が出頭しないおそれがあるときは、裁判所は、職権で弁護人を付することができる。 以下のとおり改正。2025年6月1日施行。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第2編 第一審 第3章 公判 第1節 公判準備及び公判手続き |第288条(被告人の在廷義務・法廷警察権) |第290条(任意的国選弁護) 289
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成り立つ A A holds A → B A holds B 関数的に考えるとB(A) Aという定義域が成立すると、Bという値域をもつ。 A ⇒ B A implies B A ⇔ B A iff B ※if and only if ≡ iff
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法) (連帯債権者の一人との間の相殺) 第434条 債務者が連帯債権者の一人に対して債権を有する場合において、その債務者が相殺を援用したときは、その相殺は、他の連帯債権者に対しても、その効力を生ずる。 2017年改正 改正前は以下の条項が規定されていたが削除され、現行条項が規定された。 連帯債務者の1人について生じた事由は、原則として、他の連帯債務者に影響を及ぼさない(相対的効力。民法第440条→中断することができた(民法第147条1号)。 継承条文を残さず削除したことにより、絶対効を否定。連帯債務の原則である相対的効力の原則(441条)に従うものとし、連帯債務者間においては求償で解決することを明確にした。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第1章 総則 第3節 多数当事者の債権及び債務 |民法第433条(連帯債権者の一人との間の更改又は免除) |民法第435条(連帯債権者の一人との間の混同) 434 434
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第2編 物権 (コンメンタール民法) (留置権及び先取特権の規定の準用) 第350条 第296条から第300条まで及び第304条の規定は、質権について準用する。 質権につき、不可分性や物上代位など、留置権及び先取特権の規定の一部が準用されることを定めた規定である。 承諾転質の規定となる。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第9章 質権 第1節 総則 |民法第349条(契約による質物の処分の禁止) |民法第351条(物上保証人の求償権) 350
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ファイル:Felix Mendelssohn - Violinkonzert e-moll - 1. Allegro molto appassionato.ogg ファイル:Felix Mendelssohn - Violinkonzert e-moll - 2. Andante.ogg ファイル:Felix Mendelssohn - Violinkonzert e-moll - 3. Allegro molto vivace.ogg ファイル:Wolfgang Amadeus Mozart - Klarinettenkonzert A-Dur - 1. Allegro.ogg ファイル:Wolfgang Amadeus Mozart - Klarinettenkonzert A-Dur - 2. Adagio.ogg ファイル:Wolfgang Amadeus Mozart - Klarinettenkonzert A-Dur - 3. Rondo (Allegro).ogg
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<中国語 読本 入門編A (星期六)(土曜日) 王:好啊。 王:好啊。 王:いいよ。 張:まずどこえ行こうか。 王:从一楼开始吧!我想买件新衣服。 王:從一樓開始吧!我想買件新衣服。 王:一階から行こう。新しい服を買いたいですね。 售货员:欢迎光临。 售貨員:歡迎光臨。 お客係:いらしゃいませ。 王:这件衣服,请帮我拿一件中号的。 王:這件衣服,請幫我拿一件中號的。 王:これ、M-サイズを取ってください。 售货员:好的,请稍等。 售貨員:好的,請稍等。 お客係:はい、しばらくお待ちください。 售货员:200元。 售貨員:200元。 お客係:200円です。 售货员:可以。 售貨員:可以。 お客係:はい、いいです。 英語と同様、基本的には動詞から始める。 見ての通り、これは丁寧語ではない。一般的に友達同士など、親しい間柄にしか用いない。 動詞の「请」は,重要な丁寧語である。動詞句の前について、丁寧に命令する意味を表現する。 (***)一起去买东西吧。 この(***)はおそらく“我们”(私たち)が入る。主語はしばしば省略される。 中国語の助数詞の数は多い。下はよく使われる助数詞一覧である。
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法学>民事法>不動産登記法>コンメンタール不動産登記法 (合体による登記等の申請) 第49条 第一項各号に掲げる場合において、当該二以上の建物(同項第六号に掲げる場合にあっては、当該三以上の建物)が合体して一個の建物となった後に合体前の表題登記がある建物の表題部所有者又は合体前の所有権の登記がある建物の所有権の登記名義人となった者は、その者に係る表題部所有者についての更正の登記又は所有権の登記があった日から一月以内に、合体による登記等を申請しなければならない。 49
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法学>民事法>コンメンタール民法>第5編 相続 (コンメンタール民法)>民法第1022条 (遺言の撤回) 第1022条 遺贈は、明治民法第1124条を継承。 「負担付遺贈(負担月死因贈与もこれに準じる)」の場合も、遺言者が亡くなって遺贈が発生しない限り、負担も発生しないため、撤回による損害等は発生しないのが原則である。ただし、遺言において、負担を生前に行わせるもの(先履行)が作成されることはあり、生前に受贈者による履行がなされた場合、もはや無償行為とは言いがたく、遺贈の直接の取り扱いが修正(遺言撤回の制限など)されている(下記判例参照)。 ※2004年民法改正(平成16年民法現代語化)まで、「遺言の撤回」は「遺言の取消」と称されていたため、以下の判例において、「取消」とあるのは「撤回」と読み替える。 死因贈与の取消(→撤回)については、民法1022条がその方式に関する部分を除いて準用されると解すべきである。 負担の履行期が贈与者の生前と定められた負担付死因贈与の受贈者が負担の全部又はこれに類する程度の履行をした場合には、右契約締結の動機、負担の価値と贈与財産の価値との相関関係、契約上の利害関係者間の身分関係その他の生活関係等に照らし右契約の全部又は一部を取り消すこと(→撤回すること)がやむをえないと認められる特段の事情がない限り、民法1022条、1023条の各規定は準用されない。 明治民法において、本条には相続承認・放棄に関する撤回の禁止等についての以下の規定があった。趣旨は、民法第919条に継承された。 ---- {{前後 |民法 |第5編 相続 第7章 遺言 第5節 遺言の撤回及び取消し |民法第1021条(遺言の執行に関する費用の負担) |民法第1023条(前の遺言と後の遺言との抵触等) m1022
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前)(次) (費用の予納) 第24条 024
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前)(次) (保険料の徴収の特例) 第158条 158
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意匠法第60条の23 国際意匠登録出願に関する手続の細目の経済産業省令への委任について規定する。 (経済産業省令への委任) 第60条の23 第60条の6から前条までに定めるもののほか、ジュネーブ改正協定及びジュネーブ改正協定に基づく規則を実施するため必要な事項の細目は、経済産業省令で定める。 国際意匠登録出願に関する手続の細目は法律で規定するよりも省令で規定することが妥当であるため、その旨規定したものである。 具体的には、施規1条の2ただし書、1条の3、2条の2、2条の3、2条の4、8条の2、9条3項ただし書などである。 {{前後 |意匠法 |第6章の2 ジュネーブ改正協定に基づく特例第2節 国際意匠登録出願に係る特例 |60条の22 |60条の24
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基本情報技術者試験のセキュリティ分野に関するコンテンツです。 IT全般から幅広い知識や技能を問われる試験ですが、特に重点的に対策しておきたい分野が3つあります。それはアルゴリズム、ソフトウェア開発(プログラミング)、そしてセキュリティです。この項目ではセキュリティについて取り上げます。 情報処理技術者試験では、2014年(平成26年)度よりすべての試験区分において情報セキュリティに関する出題内容を強化しています。FEでも午前でのセキュリティの問題数が増えたり、午後でセキュリティが必須問題に変更されたりしています。 近年、FEの午前科目ではセキュリティ分野からの出題数が増えています。2014年(平成26年)度春期以降は全80問中10問がセキュリティに関する問題となっています。(それ以前は5〜6問程度でした。) 最近では、情報セキュリティの技術に関する問題だけでなく、コンピューター犯罪における罪や法律という問題も出題されているようです。また、セキュリティの問題は、他の分野に比べて新作問題が多いのも特徴です。(データベースやハードウェアなどは過去問の再出題が多いです。) 午前は1問あたり1.25点ですから、12.5点も配点があるセキュリティはかなり重要度の高い分野といえます。ちなみに午前は100点満点中60点以上(48問以上正解)で合格となります。 FEの午後科目では、2014年(平成26年)度春期からセキュリティに関する問題が必須問題となっています。(それ以前は選択問題でした。) また、2020年(令和2年)度からはセキュリティの配点が以前よりも大幅に上がるので、同じく必須問題であるアルゴリズムやプログラミングとともに特に重点的に学習する必要がある分野になると言えます。 午後科目では、 などといった、より実践的な問題が出題されます。午前が知識を測る試験ならば、午後は技能、応用力を試す試験です。 セキュリティはネットワークと関連の深い分野なので、ネットワークの勉強と並行して学習するとセキュリティの理解も深まります。また、それほど難しくはありませんが計算問題も時々出題されます。 用語を知らないと解けない問題も多いです。特に暗号鍵方式(共通鍵、公開鍵、秘密鍵)、各種攻撃方法(SQLインジェクション、DoS攻撃、総当たり攻撃など)、セキュリティ三要素(機密性、可用性、完全性)は必ず覚えましょう。 一般的にセキュリティはアルゴリズムやプログラミングよりは難易度が低いので、合格を狙うなら全問正解とまでは行かなくても、8割以上の正解を目指したいところです。 2020年(令和2年)度以降のFE午後の各分野の配点はこんな感じになっています。必須問題だけで70点分あります。FE午後の合格ラインは100点満点中60点以上です。 参考 2014年(平成26年)度春期から2019年(令和元年)度秋期までのFE午後の各分野の配点 基本情報技術者試験(FE)のみならず、情報処理技術者試験の他の区分でも近年セキュリティに関する内容の出題が強化されています。応用情報技術者試験でも午前でセキュリティの出題が増えている他、午後はFE同様にセキュリティが必須問題になっています。そのため、FE対策でセキュリティをしっかり勉強しておくと、後で応用情報などより上位の区分を受験する際にも応用が効きます。(なお、応用情報の午後は記述式なので、マークシート方式のFE午後より難易度が高いです。) 2016年(平成28年)度春期からは情報セキュリティマネジメント試験という新しい区分が新設されたほか、2017年(平成29年)度春期からは情報セキュリティスペシャリスト試験が名称独占資格の情報処理安全確保支援士に生まれ変わるなど、近年は情報処理推進機構(略称IPA、情報処理技術者試験を実施する独立行政法人)もセキュリティ領域に力を入れているようです。ちなみに、情報セキュリティマネジメント試験はあくまでIT利用者側の区分でありFEよりやや難易度が低く、情報セキュリティスペシャリスト試験はセキュリティに特化した開発者側の区分であり難易度はFEや応用情報より高いです。 また、近年、情報セキュリティは益々重要性を増しています。コンピューターウイルスに始まり、不正ログイン、不正アクセス、スパムメールといった様々なリスクが身の回りで起こるようになっています。仕事でも私用でも私たちの所持している端末は、種類が増えて、数年前とは比べ物にならないぐらいセキュリティ面に注意を払う必要があります。そのためセキュリティについて勉強しておくことは、試験合格のみならず、実生活でも役に立つと思います。
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ここでは、Windows 2.x以前および95/NT4.0以降に標準搭載されている画像ソフトである「ペイント」について解説します。 Windows 10においては、スタートメニューを開き、「W」から「Windows アクセサリ」を選択し、「ペイント」を選択します。
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(名称) 第48条の3 税理士法人は、その名称中に税理士法人という文字を使用しなければならない。 本条は、税理士法人はその名称中に「税理士法人」をという文字を使用しなければならないことを規定している。
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エストニア語の世界へようこそ!エストニア語は約100万人のエストニアの人々や、フィンランドやアメリカ、カナダ、ロシア、スウェーデンなどのエストニア人の移民の共同体で話されています。 エストニア語はだいたいヨーロッパではなされますが、インド・ヨーロッパ語族の言語ではなく、ウラル語族フィン・ウゴル語派に属しています。そのため、フィンランド語と関係があり、それより遠い関係にはハンガリー語があります。エストニア語はスウェーデン語やドイツ語などの周辺の諸言語に影響されてきて、いまも影響を受けています。また、エストニア語はEUの公用語のひとつです。 本書執筆にあたり、以下の文書を参考にした。
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前)(次) (二重開始決定) 第47条 47
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(非現住建造物等浸害) 第120条 出水させて、前条に規定する物以外の物を浸害し、よって公共の危険を生じさせた者は、1年以上10年以下の拘禁刑に処する。 浸害した物が自己の所有に係るときは、その物が差押えを受け、物権を負担し、賃貸し、配偶者居住権が設定され、又は保険に付したものである場合に限り、前項の例による。 2022年、以下のとおり改正(施行日2025年6月1日)。 2018年民法改正において「配偶者居住権」が創設されたことに伴い、以下の文言が追加挿入された(平成30年法律第72号)。 第109条(非現住建造物等放火)に同じ。 ---- {{前後 |刑法 |第2編 罪 第10章 出水及び水利に関する罪 |刑法第119条(現住建造物等浸害) |刑法第121条(水防妨害) 刑120
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法学>環境法>自然環境保全法>コンメンタール自然環境保全法 (損失の補償) 第33条 国は、第二十五条第四項、第二十六条第三項第七号若しくは第二十七条第三項の許可を得ることができないため、第二十五条第五項、第二十六条第四項若しくは第二十七条第四項において準用する第十七条第二項の規定により許可に条件を付されたため、又は第二十八条第二項の規定による処分を受けたため損失を受けた者に対して、通常生ずべき損失を補償する。 ---- {{前後 |自然環境保全法 |第4章自然環境保全地域 第四節雑則 |自然環境保全法第32条(公害等調整委員会の裁定) |自然環境保全法第34条(訴えの提起) 33
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wikibooksには以下の幾何学の教科書があります。 Geometrie Geometry Géométrie Geometria
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (虚偽の陳述に対する過料) 第209条 第1項の場合において、虚偽の陳述をした当事者が訴訟の係属中その陳述が虚偽であることを認めたときは、裁判所は、事情により、同項の決定を取り消すことができる。 230条と共に真実義務の例とされる ---- {{前後 |民事訴訟法 |第2編第一審の訴訟手続 第4章 証拠 第3節 当事者尋問 |第208条(不出頭等の効果) |第210条(証人尋問の規定の準用) 209
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法学>コンメンタール>>供託法 原文は、カタカナで書かれてある。 条文の見出し【】は、法律自体に立法者によってあらかじめつけられたものではなく、判りやすくするために任意につけたものである。 【反対給付を要する場合】 第10条 供託物を受取るへき者か反対給付を為すへき場合に於ては供託者の書面又は裁判、公正証書其他の公正の書面に依り其給付ありたることを証明するに非されは供託物を受取ることを得す。 ---- {{前後 |供託法 | |供託法第9条【無権利者に対する供託】 | 10
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コンメンタール>コンメンタール教育>コンメンタール図書館法 図書館法(昭和二十五年法律第百十八号)の逐条解説書。
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本項は、茨城大学の入学試験対策に関する事項である。 茨城大学は茨城県水戸市に拠点を置く総合大学である。人文社会科学部、教育学部、理学部、工学部、農学部を有する。 後期の工学部情報工学科(センター配点割合5割)を除き、どの学部、学科もセンター試験の配点割合が6割以上を占めるため、センター試験対策を念入りに行う必要がある。前期試験は学部、学科にもよるが概ね7割、後期試験は7割5分を目指すことになる。 茨城大の2次試験では、文系学部では1科目、理系学部では1 - 3科目の学科試験が課される。以下前期試験対策について説明する。 教育学部英語専修コースと人文社会科学部、工学部、農学部で問題が異なる。 教育学部英語専修コース 90分で長文読解2題課され、内容の要約を英語で100 - 120語で書く、英文の内容に関する意見を英語で150語程度の自由英作文を書く設問が課される。難易度は標準からやや難レベルであり、普段から英文を読み内容の要約文を英語で書く習慣を付け、予備校講師や英語教師に添削してもらうと良い。高度な読解力と自由英作文力を身に付ける必要がある。 教育学部英語専修コース以外 90分で長文読解3題、英作文1題の4題構成である。長文読解に関して、設問は下線部和訳、内容説明、内容一致、英問英答など多岐に渡るが、どれもごく標準的な問が揃っている。特別な対策は必要なく、国公立2次試験問題対策の長文問題集、過去問で対策しておくとよい。英作文は日本文の下線部の英訳問題であり、国公立第2次試験対策の英作文問題集、過去問で対策しておくとよい。内容自体は難しくはないので、市販の問題集で十分対応可能である。語彙的には代表的な単語集で語彙力を身につける必要がある。 教育学部数学専修コース、理学部、工学部で問題が異なる。 教育学部数学専修コース 出題範囲は数ⅠⅡABで、120分で大問4題出題される。難易度は基本から標準レベルが中心であるが、教員養成を主とする学部であることから、証明・論証問題、グラフの図示問題がよく出題されるため、普段の学習から公式の導き出しの証明を行ったり、予備校講師や数学の教員などに証明問題、論証問題の答案を添削してもらったり、普段からグラフや図を描く習慣を身に付けておくと良い。論証、証明問題を重点的に対策するのであれば駿台文庫の「国公立標準問題集CanPass」で重点的に問題演習をするとよい。 理学部 出題範囲は数ⅠⅡⅢABで、120分で大問3題出題される。数Ⅲの出題割合が高い傾向であり、計算量が多いので普段の学習から計算をはしおらずに演習量を多く確保しておこう。難易度は標準レベルが中心であるが、大問1題の中に4~5問の問題で構成され、複数の分野にまたがった融合問題であるので、苦手な分野を作らないことが肝要である。教科書及び教科書傍用問題集で基本をマスターし、標準的な入試対策用問題集で融合問題の演習をしてから過去問演習をするとよい。 工学部 出題範囲は数ⅠⅡⅢABで、120分で大問4題出題される。小問集合1題、大問3題か小問集合2題、大問2題の年とある。数Ⅲの出題割合が高い傾向である。難易度は基本から標準レベルが中心である。小問集合で様々な分野から出題されるので、苦手な分野を作らないことが肝要である。理学部よりやや易しい難易度ではあるが、証明・論証問題、グラフの図示問題がよく出題されるため、教科書及び教科書傍用問題集で基本をマスターし、「チャート式解法と演習シリーズ(黄チャート)」レベルの参考書をマスターすれば過去問演習に入るとよい。論証、証明問題を重点的に対策するのであれば駿台文庫の「国公立標準問題集CanPass」で重点的に問題演習をするとよい。 教育学部理科専修コース、理学部、工学部、農学部で課され、1科目で120分である。学部、学科によって科目が指定されたり、選択できる科目が異なる。 物理 例年力学、電磁気が必ず出題され、熱力学、波動のどちらか1分野が出題されている。答えだけでなく導き出し過程も答案に記述することが求められるため、普段から解答の過程を意識して問題演習するとよい。グラフの図示、物理現象の説明、理由を論述する問題等計算だけでなく様々な視点から出題されているので、過去問以外に記述模試や入試対策用の問題集を活用して対策しておくと良い。 化学 理論化学分野の問題、理論化学分野と無機化学分野の融合問題、有機化学分野の問題、有機化学と理論化学の分野の融合問題が主に出題される。 基本から標準レベルの問題が多いが、説明・論述問題、計算問題、化学反応式や構造式とともに説明する問題等、記述量、計算量が多い出題である。したがって普段から現象、法則の説明、計算問題の演習を積んでおくと良い。また、糖類や繊維、アミノ酸に関する問題も満遍なく出題される傾向のため、マイナー分野もしっかりと対策しておきたい。 生物 標準的な問題が多く出題されるが、長い論述の問題、計算問題、実験データからの読み取り問題が出題されるため、十分な対策が必要である。特に計算問題は解答の過程を記述する必要があるため、過去問演習で十分対策しておくとよい。
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ターン制RPGの場合、マップ移動モードとか戦闘モードとか、ああいうのの切り替えをどう行えばいいのでしょうか? モードの切り替え方法は、いくつかあります。たとえば、モード番号 mode_number みたいな変数を用意して、 マップ移動モード: 1000番 会話モード: 2000番 メニューモード: 3000番 戦闘モード: 4000番 のように、番号で管理する方法があります。 {{コラム|「モード」、「パ-ト」、「シーン」、どれ?| 特に断らず「モード」という言葉を本ページでは使いましたが、果たしてゲーム業界でどう呼んでいるのか知りません。とりあえず、書籍『ゲームプランとデザインの教科書』が、架空のスマホゲーム企画書で「モード」という言葉を使っています。「移動先指定モード」とか川上大典 ほか著『ゲームプランとデザインの教科書』、秀和システム、2018年11月1日 第1版 第1刷、P.255。 もしかしたら会社によっては「戦闘パート」切り替えとか「戦闘シーン」とか、そういう別の表現かもしれません。セガのゲーム関係者の人の書いた書籍に「アクションシーン」という用語があるので、少なくともセガ周囲では「シーン」という表現が使われるようです『nyny著『ローポリスーパーテクニック』、ソフトバンククリエイティブ、2010年2月16日 初版 第5刷、P28。 ゲーム以外だと「モード」という言葉は、Windowsの「全画面モード」とか、マンガ「企業戦士YAMAZAKI」の「モード変換」とか、アニメ「ビーストウォーズ」の「ビーストモード」とかで「モード」という言葉が1995年より前くらいに生まれた中高年アニメファンやマンガファンに馴染みがあるでしょうか。 本ページでは以降、本文上記のような切り替えを「モード」切り替えなどと呼ぶことにします。 情報工学では、「ステートパターン」という考え方が、これに近いです。ステート state とは「状態」という意味の英語です。情報工学の「デザインパターン論」という学問分野に、「ステートパターン」という用語があります。YouTube 動画 [https://www.youtube.com/watch?v=PbtJt5tnnI8 『第4回 ステートパターン初級〜中級編【UnityC# で学ぶデザインパターン】』,2020/12/08 , 2022年10月30日に確認] によれば、ステートパターンはゲーム開発でよく使う考え方とのことです [https://www.youtube.com/watch?v=PbtJt5tnnI8 『第4回 ステートパターン初級〜中級編【UnityC# で学ぶデザインパターン】』,2020/12/08 , 2022年10月30日に確認]。書籍では、洋書ですが "game programming patterns" に書いてあるらしいです(wiki著者が買ってない)。なお、リンク先動画はアクションゲームを解説していると、リンク先動画で言っています。 ほか、CEDEC2012での講演でも、コンシューマーゲーム開発経験のあるゲーム専門学校講師が、講演スライド中でstateパターンおよびstrategyパターンにも言及しています[https://www.slideshare.net/MoriharuOhzu/ss-14083300 『オブジェクト指向できていますか?』 Aug. 27, 2012 、大圖衛玄、スライド 35 of 129, ] 本wiki本ページでは、C#やJavaなどの知識は前提とせず、C言語および初歩のC++の知識だけで解説します。 さて、単純なターン制RPGをつくるだけなら、あまりマップ移動フラグ map_flag (trueならマップ表示) や会話中フラグ talk_flag (trueなら会話ウィンドウ表示) みたいな変数を用意しないほうがラクでしょう。 その理由は、 たとえば戦闘モードへの突入のためのモードの切り替え時に、いちいちmap_flagをオフ(0にセット)にして、talk_flagをオフにして、menu_flagをオフにして、・・・などのプログラム作業を、モード番号管理の方式ならば1回の作業で省略できます。 また、もし、管理するフラグの個数が増えると、フラグの切り替えのし忘れなどのバグも発生しやすくなります。 このように、モード番号方式にすると、自然と、各モードへの遷移時に他モードを排他することができ、モードの混在を防げるので、ゲームシステムをモジュール化できます。 よって、モード番号のような方式で管理するのが無難でしょう。 これはつまり、何かのオン/オフのフラグは、なるべく特別なイベント(例: 中ボスを倒した。伝説の武器を手に入れた。)などの例外的な処理の管理のみで活用するのが無難ということです。 なお、1番、2番、3番、・・・などのように1つおきではなく、1000番、2000番、のように間を置くのは、途中で追加するモードを挿入しやすくするためです。 たとえば、マップ移動でも、通常の歩行での移動を1000番として、ダッシュ移動を1010番、船による海上の移動を1020番のように、モードを追加したくなるかもしれません。なので、ある程度の間を、事前に基本モード間に空けとくと便利です。 特に、メニューモードや戦闘モードなど、コマンドをいろいろとプレイヤーが選ぶことになるので、それぞれのコマンドに対応したモードを多く追加することになるでしょう。 メニューモードの内部にコマンド(たとえば「装備」コマンド)に対応した中モードがあって、さらにコマンド(武器を装備? それとも防具を装備?)があって、選んだコマンドに対応した小モードに遷移する・・・みたいな3段階のモードの存在する可能性もあるので、基本のモード番号は3桁以上(つまり100番以上、できれば1000番ほど)ないと、不便でしょう。 このため、最低でも マップ移動モード: 100番 会話モード: 200番 メニューモード: 300番 戦闘モード: 400番 くらいの3桁以上で管理するべきです。 モード番号は、開発中に番号の数値の仕様を変更したくなる可能性があるので(例えば、オープニング画面のモード番号を追加したくなったとか)、後から番号を変更しやすいように、変数を媒介して定義するとラクです。 まず、単純な方法で、 // モード番号の定義 int mode_map1 = 100; // マップ画面のモード番号 int mode_talk1 = 200; // 会話画面のモード番号 int mode_menu1 = 300 // メニュー画面のモード番号 int mode_battle1 = 400 // 戦闘画面のモード番号 みたいに定義する方法があります。 こうすれば、もしモード番号の数値を変更するときには、対応する宣言文 int mode_〇〇 = △△の1個の文だけを変更するだけで済みます。 なお、C言語には定数値の宣言の修飾子 const がありますので、 // モード番号の定義 const int mode_map1 = 100; // マップ画面のモード番号 const int mode_talk1 = 200; // 会話画面のモード番号 const int mode_menu1 = 300 // メニュー画面のモード番号 const int mode_battle1 = 400 // 戦闘画面のモード番号 と書くと、よりいっそう、意味が明確になります。 ほかにも、defineマクロを宣言する方法もあります。 // モード番号の定義 マクロ名が大文字になってることに、特に深い理由は無く、単なるC言語業界での慣習です。なお、defineマクロは、コンパイル前に単語単位でテキストを置き換える命令です。このため、 マクロ単語に数字を「1」と後につけている理由は、のちのち、それぞれのモードのサブメニュー画面が追加されていくから、それとの区別のためです。 あらかじめ「1」とか「main」とかをつけておかないと、あとでサブ画面との区別のために、変数名をコードエディタの置換機能で一括変換する際に面倒なことになります。 たとえば MODE_MAP MODE_MAP_sub でMODE_MAPだけを名前変更したくて「MODE_MAP_main」にしようとしても、 「MODE_MAP_sub」も一緒に「MODE_MAP_main_sub」になってしまう。 なので、あらかじめ、「1」でも「main」でもいいので、モード名の定義のさい、定義名称のうしろにサブ画面モードとの区別のための追加文字を付けて起きましょう。 なお、defineは別に数を認識しているわけではなく、実際に数値以外の文字などに置き換えにすることも出来るので、想定外のバグが発生しやすいという難点もある。なので、もしかしたらconst int の方式のほうが安全かもしれない。また、const と違って、defineは特に重複した定義を検出しないので、利用には注意のこと。 なぜそこまでしてdefineを使うかと言うと、define命令はコンパイル前に文字を置き換えるので、int や関数などを用いた場合よりもdefineのほうが処理が早くなる場合もあるからである。 しかし、別のセクションでフレームレートの60 FPSの説明をしているように、フレームレート以上の処理速度を目指しても無駄になる可能性が高いので、現代のようなハードウェアが十分に高速化してコンパイラも賢くなった時代にdefineを使う意義は低くなっているのかもしれない。 モード番号を使う代わりに、C言語の列挙型を使うことでも、上記のような排他的な制御は出来ます。 下記は、まだ列挙型を使ってないコードです。 enum mode { battle, map, menu }; int main(void) { enum mode modevar = map; if (modevar == battle) { printf("いまバトル画面 \n"); } if (modevar == map) { printf("いまマップ画面 \n"); } if (modevar == menu) { printf("いまメニュー画面 \n"); } } 実行結果: いまマップ画面 次に、下記に列挙型を使ったコードを示します。 YouTube 動画 [https://www.youtube.com/watch?v=PbtJt5tnnI8 『第4回 ステートパターン初級〜中級編【UnityC# で学ぶデザインパターン】』,2020/12/08 , 2022年10月30日に確認] でも、enumを使ってステートの切り替えや条件判定などを解説しています。 enumは、コンパイル時に自動的に宣言順に0,1,2,3,4,・・・の値をenum変数につけています。 なので、いちいち、enumを使わずにfor文などを使ってモード変数に値を0,1,2,3,・・・の順につける必要はありません。forでモードに値をつけるくらいなら、enumで値をつけたほうが合理的です。 また、enumはこのように順番に番号をつけていく方式なので、なるべく一つのenum宣言の中に、すべてのモードの宣言を入れたほうが安全です。 実際、gcc(MinGW)で実験して番号付けをprintfみると下記のように順番の番号になりました。 enum gameMode { a, b, c, d, e }; enum gameMode nowMode; int main(void) { printf("%d\n",a); printf("%d\n",b); printf("%d\n",c); printf("%d\n",d); printf("%d\n",e); } 実験結果 0 1 2 3 4 たしかに、0番から順番に番号が振られていることが分かります。 では、enumがひとつのブロックではなく、複数個のブロックで下記のように宣言されている場合、どうなるのでしょうか。 結果は、それぞれのenumブロックごとに0番から開始です。 enum gameMode { a, b, c, }; enum gameMode2 { // c, d, e }; enum gameMode nowMode; enum gameMode2 nowMode2; int main(void) { printf("%d\n",a); printf("%d\n",b); printf("%d\n",c); printf("%d\n",d); printf("%d\n end\n",e); // 前実験との区別のためend追加 } 実験結果 0 1 2 0 1 end enumが複数個あると、上記のようにそれぞれのブロックごとに0番から開始になって同じパターンで番号がつけられるので、たとえばaとdがともに0のように、別々の名前のenum要素でも同じ値が重複します。 なお、上記コード例で変数Cをコメントアウトしているのは、Cを2つめのenumで宣言すると、1つめのenumでもCが定義されているので重複定義になるからです。このように重複定義を検出する機能はありますが、しかし番号まで保持するわけではないです。 なお、下記コードのような、別々のenumブロックの中で同じ変数名を使うのは、標準C言語の素朴なenumでは不可能です。 // エラーになります enum gameMode { a, b, c, }; enum gameMode2 { c, // c が重複しておりエラー d, }; enum gameMode nowMode; enum gameMode2 nowMode2; int main(void) { printf("%d\n",a); } このように、enumの要素(「列挙子」という)は、グローバル変数のように扱われますので、同じ名前のものは作れません。たとえ別々のenumブロックで宣言されていようが、同じ名前のものは作れません。 そのほか、「enumの中で別のenumを宣言する」のようなenumの入れ子(ネスト)は不可能です。 enumは関数の引数にすることもできます。 enum gameMode { battle, map, menu, item, }; void func1 (enum gameMode mode){ printf("%d\n",mode); } int main(void) { printf("enum 実験\n"); printf("%d\n",battle); printf("%d\n",map); printf("%d\n",menu); printf("%d\n",item); printf("\n",item); printf("enum関数 実験\n"); func1(battle); func1(map); func1(menu); func1(item); } 実験結果 enum 実験 0 1 2 3 enum関数 実験 0 1 2 3 {{コラム|「状態遷移」という概念| 情報科学では、「状態遷移」(じょうたいせんい)という概念が、昭和の古い時代からあります。現代ではこれを知らなくても別にゲームプログラミングは可能なのですが、万が一これを知らずに同じアイデアを研究してしまうのは時間の無駄であり、わざわざ再発明をする必要もないので、一応は理論の概要を紹介をしておきます。 『オートマトン』論みたいなタイトルの情報科学書を読むと、だいたい、下記のような感じの図があります。図中のそれぞれのSが、それぞれの状態を図示しています。 下記の図の例が分かりやすいでしょうか。 thumb|250px|left| S0からS4には、直接は行けません。S1やS2を経由しないと、S4には行けません。それぞれのSは、プログラムのそれぞれの状態を表しています。 たとえばゲームでRPGなら普通、マップ画面の状態から、いきなり戦闘後の経験値入手画面の状態には行けません。マップ画面から、モンスターに遭遇の状態を経由して、モンスターを倒すなどして(あるいはモンスターが逃げるなど)、モンスターがいなくなったら、ようやく経験値の入手の画面の状態になる、・・・といったように、大方のRPGでもそうです。 上記の図のように、そのソフトの状態遷移の経路のありかたを図示したものを、状態遷移図(じょうたいせんいず)と言います。 現代では、なんとなくフローチャートでも代用できそうですが、より抽象的かつ古典的な概念として「状態遷移図」という理論がありました。 書籍を探すなら(ゲーム制作では不要ですが)、『オートマトン』論のほか、『チューリングマシン』(または『チューリング機械』)などの題名の情報科学者にも、似たような意味の似たような図がある場合が多いです。 というか、オートマトン論の教科書の中に章のひとつとしてチューリングマシンの話題もあったり、あるいはチューリングマシンが題名の教科書の中に章のひとつとしてオートマトン論の紹介があったりします。 ただ、こういったオートマトンやチューリングマシンの教科書を読んでも、デザインパターンの話題は無いのが普通です。当然、stateパターンなんて用語も理論も、オートマトン・チューリングマシンの教科書のどこにも無いのが普通です。 どちらかというと『計算量の理論』とか、そういうのをチューリングマシンの教科書は説明したがっていたりします。 ゲーム制作としては、べつにオートマトン論・チューリング機械にある数式はべつに覚えなくていいです(そんな数式を覚えたところでゲームは作れません)。 しかし用語「状態遷移」と、図示のアイデアだけ、借用すれば十分でしょう。そんな用語を知らない1980年代の若者だって、BASICとかの初心者むけ言語でアマチュア用ですがゲームを作れました。 古典よりも最近の入門書のほうが大事 学問というのは、長期的にはたしかに古典に敬意を払うのも必要なのですが、しかし実用性を言えば、理系の学問の場合、学習者は、とりあえずは新しめの理論から先に学ぶほうが実用的です。 そもそも工学とか社会科学における新しい理論というのは往々にして、古典的な理論がもはや現代の社会や産業の進歩といった現実に合わなくなったので、だから現実をもとに新しい理論を作る必要にさまられて、それで新しい理論ができたりもします。 そういう事情があるので、中学高校の情報科学の教育も、けっして歴史的な順序通りには、教えていません。もし歴史的な順序どおりで古典から教えてしまうと、学生からすれば、古典知識を現代流にアレンジするために二度手間になって非効率だからです。 日本の中学・高校の情報科学の教育カリキュラムでも、基本的に優先して教えている理論は、じつは、新しめの理論のうち、子供にも分かりやすくて、しかも使用頻度の高い理論・技術から先に、中学校・高校などで教えるようになっています。 中学高校の情報科学のカリキュラムを考えている文科省や大学の偉い先生たちが、わざわざ、今の現実に追いついている新しめの理論を、子供にも分かりやすく、かみくだいて、教科書を作ってくれたりしているのです。 だから、わざわざオートマトン理論などを経由せずに、直接的に、現代的な理論である stateパターン あるいはenumによる状態遷移の概念を学んでしまいましょう。 たとえるなら、伝言ゲームでは途中の仲介者が増えるほど伝言ミスが起きやすくなるように、途中の理論(古典や抽象論など)が増えるほど、勘違いなどのミスが発生しやすくなります。 数学者チューリングさんの研究していた第二次世界大戦後の時代はまだ真空管コンピュータの時代だったので、当時はC言語なんて無かったので(というか半導体コンピュータそのものが無い)、彼はstateパターンを知らなくても仕方ありません。 ですが21世紀に生きる現代の我々は、C言語というプログラミング言語や、stateパターンという理論を知ってるので、伝言ゲームごっこなんて非効率な勉強法はせず、さっさと直接的に enum やstateパターンなどの概念を学びましょう。 古典や抽象論は、決して知識の土台や骨組みにするべきではなく、そうではなくて補強材にするべきです。知識の土台や骨組みは、なるべく現代的なノウハウにするべきです。少なくとも、現実の問題に対応しなければいけない、プログラマー的な職業では、そうあるべきでしょう。 中学校の社会科の授業を思い出してください。歴史よりも先に地理を習うのが中学社会では普通です(なお、規制緩和により、地理と歴史を並行して習っても良くなっている)。 ゲームだけでなく、マンガ・アニメ・イラストなどでも同様、練習の順序は、古典からではなく、抽象論からでもなく、さっさと最近の新しめの作品の模写や、新しめの具体的なノウハウ集のような実用的な理論を、学ぶほうが効率的です。 アニメーター向けのイラスト教本を見ても、けっして、古典美術の話題なんてしていませんし、抽象芸術の解説もしていません。そんな古典美術などの話題をしても、アニメーター志望者にとっては伝言ゲーム的になって非効率だからです。 なお、書籍『ゲームをテストする バグのないゲームを支える知識と手法』および書籍『ゼロからはじめるゲームテスト: 壁抜けしたら無限ガチャで最強モードな件? 』に状態遷移図および状態遷移表のことが書いてあります花房 輝鑑 著『ゲームをテストする バグのないゲームを支える知識と手法 』、翔泳社、『ゼロからはじめるゲームテスト』制作委員会 著、『ゼロからはじめるゲームテスト: 壁抜けしたら無限ガチャで最強モードな件? 』、オーム社、。 ゲームテスターの業界では使う知識なのかもしれません。 {{コラム|古典とかの研究は最小限にするのが安全| アニメ評論家の岡田斗司夫の90年代後半の対談集『マジメな話』で、誰かとの対談で言われてるんですが、専門家以外の人や新人にとっての研究では、あまり古典を研究しすぎないほうが良いことを進めています。 たとえば、文学研究・シナリオ研究なら、「源氏物語よりも手塚治虫の絶版漫画を集めてそれを研究したほうが、研究成果も出やすい」みたいなことを岡田らは言っています。 岡田は指摘してないのですが、学問の世界の常識として、古典はすでに多くの研究者によって研究済みなので、これから新規の研究成果を出すのは、至難の業(ワザ)だと、よく言われています。なので、なるべく新しめの時代やジャンルを研究すると、研究成果も出やすいです。(なお、当時やその少し前の岡田は、東大講師です。) たとえば日本でインターネットが出てきたときに、社会研究をするなら、インターネット社会の研究をすると論文やレポートなどを書きやすい的なアレです。 受験勉強などでは古典や古典的ジャンルのほうが研究や教材が普及しているなどの理由からか出題されやすいし、逆に時事は出題されづらいですが、しかし人生も創作も研究も、決して古典ではないし受験ではありません。 あと、研究のむずかしさと、研究の一般社会への価値は、比例しません。ビジネス常識であり学問研究(受験勉強ではなく研究の常識)でも常識なのですが、難しいだけのことに社会では価値ありません。創作でたとえるなら、絵を描くさい、利き腕でないほうで描くのは難しいですが、しかしそれで普段よりもヘタな絵を描いても、一般社会では価値ありませんし、アニメ業界でもゲーム業界でもそんな絵をどこの会社も求めていないのが現実です。 理系や数学でもそうで、情報工学とかにおける情報数学・離散数学(りさんすうがく)などもそうで昭和後半の昔は差別されており、古典的なジャンルの数学者の中には新興ジャンルの情報数学・離散数学などに文句で「単なるパズルじゃん」みたいに不満を言う人もいましたが、しかし結果は21世紀のように情報工学の隆盛を通じて情報数学・離散数学も隆盛です(数学者の秋山仁(専攻は離散数学)の伝記(90年代ごろの本)などを読むと、過去のそういう差別的な時代背景も書かれている)。一般人むけのパズルみたいに簡単な努力でも研究成果が出るなら、べつにそれでも構わないのが現実です。 投資家が求めている人とは、利益・成果およびそれを生み出してくれる人であり、決して、単に難しいことのできるだけの変わり者ではありません。難しい課題にチャレンジして褒められるのは小中学生のような義務教育を受ける子供であり、教師や文科省などから推奨された課題にチャレンジした場合の話です。義務教育の課題では、難しい課題はそのぶん成果も得やすい課題が選ばれていますが、しかし現実社会では必ずしも難しさと成果は比例しないので、決して難しさと成果・価値とを混同してはいけません。もし混同してしまうと、人生の進路などを大幅に見誤ってしまい、貴重な時間を大幅に無駄にしてしまいます(年単位で無駄にしてしまいかねません)。 なお、手塚治虫のマンガ研究の例はあくまで90年代における例ですので、今さら2020年を過ぎた現代に手塚を研究しても、もはや研究成果を出すのは至難のワザかもしれません。 さて、ジブリの宮崎監督は、少年時代は手塚治虫などに憧れて漫画家を目指していたとも言われていますが、しかしマンガよりも新しいアニメ業界に可能性を感じて結果的にはアニメ業界に就職しました。なお、ナウシカの映画を作る際に原作漫画が必要だということで、マンガ版ナウシカの作者として、宮崎監督は漫画家にもなれました。 ほか、ガンダムの富野監督も、彼やその同期が映像業界に就職した時代では実写映画が花形の時代で[https://www.4gamer.net/games/095/G009544/20090902047/ CEDEC 2009「ガンダムの父」富野由悠季氏が若いクリエイター達を挑発する基調講演,「慣れたら死ぬぞ」の中身とは? ]、アニメはまだ評価の低かった時代でした。アニメどころかテレビCMですら評価の低い時代であり、さらにアニメは評価が低くて最低水準の評価に近い状態だったほどです。 ともかく、受験勉強の弊害なのか何か知らないですが、世間の人は、古い業界でそのため難しい業界を志望したがりますが、しかし、それはこれからの時代の価値ではありません。 さて、富野監督が CEDEC 2009 の公演でも言っていますが、 「いわゆる博識/百科全書派的な抱え込み方では,クリエイターにはなれない。それでは次のステップを踏めないのだ。知恵を持ちすぎると,その知恵の維持やメンテナンスに縛られ,「ネクスト」を生めないのである。」[https://www.4gamer.net/games/095/G009544/20090902047/ CEDEC 2009「ガンダムの父」富野由悠季氏が若いクリエイター達を挑発する基調講演,「慣れたら死ぬぞ」の中身とは? ] です。 教科書的な知恵を管理する仕事は、大学や評論家などの別の職業の人に任せましょう。なぜなら、経済のしくみは分業です。なんでもかんでも一人で研究しようとするのは、ヤメましょう。 なんでもかんでも一人で研究するのは難しいですが、しかし難しいだけのことに社会では何の価値はありません。「経済は分業」という言葉を使う人はさらっと、難かしさと価値の区別もしています。 決して「古典の研究者が低能」だとかそういう話ではなく、それほどまでに「古典の研究は難しいので、深入りしないほうが安全」という話です。 専門の古典研究者は、そういう危険なことを一般人に代わって研究してくれる、役立つ人材である、という話です。 だから、分業しましょう。 実用上、enumは、セーブデータで保管される変数には利用できません。 なぜなら、コード改修の際に、製作者側のコードだけで幾ら enum要素の順序を入れ替えても、ユーザー側・プレイヤー側の手元にあるセーブデータ側の数値は昔のままなので、つまりenumの順序を書き換えることによってコードとセーブデータとの間での不整合が起きてしまうので、セーブデータの互換性が無くなってしまうからです。 この事はあらためて考えてみると、どうやら「ソースコードの互換性とセーブデータの互換性は、対立しあう」と言えそうです。 一般にどのソフトウェアでも、正式リリースする前ならセーブデータの互換性が崩れても大丈夫でしょうが、しかしリリース後は少なくともサポート期間中なら、セーブデータの互換性を守らないといけません。 ゲームの場合、セーブシステムの無いジャンルなら何の問題もありませんが、しかし21世紀の今どき、そんなジャンルはほぼ皆無です。 一般的なRPGの場合、現在のモードがマップモードか戦闘モードかなどは普通、セーブしません。なので、これらのモード管理をenumで行っても、とくに問題は無いでしょう。 裏を返すと、セーブデータには「薬草」やら「銅の剣」など所持品の所有状況が保存されるので、そういった所持品IDはenum化できないか、仮に無理やりenum化してもセーブデータの互換性のために順番をプログラマーが覚え続けざるを得ないので、わざわざenum化する利点がなくなってしまいます。 このため現代のプログラミングでも実はセーブデータ互換性の必要性のため、enumを用いずにID番号によるプログラミングしていく手法の必要性は残り続けると言えるでしょう。 セーブデータは何もゲーム産業に限らず、一般的なソウトウェアにもセーブのシステムは存在しますので、上述の事をあれこれ考えてみると、「構造化プログラミング」によってID番号的な管理方式をなるべく追放してきた手法そのものに、限界があると考えざるを得ません。セーブシステムの存在するかぎり、どの業界でもプログラマーは最終的には、どこかでID番号を管理しつづける事になるでしょう。 C+11から、enumクラスと新しい仕様が追加されています。 もしこのenumクラスを使ってモード管理する場合、下記のようなコードになります。 enum class mode { battle, map, menu }; int main(void) { enum mode modevar = mode::battle; if (modevar == mode::battle) { printf("いまバトル画面だよ \n"); // 区別のため「だよ」追加 } if (modevar == mode::map) { printf("いまマップ画面だよ \n"); } if (modevar == mode::menu) { printf("いまメニュー画面だよ\n"); } } 実行結果: いまバトル画面だよ enum名をクラス名として扱うように変わるので、mode::battleのようにクラス名::要素名のようにスコープ解決演算子を使わないとアクセスできなくなるので、名前の衝突の可能性が減り、安全ではあります。 しかし、安全のため、もはや素朴には整数に変換されないし、そもそもenumクラスには整数の代入ができないので、たとえばそのままでは配列のインデックスには使えません。 このため、ゲームの場合なら、たとえば装備画面の「0番スロット」や「1番スロット」など特定のスロットの配列にひもづけたい場合、そのままではenumクラスは配列にできないので、少し手間が増えます。 もっとも、(int)で型キャストで整数型に変えることで使えるようになります。 つまり、enumクラスは整数型ではないのです。 enum class の型キャストの仕方は下記のとおり。 enum class mode : int { battle, map, menu }; int main(void) { enum mode modevar = mode::menu; if (modevar == mode::battle) { printf("いまバトル画面です \n"); } if (modevar == mode::map) { printf("いまマップ画面です \n"); } if (modevar == mode::menu) { printf("いまメニュー画面です\n"); // 区別のため「です」追加 } printf("%d\n",mode::menu); // printf だけ例外的にキャスト不要 int a[3]={555, 23, 1192}; printf("%d\n",a[(int)mode::menu]); } 実行結果: いまメニュー画面です 2 1192 enum クラスの宣言時に型の指定ができるようなりましたが、整数型しか使えません。int型の他にもshort型などの整数型がありますが、今時のゲーム制作なら普通にint型にしておけば十分でしょう。 この型宣言で int 型を宣言しても、そのままでは配列のインデックスに使えません。上記コードのように、配列に使うには (int)と型キャストが必要になります。 なお、 enum struct とも書けます。現状では、enum class と enum struct は機能が同じです。 enum struct mode { battle, map, menu }; int main(void) { enum mode modevar = mode::menu; if (modevar == mode::battle) { printf("いまバトル画面です \n"); } if (modevar == mode::map) { printf("いまマップ画面です \n"); } if (modevar == mode::menu) { printf("いまメニュー画面です\n"); // 区別のため「です」追加 } } 実行結果: いまメニュー画面です そのほか、名前空間にクラス名が入りますので、要素名が同じでクラス名の異なる enum クラス宣言が下記のようにあっても、エラーにならずに定義できます。(一方、標準Cの素朴なenumだと、別々のenumブロックでも同名のenum要素(列挙子)がひとつでも存在すればエラーになる。) enum class mode1 { battle, map, menu }; enum class mode2 { battle, map, menu }; int main(void) { enum mode1 modevar = mode1::battle; if (modevar == mode1::battle) { printf("いまバトル画面だよ \n"); // 区別のため「だよ」追加 } if (modevar == mode1::map) { printf("いまマップ画面だよ \n"); } if (modevar == mode1::menu) { printf("いまメニュー画面だよ\n"); } } 実行結果: いまバトル画面だよ なお、列挙型名(「mode1」とかのほう)の重複は、当然ながらエラーになります。列挙子が異なっていても、列挙型が重複していればエラーになります。 上述の の方式はどれも、C言語およびC++を念頭にした説明です。 pythonやjavascriptなどC系以外の言語には、そもそもdefineマクロが存在しなかったり存在していてもCとは挙動が違っていたり、 あるいはpythonにenumという機能自体はあるものの挙動がC言語と異なっていたり、などの差異があります。 javascript にconstは存在しますが、pythonにはconstは存在しません。変数宣言時の型は、pythonもjavascriptも存在しません。 ただし、上記の一連のノウハウは、あくまでターン制RPGの場合だけでしょう。 もしアクションRPGの場合なら、マップ移動中でも戦闘したり会話したりする可能性もあるので、モード番号方式ではなくフラグ方式にせざるを得ないでしょう。 このことは、ターン制RPGとアクションRPGとでは、コードを共有する事が、なかなか難しい事にも、つながるでしょう。 モード管理のプログラムを書いていると、ゲームのランタイム制作が進んでくると、モード番号を配列の要素番号(角カッコ[ ] の中の変数)として扱いたい場合がある。 たとえば、RPGの装備システムの実装で、武器装備モード、頭防具装備モード、胴防具装備モード、足防具装備モード、・・・とか似たようなモードが並列的にいくつも羅列的に存在している仕様を実装しなければならぬ場合がある。 このように並列的に類似モードが存在する場合に、それぞれ別々にコードを書くのは面倒なので、なんとかして統一したいと感じるだろうが、しかし参照的のデータベースが異なる(参照先が武器だったり頭防具だったりモードごとに異なる)ので、 単純には統一できなくて困ることがある。 ここでもし、対策として例えば 、のような感じのアイデアを考えたとしよう。 これを のような仕様の感じにすれば、カーソル位置変数とモード変数が同じになるので、のちのちの作業で武器装備アルゴリズムと防具装備アルゴリズムを別々に書く手間が省けるのでは・・・という魂胆である。(また、別の部分のプログラムで、装備品(「鉄の剣」やら「皮の帽子」など)の定義はすでにしてあるとして、その装備品の定義でよく多重配列や構造体の配列が使われていたりする。なので、もし上記のようにモードを整数で定義すれば、配列の要素番号と連動させやすくなるという目論見が、背景としてあるわけだ。) しかし enum で定義した場合、このような整数と単純にenum変数をイコールしたりのは不可能だし、あるいはenum変数を配列に代入したりするのも不可能である。なぜならenum型はそもそも整数型ではないので、enumのままでは、そのような処理はできない。 なので、対策として、 などの対策がある。 技巧的なのは、対策2の最初からモード管理を int 型で行う方式であるのが、正直言って、かなりの難しさである。 なぜなら、仕様にもよるがRPGの装備システムの実装はなかなか難しく、「構造体の配列」または更にその「多重配列」などの初心者潰しの技巧をいくつも用いることになりやすいので、このため、いきなりモード管理をint型で行って装備システムと有機的かつスタイリッシュに結合しようとすると、プログラミングの序盤から「構造体の多重配列」などの技巧的なテクニックを多用することになるので、初心者だと極めて挫折しやすいだろう。 なので、挫折防止のため開発方針としては、enumが使える開発環境なら、開発序盤はまず対策1のゴリ押しの方法で、とりあえず enum で定義するのがラクである。 enumが使えない場合は仕方なく int 型で定義するわけだが、その場合も決していきなりデータベース変数(たとえば上記の例なら装備品データベースの変数)との連携などスタイリッシュなことは一切考えず、単にモードを整数で表すことだけを考えるようにするのが、開発方針としてはラクだろう。
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]]では、学年の英語について教授します。単語及び文法も必要に合わせて一緒にお読みください。 英語であつかう文字のアルファベットには、大文字(おおもじ) と 小文字(こもじ)があり、それぞれ26字ずつあります。ひとつの大文字に、ひとつの小文字が対応し、対応する文字どうしは同じ呼び方で呼ばれます。例えば、A と a という文字は同じ/ei/(エイ)という呼び方です。 それぞれの文字は固有の音を持っているが、その対応は簡単ではなく1つの文字が複数の読みを持つこともあるし、 異なった文字が同じ音を持つこともあります。前者の例では、 a については読み方がすくなくとも4通り存在します。 thumb|700px|left|英語のアルファベットの書きかた ※ アイ I の大文字を書くときは、上下の横棒をしっかりと書いてください。市販の書籍では、印刷の都合で横棒が見えづらい場合がありますが、しかし、横棒を書くべきです。書かないと、エルの小文字 l と誤解されかねません。 「ヘボン式ローマ字」は、小学校の時習った訓令式のローマ字とは違いますが、よく使われるのでおぼえておきましょう。 ヘボン式ローマ字表 ヘボン式ローマ字の決まり 1.訓令式のローマ字 (小学校で習ったローマ字)と表記が違うものがある。(表中の太字にしてあるところ) し:shi ち:chi つ:tsu ふ:fuじ:ji ぢ:di づ:zu しゃ:sha しゅ:shuしょ:sho ちゃ:chaちゅ:chu ちょ:choじゃ:jaじゅ:juじょ:jo 「si」「ti」などはヘボン式ローマ字では使いません。 2.のばす音は、「a,i,u,e,o」の上に「^」や「-」をつけて表しますが、省略することが多いです。 例公園:kôen ラーメン:ramen 3.小さい「っ」はふつう前の文字を重ねて表します。ただし、「ch」の前では「t」で表します。 例納豆:natto 抹茶(まっちゃ):matcha 4.ふつう「ん」は「n」で表しますが、「m,b,p」の前では「m」で表します。 例サンマ:samma(「さっま」とも読めてしまいますが、気にしなくてかまいません。)進歩:shimpo 5.「n」の後に「a,i,u,e,o,y」がくるときは、「^」や「-」をつけます。 例店員:ten'in 「tenin」だと、「てにん」になってしまう。 本屋:hon'ya 「honya」だと、「ほにゃ」になってしまう。 6.地名や名前の最初の文字は、大文字にします。 東京(とうきょう):Tokyo 山田太郎:Yamada TarôまたはTarô Yamada 7.「おお」「おう」を「oh」と表すことがあります。 例大阪(おおさか):Ohsaka 次の a から z までの単語(たんご)を、書いて、練習しよう。 文字を組み合わせることで、ある単語(たんご)を作ることができ、文中では、つねに単語が単位となって、文字があらわれます。単語は、それぞれ固有の意味を持ち、それらを組み合わせることで、文が作られます。そのため、それぞれの単語の意味を覚えることが、言語を修得する上では、重要になります。 各々の単語の発音は、ふつうはアルファベットごとの音を組み合わせて得られるが、特に、複数の音を持つ語では、その字に対して、どの音が用いられるかを、単語ごとに記憶しなくてはなりません。 また、英単語は、それぞれ強く読まれる部分があり、アクセントといいます。 例えば、 apple では、 第一音節 ap- にアクセントがつきます。アクセントがつく文字は、ほとんどの場合は、ア・イ・ウ・エ・オといった母音(ぼいん)の場合が多いです。ここでは、 apple の中では母音字は a, e の2つであるが、 e はこの単語では読まれないことから、アクセントがつく文字は a しかない事が分かります。 文中でも英語には、独得の発音法があります。例えば This is a pen. について考えます。この文は、 これはペンです。 という意味だが、この状況では、この文は、すでに目の前に何かがあることが分かっており、それがペンだということを示す文です。 このとき、文中で重要な単語は pen だけであるので、その部分が特に強調されて読まれます。このとき、強調というのは 大声で読むというより、pの発声の前に、一瞬、口の中に空気をためて、それを吹き出すようにするとよいです。このような強調のため、じっさいの発音を聞くと、 ディスィザ ペン. のように聞こえるものと思われます。ここで最初のディはthis中のth音が 次のi音とつなげて読まれたものであり、次のシはthis中のs音が次のis中のi音と つながって読まれたものであり、ザは、is中のsと次のa音がつなげて読まれたものであります。 さきほどの This is a pen. の文章のように、英語では、単語と単語のあいだは、少し空ける。 なお文末の「.」はピリオドといい、日本語の「。」と似たような働きをしている。 初めて出会ったトム(Tom)とボブ(Bob)です。 へロー、アイアム トム。 アイム トゥエルヴ イアズ オールド。 ノー アイム ノット。 アイム フロム オーサカ。 ナイストゥ ミートュー。 ナイストゥ ミートュー、トゥー、ボブ。 トム:こんにちは。私はトムです。私は12歳です。 ボブ:ああ、あなたはトムですか。私はボブです。あなたは東京出身ですか。 トム:いいえ、違います。私は大阪出身です。 ボブ:お目にかかれてうれしいです。 トム:こちらこそお目にかかれてうれしいです、ボブ。 英語では、自分のことを言う時は、すべて「I」(アイ)です。 日本語では、自分のことを「わたし」「ぼく」「おいら」「あたい」「わし」とか色々と自分のことを表す表現がありますが、しかし、英語には、そういうのは無く、「自分は/が」はすべて「I」(アイ)です。また、この「I」は、必ず大文字です。 相手のことをいうときも同様に、英語では、「あなたは/が」はて「you」(ユー)です。 日本語では、「あなた」「きみ」とか相手のことを表す色々な表現がありますが、しかし英語では相手のことを表す表現はすべて「you」または「You」です。 文の最初は大文字 文章中で、文の最初に置かれる文字は、必ず大文字になります。例えば、 Hello. では最初の文字である H が大文字になっています。 ふつうの文の終わりには「.」がつく また、通常の文では、文の最後には . という記号がつきます。 この「.」記号のことをピリオドといいます。つまり、ふつうの文の終わりには、ピリオドがつきます。 この記号は、日本語の 。 (句点)に対応する記号です。 たとえば、 Tom: Hello. I am Tom. I'm twelve years old. なら、ピリオドのある場所は、Helloの後ろにピリオドがひとつ、I am Tom のうしろにピリオドが1つ、years old のうしろにピリオドが1つあります。 この文(Hello. I am Tom. I'm twelve years old.)で、合計3つのピリオドがあります。 質問(しつもん)や疑問(ぎもん)の文の終わりには「?」がつく 疑問文(しつもんぶん)の場合ではこの記号は ? (クエスチョンマーク)で終わります。疑問文については後により詳しく学びます。 ---- 例文に I am Tom. とありますが、この I am 〜 は日本語で「私は~です」を表す重要な表現なので覚えてください。また、2行目の You are Tom. の You are〜 は日本語で「あなたは ~ です」になります。 そこで日本語で「○○は △△です」という形になる文章をあげていきます。 私: I am~ 私達: We are~ あなた: You are~ あなた達: You are~ 彼: He is~ 彼女: She is~ 彼ら、彼女ら: They are~ それ: It is~ それぞれの am,are,is などを「be動詞」(ビーどうし)といいます。 be動詞のある文章の語順は、< 主語 + be動詞 + 〜.> の順が、質問ではない文章のときの、基本的な順序です。 疑問・質問の場合、たとえば Are you from Tokyo? とありますが、この場合、You are from Tokyo. (ユー アー フロム トーキョー. 、あなたは東京出身です)という文を基準に考えると、you と are の位置が入れ替わっていますが起きた状態です。 このように、疑問文では、主語とbe動詞が、入れ替わります。 be動詞をつかった文の疑問文は、<be動詞 + 主語 〜?> の形になります。 また、’’’人名・地名・国名・曜日・月などの固有名詞と、I は、かならず最初の一文字が大文字になります。’’’ また、疑問文には、一応、決まった答え方があります。 例えば、 Are you a student? という問に対しては聞かれているのが話し手自身のことであることから、 肯定の場合には ー Yes, I am. (イエス、アイ アーム) と答え、いっぽう、否定の場合には ー No, I'm not.(ノー、アイム ノーット) と答えます。 a とは、ひとつのなにか、を指し示すときに使います。そして、そのひとつの物の前に、a を置きます。 つまり、この例文では、ペンが1つ、ということが分かります。 エンピツ(pencil)が1本なら、 となります。 また、a の位置は、かならず、その1つの物の直前に来ます。つまり、< a + 名詞の単数形>の順序になっています。 ただし1つのリンゴ(apple)の場合、an apple (アン アップル)となります。an は「アン」と読みます。つまり、 This is an apple. (ジス イズ アン アップル) これは1つのリンゴです。 となります。 タマゴ egg の場合も、 This is an egg. (ジス イズ アン エッグ) これは1つのタマゴです。 となります apple(アップル)やegg(エッグ)は、発音のさいしょが「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」のうちのどれかです。 その場合、1つのものなら、 an になります。 つまり、1つのオレンジ(orange)なら、 This is an orange. (ジス イズ アノーレンジ) これは1つのオレンジです。 となります。 anの位置も、その1つの物の直前に、来ます。 つまり、母音で始まる名詞について、「ひとつの〜」といいたいときは と、なります。 もし、ノート(notebook ノウトブーック) や机(desk デェスク)やイス(chair チェーアァ)が1つなら、 それぞれ、 となります。 なお、私( I )が一人でも、 a は、つけません。相手(you)が一人でも、a は、つけません。これ(this)、あれ(that) が一つでも、a は、つけません。 I play tennis. (アイ プレイ テニス)私はテニスをします。 play が動詞である。 なお、tennis (テニス)は数えられないので、 a をつけない。 I like apples. (アイ ライク アップルズ) 私はリンゴが好きです。 I eat an orange. (アイ イーと アン オーレンジ) 私はオレンジを食べる。 文法 英語の動詞でbe動詞でない動詞のことを一般動詞(いっぱんどうし)と呼びます。例えば、 run(ラン、走る), read(リード、読む)、eat(イート、食べる)walk(ウォーク、歩く), swim(スイム、泳ぐ), ... などが一般動詞です。 ほとんどの動詞は、一般動詞です。 一般動詞を用いる文でも、語の順序は be動詞 を用いる場合と変わりません。前から順に、<主語 + 述語>の順で単語を並べます。 上の文では I like apples. の中ではIが主語であり、動詞は like です。 Are you Tom? (アー・ユー・トム?) あなたはトムですか? Do you like oranges? (ドゥー・ユー・ライク・オレンジーズ?) あなたはオレンジを食べますか? のように、人にものを尋ねるときの文章を疑問文(ぎもんぶん)と呼びます。 疑問文の語順は、動詞が一般動詞である場合と、be動詞である場合とで、語順が異なっています。 Are you Tom? (アー ユー トム?) あなたはトムですか? ー Yes, I am. (イエス アイ アーム) はい、そうです。 ー No, I'm not. I'm Bob. (ノウ アイム ノーット. アイム ボブ) いいえ、ちがいます。わたしはボブです。 いっぽう、be動詞を用いた文の疑問文を作る場合には、まず、be動詞を文頭に持って来て、それ以外の単語を平叙文の場合と同じ仕方で並べます。 つまり、 の順です。 たとえば上の文である Are you Tom? なら、これは、平叙文の You are Tom. (ユーアー トム)あなたはトムです。 が、疑問文になるために are が文頭に動かされた結果です。 また、一般に、疑問文の発音では、文章の最後をあげる音調をつけます。 疑問文に対する答え方には、一応、決まったものがあります。 ー Yes, I am. (イエス アイ アァム) はい、そうです。 ー No, I'm not.(ノウ アイム ノーット) いいえ、ちがいます。 というものです。 ここで「yes」は「はい」という意味の言葉です 「No」は「いいえ」という意味の言葉です。 「yes」とか、なにかについて、そのとおりだと主張することを肯定(こうてい)といいます。 いっぽう、「No」とか、「I'm not」とか、なにかを「ちがう」と主張することを、否定(ひてい)といいます。 なお、Yes/Noの返事をするときは、「Yes I am.」の「am」や、 「No I'm not.」「not」とかの音を、やや、のばします。 「I am」 は、ふつうだったら、I am Tom 「アイ アム トム」のように、「アイ アム」と発音しますが、 Yesの返事では、「イエス アイ アァム」のように、やや、のばすわけです。 同様に、 「I'm not」は、I'm not Tom. なら「アイム ノット トム」ですが、しかし No の返事では、「ノー、アイ ドーント」のように、やや、のばすわけです。 Do you like oranges? (ドゥー・ユー・ライク・オレンジーズ?) あなたはオレンジを食べますか? のように、一般動詞の疑問文をいう場合は、動詞 do を文頭に持って来て、それ以外の語は通常の文と同じ順番で並べます。 つまり、 の順です。 ただし、英語の文には2つの動詞が出て来てはいけないという原則から、 上の do は補助動詞(ほじょ どうし)と呼ばれます。 (※ 「補助動詞」の名前は覚えなくて良い。) do また、do自体には動詞としての意味もあるので(「する」「おこなう」という意味が動詞doにある)、どちらの使い方であるかを見分ける 必要があります。 とりあえず、一般動詞での疑問文では、「はい、そうです」という意味の返事の場合には ー Yes, I do. (イエス、アイ ドゥー) と答えます。 いっぽう、「いいえ、ちがいます」という意味の返事の場合には ー No, I don't.(ノウ、アイ ドーント) と答えます。 Yes/Noの返事をする場合、文中の「do」(ドゥー)や「don't」(ドント)は、やや長めにのばします。 通常の会話中では、2度出て来た語で、既に話し手と聞き手の両方が 何の語であるかを知っているときには動詞は do で代用されることが多いことから、一般動詞がdoで代用されたのです。 ここで、これらの文章であらわれる主語と述語については会話中での対応する 語と対応させる必要があります。 I eat ‘’sushi’’ every weekend. It is very delicious. ’’sushi’’ is traditional Japanese food. Do you know ‘’syoyu’’? 私は毎週末に寿司(すし)を食べます。それは、とてもおいしいです。すしは日本の伝統的な食べ物です。あなたは醤油(しょうゆ)を知っていますか。それは、ソイソースです。 ※ delicious の単語は、1年生の範囲を越えてるので、delicious を覚えるのは後回しでよい。 2個以上のリンゴは apples となるように、複数では名詞のうしろに s がつきます。 複数形には、不規則な変化をする名詞もあるので、あとの節で、もっと詳しく説明します。 I don't have a pen.(アイ ドント ハブ ア ペン)私はペンを持ってません。 は、 I have a pen.私はペンを持っています。 の意味を否定したものです。 主語がある動詞によって表わされる動作をしないことを表わす文を否定文(ひていぶん)と呼ぶ。 一般動詞の文でも否定文を作れるし、be動詞の文でも否定文を作ることができます。 一般動詞の文に対しては、否定文は、通常の文の語順を保ったまま、動詞の前に do not (ドゥーノット)または don't (ドント) を付け加えることで作られます。 ここで、 not は否定(ひてい)の意味を表わす副詞であり、do は動詞の意味を持たないため、補助動詞です。 ここで、 don't という単語は do not を省略したものであり、このように省略された語句を省略形(しょうりゃくけい)という。 don'tなどの「 ' 」という記号は、 アポストロフィ といいます。省略形では、一般にその発音は 元の語の発音と比べて変化する。 いっぽう、be動詞の場合には、上の方法とは異なっており、通常の文の並びを保ったまま、 be動詞のうしろに not だけを用いることで否定文を作ることができる。 例えば、 I am a doctor.(私は医者です。) (発音:アイアムア・ドクター) を否定する文は I am not a doctor. (私は医者でありません。)(発音:アイアム・ノット・ア・ドクター)となる。 is,are に対しては、 are not: aren't is not: isn't などが省略形として存在する。 am not に対する省略形は存在しない。 聞き手に対して何かを命令するような文を命令文(めいれいぶん)と呼ぶ。 命令文を用いるときには聞き手は目の前の相手に 決まっているので文の主語は省略される。そのため、例えば平叙文が You open a window.(あなたは窓をあける) だったときには、 Open a window.(窓をあけてよ) が、命令文となる。 ただし、このような命令形そのままの表現は、上司などの目上(めうえ)の人に対しては、失礼になる。 もし、目上の人にむかって、おねがいをしたい場合は、つぎの節で述べる「Please」(プリーズ)を使う必要がある。 また、「〜してください」の意味で、ていねいに頼みごとをするときには Please(プリーズ) を最初につける。 目上の人に頼みごとやお願いごとをしたい場合には、Please (プリーズ)という表現を、さいしょに加えると良い。Pleaseは「〜してください。」という意味である。 Please open a window .(プリーズ オープン ア ウインドー) 窓をあけてください。 のように、さいしょに Please をつけると、ていねいな言いまわしになる。 Pleaseをつける位置は、その文の始めである。 もし、日本語のように、文のうしろに please をつけてしまうと、聞き手が途中までしか聞いてない時点では、命令口調だと勘違い(かんちがい)される場合がある。しかし、後ろに please をつけても、けっして間違いではない。うしろに please をつける場合、 のように、カンマを入れる。 検定教科書でも、文のうしろに please をつけた英文もある。 とはいえ、きみたち中学生のような子供・若者は、あまり後ろに please をつけないほうが、安全である。目下のものが目上の人物に頼み事をするときは、文章のさいしょに please をつけるのが、安全である。 いっぽう、たとえば教師が生徒にむかって頼み事をするときとか、親が子供にむかって頼み事をするときとか、そのような目下に人にむかって、ていねいに頼むときには、もしかしたら文章のうしろに please をつけるかもしれない。 命令文の否定形も存在するが、この場合は動作を禁止する意味となる。 命令文の否定は don't を動詞の直前につけることで作られる。例えば、 Stop here. (ここで止まれ) の命令文の否定は Don't stop here.(ここで止まるな) となる。 否定のお願いをする場合は、pleaseを使って Please don't stop here.(ここで止まらないでください) Don't stop here, please. という使われ方をすることがある。 I「私」やmy マイ「私の」や、me ミー 「私に」のように、話し手との関係を表わす語を 人称(にんしょう) と呼ぶ。 I「私」のように、話し手自身のことを1人称(いちにんしょう)という。 you 「あなた」などの聞き手のことを2人称(ににんしょう)という。 それ以外の「かれ」「かのじょ」「何か」などのことを3人称(さんにんしょう)という。 ここで、「わたしたち」のように、自分と誰か他の人を合わせた場合は We(ウィー) という1人称となる。 「あなたたち」などのように、聞き手と1人称以外の誰かを合わせたものが主語となる場合は、 you(ユー) という2人称である。 英語では、それぞれの人称を表わす語が存在するため、それら人称を記憶する必要がある。 また、それらの語は、主語が単数か複数かによって、その人称を表わす語が変化する。 ここではそれらを 1人称単数(いちにんしょう たんすう) 1人称複数(いちにんしょう ふくすう) など、「○人称△数」と呼んで区別する。 それぞれに対応する語は主語としてあらわれる形では 1人称単数: I 2人称単数: you 3人称単数: 男 he,女 she, それ以外 it 1人称複数: we 2人称複数: you 3人称複数: they となる。 3人称単数の it は、例えば道具や機械などの人工物や、天気など、人間とは異なったものにたいする代名詞として使われる。しかし、この使いわけは情况にもよる。例えば、動物はitで表わす場合が多いが、ある人のペットでありその性別(オス/メス)が知られている場合などでは he や she で表わされることも多い。特殊な例では何か思入れの あるものを指して he や she で物体を表わすこともある。しかし、物体の場合には、ふつうはitでうけることが多い。 ここで、特に3人称単数をつかって一般動詞を用いた文を作るときには、一般動詞の語尾に s をつける。これは俗に(ぞくに)「三単現の s」(さんたんげんのエス) と呼ばれる。 例えば、上の例では He opens the window. が対応する例である。 これらの動詞につける語尾は、通常はsをつければよい。しかし、 wash(ウォッシュ、洗う)など、動詞の最後の音によっては、それでは発音しにくくなってしまうため、語尾が変化することがある。 一般には最後の文字が ch, sh, s, o などで終わる単語にsをつけるときにはsがesに変化する。 例えば teach (教える): teaches wash (洗う): washes などが、あげられる。 さらに、最後の音が''子音+y''で与えられる場合には、その部分は''子音+ies''に変化する。例えば、 study (勉強する): studies などがその例である。一方、''母音+y''の場合にはこの様な変化はせず、単に s をつければよい。例えば、 stay (滞在する): stays などがその例である。 ここで、特に動詞 do については、 s をつけたときの変化形は does (ダズ) となる。ただし、この do については、この語が補助動詞として使われた場合にも、3単現のsによって変化する。そのため3人称単数が主語となる一般動詞の疑問文では、 Does he feel warm? のように、補助動詞の do が does に変化する。この時、残った動詞の側には、s はつけない。 次に、「私の」「あなたの」のように、あるものの所有者を表わす表現について述べる。 「私のペン」「私のカバン」など、英語で言いたい場合、代名詞のIではなく my という所有格(しょゆうかく)に変化して、 my pen とか my bag になる。 「あなたのペン」なら your pen になる。あなたのカバンなら、 your bag になる。 いっぽう、I や you などは主格(しゅかく)という。 それぞれの人称と単数複数に応じて所有格が存在する。ここでまとめると 1人称単数: my 2人称単数: your 3人称単数: 男 his,女 her, それ以外 its 1人称複数: our 2人称複数: your 3人称複数: their となる。 所有格は文章にあらわれるときは、 a や the のような冠詞(かんし)のようなものとして用いられる。冠詞は、ふつうは、1つの名詞に対して、1つしか用いることができないため、 所有を表わす語がついた語には a や an をつけることは出来なません。 例文 Tom is your friend. トムは、あなたの友人です。 では friend の前に your がついているため、けっして (×)your a friend や (×)a your friend などのような表現をすることは、出来ません。 また、 your がついても、 be動詞は、主語 Tom に対応する is のままです。 けっして、be動詞に are とか、書いてはいけません。 同様に Tom is my friend. トムは、わたしの友人です。 なら、 be動詞は、主語 Tom に対応する is のままです。 けっして、be動詞に am とか、書いてはいけません。 A: Is Tom your friend? B: Yes, he is. A: He opens the window. Does he feel warm? B: Probably. A: Oh, he is reading a book. Is he studying? B: No, he isn't. He is just reading a magazine. 「~している」のように、現在のことでも今まさに目の前で起こっていることを記述する文を現在進行形(げんざい しんこうけい)と呼ぶ。 もし、cookを「現在進行形にせよ」と出題されたなら、 be cooking とすればよい。 このように、ある動詞の現在進行形の述語には、 <【be動詞】 +【動詞の-ing形】> が用いられる。 なお「ing形」の読みは、「アイエヌジーけい」などと読むのが普通である。 上の例では he is reading. が現在進行形にあたる。これは、ある動作が、ちょうど目の前で行なわれていることを表わす文章である。日本語訳では、動詞に「〜している」などの語尾をつけて訳す。 ここでは単に、「読む」ではなく「読んでいる」となる。 疑問文や否定文の作り方は、現在進行形を用いた文の動詞は be動詞 となるため、単にbe動詞の場合の規則に従えばよい。たとえば、 Is he studying? (彼は勉強中ですか?) のように、be動詞を冒頭に持って来て、あとは、そのまま文章を並べて、「?」を最後につければよい。 A: Do you have a sister? B: Yes, I do. I have two sisters. And you? A: I don't have any. 英語では、単数の名詞と、複数の名詞では、形が変わる。 例えば、 book(ブック、本): books(ブックス) dog(ドッグ、イヌ): dogs(ドッグス) cat(キャット、ネコ): cats(キャッツ) pencil → pencils apple → apples などである。 books、dogs、pencils などの形を複数形(ふくすうけい)と呼ぶ。複数形の名詞を作るときには、ふつうは名詞の語尾に s をつければよい。 ただし、 dish: dishes など、sh,ch,s などの語尾を持つ語については、複数形は -es をつけることになる。 他にも歴史的事情などにより複数形の作り方が、けっして単にsをつけるだけでない名詞も存在する。例えば、複数形と単数形が同じ形である語の例として fish(単数): fish(複数) が存在する。 また、水 water (ウォーター) などの物質や、しあわせ happy などの感情のように、数を数えることが出来ない名詞も存在する。 この様な名詞は「不可算名詞」(ふかさんめいし)と呼ばれ、これらの名詞の複数形は存在しない。 go to bed (ゴーツー ベッド)ベッドに行く go to school (ゴートゥー ベッド) 学校に行く to (トゥー) は、方向について「〜に」「〜へ」の意味があります。 ボブはカナダ出身です。 Bob is from Canada. (ボブ イズ フロム キャナダ) の、 from(フロム) も前置詞です。 from には、物事の起点などを表す意味があります。from は、起点について、「〜から」という意味です。 300px 例文 I live in Tokyo. わたしは東京に住んでます。 I live in Japan. わたしは日本に住んでいます。 300px on(オン) も前置詞です。「~の上に」という意味でよく使われますが、接していればなんでも使えます。 例文 There is two books on the desk. (ゼア イズ ア ブック オン ザ デスク) つくえの上に、2冊の本がある。 日: Sunday(サンディ) 月: Monday(マンディ) 火: Tuesday(チュースディ) 水: Wednesday(ウェンズデイ) 木: Thursday(サースデイ) 金: Friday(フライディ) 土: Saturday(サタディ) となっている。 曜日は、それぞれ単語の最初の文字を、かならず大文字にしなければならない。 一般に、人の名前やものの名前など、固有名詞(こゆうめいし)では、かならず単語の最初の文字は、大文字になる。 ちなみに、「週」は英語で「week」(ウィーク)である。「week」という単語は、べつに固有名詞ではない。 次に、月を表わす方法を述べる。日本語ではそれぞれの月は単に 1月,2月,3月, ... と名前をつけていったが、英語ではそれぞれの月に 固有の名前がついている。対応する名前を書き並べると、 1月: January(ジャーニュアリー) 2月: February(フェーブラリー) 3月: March(マーチ) 4月: April(エイプリル) 5月: May(メイ) 6月: June(ジューン) 7月: July(ジュラーイ) 8月: August(オウガスト) 9月: September(セプテンバー) 10月: October(オクトーバー) 11月: November(ノーベンバー) 12月: December(ディッセンバー) となる。 ここでも、単語の最初の文字は、かならず大文字にする必要がある。ある月に何かが あることを示すとき、前置詞 in (イン)を用いる。例えば、 in July (イン ジュラーイ) in August などが用いられる。 秋 fall(フォール)/autumn(オウタム)※どちらでもよい。 なお、「季節」は英語で 「season」(シーズン)と言います。複数形は「seasons」(シーズンズ)です。 つぎに、英語での数の数え方について述べる。 小さい方から順に並べていくと、 0: zero (ジーロ) 1: one(ワン) 2: two (トゥー) 3: three (スリー) 4: four (フォー) 5: five (ファイブ) 6: six (シックス) 7: seven (セブン) 8: eight (エイト) 9: nine (ナイン) 10: ten (テン) 11: eleven (イレブン) 12: twelve (トウェルブ) 13: thirteen (サーティーン) 14: fourteen (フォーティーン) 15: fifteen (フィフティーン) 16: sixteen 17: seventeen 18: eighteen 19: nineteen 20: twenty (トウェンティー) 21: twenty-one 22: twenty-two ... 30: thirty (サーティー) 40: forty 50: fifty 60: sixty 70: seventy 80: eighty 90: ninety 100: one hundred(ワン・ハンドレッド) 101:one hundred (and) one 200: two hundred ... などとなる。例えば、432は four hundred thirty two (ファイブ・ハンドレッド サーティー トゥー) と読む。 <参考>外国の子供向けの動画だが、数字についてまとめられている。[https://www.youtube.com/watch?v=e0dJWfQHF8Ye0dJWfQHF8Y The Big Numbers Song] また、英語の数には上で見たような通常の数の他に、1番目・2番目などのような、順序・順番を表わす数がある。この時、通常の数を基数(きすう)と呼び、いっぽう順序を表わす数(1番目、2番目、・・・)を序数(じょすう)と呼ぶ。 序数の多くは基数と似た形を持つがいくつかの序数は基数と大きく違った形を持つため、ここで紹介する。 1番目: first(ファースト) 2番目: second(セカンド) 3番目: third(サード) 4番目: fourth (フォース) 5番目: fifth(フィフス) 6番目: sixth 7番目: seventh 8番目: eighth 9番目: ninth 10番目: tenth のようになる。見て分かる通り、ほとんどの場合には単に基数の表式に-th をつけることで正しい表式が得られる。ただし、1,2,3は例外である。 また、5,8,9では単に-thをつけるのにとどまらず、5 では同化による無声化とそれによるつづり字の変化、8 は同化と正書法上の子音字の削除、9 は子音字 th によって代替された機能的 e の削除、が行われる。 日常では、つぎのように、略記される場合も多い。 1番目: 1st(ファースト) 2番目: 2nd(セカンド) 3番目: 3rd(サード) 4番目: 4th (フォース) 5番目: 5th(フィフス) 6番目: 6th 7番目: 7th 8番目: 8th 9番目: 9th 10番目: 10th 入試や学校のテストでは、略記しない表記(first や second など)が出題されるだろう。 より大きい数でもほとんどの場合は単に-thをつければよい。ただし、 50: fifty(フィフティー) のように最後がyで終わるような単語では単にthをつけるのではなく名詞の複数や動詞の直説法第三人称単数形と同様 yをieに変えてthとする。この場合には 50th: fiftieth となる。 21、22、23、31、32、33・・・などの1の位がone,two,threeであるものは後ろにthをつけることをせず、 1の位のone→first,two→second,three→thirdと変更する。 21st: twenty-first 22nd: twenty-second 23rd: twenty-third 31st: thirty-first 32nd: thirty-second 33rd: thirty-third ある月のうちでその月の何日かを表わすときには基数ではなく序数を使う。 これは、ある月のうちで何番目の日を表わす数であることからこれが用いられる。 1月1日は、英語で書くと「January 1st」または「January 1」と書き、読みは「ジャーヌアリー ファースト」と読みます。 同様に、1月2日なら、「January 2nd」または「January 2」と書き、「ジャーヌアリー セカンド」と読みます。 同様に1月3日は「January 3rd」または「January 3」と書き、「ジャーヌアリー サード」と読みます。 同様に1月4日は「January 4th」または「January 4」と書き、「ジャーヌアリー フォース」と読みます。 同様に、2月8日は「February 8th」または「February 8」と書き、「フェーブラリー エイトス」と読みます。 なお、「月日」の「月」は英語で「month」(マンス)と言います。 「日付」(ひづけ)は英語で「date」(デイト)と言います。 ---- A: I have a competition on Friday. B: It is December the twenty fourth, isn't it? A: Yes, it is. Are you busy on that day? B: No, I'm not. I want to come and see you. A: 金曜日に、コンクールがあるんだ。 B: いいえ、忙しくないよ。(その日に)行って、会いたいな。 ある曜日に対して、その日に何かがあることを示すには、前置詞として on を用いる。上の文では、 I have a competition on Friday. の on Friday が対応する表現である。 ---- I can play the piano. (アイ キャン プレイ ザ ピアノ) わたしはピアノが演奏できます。 Bob can play tennis. (ボブ キャン プレイ テニス) ボブはテニスができます。 Tom can speak English. (トム キャン スピーク イングリッシュ) トムは英語ができます。 動詞の前に can (キャン)をつけると、「〜できる」の意味になる。 「ボブがテニスをする」は「Bob plays tennis.」のように動詞にsがつくが、canがつくと例文( Bob can play tennis.)のように三単現の s が無くなる。 He can play tennis well. (ヒー キャン プレイ テニス ウェル) 彼はテニスが上手です。 wellは「上手(じょうず)に」の意味。 疑問文は、 Can you play the piano? (キャンユー プレイ ザ ピアノ?) あなたはピアノが引けますか? とか Can you speak English? (キャンユー スピーク イングリッシュ?) あなたは英語が話せますか? のようになる。 Canで聞かれた疑問への返事 Yes, I can. (イエス, アイ キャン) はい、できます No, I can't. (ノー, アイ キャーント) いいえ、できません なお、can のような、動詞の前について、その動詞を修飾して、動詞が原形になる品詞を、英文法では助動詞(じょどうし)という。 また、canを使わずに、似たような意味の言葉で、 be good at というのがある。 He is good at playing tennis. かれはテニスをするのが得意です。 のようにつかう。 なお、「彼は上手なテニスプレイヤーです。」 He is a good tennis player. などというような表現方法もある。 「私は英語がちょっとだけ話せます。」のように「少しだけ〜できる」という表現には、 a little (ア リトル)をつかう。 I can speak English a little. (アイ キャン スピーク イングリッシュ ア リトル) 私はすこしだけ英語を話せます。 もし「Can you speak English?」 (キャンユー スピーク イングリッシュ?) (あなたは英語が話せますか?)と質問されて、 「はい、少しだけ(英語を話せます。)」と答えたいなら、 Yes, a little.(イエス ア リトル) はい、すこしだけ。 で通じる。 ちょっとした、お願い事をするとき、「Please ○○」のかわりに、 Can you help me? (キャンユー ヘルプミー) という表現も使えます。 「 Can you help me? 」は、教科書にもよくある表現なので、そのまま覚えよう。 Whose pen is this? このペンは誰のですか? It's mine. わたしのペンです。 It's Taro's. タロウのペンです。 Whose bag is this? このカバンは誰のですか? Whose uniform is this? この制服は誰のですか? It's Bob's. ボブの制服です。 さて、I, my, me, mine の活用変化を覚えるには、書くだけでなく、発音するのが良い。 つまり、声を出して「アイ・マイ・ミー・マイン」「ユー・ユア・ユー・ユアーズ」「ヒー・ヒズ・ヒム・ヒズ」「シー・ハー・ハー・ハーズ」「イット・イッツ・イット」「ウィー・アワー・アス・アワーズ」「ユー・ユア・ユー・ユアーズ」「ゼイ・ゼア・ゼム・ゼアーズ」と、何度か唱えるのがよい。 もちろん、書く練習のほうが、もっと必要である。 She is studying English now. 彼女は今、英語を勉強中です。 Bob are playing tennis now. ボブはテニスをプレイ中です。 Tom plays tennis every day. トムは毎日、テニスをしていますよ。 このTom の文のように、習慣を表す場合は、現在進行形にはならないで、通常の現在形になる。 < be動詞 + 動詞のing形>で、「〜している」になる。また、このような形の語句や文章を現在進行形(げんざい しんこうけい)という。 たとえば、playing , stugying は、どれも現在進行形である。 疑問文 Is she studying English? 彼女は英語の勉強中ですか? What is Bob playing? ボブは何をプレイ中ですか? What are you doing? (ホアット アーユー ドゥーイング) あなたは今、何をしていますか? 「 What are you doing?」は教科書で、よくある表現なので、そのまま覚えてしまおう。 「 What are you doing?」 の返事は、たとえば、 ー I'm reading a book. 本を読んでいます。 とか、 ー I am watching TV now. いま、テレビを見ています。 とか、色々とあります。 playing のように、原形の語尾が y なら、現在進行形では、そのまま ing をつけるのが、現在進行形の語形の変化規則である。 doing(doの進行形) や going (goの進行形)のように、語尾が o で終わる場合にも、そのまま ing をつけるのが、規則。 「いつ、〜をする」など時間について質問をしたい場合には、さいしょに When (フェーン)をつけて、疑問文でたずねればいい。 会話例 When do you play tennis? (フェーン ドゥー ユー プレイ テニス)あなたは、いつテニスをしますか? ー I play tennis on Sunday. 日曜日にプレイします。 例文 Where do you play tennis. (フェーアー ドゥーユー プレイ テニス?) あなたは、どこでテニスをしますか? When is your birthday? (フェーン イズ ユア バースデイ)あなたの誕生日は、いつですか? ー August 2nd. (オウガスト セカンド) 8月2日です。 ※ 「When is your birthday? 」は誕生日をたずねる慣用表現になってるので、そのまま覚えてしまおう。 「どこで、〜をする」など、場所を質問したい場合には、さいしょに Where (フェアー)をつけて、疑問文でたずねればいい。 会話例 Where is my notebook.(フェーアー イズ マイ ノートブック?) 私のノートはどこ? ー It's on table. テーブルの上にあるよ。 Where do you live? (フェーアー ドゥー ユー リーブ?) ー I live in Tokyo. 私は東京に住んでいます。 ※ 「Where do you live?」は住所をたずねる慣用表現になってるので、そのまま覚えてしまおう。 ※ 文末の live は、ふつうは「リブ」と短く発音しますが、この慣用表現の場合、疑問文での語末の音調をあげるのに引きづられ、やや長めに「リーブ」と伸ばします。 Where are you from? どちらの出身ですか? ー I'm from Canada. カナダ出身です。 ※ 「Where are you from?」は出身をたずねる慣用表現になってるので、そのまま覚えてしまおう。 動詞の後ろに ed をつけることで、多くの動詞では、過去を表せる。では、例文を見ていこう。 例文 I played soccer yesterday. (アイ プレイド サカー イエスタデー) 私はきのう、サッカーをプレイしました。 Bob visited his uncle last year. (ボブ ビジッテド ヒズ アンクル ラスト イアー) ボブは去年、おじさんをたずねました。 T watched TV yesterday. (アイ ウォッチド ティーブィ イエスタデイ) 私はきのう、テレビをみました。 I practiced tennis yesterday. (アイ プラクティスド テニス イエスタデイ ) 私はきのう、テニスを練習しました。 このように、動詞の後ろに ed をつけることで、多くの動詞では、過去を表せる。また、動詞の「〜ed」のような、過去をあらわす形のことを過去形(かこけい)という。 動詞の過去形の例 studyのように、yで終わる単語は、語尾がiedになる場合が多い。 しかし、いくつかの動詞には例外があり、不規則な変化をする。 なお、 のように、語尾が y であっても、そのまま ed をつける単語もある。 Be動詞 と do は、過去形が、つぎのように不規則な変化をする。 be: was(単数), were (複数) do: did Be動詞の過去形は、つまり、 I was 〜 や You were 〜 のようになる。 また、didの疑問文は Did you play soccer yesterday? きのう、サッカーをプレイしましたか? のようになる。 疑問文のさい、過去形になる動詞は冒頭の Do → Did だけであり、 play は原形に戻る。 過去についての疑問に対する回答は、 ー Yes, I did. (イエス、アイ ディド)はい、〜しました。 あるいは ー No, I didn't. (ノウ、アイ ディドント)いいえ、〜しませんでした。 のようになる。 ほかにも、go などの基本的な動詞でも、不規則な変化をする場合もある。 go → went (ウェント) 例文 I went to Hirosima last sunday. 先週の日曜日、 わたしは広島に行きました。 I went my friend house last Monday. 先週の日曜日、 わたしは友達の家に行きました。 なお、疑問文では、 のように、Didだけが過去形。wentは原形のgoにもどる。 このように、不規則動詞でも、Did以外の動詞は、原形にもどる。 come → came(ケイム) stand → stood(ストゥード) sit → sat (サット) see → saw (ソウ) give → gave (ゲイブ) sing → sang (サング) eat → ate (エイト) take → took (トゥック) make → made (メイド) bring → brought run → ran (レイン) think → thought (ソート) understand → understood (アンダストゥード) throw → threw (スルー) put → put (プット)※現在形と過去形が同じ などがある。 「今朝、テニスをプレイしました。」と英語でいいたい場合、日本語とはちがって、 のように、現在形になる場合があります。 「今朝」について言う場合、現在形か過去形かが、あまりハッキリしません。そのため、検定教科書の例文を見ても、過去形をおしえる単元では this morning は、用いていません。 a book → books(ブックス) a dog → dogs(ドッグス) a cat → cats(キャッツ) an apple → apples(アップルス) 2人以上の兄弟 brothers (ブラザーズ) 2人以上の姉妹 sisters (シスターズ) water 水 milk 牛乳 固体でないため、数えられない。 ただし、「コップに入った水」「グラスに入った水」などは、 a glass of water (ア グラス オブ ウォーター) グラス一杯の水 のように、数えられる。 rice (ライス)お米 salt (ソルト) 固体ではあるが、きめ細かく、数えられない。 soccer (サッカー) tennis (テニス) スポーツ名は抽象的なもののため、数えられない。 music math 教科も、抽象的なので、数えられない。 「私は、しあわせです。」は、英語で I am happy. (アイ アム ハッピー) となります。 私の状態をあらわす happy の前に、 a は、つきません。「happy」(ハッピー)とは「しあわせである」という状態を表す言葉です。 このように、何かの状態をあらわす単語を形容詞(けいようし)といいます。 たとえば、 happy は形容詞です。 ですが、「ボブは大きなイヌを、飼っている。」のように、 Bob has a big dog. (ボブ ハズ ア ビッグ ドッグ) のように、名詞(この場合 dog )がある場合は、形容詞の前にa または an などが、つきます。 このように、形容詞は、名詞の前につけることもでき、その名詞の状態や性質などを表すこともできます。つまり、英語の形容詞は、名詞を修飾(しゅうしょく)できます。 「私は、かなしいです。」は英語で、 I am sad. (アイ アム サッド) となります。 「sad」(サッド)とは、かなしい状態をあらわす言葉です。 「ボブは、背が高い。」は英語で、 Bob is tall. (ボブ イズ トール) となります。「tall」とは、身長が高かったり、建物が高かったり、そういう状態を表します。 「彼は、背が高い」は英語で、 He is tall. (ヒー イズ トール) です。このように、たとえ代名詞を使っても、語順は、かわりません。 「わたしは、おなかがすいています。」は英語で、 I am hungry. (アイ アム ハングリー) となります。 形容詞には、たとえば、つぎのような単語があります。 long (ロング) ながい short(ショート) 短い big(ビッグ) 大きい small(スモール) 小さい new(ニュー)あたらしい old(オールド)ふるい old は、年齢をいうときにも、 I am thirteen years old. (アイアム サーティーン イアズ オールド) のように、使います。 さまざまな例文 This bar is long. (ジス バー イズ ア ロング) この棒(ぼう)は長い。 なお、「bar」 とは「棒」のこと。 Her hair is long. (ハー ヘアー イズ ロング) 彼女の髪は長い。 She has a long hair.(シーハズ ア ロング ヘアー) 彼女は、髪が長い。 His pen is new. 彼のペンは新しい。 Her pen is old. 彼女のペンは古い。 His dog is big. 彼のイヌは大きい。 He has a big dog. 彼は大きなイヌを飼っている。 赤 red、青 blue など、色も形容詞です。 例文 His pencil case is red. かれの筆箱は赤い。 His pencil case is blue. かれの筆箱は青い。 ほかの色も、ふつうの色なら、形容詞です。たとえば、 緑 green(グリーン), 黄色 yellow (イエロー)、白 white (ホワイト)、黒 black (ブラック)、茶色 brown (ブラウン)、灰色 gray (グレイ)、 これらすべて形容詞です。 「私は、しあわせではない。」は、英語で I am not happy. (アイ アム ノット ハッピー) となります。 このように、be動詞をつかった文なら、be動詞のうしろに not をつけるだけで、反対の意味になります。 いっぽう、「ボブは大きなイヌを、飼っている。」の否定、つまり「ボブは、大きなイヌを、飼っていない」なら、 Bob does not have a big dog. (ボブ ダズノット ハブ ア ビッグ ドッグ) のように、なります。 つまり、形容詞のある文章の否定は、ふつうの文章の否定と同じように、<be動詞 + not + 〜>または<do(does) not + 〜>で、否定の意味になります。 例 I am not sad. (アイ アム ノット サッド) なら、「私は、かなしくない。」です。 Bob is not tall. (ボブ イズ ノット トール) なら、「ボブは、背が高くない。」です。 例文 He is not tall. (ヒー イズ ノット トール) 彼は、背が高くない。 I am hungry. (アイ アム ノット ハングリー) わたしは、おなかがすいてません。 I am not thirteen years old. (アイアム ノット サーティーン イアズ オールド)わたしは、13歳ではない。 さまざまな例文 This bar is not long. (ジス バー イズ ノット ロング) この棒(ぼう)は長くない。 Her hair is not long. (ハー ヘアー イズ ノット ロング) 彼女の髪は長い。 She doesn't have a long hair.(シーハズ ア ロング ヘアー) 彼女は、髪が長い。 His pen is not new. 彼のペンは新しくない。 Her pen is not old. 彼女のペンは古くない。 His dog is not big. 彼のイヌは大きくない。 He doesn't have a big dog. 彼は、大きなイヌは、飼っていない。 His pencil case is not red. かれの筆箱は赤くない。 His pencil case is not blue. かれの筆箱は青くない。 very がつくと、「とても」「すごく」の意味になります。 たとえば、 「私はとても、しあわせです。」は英語で、 I'm very happy. となります。 very のつく位置は、かならず、形容詞の直前です。 例文 His dog is very big. かれのイヌは、とても大きい。 ちなみに、年齢を相手に尋ねる場合は、 How old are you? (ハウ オールド アーユー?) で、たずねられます。 How old are you? は、英語教科書で、よくある表現なので、このまま覚えましょう。 また、この How old のように、<How + 形容詞 + 〜?>で、ものごとの程度を、たずねることができます。 たとえば、長さを尋ねたい場合、「それは、どのくらい、長いのですか?」を英語でいうなら、 How long is it? と、なります。 なお、How short 〜(×)とは、いいません。 How many (ハウ メニー)で、数について「いくつ?」かをたずねられます。 たとえば「リンゴを、いくつ、あなたは持っていますか?」は、 How many apples do you have? となります。 答えは、たとえば、2個のリンゴを持ってれば、 I have two applese. わたしは2個のリンゴをもっています。 とかになります。 ひとつもリンゴを持ってなければ、 I dont have an apples. とか、あるいは I have no apples. (アイ ハブ ノーアップルズ) ひとつもリンゴを持ってません。 とかになります。 How many apples の語尾sのように、複数形になることに、注意してください。no apples の語尾のsも、忘れないように。 つまり、 の形になります。 「これは便利です」は英語で、 This is useful.(ジス イズ ユースフル) です。「useful」は「便利な」「便利である」という意味です。 useful (ユースフル)は、単語 use (ユース)(※ 「使うこと」の意味で、動詞のuseとは少し発音が違う)のうしろに ful がついています。 useful のように、ほかの単語のうしろに ful などの語尾がついて、形容詞などになる場合もあります。 「 私のカバンは、便利です」は英語で、 My bag is useful. になります。 「その絵は、うつくしい」は英語で、 The picture is beautiful. (ザ・ピクチャー イズ ビューティフル) です。 beautiful (ビューティフル)とは、「美しい」という意味です。 なお、美人のことを英語で beauty (ビューティー)といいます。 「その絵は、すごく、うつくしい」は英語で、 The picture is very beautiful. (ザ・ピクチャー イズ ベリー ビューティフル) です。 否定型を書くなら、be動詞の否定形ですから The picture isn't beautiful. その絵は美しくない になります。 疑問形を書くなら、 Is the picture beautiful? その絵は、美しいですか? です。 「この本(ほん)は、おもしろい」は英語で、 This book is interesting. (ディス ブック イズ インタレスティング) です。 「interesting」とは、何かの物体や出来事などが「興味深い」「おもしろい」という状態です。 interesting のように、形容詞の語尾に、 ing がつく単語も、英語にはあります。 He has a interestng book. なら、「彼はおもしろい本を、持っている。」の意味です。 「これは、興味深い」「これは、おもしろい」は英語で、 This is interesting. (ジス イズ インタレスティング) です。 「あれは、おもしろい」は英語で、 That is interesting. あるいは That's interesting. (ザッツ インタレスティング) です。 「That's」とは、「That is 」の省略です。 That is interesting. と省略せずにいっても、かまいません。 「それは、おもしろい」「それは興味深い」は英語で、 It's interesting. (イッツ インタレスティング) です。省略せずに It is interesting. といっても、かまいません。 会話などでは、前後の文脈から、「It」「That」とかが無くても「Interesting」だけで内容が分かる場合があるので、単に Interesting. のように、主語やbe動詞を省略する場合もあります。 「この本(ほん)は、とても、おもしろい」は英語で、 This book is very interesting. (ジス イズ ベリー インタレスティング) です。 「あの本は、とても、おもしろい」は、英語で、 That's very interesting. となります。 このように、 very の位置は、形容詞の直前です。 「とても美しい」は very beautiful です。「とても、おもしろい」は very interesuting です。 たとえ、形容詞の語尾に、 ful がつこうが、ing がつこうが、 very の位置は、かわりません。 たとえば、 It isn't interesting. なら、「それは、おもしろくはない」などの意味になります。「つまらない」かどうかは、この文だけでは、分かりません。 He doesn't have a interestng book. なら、「彼は、おもしろい本は、持っていない。」の意味です。 このように、形容詞の語尾にingがついていようが、否定形をかくときは、ふつうの否定文と同様の規則、つまり<be動詞 + not>または<do(does)+ not + 動詞の原形>のパターンになります。 いっぽう、interesting をつかった疑問文をかくなら、たとえば Is it interesting? それは、おもしろいですか? Does he have interesting books? かれは、おもしろい本を、持っていますか? などのように、ふつうの疑問文と同様の規則です。 「イチロー(Ichiro)とジロー(Jiro)は兄弟です」は、英語で、 Ichiro and Jiro are brotehrs. (イチロー アンド ジロー イズ ア ブラザーズ) となります。 主語の Ichiro と Jiro は、あわせて二人なので、あわせると複数ですから、Be 動詞が are になることに注意してください。 また、brothers というふうに、述語ぶぶんの名詞は、複数形になります。 つまり、「彼らは兄弟です」の They are brothers. での are と同様に、「Ichiro and Jiro are 〜」というふうに be 動詞が are になっています。 先生が Listen and repeat. (リッスン アンド リピート) と言ったら、 「聞いて、そのあと、(聞いたことと同じ言葉を)くりかえして、(言って)ください。」 という意味です。 生徒に、発音の練習をさせたいときに、よく、先生が「 Listen and repeat. (リッスン アンド リピート)」と使います。生徒は、先生の言った言葉を、そのまま、くりかえして、いいます。 thumb|300px|in の説明図. in the box 「〜の中にある」などの表現は、in(イン)を使います。 たとえば、 I live in Tokyo. (アイ リブ イン トーキョー) 私は東京に住んでいます。 となります。 「私は、中央町(ちゅうおうちょう)に住んでいます。」なら、英語で、 I live in Chuo-cho. です。 <live in 〜>で、「〜に住んでいる」という意味になります。<live in 〜>は、住んでいる場所を示すさいによく使う熟語なので、そのまま覚えてしまいましょう。 「トムも、中央町に住んでいます」なら、英語、 Tom lives in Chuo-cho, too. のようになります。 主語が3人称なので動詞に三単現在の s がついて「lives」になっています。「〜も」の意味の too が、文末についています。 in の位置は、名詞の前だということに、かわりません。 「このカバンの中に、ノートがある」は英語で、 The notebook is in this bag. (ザ・ノートブック イズ イン ディス バッグ) のように、なります。 「〜の近くになる」という表現には、near (ニア)を使います。 My house is near Bob's house. (マイ ハウス イズ ニア ボブズ ハウス) わたしの家は、ボブの家の近くです。 となります。 in とか near とかは、名詞などの前におくので、in や near などを前置詞(ぜんちし) といいます。 「家で」という表現には「at home」(アット ホーム)を使います。 at も前置詞です。 「学校に行く」という意味の「go to school」の、「to」(トゥー)も前置詞です。 to は、方向について、「〜へ」「〜に」という意味です。 「ボブは、シアトル(※ アメリカ合衆国の都市のひとつ)出身です」なら、英語で、 Bob is from Seattle. (ボブ イズ フロム シアトル) と、なります。 この from も前置詞です。「from 〜」は 、起点について「〜から」の意味です。 「トムは、ニューヨーク出身です」なら、英語で、 Tom is from New York. (トム イズ フロム ニューヨーク) です。 「トムは、朝、6時に起きます」なら、 Tom gets up at six in the morning. (トム ゲッツ アップ アット シックス イン ザ モーニング) です。 時刻についての「〜に」は at を使います。 いっぽう、「朝に」「昼に」「晩に」などの「〜に」では in を使います。 「シアトルについて、教えてください」なら英語で、 Please teach me about Seattle. (プリーズ ティーチミー アバウト シアトル) です。 about に、「〜について」の意味があります。 「トムは、6時ごろに起きます。」なら、 Tom gets up about six. (トム ゲッツアップ アバウト シックス) です。 さきほどの「〜について」のaboutと、この「〜ごろ」のabout は同じ単語です。about には、「ほぼ、〜ごろ」「約〜ぐらい」のような意味も、あります。 たとえば、 「CDを、どのくらい持っていますか?」 How many CDs do you have? (ハウメニー シーディーズ ドゥーユー ハブ) と聞かれて、 もし「80枚ぐらい」と答えるなら、 ー about eighty. (アバウト エイティー) と答えます。 ー I have about 50 CDs. (アイ ハブ アバウト ヒフティー シーディーズ) のように答えても、いいです。 なお、「起きる」の意味の「get up」(ゲットアップ)や「wake up」(ウェイク アップ)の、「up」も前置詞です。 「stand up」の up も、同じ前置詞です。 「up」は、「上に」「上へ」などの、上の方向についての意味をあらわす前置詞です。 「すわる」の意味の「sit douwn」(シット ダウン)のdownも前置詞です。 「down」は、「下に」「下へ」などの、下の方向についての意味をあらわす前置詞です。 これら、「in」「to」「at」「from」「about」「down」「up」などを、前置詞(ぜんちし)といいます。
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コンメンタール投資信託及び投資法人に関する法律施行令 投資信託及び投資法人に関する法律施行令(最終改正:平成二一年一月二三日政令第八号)の逐条解説書。
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (上告の理由の記載) 第315条 上告状に上告の理由の記載がないときは、上告人は、最高裁判所規則で定める期間内に、上告理由書を原裁判所に提出しなければならない。 上告の理由は、最高裁判所規則で定める方式により記載しなければならない。 ---- {{前後 |民事訴訟法 |第3編上訴 第2章 上告 |第314条(上告提起の方式等) |第316条(原裁判所による上告の却下) 315
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第5編 組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転 (株式会社の組織変更計画) 第744条 株式会社が組織変更をする場合には、当該株式会社は、組織変更計画において、次に掲げる事項を定めなければならない。 ---- {{前後 |会社法 |第5編 組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転 第1章 組織変更 第2節 株式会社の組織変更 |会社法第743条(剰余金の配当等に関する特則) |会社法第745条(株式会社の組織変更の効力の発生等) 744
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (証人の資格) 第143条 裁判所は、この法律に特別の定のある場合を除いては、何人でも証人としてこれを尋問することができる。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第1編 総則 第11章 証人尋問 |第142条(当事者の立会い等) |第143条の2(証人の召喚) 143
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込み入ったOctave プログラムは,関数を定義することにより,しばしば単純化することができます。 関数は,対話的Octave セッションの間にコマンドラインから,あるいは外部ファイル内で直接定義することができ,組み込み関数のように呼び出すことができます。 その最も単純な形式において,name という名前の関数の定義は,以下のように見えます。 function name body endfunction 妥当な関数名は,妥当な変数名のようなものです。 すなわち,連続する文字,数字およびアンダース コアであって,先頭が数字ではないものです。 関数は,名前のプールを変数と共有します。 関数の本体body は,Octave ステートメントから構成されます。 これは,定義の最も重要な部分です。 なぜならば,この部分は,関数が実際に何を実行するべきかを述べているからです。 たとえば,実行時に,端末のベルを鳴らす関数を示します(それが実行可能であると仮定します)。 function beep printf ("\a"); endfunction printfステートメント(Chapter 16 [Input and Output]を参照)は,単にOctaveに文字列"\a"を表示するように伝えます。 特殊文字"\a" は,警告文字(アスキーコード7)を表します。 Chapter 5 [Strings]を参照してください。 一度この関数を定義すると,関数名を打ち込むことにより,Octave にそれを評価するように伝えることができます。 普通なら,自分が定義した関数に,何らかの情報を渡したいと思うでしょう。 Octaveでは,ある関数にパラメータを渡すための文法は, function name (arg-list) body endfunction となります。 ここでarg-list は,関数の引数をカンマで区切ったリストです。 関数を呼び出すとき,引数の名前は,その呼び出しにおいて与えた引数値を保持するために使用されます。 引数のリストは空でもかまいません。 この場合,この形式は,最初に示した形式と同じものになります。 ベルを鳴らすとともにメッセージを表示するには,beep関数を,以下に示すように変更すればよいのです。 function wakeup (message) printf ("\a%s\n", message); endfunction 以下のようなステートメントを用いて,この関数を呼び出すと, wakeup ("Rise and shine!"); Octave は,端末のベルを鳴らし,‘Rise and shine!’というメッセージを表示して改行(printfステートメントの最初の引数にある‘\n’)します。 大部分の場面において,自分で定義した関数から,何らかの情報を得たいこともあるはずです。 ある1 つの値を返す関数を書くための文法は,以下のようなものです。 function ret-var = name (arg-list) body endfunction ret-varは,関数によって返される値を保持することになる変数名です。 この変数は,関数が値を返すようにするために,関数本体の終わりまでに定義されていなければなりません。 関数の本体において使用される変数は,その関数に対してローカルなものです。 arg-listおよびret-varに名前を挙げた変数も,その関数内のローカルなものです。 関数内からグローバル変数にアクセスするための方法について,より多くの情報は,Section 9.1 [Global Variables]を参照してください。 たとえば,あるベクトルの要素の平均値を計算する関数を示します。 function retval = avg (v) retval = sum (v) / length (v); endfunction もし,代わりに以下のようなavgを書いたとして, function retval = avg (v) if (isvector (v)) retval = sum (v) / length (v); endif endfunction さらに,引数としてベクトルの代わりに行列を用いて関数を呼び出すならば,Octave は以下のようなエラーメッセージを表示することになるでしょう。 error: `retval' undefined near line 1 column 10 error: evaluating index expression near line 7, column 1 なぜならば,ifステートメントの本体は決して実行されず,retval は決して定義されないからです。 このような目立たないエラーを避けるために,戻り値が常に値をもつようにいつでも確認をしたり,問題に遭遇したときに, 有用なメッセージを出すことは良い心がけです。 たとえば,avg関数は,以下のように書いてあれば良かったのです。 function retval = avg (v) retval = 0; if (isvector (v)) retval = sum (v) / length (v); else error ("avg: expecting vector argument"); endif endfunction この関数には,まだもう一つの問題が存在します。 もしこの関数が引数を付けずに起動されたら?ということです。 エラーチェックを追加しなくとも,おそらくOctave は,実際にはエラーの原因を突き止める手助けにはならないような,エラーメッセージを表示するでしょう。 このようなエラーを捕獲ことができるようにするために,Octave には,各々の関数についてnarginなる自動設定変数を提供しています。 関数が呼び出されるたびに,narginは自動的に,実際に関数に渡された引数の数に初期化されます。 たとえば,avg を以下のように書き換えたとしましょう。 function retval = avg (v) retval = 0; if (nargin != 1) usage ("avg (vector)"); endif if (isvector (v)) retval = sum (v) / length (v); else error ("avg: expecting vector argument"); endif endfunction 期待したよりも多くの引数を付けてこの関数を呼び出すとき,Octave は自動的にエラーを報告しませんが,おそらく何かがおかしいことを示します。 引数の数が少なすぎるときも,Octave はエラーを自動的に報告しませんが,値を与えられていない変数を使用しようという試みは,エラーになるでしょう。 このような問題を避け,役立つメッセージを提供するためには,両方の可能性をチェックし,独自のエラーメッセージを出すようにします。 [Built-in Function] [Built-in Function] ある関数の内部で,その関数に渡された引数の数を返します。 トップレベルでは,Octave に渡されたコマンドライン引数の数を返します。 もしオプション引数fcn name を付けて呼び出すならば,その関数が受け入れることのできる引数の最大数を返します。 もしその関数が不定数の引数を受け入れるならば,-1 を返します。 [Built-in Variable] もしsilent_functionsの値がゼロでなければ,関数からの内部出力が抑制されます。 そうでなければ,セミコロンで終わっていない関数本体内の式の結果は,その値が出力されます。 標準状態は0です。 たとえば,もし以下の関数 function f () 2 + 2 endfunction を実行するならば,Octave はsilent_functionsの値に依存して,‘ans = 4’と表示したり,何も表示しなかったりします。 [Built-in Variable] もしこの変数の値がゼロでないならば,関数定義内のステートメントがセミコロンで終わっていないときに警告を表示します。 標準状態は0 です。 多くの他のコンピュータ言語とは異なり,Octaveでは,1 つ以上の値を返す関数が定義できるようになっています。 複数の値を返す関数を定義するための文法は,以下のようなものです。 function [ret-list] = name (arg-list) body endfunction ここでname,arg-list およびbody は,以前のものと同じ意味であり,ret-list は,関数から戻った値を保持することになる変数名をカンマで区切ったリストです。 戻り値のリストは,少なくとも1つの要素を持っていなければなりません。 もしret-list が1 つの要素しか含まないならば,このfunctionステートメントの形式は,前の節で解説した形式と等価です。 あるベクトルの最大の要素と,その値がそのベクトルに最初に出現するインデックスの,2つの値を返す関数の例を示します。 function [max, idx] = vmax (v) idx = 1; max = v (idx); for i = 2:length (v) if (v (i) > max) max = v (i); idx = i; endif endfor endfunction この具体例において,2 つの値は単一の配列の要素として返されることになります。 しかし,これが常に可能であったり便利だったりするわけではありません。 返される値は,整合性のある次元でないこともあります。 また,個々の返り値に別個の名前を与えることは,しばしば好ましいものです。 関数が呼ばれるたびにnarginをセットすることに加え,Octave は,nargoutを,返されると期待される値の数に初期化します。 これは,関数のユーザがリクエストした値の数に依存して,異なる挙動をするような関数を書くことができるようにします。 組み込み変数ansへの暗黙的な代入は,出力引数のカウントにおいて,判断されません。 ゆえに,nargoutの値はゼロになります。 svdとlu関数は,nargoutの値によって異なる挙動をする組み込み関数の例です。 ある戻り値のみをセットする関数を書くことが可能です。 たとえば,以下ある関数 function [x, y, z] = f () x = 1; z = 2; endfunction について,以下のように呼び出すとします。 [a, b, c] = f () その結果は, a = 1 b = [](0x0) c = 2 であり,組み込み変数warn_undefined_return_valuesがゼロでないならば,警告が発生します。 [Built-in Function] [Built-in Function] ある関数の内部で,呼び出し側が受け取ことを期待する値の数を返します。 もしオプション引数fcn nameを付けて呼び出すならば,その関数が返すことのできる戻り値の最大数を返します。 もしその関数が不定数の戻り値を返すならば,-1 を返します。 たとえば, f () は,関数fの内部ではnargoutが0 になり,また, [s, t] = f () この関数fの内部では,nargoutが2となります。 トップレベルでは,nargoutは定義されません。 [Built-in Variable] もしwarn_undefined_return_valuesがゼロでないならば,ある関数が期待される戻り値のリストにおいて1つでも値が定義されていないときに, 警告を表示します。 [Function File] もしn がnargin min からnargin max までの範囲にあるならば,空行列を返します。 そうでなければ,n が大きすぎるか小さすぎるかどうかを示すメッセージを返します。 この関数は,関数に与えた引数の数が,受け入れられる範囲内にあることを確かめるために便利です。 ユーザ定義関数の本体は,returnステートメントを含むことができます。 このステートメントは,制御をOctave プログラムの残り部分に戻します。 それは,以下のような使い方をします。 return C 言語におけるreturnとは異なり,Octave のreturnステートメントは,ある関数から値を返すために使用することはできません。 かわりに,functionステートメントの一部である戻り値変数のリストに,値を割り当てなければなりません。 returnステートメントは,深く入れ子になったループあるいは条件つきステートメントから,その関数を終了することを単に容易にするものです。 あるベクトルのいずれかの要素がゼロでないかどうかを確認することを,チェックする関数の例です。 function retval = any_nonzero (v) retval = 0; for i = 1:length (v) if (v (i) != 0) retval = 1; return; endif endfor printf ("no nonzero elements found\n"); endfunction この関数は,そのベクトルがゼロでない要素を含んでいるときに,メッセージの表示を回避するための余計なロジックを加えること無しに, 一度ゼロでない値を発見した場合に,ループを終了するためのbreakステートメントを使用して書き直すことができないのです。 return [Keyword] Octave が,ある関数内あるいはスクリプト内でreturnキーワードに遭遇するとき,直ちに制御を呼び出し元に戻します。 トップレベルでは,return ステートメントは無視されます。 returnステートメントは,どの関数定義にも末尾に仮定されます。 単純な1 回完結のプログラムを除き,必要なときに毎回,必要とするすべての関数を定義しなければならないことは実用的ではありません。 かわりに,通常はそれらをファイルに保存しておきたいと思うでしょう。 そうすれば,簡単に編集することができ,後で使うために保存しておくことができます。 Octave は,使用前にファイルから関数定義を読み込む必要はありません。 Octave が発見できる場所にファイルを置いておき,単に関数定義名を入力する必要があるだけです。 Octave が未定義の識別子に遭遇すると,すでにコンパイルされて現時点でシンボルテーブルに掲載されている変数または関数を最初に探します。 もし,ここでその定義を見つけられなかったならば, 未定義の識別子と同じベース名をもち,‘.m’で終わるファイルを,組み込み変数LOADPATHによって 指定されたディレクトリのリストから検索します。 一度Octave がマッチするファイルを見つけると,ファイルの中身を読み込みます。 もし,そのファイルに1 個の関数が定義されているならば,その関数がコンパイルされて実行されます。 ある単一のファイルに複数の関数を定義するにはどうするのかについてさらなる情報はSection 13.7 [Script Files]を参照してください。 Octave が関数ファイルから関数を定義するときには,それを読み込んだファイルの完全な名前とタイムスタンプをを保存します。 その後,その関数が必要になったときに毎回,そのファイルのタイムスタンプをチェックします。 もしタイムスタンプが,最後に読み込んだ時間以降に変更されたことを示すならば,Octave は再度そのファイルを読み込みます。 タイムスタンプをチェックすることにより,Octave の実行中に,関数の定義を編集することができるようになり,Octaveセッションを再起動することなく,新たな関数定義を自動的に使用できます。 ある関数を使用するたびにタイムスタンプをチェックすることは非効率ですが,正しい関数定義を使用できるようにするために必要なのです。 変更されていないと思われる関数のタイムスタンプをチェックすることによるパフォーマンスの悪化を避けるために,Octaveは, ディレクトリ‘octave-home/share/octave/version/m’ に存在する関数ファイルは変更されないと仮定します。 ですから,それらのファイルで定義されている関数を使用するたびにチェックは行われません。 これは,普通は非常によい仮定であり,Octave とともに配布される関数ファイルについてパフォーマンスを有意に向上させます。 もしOctave を実行しているあいだに,自作の関数ファイルが変更されないことが分かっているならば, 変数ignore_function_time_stampに"all" とセットすることにより,パフォーマンスを向上させることができます。 この変数に"system"をセットすると,標準の挙動になります。 もしこれ以外の何かの値をセットするならば,Octave は全ての関数ファイルについてタイムスタンプをチェックするようになります。 [Built-in Variable] 関数ファイルを検索するディレクトリを,コロンで区切って並べたもの。この変数の値は,組み込み変数LOADPATHに現れた先頭, 末尾あるいは二重のコロンへと自動的に代入されます。 ‘.m’という拡張子は,Matlab との互換性のために選ばれたものです。 [Built-in Variable] 関数ファイルを検索するディレクトリを,コロンで区切って並べたもの。 詳細はChapter 13[Functions and Scripts]を参照してください。 LOADPATHの値は,環境変数OCTAVE_PATHを上書きします。 これについては付記C [Installation]を参照してください。 LOADPATHは,TEX がTEXINPUTSを処理するのと同じ要領で処理されます。LOADPATHの先頭, 末尾あるいは二重に出現するコロンは,DEFAULT_LOADPATHの値で置き換えられます。 LOADPATHの初期値は":"です。 これは,DEFAULT_LOADPATHによって指定されたディレクトリを検索するようOctave に伝えるものです。 さらに,いずれかのパス項目が‘//’で終わっているならば,そのディレクトリと,それに含まれる全てのサブディレクトリに対して関数ファイルを再帰的に検索します。 これにより,Octaveが関数を最初に検索するときに,LOADPATH内で発見したファイルのリストをキャッシュしておくため,わずかに遅くなります。 その後,Octave はファイルの内部キャッシュを検索するだけなので,通常はより高速に検索します。 再帰的ディレクトリ検索のパフォーマンスを向上させるために,再帰的に検索される各ディレクトリについて,追加的なサブディレクトリあるいは関数ファイルのどちらか片方を含め,両者を混ぜないのが最善です。 Octave とともに配布される関数ファイルディレクトリの説明は,Section 13.10 [Organizationof Functions]を参照してください。 [Built-in Function] Octave のディレクトリキャッシュを再初期化します。 [Built-in Function] [Built-in Function] LOADPATHによって指定されたディレクトリのリストの中に,file が見つかるならば,file の絶対名を返します。 もしファイルが何も見つからないならば,空行列を返します。 もし最初の引数が文字列のセル配列ならば,セル配列の要素についてLOADPATHの各ディレクトリを検索し,マッチした最初のファイル名を返します。 もし2番めのオプション引数"all"を与えるならば,そのパスにおいて同じ名前を持つ全てのファイル名のリストを含むセル配列を返します。 もし何もファイルが見つからなければ,空のセル配列を返します。 [Built-in Variable] この変数は,関数ファイル内で定義された関数を検索するたびに,Octaveがシステムコールstatを実行しないようにするために使用します。 もしignore_function_time_stampが"system"であれば, Octave は‘octave-home/lib/version’のサブディレクトリに存在する関数ファイルを自動的に再コンパイルしないようになります。 たとえ,それが最後にコンパイルされたときから変更されていたとしても,です。 しかし,LOADPATHに存在するその他の関数は,変更されていれば再コンパイルされます。 この変数に"all"をセットすると,関数定義をclearで削除しない限り,Octave はどの関数ファイルも再コンパイルしないようになります。 ignore_function_time_stampにそれ以外の値をセットすると,Octave は,関数ファイルで定義された関数を再コンパイルするかどうかを,常にチェックするようになります。 ignore_function_time_stampの初期値は"system" です。 [Built-in Variable] もしwarn_function_name_clashの値がゼロでないならば,ある関数ファイル内で定義されている関数が, そのファイル名と異なることを発見したときに,警告を発生する(もし名前が合わなければ,ファイル内で宣言した関数名は無視される)。 もしこの値が0 ならば,警告を省略します。 初期値は1 です。 [Built-in Variable] もしこの変数の値がゼロでないならば,未来のタイムスタンプを持つ関数ファイルを発見したときに警告を表示します。 スクリプトファイルとは,(大部分が)一連のOctave コマンドを含むファイルのことです。 これは,各々のコマンドをOctave プロンプトで打ち込んだかのように読み込まれ,評価されます。 また,スクリプトファイルは,関数には論理的になじまないコマンド群を実行するための便利な方法を提供します。 関数ファイルとは異なり,スクリプトファイルは,functionキーワードで始まりません。 もしそうなっていれば,Octave はこれが関数ファイルであって,定義されてすぐに評価されるべき1個の関数を定義してあると仮定するでしょう。 スクリプトファイルは,そのファイル内で名付けた変数がローカル変数ではなく, コマンドラインで見ることのできる変数と同じスコープであるという点においても関数ファイルとは異なっています。 あるスクリプトファイルがfunctionキーワードで始まることはないとしても,1つのスクリプトファイル内に複数の関数を定義すること, そして,それらのすべてを一度に読み出す(でも実行はしない)ことは可能です。 これを行うには,ファイルの最初のトークン(コメントと空白を無視した部分)が,function以外の何かでなければなりません。 もし評価すべきステートメントが他に無いならば,以下のように,何も効果のないステートメントを使うと良いでしょう。 # Octave に,これが関数ファイルであると見なさない # ようにする:1; # 関数one の定義: function one () ... これをOctave に読み込ませ,これらの関数を内部形式にするためには,このファイルをOctaveのLOADPATHに確実に置く必要があります。 その後,このコマンドを含むファイルのベース名を,単純に入力すればよいのです (Octave は,スクリプトファイルを検索するために,関数ファイルの検索と同じルールを使用します)。 もしファイル内の最初のトークン(コメントを除く)がfunctionならば,Octaveは, 空白ではない文字が関数定義の後に出現することについての警告を表示しつつ,その関数をコンパイルしてそれを実行しようとするでしょう。 評価する必要があるまで,Octave は任意の識別子の定義を調べようとしないことに注意してください。 このことは,もし以下のステートメントがスクリプトファイルに現れるか,コマンドラインで入力されるならば,Octave はそれをコンパイルすることを意味します。 # 関数ファイルではありません: 1; function foo () do_something (); endfunction function do_something () do_something_else (); endfunction たとえ,関数fooで参照する以前にdo_somethingが定義されていないとしてもです。 この例はエラーになりません。 なぜならば,Octave はその関数が実際に実行されるまで,ある関数によって参照される全てのシンボルを解決する必要がないためです。 Octave は,必要があるまで定義を探さないので,以下のコードは,コマンドラインで直接入力されたか,スクリプトファイルから読み込まれたか, あるいは関数の本体であるかにかかわらず,常に‘bar = 3’と表示するでしょう。 たとえ,Octave のLOADPATHの‘bar.m’を呼び出す関数またはスクリプトファイルが存在したとしてもです。 eval ("bar = 3"); bar 関数本体内で現れるこのようなコードは,もし定義が,その関数がコンパイルされているとして解決されたならば,Octaveを惑わします。 このコードを矛盾のない方法で評価できるくらいまでOctaveを賢くすることは,不可能と言ってもいいでしょう。 パーサが,コンパイル時にevalの呼び出しを実行することができ, そして,評価されるべき文字列における全ての参照も解決されない限りは不可能であって, さらに,それは限定的すぎること(その文字列はユーザ入力に由来するかもしれないし, ある関数が評価されるまでは知り得ないことに依存するかもしれない)を要求するからです。 普通なら,Octave は‘file.m’なる名前をもつスクリプトファイルからコマンドを実行しますが, 任意のファイルからコマンドを実行するには,source関数を使用することになります。 [Built-in Function] fileの内容をパースし,実行します。 これはスクリプトファイルからコマンドを実行することと等価ですが,ファイルが‘file.m’という名前である必要がありません。 あるシステムでは,Octave は,C++言語で書かれた関数を動的にロードして実行することができます。 Octave はC++で書かれた関数を直接呼び出すことだけしかできません。 しかし,他の言語で書いた関数も,C++で書いた単純なラッパ関数から呼び出すことにより,ロードすることができます。 Octave がロードすることのできるC++関数を書くための方法の一例を,コメント付きで示します。 この関数のソースは,Octave のソース配布において,‘examples/oregonator.cc’として含めています。 この例は,Section 23.1 [Ordinary Differential Equations]の例題において使用しているのと同じ微分方程式を定義しています。 その例とこのコードを実行することにより,動的リンク関数を使用することによって期待される速度向上の性質を確認するために実行時間を比較できます。 ‘oregonator.cc’において定義された関数は,8 つのステートメントのみを含み,対応するM-ファイル (これもOctave とともに,‘examples/oregonator.m’ として配布されています)において定義されたコードと,それほど大きな違いはありません。 ‘oregonator.cc’の完全なテキストです: #include DEFUN_DLD (oregonator, args, , "The `oregonator'.") { ColumnVector dx (3); ColumnVector x (args(0).vector_value ()); dx(0) = 77.27 * (x(1) - x(0)*x(1) + x(0) - 8.375e-06*pow (x(0), 2)); dx(1) = (x(2) - x(0)*x(1) - x(1)) / 77.27; dx(2) = 0.161*(x(0) - x(2)); return octave_value (dx); } このファイルの最初の行, #include これは,必要になるであろう,Octave の内部関数の全てに対する定義をインクルードしています。 もし標準C++あるいはCライブラリからの他の関数が必要ならばmここで必要なヘッダファイルをインクルードできます。 次の2行, DEFUN_DLD (oregonator, args, , "The `oregonator'.") これは,関数を宣言しています。 マクロDEFUN_DLD,およびこのマクロが依存するマクロ群はファイル‘defun-dld.h’,‘defun.h’および‘defun-int.h’ (これらのファイルは,‘octave/oct.h’でインクルードされています)で定義されています。 DEFUN_DLDに対する3番めの引数(nargout)は使用されませんので,未使用の関数パラメータに関するgcc からの警告を避けるためには, 引数リストから省略します。 次の行, ColumnVector dx (3); これは,単に微分方程式の右辺を格納するためのオブジェクトを宣言しています。 また,ステートメント ColumnVector x (args(0).vector_value ()); これは,1 番めの入力引数からベクトルを展開します。 vector_value メソッドが使用された結果,関数の利用者は行ベクトルまたは列ベクトルのどちらも渡すことができます。 ColumnVectorコンストラクタは必要です。 なぜならば,ODE クラスは,列ベクトルを必要とするからです。 変数argsは,DEFUN_DLDでoctave_value_listオブジェクトとして定義された関数に渡されます。 これは,リストの長さを得たり,個々の要素を展開するためのメソッドを含みます。 この例において,エラーをチェックしていませんが,それは難しいことではありません。 Octaveの組み込み関数の全ては,その引数についてある形式のチェックを行っています。 ですから,それらChapter 13: 関数とスクリプトファイル97 関数のソースコードをチェックすれば,与えられた引数の数と型を照合する様々な方法の例が得られます。 次のステートメント, dx(0) = 77.27 * (x(1) - x(0)*x(1) + x(0) - 8.375e-06*pow (x(0), 2)); dx(1) = (x(2) - x(0)*x(1) - x(1)) / 77.27; dx(2) = 0.161*(x(0) - x(2)); これは方程式の右辺を定義しています。 最後に,dxを返します。 return octave_value (dx); 実際に戻す型はoctave_value_listですが,これは戻す型をoctave_valueに変換するためだけに必要です。 なぜならば,octave_valueオブジェクトから,その型のオブジェクトを自動的に生成するデフォルトのコンストラクタが存在するからです。 ですから,かわりにそれを使うだけなのです。 このファイルを使用するためには,お使いのOctave が動的リンクをサポートしていなければなりません。 サポートの有無を確かめるには,Octave プロンプトでoctave_config_info ("dld")というコマンドを入力してください。 もしこれが1 を返したならば,動的リンクのサポートが含まれています。 このサンプルファイルをコンパイルするためには,シェルのプロンプトで‘mkoctfile oregonator.cc’と入力してください。 mkoctfileというコマンドは,Octaveとともにインストールされているはずです。 これを実行することにより,Octave によってロードすることができる‘oregonator.oct’ なるファイルが生成されるでしょう。 ファイル‘oregonator.oct’をテストするには,Octave を起動して,プロンプトから以下のコマンドを打ち込みます。 oregonator ([1, 2, 3], 0) Octave は以下の表示をすることによって反応を返すはずです。 ans = 77.269353 -0.012942 -0.322000 この時点で,この微分方程式を解くために,oregonator.mファイルと同じように‘oregonator.oct’が使用できるようになりました。 Linux を実行している133MHz のPentium マシンでは,Octave はSection 23.1 [Ordinary Differential Equations]で示した問題を,M-ファイルを使用した約19 秒と比較して,動的リンク関数を使用して約1.4 秒で解きました。 これと同様な実行時間の短縮は,他の関数にも期待できます。 特に,ユーザ提供関数を必要とするlsodeのような関数には適しています。 M-ファイルを同じように,動的リンク関数が最後にロードされた時間よりも,より新しくそのファ イルが定義されたときには,Octave は動的リンク関数を自動的に再ロードします。 もし1 個の‘.oct’ファイル内に複数の関数が定義されているならば,ファイルを再ロードすることによって,他の関数も強制的にクリアして再ロードします。 もし与えられた‘.oct’ファイルからロードした全ての関数をクリアするならば,Octave は自動的に‘.oct’ファイルをアンロードします。 [Built-in Variable] もし同じファイルから複数の関数がロードされているならば,それらのどれか1 つを再ロードする前に,全ての関数をクリアしなければならない。 もし,warn_reload_forces_clearがゼロでないならば,これが発生するときに警告を発し,強制的にクリアされるその他の関数のリストを表示します。 [Built-in Variable] もしこの変数の値がゼロでないならば,変数への代入は,以前に定義された同名の関数を隠すことになります。 この変数が負の値ならば警告を表示するようになるが,操作は許されます。 動的リンク関数を書くためのさらなる情報は,Octave 配布パッケージの‘src’ ディレクトリにあるファイルで入手できます。 現在では,そこには以下のようなファイルが含まれます。 balance.cc fft2.cc inv.cc qzval.cc chol.cc filter.cc log.cc schur.cc colloc.cc find.cc lsode.cc sort.cc dassl.cc fsolve.cc lu.cc svd.cc det.cc givens.cc minmax.cc syl.cc eig.cc hess.cc pinv.cc expm.cc ifft.cc qr.cc fft.cc ifft2.cc quad.cc これらのファイルは,DEFUN_DLDの代わりにDEFUN_DLD_BUILTIN マクロを使用しています。 これら2つのマクロの違いは,オペレーティングシステムが動的リンクをサポートしないならば,DEFUN_DLD_BUILTINが, 動的にロードされない組み込み関数を定義することになる,という点だけです。 現在のところ,組み込み関数において呼ぶことのできる全ての関数についての,詳細な解説はありません。 それが実現するまでのあいだ,Octave のソースコードを読む必要があるでしょう。 ここでは,関数ハンドルとインライン関数の説明のためにとってある場所です。 [Built-in Function] 関数ハンドルfcn handle に関する情報を含む構造体を返します。 [Built-in Function] 関数ハンドルfcn handle によって参照される関数名を含む文字列を返します。 [Built-in Function] 文字列fcn name から構成される関数ハンドルを返します。 13.9.2 インライン関数 [Built-in Function] [Built-in Function] [Built-in Function] 文字列str からインライン関数を生成します。 もし1 つの引数を付けて呼ばれたならば,生成された関数の引数は,関数それ自身から展開されます。 生成された関数の引数は,そのとき,アルファベット順になるでしょう。 引数としてi およびj は無視されることに注意してください。 これは,それが変数として使われているのか,組み込み定数として使われているかが曖昧だからです。 かっこに続く全ての引数は,関数になると見なされます。 もし2番めおよびそれ以降の引数が文字列ならば,それらは,その関数の引数の名前です。 もし2 番めの引数が整数n ならば,その引数は,"x", "P1", . . . , "PN"です。 [Built-in Function] インライン関数fun の引数の名前を含む文字列のセル配列を返します。 [Built-in Function] インライン関数fun を表す文字列を返します。 char (fun)は,formula (fun)と等しいことに注意してください。 [Built-in Function] 登場する全ての*や/などを,.*, や./などに置き換えることにより,インライン関数fun のベクトル化バージョンを生成します。 Octave の標準関数の多くは,関数ファイルとして配布されています。 それらは,‘octavehome/lib/octave/version/m’のサブディレクトリ以下にあり,見つけやすくするためにトピックによって緩く構成されています。 以下に示すものは,関数ファイルサブディレクトリと,そこで見つけたいと思う関数の型の全てのリストです。 音声を再生したり録音するための関数です。 自動制御のシミュレーションをデザインするための関数です。 初等関数です。 flipud,rot90,triuのような雑多な行列操作関数のほか,ismatrixやnargchkな どのような基本的な関数を含みます。 画像処理ツールです。 これらの関数にはX Windows System が必要です。 入出力関数です。 線形代数のための関数です。 このほかのどこにも属さない関数です。 Matlab ライクなプロット関数を実装した関数群です。 多項式を操作するための関数です。 一意な値の集合を生成したり操作するための関数です。 信号処理アプリケーションのための関数です。 特殊な関数です。 特殊な行列構造を作るための関数です。 Octave のシステム寄りのスタートアップファイルです。 統計関数です。 雑多な文字列処理関数です。 時間に関連する関数です。
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生物学 > 細胞生物学 ----
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法)>民法第473条 (弁済) 473条 債務者が債権者に対して債務の弁済をしたときは、その債権は、消滅する。 2017年改正前の条項は以下のとおり。有価証券概念が整理され、「無記名債権」は「無記名証券」として規定され、旧本条の趣旨は必要な改正を加え、第520条の20に継承された。 (無記名債権の譲渡における債務者の抗弁の制限) 前条の規定は、無記名債権について準用する。 指図債権の譲渡に関する規定の一部(民法第472条)が無記名債権についても準用されることを定めた規定。 2017年改正で新設。 弁済の効果を明文化した。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第1章 総則 第6節債権の消滅 第1款弁済 |民法第472条の4(免責的債務引受による担保の移転) |民法第474条(第三者の弁済) 473 473
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子音幹 (Consonant stem) または伝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第三変化名詞は、単数主格と単数属格の音節数が異なり、属格が1~2音節長い。 flūmen, flūminis (川) など。 (注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
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法学>民事法>商業登記法>コンメンタール商業登記法 (清算人に関する変更の登記) 第100条 裁判所が選任した清算人に関する会社法第928条第2項第二号に掲げる事項の変更の登記の申請書には、変更の事由を証する書面を添付しなければならない。 清算人の退任による変更の登記の申請書には、退任を証する書面を添付しなければならない。 ---- {{前後 |商業登記法 |第3章 登記手続 第6節 合名会社の登記 |商業登記法第99条(清算人の登記) |商業登記法第101条(清算持分会社を代表する清算人の職務を行うべき者の変更の登記) 100
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前)(次) (役員の任命) 第7条の11 007の11
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いまや我々は演算子法を完成させ得る段階に達した. p が微分で,\frac{1}{p} が積分を表すというのであるから, 微分と積分の関係を表す次の二つの公式, がまず頭に浮かぶ.初期値 x(0) を含んでいる前者を採用するのが妥当であろう. そこで,すでに述べたように, によって式 (1.10) を記号 p を用いて表せば, ここに } となる.いま p を普通の数と同じように取り扱ってよいものとすれば,p を両辺に掛けて, なる関係式を得る.ここではもはや p は微分という意味をもたない. もし p = \frac{d}{dt} ならば px(0) = 0 となってしまうからである. もちろん x(0) \equiv 0 のときは,p は微分と考えてなんら差し支えはないであろう. 式 (1.12) のように変形しておいたのは, 先に x' を px で置き換えたように,今度は x' を px - px(0) で置き換えようという下心である. ここで式 (1.12) の興味深い応用を示そう. この式に x = e^{at} を代入すると, これを e^{at} について解くと となる. この公式は実質的にはすでにこの式およびこの式にて得られている. この式を a について n 回微分すると, よって, を得る.特に a = 0 とおくと, となる.これもすでに得られた式 (1.9) と一致する. 例7\quad を解け. これは例5 で a = -1 とおいたものである. 前節のやり方では解決できなかったことを思い出してもらいたい {1 + a} にて a = -1 を代入すると,分母が 0 になってしまう. . この式を p で表すと, {{制御と振動の数学/equation|px - px_0 + x = \frac{p}{p + 1} なぜならば(1.13)にa = -1 を代入して e^{-t} = \frac{p}{p + 1} これを x について解くと } ここで公式 (1.13), (1.14) を用いて t の関数に戻すと, } 例8\quad これが正しい解であることを確かめよ. 解答例\quad x = \frac{p}{p + 1}x_0 + \frac{p}{(p + 1)^2} のとき, x'(t) = -x_0e^{-t} - te^{-t} + e^{-t} \therefore x'(t) + x(t) = -x_0e^{-t} - te^{-t} + e^{-t} + x_0e^{-t} + te^{-t} = e^{-t}. また x(0) = e^{-t}x_0 + te^{-t} |_{t = 0} = x_0 \quad (\because e^{0} = 1.) 例9\quad を解け. 式(1.12), 式(1.9)を用いて,p の式に書き換えると, } x について解くと, } となる.これを時間関数に戻すにあたって,(1.13), 式(1.9) が使いやすいように、部分分数に分解すると, {{制御と振動の数学/equation|x = \frac{p}{p + 1}x_0 + \frac{p}{p + 1} + \frac{2}{p^2} + \frac{1}{p} - 1 \frac{3p + 2}{p^2(p + 1)} = \frac{A}{p + 1} + \frac{B}{p^2} + \frac{C}{p} とおいて (右辺)=\frac{1}{p^2(p + 1)} \left \{ Ap^2 + B(p + 1) + Cp(p + 1) \right \} \frac{1}{p^2(p + 1)} \left \{ (A + C)p^2 + (B + C)p + B \right \} これが 3p + 2 となるから B = 2, B + C = 3 より C = 1, A + C = 0 より A = -1. すなわち \frac{3p + 2}{p^2(p + 1)} = \frac{-1}{p + 1} + \frac{2}{p^2} + \frac{1}{p} = \left ( 1 - \frac{1}{p + 1} \right ) + \frac{2}{p^2} + \frac{1}{p} - 1 = \frac{p}{p + 1} + \frac{2}{p^2} + \frac{1}{p} - 1 この第一項の処理は (1.13) が適用できる形を目標として変形したもの. となる.これは に他ならない. 例10\quad これが正しい解であることを確かめよ. 解答例\quad x(t) = e^{-t}x_0 + e^{^-t} + t^2 + t - 1 のとき, x'(t) = -x_0e^{-t} - e^{-t} + 2t + 1. ゆえに x(t) + x'(t) = (e^{-t}x_0 + e^{^-t} + t^2 + t - 1) + ( -x_0e^{-t} - e^{-t} + 2t + 1) = t^2 + 3t. また x(0) = e^0 \cdot x_0 + e^0 - 1 = x_0. 以上より x(t) = e^{-t}x_0 + e^{-t} + t^2 + t -1 は \frac{dx}{dt} + x = t^2 + 3t, x(0) = x_0 のひとつ. 例11\quad \frac{dx}{dt} + x = e^t, x(0)=x_0 を解け. 解答例\quad 験算をする. で与方程式を満たす. さらに 2 階微分に対する公式を導いてみよう. 式 (1.12) を 2 度用いると, となる.よって を得る.ここでも x(0) = x'(0) = 0 のときは x'' = p^2x となり,p が微分を表すと考えてよいことを示している. 式 (1.15) において x(t) = \sin\beta t とおけば, を得る.また, {{制御と振動の数学/equation|\sin t = \frac{p}{p^2 + 1} = \frac{1}{p}\frac{1}{(1 + \frac{1}{p^2})}初項 \frac{1}{p},公差 -\frac{1}{p^2} の無限等比級数 これは \sin t の Taylor 展開である. 例12\quad (1) (2) を示せ. 解答例\quad 式 (1.15) に x(t) = \cos\beta t を代入して, } すなわち \diamondsuit これらの結果(式(1.16),式 (1.17) を用いると } を得る.ここに i は虚数単位である.また, {{制御と振動の数学/equation|\cos t = \frac{p^2}{p^2 - i^2} = \frac{1}{2} \left( \frac{p}{p - i} + \frac{p}{p + i} \right ) ここで \frac{p^2}{p^2 + 1} = 1 - \frac{1}{(p + i)(p - i)} = 1 - \left \{ \frac{A}{p + i} + \frac{B}{p - i} \right \} に持ち込むのはうまくない.(p + i) の整数倍と (p - i) の整数倍の和から虚数部 0 かつ p の係数が 0 と仮定できても定数項が 1 が 1 という条件を記述する方法がない.この方法で記述できる条件は 2 個しかないのだから.あるいは仮に \frac{1}{p - i} と \frac{1}{p + i} の部分分数展開に持ち込めたとしても,それから e^x, \sin, \cos の関数に置き換える公式がない. } 同様に, {{制御と振動の数学/equation|\sin t = \frac{p}{p^2 - i^2} = \frac{1}{2i} \left( \frac{p}{p - i} - \frac{p}{p + i} \right ) 同じく,\frac{p}{(p + i)(p - i)} = \frac{Ap}{p - i} + \frac{Bp}{p + i} とおいて,A + B = 0, -A + B = -i を解き,A = \frac{1}{2}i, B = -\frac{1}{2}i. } を得る.これらは有名な Euler の公式 である. 例13\quad を解け. 公式 (1.15) 等を用いて,p の式で表すと, {{制御と振動の数学/equation|p^2 x - p^2 + x = \frac{1}{p} \because x_0 = x(0) = 1, x'_0 = x'(0) = 0 } } {{制御と振動の数学/equation|= \frac{p^2}{p^2 + 1} - \frac{p}{p^2 + 1} + \frac{1}{p} \frac{1}{p(p^2 + 1)} = \frac{A}{p} + \frac{Bp + C}{p^2 + 1} とおいて, \frac{1}{p(p^2 + 1)} \left\{ A(p^2 + 1) + p(Bp + c)\right\} = \frac{1}{p(p^2 + 1)} \left\{ (A + B)p^2 + Cp + A \right\} より A + B = 0, C = 0, A = 1, よって B = -1. ここで公式(1.16), (1.17) を用いて t の関数に戻すと, \diamondsuit 例14\quad 例12 の解の正しいことを確かめよ. 解答例\quad よって は与方程式の解のひとつ. \diamondsuit 例15\quad を解け. 解答例\quad } } } 第一項 } とおいて } より したがって } 同様に第二項は } 第三項は } ゆえに } } } \diamondsuit
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(認知能力) 第780条 認知をするには、父又は母が未成年者又は成年被後見人であるときであっても、その法定代理人の同意を要しない。 戦後の民法改正においても、明治民法第828条と同趣旨の規定が受け継がれている。 身分法上の行為には制限行為能力制度による保護の要請よりも行為者本人の意思がより尊重される傾向にある。 認知については意思能力があれば足りると解されている。 明治民法において、本条には以下の規定があった。趣旨は、廃止された戸主の請求権を除き民法第744条に継承された。 ---- {{前後 |民法 |第4編 親族 第3章 親子 第1節 実子 |民法第779条(認知) |民法第781条(認知の方式) 780
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法学>民事法>不動産登記法>コンメンタール不動産登記法 (不動産工事の先取特権の保存の登記) 第85条 不動産工事の先取特権の保存の登記においては、第八十三条第一項第一号の債権額として工事費用の予算額を登記事項とする。 ---- 085
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前)(次) (火災の予防上必要な事項等について点検を要する防火対象物) 第4条の2の2 04の2の2
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (正式裁判請求に対する判断) 第468条 正式裁判の請求が法令上の方式に違反し、又は請求権の消滅後にされたものであるときは、決定でこれを棄却しなければならない。この決定に対しては、即時抗告をすることができる。 正式裁判の請求を適法とするときは、通常の規定に従い、審判をしなければならない。 前項の場合においては、略式命令に拘束されない。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第6編 略式手続 |第467条(上訴に関する規定の準用) |第469条(略式命令の失効) 468
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挿入とは、スライド上に図形や画像などを追加させることである。 挿入は、上の挿入タブから実行できる。
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/* 素数を生成するジェネレータ */ 素数を生成するジェネレータ 素数を求めるアルゴリズムというとエラトステネスの篩が有名ですが、エラトステネスの篩はある値までの素数を高速に求めることが出来ますが、素数は本来は上限がありません。 このことから、エラトステネスの篩とは違いますが、辞書で篩法を実装した上限がないアルゴリズムでジェネレータを書いてみました。
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Google Guiceは、Javaプログラミング言語向けの軽量な依存性注入(DI)フレームワークです。依存性注入は、コンポーネント間の依存関係を解決し、コードの柔軟性、テスタビリティ、保守性を向上させるためのソフトウェア設計パターンの一つです。 Guiceを使用すると、Javaアプリケーションのオブジェクトやサービス間の依存関係を明示的に定義し、Guiceがそれらの依存関係を管理することができます。これにより、コードの耦合度を低減し、テストのしやすさやコードの再利用性を高めることができます。 Guiceは、アノテーションを使用して依存性の注入を行うことができるため、コードの可読性が向上します。また、Google Guiceは軽量でありながらパフォーマンスが良いため、多くのJava開発者に利用されています。 Google Guiceの主な特徴は次のとおりです: 軽量さ: Guiceは軽量なフレームワークであり、必要最小限の機能を提供します。これにより、アプリケーションのオーバーヘッドを最小限に抑えることができます。 アノテーションベースの依存性注入: Guiceはアノテーションを使用して依存性の注入を行います。これにより、コードの可読性が向上し、依存性を明示的に定義することができます。 自動バインディング: Guiceは、多くの場合、依存性のバインディングを自動的に行うことができます。つまり、特定の型やアノテーションを使用することで、Guiceが自動的に依存性を解決し、注入します。 モジュールシステム: Guiceはモジュールという機能を提供し、依存関係のバインディングをグループ化することができます。これにより、アプリケーションの構成が容易になり、可読性が向上します。 拡張性: Guiceは拡張可能なフレームワークであり、カスタムバインディングや拡張ポイントを提供します。これにより、特定のニーズに合わせてフレームワークを拡張することができます。 テスタビリティの向上: Guiceを使用することで、コードのテストが容易になります。依存関係の注入を使用することで、モックやスタブを簡単に導入し、ユニットテストや統合テストを実行することができます。 Google Guiceはこれらの特徴により、Javaアプリケーションの開発やメンテナンスを容易にし、柔軟性と保守性を向上させるのに役立ちます。 以下の手順は、基本的な依存性注入パターンを理解し、Guiceを使ったサンプルアプリケーションを作成するためのものです。 MavenやGradleなどのビルドツールを使用して、プロジェクトにGuiceの依存性を追加します。 com.google.inject guice 4.2.3 dependencies { implementation 'com.google.inject:guice:4.2.3' // 最新のバージョンを指定 } dependencies { implementation("com.google.inject:guice:4.2.3") // 最新のバージョンを指定 } import com.google.inject.AbstractModule; public class MyModule extends AbstractModule { @Override protected void configure() { bind(MyService.class).to(MyServiceImpl.class); } } この例では、MyService インターフェースが MyServiceImpl クラスにバインドされています。 import com.google.inject.Guice; import com.google.inject.Injector; public class MyApp { public static void main(String[] args) { Injector injector = Guice.createInjector(new MyModule()); MyApplication myApp = injector.getInstance(MyApplication.class); myApp.run(); } } import com.google.inject.Inject; public class MyApplication { private final MyService myService; @Inject public MyApplication(MyService myService) { this.myService = myService; } public void run() { // アプリケーションのロジックを実行 myService.doSomething(); } } MyApplication クラスのコンストラクタに @Inject アノテーションが付いており、これによりGuiceが依存性を解決して注入します。 これで、基本的なGoogle Guiceの使い方がわかりました。このクイックツアーを基に、より複雑なアプリケーションを構築するための理解を深めることができます。 Guiceの公式ドキュメントやサンプルコードも参照すると、より詳細な情報を得ることができます。 Google Guiceのリソースは、公式ウェブサイトやGitHubリポジトリなどで利用できます。 以下は、主要なリソースのリンクです: ドキュメント、チュートリアル、サンプルコードなどが提供されています。新機能のリリースノートもここで確認できます。 Google GuiceのWikiページには、さまざまなトピックに関する情報が掲載されています。ドキュメントやベストプラクティスのガイドなどが含まれています。
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小学校・中学校・高等学校の学習 > 中学校の学習 > 中学校社会 > 中学校社会 地理> 日本のすがた 地理 都道府県 >地理 青森県 青森県(あおもりけん)は青森市を県庁所在地とする都道府県の一つである。 日本のすがた 地理 都道府県/青森県の記述も参照のこと。 青森県は本州最北端の都道府県である。 漁港で有名な八戸(はちのへ)市は県の南東部にあり、太平洋に面している。県の西部には津軽平野(つがるへいや)が広がっている。 thumb|250px|青森県の衛星画像(2003年地球観測衛星テラによって撮影) 夏に、太平洋側で、北東(北海道方面)からの冷たい季節風が吹き、この季節風を「やませ」という。やませが、冷夏の原因となる。 ねぶた祭りが、夏に行われる(弘前市では、ねぷたと呼ぶ)。 りんごの生産量が日本一。近年、りんごの消費量が伸び悩んでいる。 青森県の鉄道は、東北新幹線、北海道新幹線、奥羽本線、青い森鉄道線を中心に、関東地方、東北地方、北海道へ移動する主要な交通手段の一つとして位置付けられている。 関東地方、東北地方の主要都市(仙台市、盛岡市、八戸市、青森市など)を結ぶ役割を果たしている。 新幹線開業後は、北海道と本州の間の貨物輸送が中心となる。青函トンネルを含む区間は、新幹線と線路を共用する。 青森市と弘前市、秋田県内との移動や、北海道への貨物輸送を担う 青森市〜八戸市を通る路線であり、青森市内、三沢市から八戸市と言った県内の移動を担う むつ市などの下北地区と青い森鉄道を連絡する路線 青森市〜津軽半島の輸送を担い、今別町に開業する北海道新幹線の駅(奥津軽いまべつ駅、津軽線の津軽二股(つがるふたまた)駅に隣接している)から周辺地域への交通手段としての役割も注目される。 関東地方から伸びる東北自動車道が、弘前市や青森市を通り、岩手県内で東北自動車道から分かれる八戸自動車道が八戸市などの南部地域を通り、物流で重要な役割を果たしている。青森市〜八戸市といった県内の物流については、高速道路やバイパスが整備されていない区間があるため、他の場所と比べると輸送時間がかかると言える。 青森市内に青森空港、三沢市内に三沢空港がある。 青森市や八戸市から北海道方面へのフェリーなどが就航している。青函トンネルが開通する前は、船が北海道と本州の輸送手段として大きな役割を果たしていた。
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法学>民事法>コンメンタール商業登記法>コンメンタール商業登記規則 (帳簿等の保存期間) 第34条 当該年度の翌年から五年間 ---- {{前後 |商業登記規則 |第1章 登記簿等 |商業登記規則第33条の18(準用規定) |商業登記規則第35条(登記の方法) 034
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法学>コンメンタール>>供託法 原文は、カタカナで書かれてある。 条文の見出し【】は、法律自体に立法者によってあらかじめつけられたものではなく、判りやすくするために任意につけたものである。 【有価証券の利息などの保管】 第4条 ---- {{前後 |供託法 | |供託法第3条【供託金の利息】 |供託法第5条【供託物の保管者の指定】 04
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法学>コンメンタール>コンメンタール都市計画法 (公共施設の管理者の同意等) 第32条 ---- {{前後 |都市計画法 |第3章 都市計画制限等 第1節 開発行為等の規制 |都市計画法第31条(設計者の資格) |都市計画法第33条(開発許可の基準) 32
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原文テキストについてはガリア戦記/注解編#原文テキストを参照。 23.    1Legionis nonae et decimae milites, ut in sinistra parte acie constiterant, pilis emissis, cursu ac lassitudine exanimatos vulneribusque confectos Atrebates   (nam his ea pars obvenerat)   celeriter ex loco superiore in flumen compulerunt et transire conantis insecuti gladiis magnam partem eorum impeditam interfecerunt.    2Ipsi transire flumen non dubitaverunt et in locum iniquum progressi rursus resistentis hostis redintegrato proelio in fugam coiecerunt.    3Item alia in parte diversae duae legiones, undecima et octava, profligatis Viromanduis quibuscum erant congressi, ex loco superiore in ipsis fluminis ripis proeliabantur.    4At totis fere a fronte et ab sinistra parte nudatis castris, cum in dextro cornu legio duodecima et non magno ab ea intervallo septima constitisset, omnes Nervii confertissimo agmine, duce Boduognato, qui summam imperi tenebat, ad eum locum contenderunt;    5quorum pars aperto latere legiones circumvenire, pars summum castrorum locum petere coepit. ---- テキスト引用についての注記 compulerunt : Constans, Hering らは、conpulerunt と表記している。 整形テキストについてはガリア戦記/注解編#凡例を参照。 XXIII.    ①Legiōnis nōnae (VIIII.) et decimae (X.) mīlitēs, ut in sinistrā parte aciēī cōnstiterant, pīlīs ēmissīs   cursū ac lassitūdine exanimātōs vulneribusque cōnfectōs Atrebatēs    ── nam hīs ea pars obvēnerat ──    celeriter ex locō superiōre in flūmen compulērunt et trānsīre cōnantēs īnsecūtī gladiīs magnam partem eōrum impeditam interfēcērunt.    ②Ipsī trānsīre flūmen nōn dubitāvērunt et in locum inīquum prōgressī rūrsus resistentēs hostēs redintegrātō proeliō in fugam coniēcērunt.    ③Item aliā in parte dīversae duae legiōnēs  ūndecima (XI.) et octāva (VIII.), prōflīgātīs Viromanduīs, quibuscum erant congressī, ex locō superiōre in ipsīs flūminis rīpīs proeliābantur.    ④At tōtīs ferē castrīs ā fronte et ā sinistrā parte nūdātīs castrīs, cum in dextro cornū legiō duodecima (XII.) et nōn magnō ab eā intervāllō septima (VII.) cōnstitisset, omnēs Nerviī cōnfertissimō agmine  duce Boduognātō, quī summam imperiī tenēbat, ad eum locum contenderunt;    ⑤quōrum pars <ab> apertō latere legiōnēs circumvenīre, pars summum castrōrum locum petere coepit. ---- 注記 aciēī (単数・属格) : Bc・ρ系写本の記述で、Holmes, Seel, Hering らは、こちらを支持する。 aciē (単数・奪格) : α・π系写本の記述で、Pontet, Constans, Klotz らは、こちらを支持する。 hīs : χ系写本の記述で、Pontet, Holmes, Constans, Klotz, Seel らは、こちらを支持する。 iīs : φ・β系写本の記述で、Hering はこちらを支持する。 coniēcērunt (coiēcērunt) :α系写本の記述で、Pontet, Holmes, Constans らは、こちらを支持する。 dedērunt : β系写本の記述で、Klotz, Seel, Hering らは、こちらを支持する。 congressī : 主要写本の記述で、多くの校訂者はこれを支持する。 congressae : Meusel による挿入提案で、Holmes はこれを支持する。 at tōtīs ferē castrīs ā fronte et ā sinistrā parte nūdātīs : β系写本の記述で、Holmes, Klotz, Seel, Hering らは、こちらを採る。 at tōtīs ferē ā fronte et ab sinistrā parte nūdātīs castrīs : α系写本の記述で、Pontet, Constans らは、こちらを採る。 <ab> : Meusel による挿入提案で、Holmes, Klotz らは、これを支持する。 語釈
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法学>民事法>商法>会社法>会社法施行規則 (純資産の額) 第196条 ---- {{前後 |会社法施行規則 |[[会社法施行規則#5|第五編 組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転 ]] 第4章 吸収合併存続株式会社、吸収分割承継株式会社及び株式交換完全親株式会社の手続 |会社法施行規則第195条(資産の額等) |会社法施行規則第197条(株式の数) 196
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設立時取締役に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点) ア.設立時取締役は,発起人の中から選任しなければならない。 イ.設立時取締役は,発起人が法令若しくは定款に違反する行為をし,又はこれらの行為をするおそれがある場合には,会社法に基づき,当該発起人に対し,当該行為をやめることを請求することができる。 ウ.設立時取締役は,その職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは,これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。 エ.設立時取締役の任務懈怠に基づく会社に対する損害賠償責任は,総株主の同意がなければ免除することができない。 6 ア.設立時取締役は,発起人の中から選任しなければならない。しなくてもよい。38条1項94条1項 イ.設立時取締役は,発起人が法令若しくは定款に違反する行為をし,又はこれらの行為をするおそれがある場合には,会社法に基づき,当該発起人に対し,当該行為をやめることを請求することができるという規定はない。設立時取締役は法令若しくは定款に違反し,又は不当な事項があると認めるときは,発起人にその旨を通知する。46条2項 ウ.設立時取締役は,その職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは,これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。53条2項 エ.設立時取締役の任務懈怠に基づく会社に対する損害賠償責任は,総株主の同意がなければ免除することができない。55条53条1項 [http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=417AC0000000086#221 会社法]
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クレーン等安全規則(最終改正:平成一八年一月五日厚生労働省令第一号)の逐条解説書。
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インポートは、他のWikimediaプロジェクトからウィキブックス日本語版へ記事を移動する機能であり、管理者だけが実行することができます。 以前は、ウィキペディア日本語版やウィキブックス英語版からのTranswikiは記事のコピー&ペーストで実行されてきました。この方法は現在でも、後述の #インポート元プロジェクト以外のプロジェクトからのTranswikiにおいて用いられます。 しかしインポート機能によって、より簡単にTranswikiを実行することができます。そのうえ、インポートでは改訂履歴を保持したままTranswikiを実行することができ、GFDLにより即した移動ができます。そのため、後述の 公式な方針に掲載されています)'''。 もしコピー&ペーストの後有意な編集がなされている場合は、管理者はそれを削除せずにインポートを実行し、すでにある記事に統合します。その後、ウィキブックス内の最新版にまで差し戻します。 現在、ウィキブックス日本語版では以下のプロジェクトからのインポートが可能です。必要があればその他のプロジェクトからのインポートを使用可能にすることもできます。 ウィキブックスの管理者は、上記のプロジェクトからどのようなページでもインポートすることができます。ただし、その記事が編集方針に適合しない場合や正確性に問題がある場合はインポートを実行することはできません。 また、記事名前空間のページは議論を経ることなくインポートを実行することができますが、プロジェクト文書やヘルプページなど、記事名前空間以外の名前空間からの記事についてはインポートするという合意が形成されている必要があります。 インポートの実行依頼はインポート依頼にて受け付けます。管理者は以下の手順でインポートを実行します。 同名の記事に重ねてインポートすると、履歴統合となります。インポート先の名前空間(通常は Transwiki)内の同名記事の有無を、事前によく確認してください。 」メニューは、原則として Transwiki を選択します。 インポート依頼に対処報告を書き、対処からしばらく経った古い依頼を除去します。 インポート元プロジェクトの送り出し記録(ウィキペディアなら プロジェクト間の移動/out-log)にインポートした記事を追加します。書式はすでにあるものに準じます。 インポートを実行した後、インポート元(例えばウィキペディア)と、インポート先(ウィキブックス日本語版の側)の双方で記事の整備をします。
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法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社 (コンメンタール会社法)>第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法) (表見代表取締役) 第354条 株式会社は、代表取締役以外の取締役に社長、副社長その他株式会社を代表する権限を有するものと認められる名称を付した場合には、当該取締役がした行為について、善意の第三者に対してその責任を負う。 会社の使用人が代表取締役の承認のもとに常務取締役の名称を使用してなした行為に対する商法第262条(現・本条)の類推適用の有無。 商法第262条(現・本条)は、会社の使用人が代表取締役の承認のもとに常務取締役の名称を使用してなした行為につき、類推適用されると解するのが相当である。 民法第112条の表見代理の主張に対し商法第262条(現・本条)の表見代表取締役の規定を適用して判断することの可否。 当事者が民法第112条の表見代理による約束手形金の支払請求を主張している場合であっても、商法第262条(現・本条)の要件事実が主張されている以上、同条の表見代表取締役の行為による会社に対する責任に基づいて、請求を認容することに違法はない。 表見代表取締役が直接代表取締役の記名押印をして会社名義の約束手形を振り出した場合と商法第262条(現・本条)の適用の有無。 会社名義で振り出された約束手形につき、手形面上に会社代表者として表示されている者に代表権はあるが、右代表者の記名押印をした者に代表権がない場合であつても、会社が後者に対して常務取締役等会社を代表する権限を有するものと認められる名称を与えており、かつ、手形受取人が右後者の代表権の欠缺につき善意であるときは、右後者が自己の氏名を手形面上に表示した場合と同様、会社は手形金支払の責を負うものと解するのが相当である。 表見代表取締役の行為につき会社が責任を負うためには、第三者が善意であれば足り、その無過失を要しない。 共同代表の定めがあり、その旨の登記がある場合において、当該代表取締役が単独で代表権限を行使できる者であると見られる外観をもつて代表取締役の名称を使用しているのに対し、これを他の代表取締役全員が黙認していた等原審認定の事実関係のもとでは、当該代表取締役が単独で行なつた法律行為についても、会社は、商法第262条(現・本条)の規定の類推適用により善意の第三者に対してその責に任ずるものと解するのが相当である。 商法第262条(現・本条)は、第三者が代表権の欠缺について善意であるかぎり、表見代表取締役のした行為の目的のいかんにかかわらず適用され、行為者の意図が自己の利益を図ることにあつた場合においては、第三者がその意図を知り、または知りうべかりしときにかぎり、会社は、民法第93条但書の提起を類推適用して、その責を免れることができるにすぎないものと解するのが相当である。 共同代表の定があるのにかかわらず、代表取締役の一人が、単独で、代表取締役の名称を使用して約束手形を振り出した場合においても、右手形の取得者が、共同代表の定の登記がされていることを知らず、右代表取締役が社長と称し会社の主宰者として行動している事実から単独の代表権を有するものと信じてこれを取得し、会社においても当時右代表取締役が社長と称して行動することを許容し、または黙認していた等の事情が存在するときは、会社は、右手形について、商法第262条(現・本条)の類推適用により、振出人としての責に任ずるものと解するのが相当である。 代表取締役代行者なる名称は、商法262条(現・本条)にいう会社を代表する権限を有するものと認むべき名称に該当する。 株式会社の代表取締役が行方不明となる緊急状態が生じたので、他の取締役全員が、判示のように、取締役甲に代表権を付与することを承認した場合において、その承認が、いわゆる持ち廻りの方式によるものであるときは、有効な取締役会の決議とは認められず、取締役甲は、会社の代表権を取得しない。 株式会社の代表取締役が行方不明のため、他の取締役全員により、正式に代表取締役が選任されるまでの間一時的に、会社の代表権を行使することを承認された取締役が、右承認に基づき、代表権を有するものと認むべき名称を使用してその職務を行なつたときは、右承認が取締役会の代表者選任決議と認められず、無効の場合であつても、会社は、商法262条(現・本条)の類推適用により、右名称を付した取締役の行為につき、善意の第三者に対してその責に任ずべきものである。 民法第109条、商法262条(現・本条)は、会社を訴訟上代表する権限を有する者を定めるにあたつては、適用されない。 控訴裁判所が被告会社代表者の代表権限の欠缺を看過してなされた第一審判決を取り消す場合には、原告に対し訴状の補正を命じさせるため、事件を第一審裁判所に差し戻すべきであり、ただちに訴を不適法として却下すべきではない。 更生会社の管財人が数人あるにもかかわらず、そのうちの一人が、単独で、管財人の名称を使用して手形行為をした場合において、手形の取得者が、右一人の管財人が単独で手形行為をなすことができると信じて手形を取得し、更生会社においては、数人の管財人の間に会社更生法九七条一項但書の職務分掌の定めはなかつたが、右一人の管財人が更生会社の管財人として常勤し、他の管財人の同意のもとに事実上更生会社の経営部門の職務を担当し、自己の単独名義で手形行為をなすことを他の管財人が黙認していた事情があるときは、更生会社は、商法262条(現・本条)の類推適用により、手形行為者としての責に任じなければならない。 会社は、商法262条(現・本条)所定の表見代表取締役の行為につき、重大な過失によりその代表権の欠缺を知らない第三者に対しては、責任を負わない。 取締役会の無効な決議により選任された代表取締役が会社の代表としてした行為については、会社は、商法262条(現・本条)の類推適用により、善意の第三者に対してその責に任ずべきものである。 ---- {{前後 |会社法 |第2編 株式会社 第4章 機関 第4節 取締役 |会社法第353条(株式会社と取締役との間の訴えにおける会社の代表) |会社法第355条(忠実義務) 354
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ページの作成:「法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第3編 持分会社 (コンメンタール会社法)>会社法第628条 ==条文== (利益の配当に関する責任) ;第629条 # 合同会社が前条の規定に違反して利益の配当をした場合には、当該利益の配当に関する業務を執行した社員は、当該合同会社に対し、当該利益の配当を受けた社員と連帯して、当該…」
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (口頭弁論を経ない訴えの却下) 第355条 前項の場合において、原告が判決書の送達を受けた日から2週間以内に同項の請求について通常の手続により訴えを提起したときは、第147条の規定の適用については、その訴えの提起は、前の訴えの提起の時にしたものとみなす。 ---- {{前後 |民事訴訟法 |第5編手形訴訟及び小切手訴訟に関する特則 |第354条(口頭弁論の終結) |第356条(控訴の禁止) 355
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ウィキブックスへようこそ ――オープンコンテント参考書・教科書―― こんな本 ある? - 執筆リクエスト - なぜフリー教科書か ウィキブックスはウィキメディア財団の運営するプロジェクトです。財団ではほかにも多言語でフリーコンテンツのプロジェクトを運営しています。 __NOTOC__ __NOEDITSECTION__
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法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法) (株主提案権) 第303条 第2項の一定の事項について議決権を行使することができない株主が有する議決権の数は、同項の総株主の議決権の数に算入しない。 株主提案権の内少数株主権である「議題提案権」についての規定である。 ---- {{前後 |会社法 |第2編 株式会社 第4章 機関 第1節 株主総会及び種類株主総会 |会社法第302条(株主総会参考書類及び議決権行使書面の交付等) |会社法第304条(株主提案権) 303
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コンパイラ(Compiler)は、プログラミング言語で書かれたソースコードを別の言語や形式に変換し、実行可能なバイナリコードや中間コードを生成するソフトウェアツールです。コンパイラの概要を以下に示します。 フローの概要: 字句解析(Lexical Analysis): ソースコードをトークンに分割し、トークンの種類を識別します。 構文解析(Syntax Analysis): トークン列を構文木または解析木に変換し、ソースコードの構造を把握します。 意味解析(Semantic Analysis): 意味的なエラーを検出し、型検査などを行います。 最適化(Optimization): 中間コードや構文木を最適化し、実行速度やメモリ使用量を向上させます。 コード生成(Code Generation): 最適化された中間コードから、ターゲットプラットフォーム向けの機械語やアセンブリ言語のコードを生成します。 リンキング(Linking): 複数のコンパイル単位やライブラリを結合し、実行可能なプログラムを生成します。 主な機能: エラーチェックと診断: コンパイラは、構文エラーや意味エラーを検出し、適切なエラーメッセージを提供します。 最適化: コンパイラは生成されたコードを最適化して、実行速度やメモリ効率を向上させます。 ポータビリティ: コンパイラは、異なるプラットフォームやアーキテクチャに対応するためのポータビリティを提供します。 種類: クロスコンパイラ(Cross Compiler): 異なるプラットフォーム向けにコードを生成するコンパイラ。 ブートストラップコンパイラ(Bootstrap Compiler): 自己再帰的なプロセスによって、対象言語のコンパイラを生成するコンパイラ。 ジャストインタイムコンパイラ(Just-In-Time Compiler, JIT): 実行時に機械語に変換し、即座に実行するコンパイラ。 用途: プログラミング言語のコンパイラ: C、Java、Pythonなどの言語には、それぞれの言語向けのコンパイラが存在します。 組み込みシステム開発: マイクロコントローラや組み込みシステム向けに最適化されたコンパイラが利用されます。 高性能計算: 科学技術計算などの高性能な計算用途でのコンパイラも重要です。 ---- 関連するソフトウェアには、低水準言語から高水準言語への変換を行うプログラムである逆コンパイラ、高水準言語間で変換を行うプログラムであるソースコードからソースコードへのコンパイラまたはトランスパイラなどがあります。 また、言語の再書き込みプログラムは通常、言語を変更せずに式の形を変換するプログラムです。 コンパイラコンパイラは、一般に多様なコンパイラを生成できるように、ジェネリックで再利用可能な方法でコンパイラ(またはその一部)を生成するコンパイラです。 コンパイラは、前処理、字句解析、構文解析、意味解析、入力プログラムの中間表現への変換、コードの最適化、マシン固有のコード生成などの操作を実行する可能性があります。 解析する言語によっては、字句解析フェーズと構文解析フェーズ、意味解析フェーズのどれかが結びついていることもあり、完全に分離することは出来ない場合もある。 コンパイラは、これらのフェーズをモジュラーなコンポーネントとして実装し、ソース入力からターゲット出力への変換の効率的な設計と正確性を促進します。 となっていないので、乗法と解釈できる。C++言語ではまた、変数の初期化と関数定義の間にも曖昧さがある。。 X * y; このコードは、「Xという構造体(共用体など)のポインタyを宣言」しているのか「X かける yを計算している」のかが曖昧である(詳細)。そのため、構文解析だけではこの曖昧さが残ってしまうので、意味解析と構文解析が一部結合していると言える。 コンパイラの設計や保守に関わる人はあまりいないだろうが、コンパイラの構造や設計、考え方を理解することはソフトウェア開発やプログラミング全般に非常に役立つであろう。 また、正規表現などもプログラムには広く使われている。 コンパイラがプログラムを処理する最初のステップは、字句解析です。字句解析は、プログラムのソースコードを最小単位の単語であるトークンに分割し、それに基づいてプログラムの構造を理解します。以下に、字句解析の概要とその重要性について詳しく説明します。 字句解析のプロセス: 字句解析は通常、ソースコードを左から右に向かって一文字ずつ解析します。これはソースコードを線形に読み進めるプロセスです。 ソースコードは最小単位の単語であるトークンに分割されます。トークンはプログラムの構造を理解するための基本的な要素であり、変数、演算子、キーワードなどが含まれます。 字句解析の過程で、ソースコード内の空白やコメントなど、プログラムの実行に影響を与えない要素は取り除かれます。これにより、後続の解析フェーズがスムーズに行えます。 例: 字句解析前と後 ソースコード: a = b * c + d 字句解析前: a = b * c + d 字句解析後: [a] [=] [b] [*] [c] [+] [d] この例では、字句解析によってソースコードがトークンに分割され、それぞれの要素が抽出されました。これにより、後続の構文解析や意味解析のフェーズでより効果的なプログラムの理解が可能となります。 字句解析が行われることで、構文解析フェーズが正確かつ効率的に進行します。構文解析はプログラムの構造を理解し、それに基づいて構文木を生成します。 字句解析によって不正なトークンや構造が検出され、コンパイラはエラーを適切にハンドリングできます。これはプログラムの品質向上に寄与します。 字句解析は異なる表記法を正規化し、プログラム内の同じ要素を一貫して扱うために重要です。例えば、変数名やキーワードの大文字小文字の区別を解消します。 字句解析はコンパイラの基本的なステップであり、正確な解析が後続の処理の信頼性と効率性に直結します。 ---- コンパイラがまず対象とするプログラムを読み込んだら、次に行うことが字句解析である。字句解析はプログラムを左から右へ線形解析を行う。これを字句解析または走査と呼ぶ。 字句解析というのは、例えば、a = b * c + dというコードを に分けることである。このとき分けるのはプログラムのソースコードの最小単位の単語であり、これをトークンと呼ぶ。また、トークン同士の区切りである空白やコメント類は字句解析で取り除かれる。 一般的なコンパイラのプロセスでは、字句解析(Lexical Analysis)の後に構文解析(Syntax Analysis)が続きます。字句解析はソースコードをトークンに分割し、各トークンの種類を特定します。構文解析はこれらのトークンの並びを解析し、プログラムの構造を理解可能な形に変換します。 字句解析(Lexical Analysis): ソースコードを最小の意味単位であるトークンに分割し、トークンの種類を識別します。 例えば、キーワード、識別子、演算子、リテラルなどがトークンとして抽出されます。 構文解析(Syntax Analysis): 字句解析で生成されたトークン列をもとに、ソースコードの構造を理解可能な形に変換します。 文法規則に基づいて構文解析器が構文木または解析木を生成します。 構文木または解析木の生成: 構文解析器は構文規則に基づいて、ソースコードの構造を表現する木構造(構文木または解析木)を生成します。 この木構造はプログラムの構造を階層的に表現し、後続のフェーズで利用されます。 構文エラーの検出: 構文解析はソースコードが言語の文法に準拠しているかを検査し、構文エラーがあればエラーメッセージを生成し、開発者に対して修正が必要であることが通知されます。 後続フェーズへの情報提供: 生成された構文木または解析木は、後続のフェーズで利用されるため、必要な情報が抽出されます。 これにより、型検査や意味解析、コード生成などのステップがより正確に行えるようになります。 構文解析は、ソースコードの構造を理解し、それを木構造に変換することで、コンパイラや解釈器がプログラムを効果的に処理できるようにします。 構文解析は、プログラムのソースコードを解析し、その構造を階層的な木構造で表現するプロセスです。この木構造は通常、構文木または解析木と呼ばれ、プログラムの構造を効果的に捉えるために使用されます。以下に、構文木に関する基本的な概念と具体例を示します。 a = b * c + d 上記のコードに対する構文木は次の通りです。 / \ a * / \ b + / \ c d この構文木では、演算子の優先順位に基づいて、乗算(*)が足し算(+)よりも優先されています。構文木は、変数や演算子などの要素をノードとし、それらの関係をエッジで表現します。 構文木と解析木は、プログラムの解析や構造を表現するための木構造ですが、その概念や役割にはいくつかの違いがあります。 構文木は、プログラムのソースコードの構造を抽象的かつ階層的に表現する木構造です。 各ノードは文や式などの構成要素を表し、エッジはそれらの構成要素の関係を示します。 終端記号が葉(リーフ)ノードとなり、非終端記号が内部ノードとなります。 構文解析によって生成され、通常はプログラムの構造を視覚的に理解しやすい形で表現されます。 解析木も構文木の一種であり、構文解析によって生成される木構造です。 構文解析の途中結果をそのまま表現したもので、通常は構文木と比較して冗長です。 終端記号も非終端記号もノードとして表現され、構文解析の途中結果を忠実に反映します。 終端記号が葉ノードで、非終端記号が内部ノードです。 プログラムの構造を抽象的に表現し、後続のコンパイラのフェーズで利用されます。 高水準の抽象構造を取得するために使用されます。 終端記号と非終端記号が両方ともノードとして表現されます。 構文解析の途中結果をそのまま表現し、文法規則を直接反映します。 構文解析の途中のデバッグや解析の詳細な理解に使用されます。 一般的に、構文木は高レベルの概念を理解するために使われ、解析木は構文解析の途中結果を確認するために使われます。どちらもプログラム解析の過程で有用な情報を提供します。 エッジ(Edge): グラフ理論の用語で、ノード間を結ぶ線のことです。 構文木や解析木において、エッジはノード同士の関係を示します。 ノード(Node): グラフ理論の用語で、グラフ内の点のことです。 構文木や解析木において、ノードはプログラムの要素や構成要素を表現します。 終端記号(Terminal Symbol): 文法において、生成される言語の基本的な要素を表す記号です。 プログラムの実際のコード要素や変数、リテラルが終端記号に相当します。 変数名、数値、演算子など。 非終端記号(Nonterminal Symbol): 文法において、生成される言語の構造や構成要素を表す記号です。 プログラムの文法規則や構造を表現するために使用されます。 例: 式、文、文法規則の左辺など。 対応関係の例: 考え方として、エッジはノード同士を結びつけ、ノードには終端記号や非終端記号が割り当てられます。以下に簡単な例を示します。 終端記号 (a) | 非終端記号 (Expr) | \ 終端記号 (*) 終端記号 (b) | 非終端記号 (Term) | \ 終端記号 (+) 終端記号 (c) | 終端記号 (d) この例では、終端記号(a, b, c, d)が実際のプログラムの要素を表し、非終端記号(Expr, Term)がそれらの構造を表現しています。エッジはノード同士の関係を示しており、例えば非終端記号 Expr は終端記号 (*) と終端記号 (b) を持っています。このような構造が構文木や解析木でプログラムの構造を表現します。 意味解析(Semantic Analysis)は、プログラムが意味的な誤りを含まないかどうかを検査するプロセスです。主にプログラムの型や構造に関する観点から検証が行われ、意味的なエラーを早期に発見することが目的です。以下に、意味解析の主な側面について詳しく説明します。 型検査(Type Checking): 意味解析の一部として、プログラム内で使用される変数や式の型が正しく一致しているかどうかを検査します。例えば、整数型の変数に実数の値を代入していないか、関数呼び出しの引数とパラメータの型が一致しているかなどがチェックされます。これにより、型に関連する実行時エラーを防ぐことができます。 識別子の重複検査: 意味解析は、同じスコープ内で変数名などの識別子が重複して宣言されていないかどうかを確認します。 構文木へのプロパティ付与: 構文解析で生成された構文木や解析木に対して、意味的な情報を追加することがあります。これにより、後続のフェーズでコード生成や最適化がより正確かつ効果的に行えるようになります。 意味的なエラーの検知: 構文的には正しいが意味的には誤りがある箇所を検知するのが意味解析の主要な役割です。例えば、未定義の変数の参照などがこれに当たります。 型推論(Type Inference): 一部の言語では、変数の型を明示的に宣言せずに使用できる場合があります。この場合、意味解析は変数の使用文脈から型を推測し、正確な型情報を提供します。 意味解析の結果、プログラムが意味的に正確であることが確認されると、コード生成フェーズに向けて構文木や解析木に基づいた情報が提供され、実行可能なコードが生成されます。
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(1巻1節5項) (1巻2節3項) (1巻2節4項) (1巻1節1項) (1巻1節7項)
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ロジバンでは音声が基盤となって文字が派生する。発音にたいする綴りの忠実さを維持できるかぎりではどの文字体系の使用も認められる。したがって“公式”のアルファベットを持たない。言文が一致するということが前提となっているので、書言葉は口言葉と表裏一体であり、音韻論の明確さは表記法の精巧さに反映される。 となる。ロジバンでは一般に前者がASCII文字で、後者が国際音声記号(IPA)で表される。 まずロジバンの音声と他言語の表記文字がどのように対応しうるのかを以下に示す。ASCII文字に加え、順にキリル文字、ギリシア文字、グルジア文字、ヘブライ文字、アラビア文字、デーヴァナーガリー文字、ハングルを挙げている。 が k だけでなく c でも表されるが、このようなことがロジバンにはない。 /,/ や /./ は発音の決定に関与する文字であり、自然言語にみられるような構文上の符号としての意味合をもたない(文や節の始末関係をロジバンは記号ではなく言葉で表す)。 大文字は、多くがロジバン以外の言語に由来することになる固有名詞の不規則的・恣意的な強勢の箇所を示すために使われる。該当音節について母音だけを大文字にするか或いは音節全体を大文字にするかは記述者の好みによる選択となる。たとえば第一音節に強勢が置かれる Josephine という英語名は /DJOzefin/ とも /djOzefin/ ともできる。このような表示がとくに無い場合、最後から二番目の音節を強勢とするデフォルトの原理にしたがう(つまり /djozefin/ の強勢は /ze/ )。大文字の代わりにアクセント符号を使ってもいい: 連続する母音字の組み合わせにはデフォルトで二重母音となるものがある: 後二段はロジバンに内来の単音節の語そのものあるいは外来の語の一部としてのみ用いられる。 /ai/ei/oi/au/ はより普遍的に用いられる。ちなみに /ia/ や /ua/ などの頭の狭母音は接近音である。 でもかまわない場合は /,/ を加えずにそのまま /aoi/。同様の原理から、「永久・とわ」は /toua/、「東亜・とうあ」は /tou,a/、「東和・とうわ」は /tou,ua/ である。不必要な /,/ を加えてそれぞれ /to,ua/、/to,u,a/、/to,u,ua/ としても誤りにはならない。「とう」の部分を2モーラ1音節とみなすなら /u/ を取り除く(ロジバンではモーラを数えない)。 定義上、 /,/ は音声要素を持たない。しかし、連続する二つの母音を二つの音節として分けるときには声門破裂として出現してもおかしくはない。この点ではスペース、字間と同じである。 /tou,a/ における /u/ と /a/ の間の区切あるいは声門破裂は /tou a/ における字間と、音韻論上は等価である。ただし両者のこの二例の間には形態論上の違いがある。前者は三音節からなる一つの語だが、後者は二音節の語と単音節の語とに分裂している。前者の強勢は /toú,a/ となるが、後者は /tóu a/ となる。音節の切断を明示しながらもそれらを一つの語としてまとめ上げるのが /,/ であるのにたいし、形態と音韻の両面を切断するのが字間である。よって /,/ の役割を字間が代替することはできない。 ロジバンは明確な形態論に支えられているので、強勢が明示されているという条件下では字間をまったく使用しなくとも語の識別が可能である(そしてこれは音声を媒体とする実際の口言葉を翻字するうえでより的確な表記でもある)。換言すれば、デフォルトの強勢を明示するという手間を省くうえで字間が有意義となっている。 この文字列には字間がまったく無いが、正確に解析できる。まず、太字の箇所が強勢である。二つの /./ で区切られている範囲(cmevla )内の強勢は非デフォルトのものであり、その外にあるのは全てデフォルトの強勢すなわち語の最後から二音節目を示している。このことから次のような境界が明らかとなる: do ・ le ・ cu'u ・ la はいずれも形態論的に自立しているのでさらに次のように峻別できる: 元の dokláma / doklAma で示されているのはデフォルトの強勢なので doklá ma / doklA ma (最終音節)でなく do kláma / do klAma(最終二音節)と解されるわけである。 la.kinócitan. / la.kinOcitan. では /./ によって予め非デフォルトの範囲が設定されているので形態論上の境界が曖昧となることがない。 字間を用いた最後のこの例ではデフォルトの強勢位置が明らかなのでアクセント符号や大文字化を省いて次のように書ける: ちなみに cu'u も一つの固有語なのでデフォルトに準じて cú'u / cU'u と発音することは誤りではない。しかし ... cu'ula ... という繋がりには連続子音が含まれていないので brivla とは混同されず、また末尾が子音でもないので cmevla とも混同されず、結果として二つの ma'ovla と解されるのが必然となる(詳細は形態論を参照)。したがってその強勢の明示は不必要である。いわく ma'ovla の強勢発音は必須ではない。 /'/ はロジバンにおける音素(語彙弁別の手掛かりとなる音声要素)の一つではあるが、或る母音から別の母音に発音を円滑させるという特殊な用途のみに使われる。母音間にあることが前提なので、無音に隣接するような箇所(たとえば /,/ やスペースの前後どちらか)には置かれず、置くことの意味もない。結果として語頭や語尾で /'/ を見かけることがない。 /'/ に関した有用な概念として「母音対」というものもある。発音上の円滑要素として /'/ を挟んで対を構える二つの母音のセットのことをいう。以下の組み合わせが考えられる: /y/ を含む母音対は外来の言葉のものであり、ロジバンの固有語の音としては存在しない。唯一の例外が /'/ の文字名 .y'y. である。 母語による習慣的制約によって子音を続けて発音することに難しさを覚える人(日本人など)を考慮して、規定の六つの母音との違いを維持するという条件で子音の間に緩衝用の短い母音を挿入することが許容される。その結果として口にされる音節は文法からは無視される。 /l/m/n/r/ は音節的子音として発音してもよいが、形態論上は一貫して無音節子音とみなされる。 Earl のように音節的子音を二つ以上含む人名などをロジバン化して cmevla にする場合も、必須の語尾子音として /l/ をそのまま用いることができる。 母音を挟まずに連なる子音のことを連続子音(consonant cluster)という。ロジバンでは以下の連続子音が許容されていない: 言語のほとんどがそうであるようにロジバンもまた“どういった文字列が単語の先頭となれるか”についての傾向を持っている。ただしこれは法則としてごく体系化されており、日本語や英語よりも広範囲の連続子音を許容している: このように、基本的に有声音と無声音の対( sp-zb 等)で多くの一致がみられる。母音に関しては制限が無い。 は共に tsa と表記される。日本語の「つぁ、つ、つぉ・・・」「ちゃ、ちゅ、ちょ・・・」はそれぞれ tsa, tsu, tso..., tca, tcu, tco... となる。 日本語の促音「っ」や長音符「ー」はどう表すか。以下のような処置が考えられる: .tot.tcan. .dok.kaan. .dondakeen. .bakerat.tameen. .uk.kik.kiiin. kiiin では初め2つの i が二重母音を形成し、これを3つめの i が音節数的に伸ばし、 n が結んでいる。
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法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第8編 罰則 (コンメンタール会社法) (法人における罰則の適用) 第972条 第960条、第961条、第963条から第966条まで、第967条第1項又は第970条第1項に規定する者が法人であるときは、これらの規定及び第962条の規定は、その行為をした取締役、執行役その他業務を執行する役員又は支配人に対してそれぞれ適用する。 以下の会社法犯罪の行為主体が法律上は法人である場合(取締役会の決議による場合、職務に応じた代表権・代理権の行使による行為である場合など)、実際にそれを行なった自然人である取締役等を実行者とし、会社の当事者性を排除する(両罰規定としない。cf.第975条)。 ---- {{前後 |会社法 |第8編 罰則 |会社法第971条(国外犯) |会社法第973条(業務停止命令違反の罪) 972 か会社972
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前)(次) (申請の取下げ) 第39条 39
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ダウトはトランプゲームの1つです。他人のウソを見抜きつつも、自分のウソがバレないようにしましょう。 最初にプレイヤーは山札の一番上のカードを各自、1枚ずつ引きます。最も強い数字を引いたプレイヤーが親になります。カードの強さ:強い順に A > K > Q > J > 10 > 9 … 2です。 親はすべてのカードを均等に配ります。 順番を決め、順番に「1」「2」「3」…と宣言しながら手札からカードを1枚または複数枚(1枚のみとするルールもあります)出していきます。「13」までくると1に戻ります。このとき、必ずしも「1(A)」「2」「3」…を出す必要はありません。パスはできません。 ほかのプレイヤーは、宣言通りの数を出していないと思ったら「ダウト」と宣言することができます。複数人がダウトをかけた場合は、最も早く宣言した人が有効となります。 出されたカードに「ダウト」がかけられた場合、そのカードをめくって確認し、宣言した数でなければ(複数枚出したときは1枚以上含まれていれば)「ダウト成功」となり、今まで場に出たカードはすべてダウトをかけられた人のものとなります。宣言した数だった場合は(複数枚出したときはすべて宣言した数ならば)「ダウト失敗」となり、今まで場に出たカードはすべてダウトをかけた人のものとなります。 こうして、最も早くカードがなくなった人が勝ちです。
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法学>刑事法>刑法>刑法各論>個人的法益に対する罪 ここでは、個人的法益に対する罪に分類される犯罪について解説する。 (参考文献)江藤隆之「『自由に対する罪』を擁護する」桃山法学 28号(2018)1頁以下
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法学>民事法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法)>民法第548条 (解除権者の故意による目的物の損傷等による解除権の消滅) 第548条 解除権を有する者が故意若しくは過失によって契約の目的物を著しく損傷し、若しくは返還することができなくなったとき、又は加工若しくは改造によってこれを他の種類の物に変えたときは、解除権は、消滅する。ただし、解除権を有する者がその解除権を有することを知らなかったときは、この限りでない。 2017年改正前は、以下のとおりの2項構成であったが、解除権者の行為を主観的要件に集約し、第2項の趣旨を旧第1項の但書として統合した。 (解除権者の行為等による解除権の消滅) 改正検討においては、例えば、売買契約の目的物に瑕疵があった場合、買主がそれを知らないまま加工等したときにも解除権が消滅するなど、その帰結が妥当でない場合があるとの指摘があり、また、民法第545条において、「金銭以外のものを返還する場合において,その給付を受けたもの等を返還することができないときは、その価額を償還する」旨の改正(金銭賠償への転換)が検討されており、当該改正が採用された場合、解除権者が加工等をした場合であっても、目的物の価額返還による原状回復で処理をすれば足りるため、解除権を否定するまでの必要はないとの理由で本条は削除されることが提案されていたが、「金銭賠償への転換」が採用されなかったため、残存するととし、解除権者において加工の事実のみならず、主観的要件により解除権消滅の要件を厳格化した。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第2章 契約 第1節 総則 第4款契約の解除 |民法第547条(催告による解除権の消滅) |民法第548条の2(定型約款の合意) 548 548
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階層構造を表すナビゲーションリンクを簡単に作成します。例えば、線形代数学のページで 」と出力されます。呼出元の名前空間に応じて、自動的にリンクされます。 リンクを作成するページの名前空間を除いたページ名を1個から9個まで指定します。存在しないページ名を指定した場合はリンクせずにそのまま表示します。 基本的に、変数を で囲む必要はありません。 空白以外を指定すると、呼出元のページ名を省略できます。パスが2行以上になる場合に、先頭の行に付けられるなどの使用方法があります。 通常はテンプレートを呼び出すページの名前空間へリンクが張られますが、このパラメータを指定すると呼出元に関係なく名前空間を指定できます。 空白以外を指定すると、文字列が枠に囲まれた状態で表示されます。カテゴリページなどの冒頭のナビゲーションに適しています。 通常時(引数hideを指定しなかった場合)はそのページのページ名が表示されますが、引数pagenameはその表示される文字列を変更できます。 > 表記ガイド(表記ガイドから呼び出した場合) 結果: 途中の3点リーダは存在しないページ名 (Category:…) を指しているので、リンクにならずそのまま表示されます。''frame'' パラメータを指定しているので、枠付きの表示になります。 冒頭のナビゲーションを複数並べたい場合、それぞれに ''frame'' パラメータを指定すると、枠がいくつも生成されてしまいます。これを避けるためには、以下のように指定します。 <div class="pathnavbox"> </div> ''class="pathnavbox"'' を指定したタグの内側では、箇条書きの行頭のマークは表示されません。 <div class="pathnavbox"> </div> { "params": { "1": { "label": "階層1", "description": "体系の最上部(通常、メインページもしくは主要カテゴリ)を指定します。", "example": "メインページ", "required": true }, "2": { "label": "階層2", "description": "深層部になるほど数字が大きくなります。" }, "3": { "label": "階層3", "description": "階層2に同じ。" }, "4": { "label": "階層4", "description": "階層2に同じ。" }, "5": { "label": "階層5", "description": "階層2に同じ。" }, "6": { "label": "階層6", "description": "階層2に同じ。" }, "7": { "label": "階層7", "description": "階層2に同じ。" }, "8": { "label": "階層8", "description": "階層2に同じ。" }, "9": { "label": "階層9", "description": "階層2に同じ。" }, "frame": { "description": "全体を枠で囲みます。", "suggested": true, "label": "枠囲い", "default": "1" }, "namespace": { "label": "名前空間任意指定", "description": "貼り付けられたページと異なる名前空間(「テンプレート:」など)の場合、それを指定します。" }, "hide": { "label": "ページ名非表示", "description": "指定した場合、そのページを表示しません。" }, "pagename": { "label": "ページ名任意指定", "description": "指定した場合、そのページの表示をこの引数に代えます。" }, "small": { "label": "縮小", "description": "使いどころは特にないが、指定すれば小さくなる。" } }, "description": "階層構造を表すナビゲーションリンクを簡単に作成します。", "format": "inline" }
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法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法 (再審査請求の却下又は棄却の裁決) 第64条 再審査請求が法定の期間経過後にされたものである場合その他不適法である場合には、再審査庁は、裁決で、当該再審査請求を却下する。 再審査請求が理由がない場合には、再審査庁は、裁決で、当該再審査請求を棄却する。 再審査請求に係る原裁決(審査請求を却下し、又は棄却したものに限る。)が違法又は不当である場合において、当該審査請求に係る処分が違法又は不当のいずれでもないときは、再審査庁は、裁決で、当該再審査請求を棄却する。 前項に規定する場合のほか、再審査請求に係る原裁決等が違法又は不当ではあるが、これを取り消し、又は撤廃することにより公の利益に著しい障害を生ずる場合において、再審査請求人の受ける損害の程度、その損害の賠償又は防止の程度及び方法その他一切の事情を考慮した上、原裁決等を取り消し、又は撤廃することが公共の福祉に適合しないと認めるときは、再審査庁は、裁決で、当該再審査請求を棄却することができる。この場合には、再審査庁は、裁決の主文で、当該原裁決等が違法又は不当であることを宣言しなければならない。 ---- {{前後 |行政不服審査法 |第4章 再審査請求 |第63条(裁決書の送付) |第65条(再審査請求の認容の裁決) 64
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前)(次) (国庫負担) 第85条 国庫は、毎年度、国民年金事業に要する費用(次項に規定する費用を除く。)に充てるため、次に掲げる額を負担する。 国庫は、毎年度、予算の範囲内で、国民年金事業の事務の執行に要する費用を負担する。 85
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法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社 (コンメンタール会社法)>第2編第5章 計算等 (コンメンタール会社法) (計算書類等の株主への提供) 第437条 法務省令で定めるところにより、株主に対し、前条第3項の承認を受けた計算書類及び事業報告(同条第1項又は第2項の規定の適用がある場合にあっては、監査報告又は会計監査報告を含む。)を提供しなければならない。 ---- {{前後 |会社法 |第2編 株式会社 5章 計算等 第2節 会計帳簿等 |会社法第436条(計算書類等の監査等) |会社法第438条(計算書類等の定時株主総会への提出等) 437
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法)>民法第718条 (動物の占有者等の責任) 第718条 占有者に代わって動物を管理する者も、前項の責任を負う。 動物占有者、及び動物管理者とみなされた者については、上記の要件に基づき不法行為責任を負うことがある。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第5章 不法行為 |民法第717条(土地の工作物等の占有者及び所有者の責任) |民法第719条(共同不法行為者の責任) 718
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法学>コンメンタール行政事件訴訟法 (出訴期間) 第14条 取消訴訟は、処分又は裁決があつたことを知つた日{{Efn| group = "解説" | 出訴期間の起算日としての、「処分または裁決があったことを知った日」について、具体例をあげるならば、通知などの書面が送達される場合は、その送達が届いたことを知ったことをもって足りる。もっとも、その処分が告示、または公示の方法による場合については、通説または判例{{citation | last = 最高裁 | year = 1952 | date = 1952(昭和27)-11-28 | title = 土地買収取消請求事件, 判決, | url = https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57228 | quote = 一自作農創設特別措置法第九条第一項但書の公告 が適法になされたときは、同法第四七条の二前段所定の出訴期間は、右公告の日から起算すべきである。 {{citation | last = 最高裁 | year = 2002 | date = 2002(平成14)-10-24 | title = 裁決取消請求事件, 判決 | quote = 行政処分が個別の通知ではなく告示をもって多数の関係権利者等に画一的に告知される場合には、行政不服審査法14条1項にいう「処分があったことを知った日」とは、告示があった日をいう。 | url =https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52309 から6箇月を経過したときは、提起することができない。ただし、正当な理由があるときは、この限りでない1項に定める出訴期間を通常、主観的出訴期間と理論上称する。。 で処分または裁決においてこれを教示する義務および救済規定を定めているが、本法ではこれを誤った場合についての救済規定はない。 、憲法32条に定める国民の裁判を受ける権利を侵害しないと解されている}。 ---- {{前後 |行政事件訴訟法 |第2章 抗告訴訟 第1節 取消訴訟 |第13条(関連請求に係る訴訟の移送) |第15条(被告を誤つた訴えの救済) 14
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基本的に数学の学習は、問題演習が重要で、学習効果も高いと考えられている。学校の授業は、教師の方針にもよるが、問題演習の時間を取ってくれる場合もあるし、解説が多い、聴講に近い場合もあるので、その場合は他の教科ほど綺麗なノートの纏めにこだわらず、問題の解法や課題の全体像を考えながら、簡単にメモを取る程度で良いと思う。 授業は真面目に聞けば何か得る事があるかもしれません。塾や参考書ですでに知っていることでも、新たに聞けば、新たな視点を得る事もある。 授業を復習の場として有効活用できれば、同じ課題を何度も学習して多くの時間を費やす必要もないという指摘が有るが、そうかも知れない。しかし、どうしても不安や、熟考したい事が有るなら、納得いくまで復習しても、別にいいだろう。 また、学校の授業は同じ授業を20人30人が同時に受ける。習熟度別のクラス編成だとしても、自分の学習ペースが学校の授業の進度と合わないという可能性はあり得る。自分の学習ペースが学校の進度よりも遅い場合、どこの単元でつまづいているのか、確認した上で、その単元の学習をして、なんとか学校の進度に追いつくなどの対策が求められる。自分の学習ペースが学校の進度よりも早く、学校の授業内容をすでに知っている場合は、場合によっては、学校の授業を無視して自分で学習を進めるということをしてもよいだろう。中学校の場合、内申点が高校受験に関係するので、堂々と内職をすることは難しいかもしれない。 入試前の数学の勉強は、中1・2の内容の復習の時間と現在進行の内容の復習の時間で、一日30分~1時間程必要であろう。(人にもよる)。(←※要出典、または根拠の提示)(←おそらくこの要出典の記述は、E.Suj. がつけたものだろうが、E.H. の記憶ではこの時間の数値自体、E.Suj. が提示、あるいは示唆したものである。まあひょっとしたらこの要出典注自体、自分自身に向けたメモかもしれないがね。) お薦め時間配分は、(この注釈についても、上段落と同様の感想→)(※要出典、または根拠の提示→)過去のノート・教科書の見返しに5分、見返した範囲の問題演習に20分~30分、その日学習した内容の問題演習に5分~15分程度。 在宅学習時に、過去のノートや教科書の内容を別のノートに丁寧にまとめ直したり、公式の一覧を作ったりするような学習があるが、編集者Suj はあまり推奨していない。 E,Suj. の主張は、基礎問題を解くことが、基礎を固めること。 教科書は情報不足なので、それをノートにまとめること自体も、あまり学習効果がないように思われる。 E.Sujの主張は、(勉強)=(手本を見ながら、自分の手技を修正していくもの)。典型例は習字。 ただし、E.H. はそうは思わない。この勉強法も確かに勉強の一つだが、それ以外にも勉強法、そして良い勉強法も無数にあると考える。手本を重視するのは古典的、伝統的勉強法の一つだが、この後の時代はもっと柔軟な発想があってもいいだろう。 それに手本を絶対視、神聖視していては、手本を超えることは永遠にないし、手本が気付かなかったことに気づくことも永遠にない。 ただし、初学時点では、手本は道しるべとして非常に重要だから、おろそかにも軽視することもできない。 そして自分の書いたノートを参考書類の正当な記述と比べて、自分の理解やメモを正しい発想、考えに修正していく作業は、明らかに有効だろう。 ただ、ノートをかなりまじめに、真剣にとっている意識があるなら、それを読み返すだけでも、あるいはそれをもとに思考を発展させるだけでも、ある程度の学習にはなる。 交換法則、結合法則など、数学に関する用語がありますが、高校入試ではこういう用語自体を問う問題は出題されないようです。昔ながらの計算問題、応用文章題中心ですね。つまり数学の思考、計算、問題解決自体が出題される。 しかしながら、法則や公式の名前は入試に直接出題されないとは言っても、これらは数学の学習には必要な概念なので覚えておきましょう。 では、入試問題の過去問をやってみるとどうでしょうか?実際に見てみると、普段の定期テストや、授業で行う課題とは少し違う形式の問題にも見えると思います。過去問を解くと入試の出題形式にもなれますし、問題の傾向も知ることができます。 多くの入試で、最初の小問では計算問題の出題になるでしょう。基本的な計算の仕方と実践、計算順序の理解と実際に正しい答えを導き出すことを求めています。 入試では基礎から応用・発展まで幅広く出題される。もちろん学問・勉強で一番大事なのは基礎だが、多くの試験問題作成者は応用、発展問題の出題を好む。基礎が固まったら、教科書、学校で使っている問題集の、やや発展的な問題をやってみるといいだろう。(実際の入試では、教科書応用問題のさらに斜め上を行く問題が出る事が多い。) 公立校ではあまり難解な問題は出題されないようだ。証明とは何か、証明の仕組みについての理解は必要だと思う。 教科書は一般的に説明不足だという指摘もあるが、数学に関しては基礎事項を理解するために、非常に有益な書物でもある。証明についても基礎的な説明はなされているとみていい。 参考書はもっと詳述してくれるだろう。適宜手に入れて読んでみるとよい。もちろん問題演習も有益。 図形や数、計算の性質や、定義、定理、これらを積み重ねて、問題の状況に適合させていく、慣れの要素もあるので、いろいろな問題を解いてみるのもいいだろう。 高校入試としては、最頻出は、三角形の合同条件(三つのうちどれか)で証明する問題だろう。 高校1~2年で学習する 。 しかし順列組み合わせの話は、中学で学習する、場合の数の発展とみていいだろう。数列に関しては中学数学では扱わないだろうが、入試で出題される場合は、数と計算の発展問題になる。 。 しかし、高校入試や中学入試で数列が扱われるにせよにせよ、その教育課程の知識を応用すれば何とか対応できる、発展問題の一種にしかすぎないだろう。 。 前述の傾向があるから、中学校用の難問集より、高校初等範囲の確率・順列・組み合わせ・数列とその和を学習したほうがいいという指摘がある。 超難関校でない限り、中学用難問集を解く意義はあまりないようだ。 むしろ難問集に手を出したくなるくらい、中学数学をきちんと理解していて時間があるなら、難関私立校に進学するなら、英語などの他教科を高校範囲まで先行学習するほうが、入試にも、高校入学後の学習にも得ることがあるという。 3次以上の因数分解はあまり出題されない、ということですが、例えば、 2ax^2+8ax+8a なんかどうですかね。これはxに関しては2次ですが、aもかけているので3次式ですね。これは出題されるでしょう。この場合の3次式とは、こうですね。 x^3+6x^2+12x+8 これは高校範囲ですね。中学校では公式を学習しませんから、出題されないでしょう。 高校範囲に手を出すなら、こういうものより、数列や順列組み合わせ、が、推奨ですね。 あとベクトルを知っていると有利だという指摘がありますが、中学生には少し先取りしすぎでしょう。中学生にとってベクトルとは、理科の力学の単元で、なんとなく大雑把に知る程度の概念だと思います。
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入出力の関数を使用するためには、ヘッダー stdio.h をインクルードする『JISX3010:2003』p.188「7.19 入出力」。 『JISX3010:2003』p.190「7.19.2 ストリーム」 ストリーム(stream)とは、物理装置やファイルなどに対する入出力を統一的に扱う概念です。 ストリームには、テキストストリーム(text stream)とバイナリストリーム(binary stream)の2種類があります。 テキストストリームは、行(line)を構成する順序づけた文字の並びです。 テキストとは、メモ帳(notepad.exe)などのテキストエディタでデータを閲覧したときのように、データをテキスト形式で処理します。 バイナリストリームは、内部データをそのまま記録することのできる順序付けされた文字の並びです。 バイナリとは、バイナリエディタでデータを閲覧したときのように、データをバイナリ形式で処理します。 『JISX3010:2003』p.191「7.19.3 ファイル」 ファイルに対する操作は次のような手順で行う。 FILEポインタを宣言します。 ファイルをオープン(open)します。 ファイルにデータを入出力します。 プログラム開始時に3つのテキストストリームがあらかじめ定義されています。 stdinは、通常の入力を読み取るための標準入力(standard input)です。 stdoutは、通常の出力を書き込むための標準出力(standard output)です。 stderrは、診断出力を書き込むための標準エラー(standard error)です。 入出力には、一定の手順で呼び出さなければならない関数が多い。 そこで、用途別にいくつかの例を挙げておくこととします。 テキストファイルへ書き込む場合、fopen関数の第二引数に"w"を指定します。 テキストファイルから読み込む場合、fopen関数の第二引数に"r"を指定します。 ;fputs、fgets関数を用いたテキストファイルの書き読み: int main(void) { const char *filename = "example.txt"; { FILE *fp = fopen(filename, "w"); if (fp == NULL) { perror("fopen(\"w\")に失敗しました。"); return 1; } if (fputs("Hello,World!\n", fp) < 0) { perror("fputsに失敗しました"); return 2; } fclose(fp); } { FILE *fp = fopen(filename, "r"); if (fp == NULL) { perror("fopen(\"r\")に失敗しました。"); return 3; } char str[16] = ""; if (fgets(str, sizeof str, fp) == NULL) { perror("fgetsに失敗しました。"); return 4; } puts(str); fclose(fp); } } int main(void) { const char *filename = "example.txt"; { FILE *fp = fopen(filename, "w"); if (fp == NULL) { perror("fopen(\"w\")に失敗しました。"); return 1; } fputc('a', fp); fclose(fp); } { FILE *fp = fopen(filename, "r"); if (fp == NULL) { perror("fopen(\"r\")に失敗しました。"); return 1; } putchar(fgetc(fp)); fclose(fp); } } バイナリファイルバイナリファイルはテキストファイルと比較して、エンディアンやパディングなど環境依存度が高いので注意が必要です。へ書き込む場合、fopen関数の第二引数に"wb"を指定します。 バイナリファイルから読み込む場合、fopen関数の第二引数に"rb"を指定します。 int main(void) { FILE *fp; char *filename="example.dat"; int i=1234; //ファイルへ数値を出力します。 if((fp=fopen(filename, "wb"))==NULL){//ファイルをバイナリ書き込みモードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } fwrite(&i, sizeof(int), 1, fp);//ファイルへ数値を書き込む。 fclose(fp);//ファイルをクローズします。 //ファイルから数値を入力します。 if((fp=fopen(filename, "rb"))==NULL){//ファイルをバイナリ読み取りモードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } fread(&i, sizeof(int), 1, fp);//ファイルから数値を読み込む。 fclose(fp);//ファイルをクローズします。 //数値を表示します。 printf("%d", i); } リンク:#fopen関数、#fwrite関数、#fclose関数、#fread関数 printf関数などでは、フラグ、最小フィールド幅、精度などを指定することで、様々な書式で文字列を出力することができる。 int main(void) { int i=1234; double pi=3.14159265359; //フラグの使い方 printf("%8d\n", i); //「 1234(改行)」と表示される。 printf("%-8d\n", i); //「1234 (改行)」と表示される。 printf("%+d\n", i); //「+1234(改行)」と表示される。 printf("% d\n", i); //「 1234(改行)」と表示される。 printf("%#o\n", i); //「02322(改行)」と表示される。 printf("%#x\n", i); //「0x4d2(改行)」と表示される。 printf("%08d\n", i); //「00001234(改行)」と表示される。 //最小フィールド幅の使い方 printf("%8d\n", i); //「 1234(改行)」と表示される。 //精度の使い方 printf("%.2f", pi); //「3.14(改行)」と表示される。 } リンク:#printf関数 scanf関数などでは、代入抑止文字、最大フィールド幅、走査文字集合などを指定することで、様々な書式で文字列を入力することができる。 //例 代入抑止文字*の使用例 int main(void) { char c; printf("\n2文字の文字を入力してください:"); if (scanf("%*c%c", &c) == EOF) {; //1文字目を読み飛ばし、2文字目を入力します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } printf("\n入力した2文字目は%cです。", c); } リンク:#printf関数、#scanf関数 //例 最大フィールド幅の使用例 int main(void) { char str[16]; printf("\n15文字の文字列を入力してください:"); if (scanf("%15s", str) == EOF) { //15文字入力します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } printf("\n入力した文字列は%sです。", str); } リンク:#printf関数、#scanf関数 //例 走査文字集合の使用例 int main(void) { char str[2]=""; printf("\nyまたはnを入力してください:"); if (scanf("%1[yn]", &str) == EOF) { //ynのみを入力します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } printf("\n入力した文字は%cです。", str[0]); } リンク:#printf関数、#scanf関数 int main(void) { FILE *fp; char *filename="example.txt"; fpos_t pos_first, pos_second; if((fp=fopen(filename, "w+"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの更新(書き込み及び読み取り)モードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } //最初のファイル位置表示子を取得し表示します。 fgetpos(fp, &pos_first); printf("最初のファイル位置表示子は%ld\n", pos_first); //文字列を書き込んでから、ファイル位置表示子を取得し表示します。 fprintf(fp, "Hello,World!\n");//ファイルへ文字列を書き込む。 fgetpos(fp, &pos_second); printf("文字列を書き込んだ後のファイル位置表示子は%ld\n", pos_second); //最初のファイル位置表示子に設定します。 if(fsetpos(fp, &pos_first)==0){ //元に戻したファイル位置表示子を取得し表示します。 fgetpos(fp, &pos_first); printf("元に戻したファイル位置表示子は%ld\n", pos_first); }else{ printf("fsetpos関数に失敗しました。"); } fclose(fp);//ファイルをクローズします。 } リンク:#fopen関数、#fgetpos関数、#fprintf関数、#fsetpos関数、#fclose関数 //getfilesize.c int main(int argc, char *argv[]) { FILE *fp; if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック printf("getfilesize ファイル名\n"); return 1; } if((fp=fopen(argv[1], "rb"))==NULL){//ファイルをバイナリファイルの読み取りモードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } //ファイルサイズを取得し表示します。 fseek(fp, 0L, SEEK_END); printf("%sのファイルサイズは%ldバイトです。\n", argv[1], ftell(fp)); fclose(fp);//ファイルをクローズします。 } リンク:#fopen関数、#fseek関数、#ftell関数、#fclose関数 //feof.c int main(int argc, char *argv[]) { FILE *fp; char c; if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック printf("feof ファイル名\n"); return 1; } if((fp=fopen(argv[1], "r"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } //ファイル終了表示子がセットされるまで、ファイルから文字を読み込む。 while(feof(fp)==0){ c=fgetc(fp); } //ファイル終了表示子がセットされているか判定し表示します。 if(feof(fp)!=0) printf("ファイル終了表示子がセットされています。\n"); else printf("ファイル終了表示子がセットされていません。\n"); clearerr(fp);//ファイル終了表示子をクリアします。 //ファイル終了表示子がセットされているか判定し表示します。 if(feof(fp)!=0) printf("ファイル終了表示子がセットされています。\n"); else printf("ファイル終了表示子がセットされていません。\n"); fclose(fp);//ファイルをクローズします。 } リンク:#fopen関数、#feof関数、#fgetc関数、#clearerr関数、#fclose関数 //ferror.c int main(int argc, char *argv[]) { FILE *fp; char c; if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック printf("ferror ファイル名\n"); return 1; } if((fp=fopen(argv[1], "r"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } //ファイルへ文字を書き込む。 fputc('a', fp); //エラー表示子がセットされているか判定し表示します。 if(ferror(fp)!=0) printf("エラー表示子がセットされています。\n"); else printf("エラー表示子がセットされていません。\n"); clearerr(fp);//エラー表示子をクリアします。 //エラー表示子がセットされているか判定し表示します。 if(ferror(fp)!=0) printf("エラー表示子がセットされています。\n"); else printf("エラー表示子がセットされていません。\n"); fclose(fp);//ファイルをクローズします。 } リンク:#fopen関数、#fputc関数、#ferror関数、#clearerr関数、#fclose関数 ヘッダー にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています。 size_t size_tは、sizeof演算子の結果の符号なし整数型とします。 FILE FILEは、ファイル位置表示子、結び付けられたバッファへのポインタ、エラー表示子、ファイル終了表示子など、ストリームを制御するために必要なすべての情報を記録することのできるオブジェクト型です。 ファイル内のすべての位置を一意に特定するために必要なすべての情報。 読み取りエラーまたは書き込みエラーが起こったかどうかを記録します。 ファイルの終わりに達したかどうかを記録します。 fpos_t fpos_tは、ファイルの中の任意の位置を一意に指定するために必要なすべての情報を記録することが可能な配列型以外のオブジェクト型です。 NULL NULLは、処理系定義の空ポインタ定数に展開します。 _IOFBF、_IOLBF、_IONBF BUFSIZ EOF ファイルの終わり(end-of-file)を示す、int型の負の値をもつ整数定数式。 FOPEN_MAX 同時にオープンできることを処理系が保証するファイル数の最小値を表す整数定数式。 FILENAM_MAX オープンできることを処理系が保証する最大長のファイル名文字列を保持するのに、char型の配列が必要とする十分な大きさを表す整数定数式。 L_tmpnam SEEK_CUR、SEEK_END、SEEK_SET TMP_MAX stderr、stdin、stdout それぞれ標準エラー、標準入力及び標準出力ストリームに結び付けられたFILEオブジェクトを指す型「FILEへのポインタ」をもつ式。 ISO/IEC 9899:2017 §7.21.4 ''Operations on files''. ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.1 ''The remove function''。 形式 : int remove(const char *filename); 機能 remove関数は、filenameが指し示す文字列を名前とするファイルを、その名前ではアクセスできないようにします。その後、その名前でファイルを開こうとしても、新たに作成しない限り失敗します。ファイルが開かれている場合、remove関数の動作は実装によって異なります。 返却値 remove関数は、操作が成功した場合はゼロを、失敗した場合は非ゼロを返します。 例 : int main(void) { char filename[256]; printf("削除するファイルの名前を入力してください。:"); if (scanf("%256s", filename)) { printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } if (remove(filename) == 0) printf("%sを削除しました。\n", filename); else perror("削除に失敗しました。"); } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.2 ''The rename function''。 形式 : int rename(const char *old, const char *new); 機能 rename関数は、oldが指す文字列を名前とするファイルを、newが指す文字列で指定された名前で今後は知られるようにします。old という名前のファイルは、その名前ではアクセスできなくなります。rename 関数が呼び出される前に new が指す文字列で指定されたファイルが存在していた場合、その動作は実装で定義されています。 返却値 rename関数は、操作が成功した場合はゼロを返し、失敗した場合はゼロ以外を返します。 その場合、ファイルが以前に存在していれば、元の名前でアクセスできます。 例 int main(void) { char oldfilename[256], newfilename[256]; printf("リネーム前のファイル名を入力してください。:"); if (scanf("%256s", oldfilename) == EOF) { printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } printf("リネーム後のファイル名を入力してください。:"); if (scanf("%256s", newfilename) == EOF) { printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } if (rename(oldfilename, newfilename) == 0) printf("%sを%sへリネームしました。\n", oldfilename, newfilename); else perror("リネームに失敗しました。"); } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.3 ''The tmpfile function''。 形式 : FILE *tmpfile(void); 機能 プログラムが異常終了した場合、開いている一時ファイルが削除されるかどうかは実装で決まる。ファイルは "wb+"モードで更新用にオープンされる。 返却値 tmpfile 関数は、作成したファイルのストリームへのポインタを返す。ファイルが作成できない場合、tmpfile 関数は NULL ポインタを返す。 例 : int main(void) { FILE *fp = tmpfile(); if (fp == NULL) { printf("一次バイナリファイルの生成に失敗しました。\n"); return 1; } printf("一次バイナリファイルの生成に成功しました。\n"); //一次バイナリファイルへの入出力処理など fclose(fp); } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.4 ''The tmpnam function''。 形式 char *tmpnam(char *s); 機能 tmpnam 関数は、有効なファイル名で、かつ既存のファイル名と同じでない文字列を 生成する。この関数は、少なくともTMP_MAX個の文字列を生成することができますが、それらの文字列はすでに既存のファイルで使用されている可能性があり、戻り値としては適切ではありません。 tmpnam 関数は、呼び出すたびに異なる文字列を生成する。 ヌルポインタを引数にしたtmpnam関数の呼び出しは、相互にデータ競合を起こす可能性がある。実装では、どのライブラリ関数もtmpnam関数を呼び出していないかのように動作する。 返却値 もし、適切な文字列が生成できなかった場合、tmpnam関数はnullポインタを返す。それ以外の場合、引数がnullポインタであれば、tmpnam関数はその結果を内部のスタティックオブジェクトに残し、そのオブジェクトへのポインタを返す(以降のtmpnam関数の呼び出しは、同じオブジェクトを変更することができる)。 引数がNULLポインタでない場合は、少なくともL_tmpnam文字の配列を指していると仮定し、tmpnam関数はその結果を配列に書き込み、その値として引数を返す。 例 int main(void) { char filename[L_tmpnam]=""; tmpnam(filename); printf("ファイル名として正しく、既存のファイル名と一致しない文字列は%sです。\n", filename); } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5 ''File access functions''. ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.1 ''The fclose function''。 形式 : int fclose(FILE *stream); 機能 fclose関数の呼び出しに成功すると、streamが指すストリームがフラッシュされ、関連するファイルがクローズされます。ストリームに書き込まれていないバッファリングされたデータはホスト環境に配信され、ファイルに書き込まれ、読み込まれていないバッファリングされたデータは破棄されます。呼び出しが成功したかどうかにかかわらず、ストリームはファイルから切り離され、setbuf または setvbuf 関数によって設定されたバッファはストリームから切り離されます (自動的に割り当てられていた場合は解放されます)。 返却値 fclose関数は、ストリームのクローズに成功した場合は0を、エラーが検出された場合はEOFを返します。 例 ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.2 ''The fflush function''。 形式 int fflush(FILE *stream); 機能 streamが出力ストリームまたは最新の操作が入力されていない更新ストリームを指している場合、fflush関数は、そのストリームに対する未書き込みのデータをホスト環境に配信してファイルに書き込ませます。それ以外の場合は、動作は未定義です。 stream が NULL ポインタの場合、fflush 関数は、上記の動作が定義されているすべてのストリームに対してこのフラッシュ動作を実行します。 返却値 fflush関数は、ストリームのエラーインジケータを設定し、書き込みエラーが発生した場合はEOFを、そうでない場合は0を返します。 例 int main(void) { char buf[BUFSIZ]; setbuf(stdout, buf);//標準出力に対して、完全バッファリングで、bufをバッファとして設定します。 printf("Hello, world!\n");//バッファへ出力される。 Sleep(1000);//1000ミリ秒待つ。 fflush(stdout);//バッファから出力される。 } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.3 ''The fopen function''。 形式 FILE *fopen(const char * restrict filename, const char * restrict mode); 機能 filenameが指す名前のファイルを、modeで指定したモードで、オープンします。 modeは次の表のいずれかの文字列を指定します。 次の表以外の文字列の時、動作は未定義です。 C11で追加されたエクスクルーシブモード(排他モード; mode引数の最後の文字が'x')でファイルを開いた場合、ファイルがすでに存在するか、作成できない場合は失敗します。 それ以外の場合は、基礎となるシステムが排他的アクセスをサポートしている範囲で、排他的(非共有)アクセスでファイルが作成されます。 オーブン時に、ストリームに対するエラー表示子とファイル終了表示子をクリアします。 返却値 fopen関数は、ストリームを制御するオブジェクトへのポインタを返します。オープン操作に失敗した場合、fopenはNULLポインタを返します。 ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.4 ''The freopen function''。 形式 FILE *freopen(const char * restrict filename, const char * restrict mode, FILE restrict stream); 機能 freopen関数は、filenameが指す文字列をファイル名とするファイルを開き、streamが指すストリームをそれに関連付ける。モード引数はfopen関数と同様に使用されます。 filenameがNULLポインタの場合、freopen関数はストリームのモードをmodeで指定されたものに変更しようとし、あたかも現在ストリームに関連付けられているファイルの名前が使われているかのようにします。どのようなモードの変更が許可されるか(もし許可されるなら)、またどのような状況下で許可されるかは実装で定義されています。 freopen関数は、まず、指定されたストリームに関連付けられているすべてのファイルを閉じようとします。ファイルのクローズに失敗しても無視されます。ストリームのエラー・インジケータとファイル終了インジケータはクリアされます。 返却値 freopen関数は、オープン操作に失敗した場合、ヌルポインタを返します。そうでなければ、freopenはstreamの値を返します。 例 : int main(void) { char *filename = "example.txt"; FILE *fp = freopen(filename, "w", stdout); if (fp == NULL) { perror("再オープンに失敗しました。"); return 1; } printf("Hello, world!\n"); fclose(fp); } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.5 ''The setbuf function''。 形式 void setbuf(FILE * restrict stream, char * restrict buf); 引数 返却値 機能 streamが指すファイルのストリームに対して、bufが指す配列をバッファとした、入出力用のバッファを設定します。 setbuf関数は、modeを_IOFBF, sizeをBUFSIZとしたsetvbuf関数と同じです。 ただし、bufが空ポインタの場合、modeを_IONBFとしたsetvbuf関数と同じです。 例 int main(void) { printf("START:\n"); char buf[BUFSIZ]; setbuf(stdout, buf); for (char *p = "Hello, world1!\n"; *p != '\0'; p++) { printf("%c", *p); usleep(200 * 1000); // 200 * 1000 usec = 0.2 sec } fflush(stdout); setbuf(stdout, NULL); for (char *p = "Hello, world2!\n"; *p != '\0'; p++) { printf("%c", *p); usleep(200 * 1000); } } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.6 ''The setvbuf function''。 形式 int setvbuf(FILE * restrict stream, char * restrict buf, int mode, size_t size); 引数 返却値 成功した場合0を返し、modeに無効な値が指定された場合、又は要求に従うことができなかった場合、0以外の値を返す。 機能 streamが指すファイルのストリームに対して、sizeの大きさを持ったbufが指す配列をバッファとし、modeで指定したバッファリングの方法で、入出力用のバッファを設定します。 bufにNULLを指定した場合、setvbuf関数がsizeの大きさを持ったバッファを割り付ける。 modeは以下の表のいずれかを指定します。 例 int main(void) { printf("START:\n"); char buf[BUFSIZ]; setvbuf(stdout, buf, _IOLBF, sizeof(buf)); for (char *p = "Hello, world1!\n"; *p != '\0'; p++) { printf("%c", *p); usleep(200 * 1000); // 200 * 1000 usec = 0.2 sec } setvbuf(stdout, NULL, _IONBF, 0); for (char *p = "Hello, world2!\n"; *p != '\0'; p++) { printf("%c", *p); usleep(200 * 1000); } printf("\n"); } 『JISX3010:2003』p.198「7.19.6 書式付き入出力関数」 『JISX3010:2003』p.198「7.19.6.1 fprintf関数」 形式 int fprintf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, ...) 引数 返却値 書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。 機能 fprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、streamが指すストリームへ書き込む関数です。書式文字列には、それに続く任意個数の実引数と同じ数だけの変換指定が含まれなければならない。書式文字列に含まれる変換指定の部分が、それに対応する後の実引数の値によって置換される。 変換指定は以下のようになる。 %[フラグ][最小フィールド幅][.][精度][長さ修飾子]変換指定子 「[]」は省略可能であることを示す。 '-' : 変換結果をフィールド内に左詰めにする(デフォルトで右詰)。 '+' : 符号付き変換の結果を常に正符号又は負符号で始める(デフォルトで負の値の場合のみ負符号で始める)。 ' ' (space) : 符号付き変換の結果の最初の文字が符号でない場合、1個の空白を結果の前に付ける。 '#' : 変換指定子がoなら「0」を、xなら「0x」を、Xなら「0X」を結果の前に付加します。変換指定子がa, A, e, E, f, F, g, Gなら、小数点文字の後ろに数字が続かない場合でも、浮動小数点数の返還の結果に常に小数点文字を含める。変換指定子がg, Gなら、後ろの続く0を結果から取り除かない。 '0' : 0を文字列の左に付加することができる。 最小フィールド幅 : 値を変換した結果の文字数が最小フィールド幅より少ない場合、最小フィールド幅を満たすまで左側に(-フラグがあるときは右側に)空白を詰めることです。 精度 : 変換指定子がd, i, u, x, Xなら、出力する数字の最小の個数を指定します。変換指定子がa, A, e, E, f, Fなら、小数点文字の後ろに出力すべき数字の個数を指定します。変換指定子がg, Gなら、最大の有効桁数を指定します。変換指定子がsなら、書き込む最大のバイト数を指定します。 ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.6.2 ''The fscanf function''。 形式 : int fscanf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, ...); 引数 返却値 変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。 機能 fscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、streamが指すストリームから入力を、任意個数の実引数へ読み込む関数です。書式文字列には、それに続く任意個数の実引数と同じ数だけの変換指定が含まれなければならない。ストリームからの入力が、書式文字列に含まれる変換指定に従って、それに対応する後の実引数が指す変数に代入される。 変換指定は以下のようになる。 %[*][最大フィールド幅][長さ修飾子]変換指定子 「[]」は省略可能であることを示す。 「*」とは、代入抑止文字です。「*」を指定すると、入力は変換されず、読み飛ばされる。 最大フィールド幅とは、最大フィールド幅(文字で数えて)を指定する正の10進整数です。入力から指定した文字数だけ変換される。 『JISX3010:2003』p.210「7.19.6.3 printf関数」 形式 int printf(const char * restrict format, ...); 引数 返却値 書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。 機能 printf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、標準出力へ書き込む関数です。 printf関数は、与えられた実引数の前にstdoutを実引数として付加したfprintf関数と等価です。詳しくは#fprintf関数を参照せよ。 例 printf関数の基本的な使い方は、C言語/基礎知識#printf関数の使用例を参照せよ。 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.210「7.19.6.4 scanf関数」 形式 int scanf(const char * restrict format, ...); 引数 返却値 変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。 機能 scanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、標準入力を、任意個数の実引数へ読み込む関数です。 scanf関数は、与えられた実引数の前にstdinを実引数として付加したfscanf関数と等価です。詳しくは#fscanf関数を参照せよ。 例 scanf関数の基本的な使い方は、C言語/基礎知識#scanf関数の使用例を参照せよ。 例:scanf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.210「7.19.6.5 snprintf関数」 形式 int snprintf(char * restrict s, size_t n, const char * restrict format, ...); 引数 返却値 nが十分に大きい場合に配列に書き込んだはずの文字数。ただし、終端ナル文字は数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値を返す。すなわち、返却値が非負かつn未満の場合、そしてその場合に限り、ナル文字で終了している出力が完全に書き込まれています。 機能 snprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、nで指定した書き込む文字数分だけ、sが指す配列へ書き込む関数です。 snprintf関数は、生成された出力をストリームではなく実引数sで指定する配列に書き込むことを除いては、fprintf関数と等価です。詳しくは#fprintf関数を参照せよ。 書き込む文字数にはナル文字を含む。 領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。 例 int main(void) { char s[16]; int i=1234; double d=3.14; char c='a'; char s2[]="Hello"; snprintf(s, sizeof(s), "%d %.2f %c %s", i, d, c, s2); printf("%s", s); } 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.211「7.19.6.6 sprintf関数」 warning! sprintf関数は配列へ書き込む文字数を指定できないため、 使い方によってはバッファオーバーランが発生する場合があります。 形式 int sprintf(char * restrict s, const char * restrict format, ...); 引数 返却値 配列に書き込まれた文字数。ただし、ナル文字は文字数に数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値。 機能 sprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、sが指す配列へ書き込む関数です。 sprintf関数は、生成された出力をストリームではなく実引数sで指定する配列に書き込むことを除いては、fprintf関数と等価です。詳しくは#fprintf関数を参照せよ。 書き込まれた出力文字の列の後にナル文字を書き込む。 領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。 例 int main(void) { char s[32]; int i=1234; double d=3.14; char c='a'; char s2[]="Hello"; sprintf(s, "%d %.2f %c %s", i, d, c, s2); printf("%s", s); } 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.211「7.19.6.7 sscanf関数」 形式 int sscanf(const char * restrict s, const char * restrict format, ...); 引数 返却値 変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。 機能 sscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、sが指す文字列を、任意個数の実引数へ読み込む関数です。 sscanf関数は、入力をストリームではなく実引数sで指定される文字列から得ることを除けば、fscanf関数と等価です。詳しくは#fscanf関数を参照せよ。 文字列の終わりに達することが、fscanf関数でファイルの終わりに達することと等価です。 領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。 例 int main(void) { char s[]="1234 3.14 a Hello"; int i; double d; char c; char s2[16]; sscanf(s, "%d %lf %c %15s", &i, &d, &c, &s2); printf("i=%d, d=%.2f, c=%c, s2=%s", i, d, c, s2); } 例:scanf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.211「7.19.6.8 vfprintf関数」 形式 int vfprintf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。 機能 vfprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、streamが指すストリームへ書き込む関数です。 vfprintf関数は、可変個数の実引数並びを、argで置き換えたfprintfと等価です。詳しくは#fprintf関数を参照せよ。 vfprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vfprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。 例 //fprintf関数と同じ働きをするmyfprintf関数 int myfprintf(FILE * stream, const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vfprintf(stream, format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.212「7.19.6.9 vfscanf関数」 形式 int vfscanf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。 機能 vfscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、streamが指すストリームから入力を、可変個数の実引数のリストへ読み込む関数です。 vfscanf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたfscanf関数と等価です。詳しくは#fscanf関数を参照せよ。 vfscanf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vfscanf関数はva_endマクロを呼び出さない。 例 //fscanf関数と同じ働きをするmyfscanf関数 int myfscanf(FILE * stream, const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vfscanf(stream, format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:scanf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.212「7.19.6.10 vprintf関数」 形式 int vprintf(const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。 機能 vprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、標準出力へ書き込む関数です。 vprintf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたprintf関数と等価です。詳しくは#printf関数を参照せよ。 vprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。 例 //printf関数と同じ働きをするmyprintf関数 int myprintf(const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vprintf(format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.213「7.19.6.11 vscanf関数」 形式 int vscanf(const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。 機能 vscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、標準入力を、可変個数の実引数のリストへ読み込む関数です。 vscanf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたscanf関数と等価です。詳しくは#scanf関数を参照せよ。 vscanf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vscanf関数はva_endマクロを呼び出さない。 例 //scanf関数と同じ働きをするmyscanf関数 int myscanf(const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vscanf(format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:scanf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.213「7.19.6.12 vsnprintf関数」 形式 int vsnprintf(char * restrict s, size_t n, const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 nが十分に大きい場合に配列に書き込んだはずの文字数。ただし、終端ナル文字は数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値を返す。すなわち、返却値が非負かつn未満の場合、そしてその場合に限り、ナル文字で終了している出力が完全に書き込まれています。 機能 vsnprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、nで指定した書き込む文字数分だけ、sが指す配列へ書き込む関数です。 vsnprintf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたsnprintfと等価です。詳しくは#snprintf関数を参照せよ。 vsnprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vsnprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。 領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。 例 //snprintf関数と同じ働きをするmysnprintf関数 int mysnprintf(char * s, size_t n, const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vsnprintf(s, n, format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.213「7.19.6.13 vsprintf関数」 形式 int vsprintf(char * restrict s, const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 配列に書き込まれた文字数。ただし、ナル文字は文字数に数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値。 機能 vsprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、sが指す配列へ書き込む関数です。 vsprintf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたsprintfと等価です。詳しくは#sprintf関数を参照せよ。 vsprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vsprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。 領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。 例 //sprintf関数と同じ働きをするmysprintf関数 int mysprintf(char * s, const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vsprintf(s, format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:printf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.214「7.19.6.14 vsscanf関数」 形式 int vsscanf(const char * restrict s, const char * restrict format, va_list arg); 引数 返却値 変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。 機能 vsscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、sが指す文字列を、可変個数の実引数のリストへ読み込む関数です。 vsscanf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたsscanf関数と等価です。詳しくは#sscanf関数を参照せよ。 vsscanf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。 vsscanf関数はva_endマクロを呼び出さない。 例 //sscanf関数と同じ働きをするmysscanf関数 int mysscanf(const char * s, const char * format, ...) { va_list ap; int ret; va_start(ap, format); ret=vsscanf(s, format, ap); va_end(ap); return ret; } 例:scanf関数での変換指定の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.214「7.19.7 文字入出力関数」 『JISX3010:2003』p.214「7.19.7.1 fgetc関数」 形式 int fgetc(FILE *stream); 引数 返却値 ファイル終了表示子がセットされている場合、またはファイルの終わりに達している場合、ファイル終了表示子をセットし、EOF。読み取りエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。その他の場合、次の文字。 機能 fgetc関数とは、streamが指す入力ストリームから、1文字取り込みその値を返却する関数です。 その文字はunsigned char型として取り込み、int型に変換される。 そして、ファイル位置表示子を進める。 例 例:テキストファイルの読み書きを参照せよ。 その他のコード例 int main(void) { int c; printf("\n1文字の文字を入力してください:"); c = fgetc(stdin); printf("\n入力した文字は%cです。\n", c); } fgetc では、Fedora Linuxの場合、上記のようなコードで、エンターキーを押して入力しないといけない。 Linuxにて、エンターキーを押さずに文字列を入力するようにする場合、#include termios は標準Cライブラリではなく、POSIXの機能です。 を使って設定を変える方法もあるが、しかしプログラム終了の直前に設定を戻す必要がある(プログラムの実行を終了しても、ターミナルを終了しないかぎり、設定は自動では戻らない)。(Fedora32で2020年8月26日に動作を確認)。 このため、設定を変える前に、現在の設定を保存しなければならない。しかし、とても面倒なので、初心者はあまり、この termios.h の方法には手を出さないほうが良い。もし、間違えて設定を書き換えてしまった場合、いったんターミナルを終了すれば、設定はもとに戻る。 if文と組み合わせる場合は、右辺の文字側の引用符は一重引用符でなければならない。 コード例 int main() { while (1) { printf("fまたはFを押すと終了します。:"); int temp = fgetc(stdin); if (temp == 'f' || temp == 'F') { break; } printf("\n"); } printf("\n"); return 0; } 実行例 fまたはFを押すと終了します。:r fまたはFを押すと終了します。:t fまたはFを押すと終了します。:f 終了しています termios.h は標準入出力ではないが、termios を使った場合のコード例は下記のようになる。 コード例 int main() { struct termios term; tcgetattr(STDIN_FILENO, &term); struct termios original; original = term; term.c_lflag &= (~ICANON) | ECHO; // 非カノニカルモード。エコーありに設定。 tcsetattr(STDIN_FILENO, TCSANOW, &term); int temp; while (1) { temp = fgetc(stdin); if (temp == 'f' || temp == 'F') { break; } } printf("\n"); tcsetattr(STDIN_FILENO, TCSANOW, &original); // もとの設定に戻さないと、プログラム終了後も設定が残留します。 return 0; } 実行例 iuiytf ※ 文字「f」が入力された時点で、(エンターキーを押さずに)自動的にプログラム終了します。 解説 まず、struct termios term; で termios型の構造体を呼び出す。 特別な構造体であり、既に構造体の中身が作成済みになっているので、その設定をこれから書き換えるのだが、書き換え前に標準設定を保存しておく必要があります。(でないと、書き換え後も、ターミナル終了まで、設定が残ってしまう。) なので、たとえば「 original 」などの名前でtermios構造体をさらに新規作成し、このoriginalに標準設定を残しておく。 original = term; だけで、構造体 term の内容が 構造体 original の内容がコピーされる。なお、構造体にかぎらず、一般に構造体は、イコール記号で一括でコピーできる。配列や文字列のコピーだと、等号だけでは一括コピーできずに特殊な操作が必要になるのに、なぜか構造体では等号だけでコピーできるのは不思議に思うかもしれないが、C言語は、そういう奇妙な仕様です。 ターミナルの普段の、エンターキーを押して入力するという入力設定のモード名は「カノニカルモード」というモードです。 一方、エンターキーを押さずに済むモードは、非カノニカルモードである、。 term.c_lflag &= ~ICANON; で、termos構造体変数termを、非カノニカルモードにしています。 「ICANON 」だけだとカノニカルモードだが、それの冒頭に否定の意味のチルダ記号「~」がついて、非カノニカルモードになっています。チルダの機能は、ビット列の反転です。 「ECHO」とは、ターミナルに入力文字が表示されるかどうかの設定。本wikiでは説明しやすさの都合で、エコーありにした。 もし、エコー無しにしたければ、チルダをつけて「~ECHO」にすれば、入力文字が表示されなくなる。 &=とは、ビット演算の複合代入演算子で、単に a &= b は a = a & b の意味。 なお、 term.c_lflag &= (~ICANON) | ECHO; と書かずとも、なぜか term.c_lflag &= (~ICANON); term.c_lflag &= ECHO; というふうに1行ずつ個別に実行しても同様の設定が行えてしまう。 『JISX3010:2003』p.214「7.19.7.2 fgets関数」 形式 char *fgets(char * restrict s, int n, FILE * restrict stream); 引数 返却値 成功した場合、s。ファイルの終わりを検出し、かつ配列に1文字も読み取っていなかった場合、又は読み取りエラーが発生した場合、空ポインタ。 機能 fgets関数とは、streamが指すストリームから、文字の列を読み取り、sが指す配列に格納する関数です。 読み取る文字の列は改行又はファイルの終わりまでで、読み取る文字数の最大値はn-1です。 最後にナル文字を付ける。 例 例:テキストファイルの読み書きを参照せよ。 『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.3 fputc関数」 形式 int fputc(int c, FILE *stream); 引数 返却値 書き込んだ文字。書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。 機能 fputc関数とは、streamが指す出力ストリームにcで指定された文字を書き込む関数です。 その文字は、int型からunsigned char型に変換される。 そして、ファイル位置表示子を進める。 例 例:テキストファイルの読み書きを参照せよ。 『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.4 fputs関数」 形式 int fputs(const char * restrict s, FILE * restrict stream); 引数 返却値 書き込みエラーが発生した場合、EOF。その他の場合、非負の値。 機能 fputs関数とは、streamが指すストリームにsが指す文字列を書き込む関数です。 終端ナル文字の書き込みは行わない。 例 例:テキストファイルの読み書きを参照せよ。 『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.5 getc関数」 形式 int getc(FILE *stream); 引数 返却値 ファイルの終わりに達している場合、ファイル終了表示子をセットし、EOF。読み取りエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。その他の場合、次の文字。 機能 getc関数とは、streamが指す入力ストリームから、1文字取り込みその値を返却する関数です。 getc関数はfgetc関数と等価です。詳しくは#fgetc関数を参照せよ。 例 例:テキストファイルの読み書きの「例 fputc、fgetc関数を用いたテキストファイルの読み書き」を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.6 getchar関数」 形式 int getchar(void); 引数 返却値 ファイルの終わりに達している場合、ファイル終了表示子をセットし、EOF。読み取りエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。その他の場合、次の文字。 機能 getchar関数とは、標準入力から、1文字取り込みその値を返却する関数です。 getchar関数は、実引数としてstdinを指定したgetcと等価です。詳しくは#getc関数を参照せよ。 例 int main(void) { int c; printf("\n1文字の文字を入力してください:"); c = getchar(); printf("\n入力した文字は%cです。\n", c); } 実行環境にもよるだろうが、文字を入力したあと、さらにエンターキーを押す必要があります。(Linux の Fedora32でその動作を2020年8月26日に確認。) コード例 int main(void) { int c; while (1) { printf("終了するにはfを1文字入力してください:\n"); c = getchar(); if (c == 'f' || c == 'F') { break;} } printf("終了しました\n"); } 動作結果 終了するにはfを1文字入力してください: j 終了するにはfを1文字入力してください: 終了するにはfを1文字入力してください: r 終了するにはfを1文字入力してください: 終了するにはfを1文字入力してください: f 終了しました if文で比較するには、引用符は一重引用符を使う必要があります。二重引用符だとコンパイル時にエラーになる。(Fedora 32で確認.) gets関数はC11で削除されました。 また、gets関数は読取る文字数を指定できないため、 原理的に、バッファオーバーランを防ぐことができません。 形式 char *gets(char *s); 引数 返却値 成功した場合、s。ファイルの終わりを検出し、かつ配列に1文字も読み取っていなかった場合、又は読み取りエラーが発生した場合、空ポインタ。 機能 gets関数とは、標準入力から、文字の列を読み取り、sが指す配列に格納する関数です。 読み取る文字の列は改行又はファイルの終わりまでです。 最後に改行文字の代わりにナル文字を付ける。 例 //※このプログラムにはバッファオーバーランの可能性があります。 int main(void) { char str[256]; printf("\n文字列を入力してください(半角255文字以内):"); gets(str); printf("\n入力した文字列は%sです。", str); } 『JISX3010:2003』p.216「7.19.7.8 putc関数」 形式 int putc(int c, FILE *stream); 引数 返却値 書き込んだ文字。書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。 機能 putc関数とは、streamが指す出力ストリームにcで指定された文字を書き込む関数です。 putc関数は、fputcと等価です。詳しくは#fputc関数を参照せよ。 例 例:テキストファイルの読み書きの「例 fputc、fgetc関数を用いたテキストファイルの読み書き」を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.216「7.19.7.9 putchar関数」 形式 int putchar(int c); 引数 返却値 書き込んだ文字。書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。 機能 putchar関数とは、標準出力にcで指定された文字を書き込む関数です。 putchar関数は、第2実引数としてstdoutを指定したputcと等価です。詳しくは#putc関数を参照せよ。 例 int main(void) { int c='a'; putchar(c); } 『JISX3010:2003』p.216「7.19.7.10 puts関数」 形式 int puts(const char *s); 引数 返却値 書き込みエラーが発生した場合、EOF。その他の場合、非負の値。 機能 puts関数とは、標準出力にsが指す文字列を書き込む関数です。 出力の最後に改行文字を追加します。 終端ナル文字の書き込みは行わない。 例 int main(void) { char str[]="Hello, world!"; puts(str); } ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.7.10 ''The ungetc function''。 形式 int ungetc(int c, FILE *stream); 機能 ungetc関数は、cで指定された(unsigned charに変換された)文字を、streamが指す入力ストリームに押し戻します。押し戻された文字は、そのストリームに対する後続の読み込みによって、押し戻された順序とは逆の順序で返されます。ファイル位置指定関数(fseek、fsetpos、rewind)を(streamが指すストリームで)正常に呼び出した場合、そのストリームで押し戻された文字は破棄されます。ストリームに対応する外部記憶装置は変更されません。 1文字分のプッシュバックが保証されます。ungetc関数が同一ストリーム上で何度も呼び出され、その間にそのストリームの読み込みやファイルの位置決め操作が行われなかった場合、操作は失敗することがあります。 cの値がマクロEOFの値と等しい場合、操作は失敗し、入力ストリームは変更されません。 ungetc 関数の呼び出しに成功すると、ストリームのファイル終端インジケータがクリアされます。テキストストリームの場合、ungetc関数の呼び出しに成功した後のファイル位置インジケータの値は、押し戻された文字がすべて読み込まれるか、または廃棄されるまで特定できない。バイナリストリームの場合、ungetc関数の呼び出しが成功するたびに、そのファイルポジションインジケーターはデクリメントされます。呼び出し前にその値がゼロだった場合、呼び出し後は不定です。 返却値 ungetc関数は、変換後に押し戻された文字を返し、操作が失敗した場合はEOFを返します。 例 int main(void) { int c; printf("\n1文字の文字を入力してください:"); c = getchar(); printf("\n入力した文字は%cです。", c); ungetc(c, stdin); c = getchar(); printf("\nungetc()で標準入力へ押し戻した文字は%cです。", c); } 『JISX3010:2003』p.217「7.19.8 直接入出力関数」 『JISX3010:2003』p.217「7.19.8.1 fread関数」 形式 size_t fread(void * restrict ptr, size_t size, size_t nmemb, FILE * restrict stream); 引数 返却値 読み取りに成功した要素の個数。その個数は、読み取りエラーが発生した場合、又はファイルの終わりに達した場合、nmembより小さいことがあります。 機能 fread関数とは、streamが指すストリームから、最大nmemb個の大きさsizeの要素を、ptrが指す配列に読み取る関数です。 ファイル位置表示子を読み取りに成功した文字数分進める。 エラーが発生した場合、そのストリームのファイル位置表示子の値は不定です。 1つの要素の一部だけが読み取られた時、その値は不定です。 例 例:バイナリファイルの読み書きを参照せよ。 形式 : size_t fwrite(const void * restrict ptr, size_t size, size_t nmemb, FILE * restrict stream); 説明 fwrite関数は,ptrが指す配列から,sizeで指定されたサイズのnmemb要素までをstreamが指すストリームに書き込みます。各オブジェクトに対して、サイズコールがfputc関数に行われ、オブジェクトの上に正確に重なっているunsigned charの配列から値を(順に)取得します。ストリームのファイル・ポジション・インジケータ(定義されている場合)は、正常に書き込まれた文字数だけ進みます。エラーが発生した場合、ストリームのファイルポジションインジケータの結果は不定です。 返却値 fwrite関数は、書き込みに成功した要素の数を返しますが、書き込みエラーが発生した場合のみ、nmembよりも小さくなります。sizeまたはnmembが0の場合、fwriteは0を返し、ストリームの状態は変更されません。 『JISX3010:2003』p.218「7.19.9 ファイル位置付け関数」 『JISX3010:2003』p.218「7.19.9.1 fgetpos関数」 形式 int fgetpos(FILE * restrict stream, fpos_t * restrict pos); 引数 返却値 成功したときは0。失敗したときは0以外で、処理系定義の正の値をerrnoに格納します。 機能 fgetpos関数とは、streamが指すストリームの解析状態及びファイル位置表示子のその時点の値を、posが指すオブジェクトに格納する関数です。 fsetpos関数を用いて、fgetpos関数で取得したファイル位置に、ストリームを再び位置づけることができる。 例 例:fgetpos関数とfsetpos関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.218「7.19.9.2 fseek関数」 形式 int fseek(FILE *stream, long int offset, int whence); 引数 返却値 要求を満足できなかった場合に限り、0以外の値。 機能 fseek関数とは、streamが指すストリームのファイル位置表示子の値を、変更する関数です。 読み取りエラーまたは書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、fseek関数は失敗します。 バイナリストリームの場合、新しい位置は、whenceが指す位置にoffsetを加えた位置です。 whenceにはSEEK_SET, SEEK_CUR, SEEK_ENDのいずれかを指定し、SEEK_SETはファイルの初め、SEEK_CURはファイル位置表示子のその時点の値、SEEK_ENDはファイルの終わりを意味します。 SEEK_ENDを指定した場合、呼び出しが意味のあるものとしてサポートされるとは限らない。 テキストストリームの場合、offsetに0を指定する、又は同じファイルに結び付けられたストリームに対する以前の成功したftell関数の呼び出しで返された値を指定しなければならない。 後者の場合whenceにはSEEK_SETを指定します。 fseek関数の呼び出しに成功すると、新しい位置を決定した後、ストリームに対するungetc関数の効果をすべて解除し、そのストリームのファイル終了表示子をクリアした上で、ファイル位置表示子を新しい位置に設定します。 fseek関数の呼び出しが成功した後では、更新ストリームに対する次の操作は入力でも出力でもよい。 例 例:fseek関数とftell関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.219「7.19.9.3 fsetpos関数」 形式 int fsetpos(FILE *stream, const fpos_t *pos); 引数 返却値 成功したとき、0。失敗したとき、0以外の値で、処理系定義の正の値をerrnoに格納します。 機能 fsetpos関数とは、posが指すオブジェクトの値に従って、streamが指すストリームのmbstate_tオブジェクト及びファイル位置表示子を設定する関数です。 fsetpos関数を用いて、fgetpos関数で取得したファイル位置に、ストリームを再び位置づけることができる。 読み取りエラーまたは書き込みエラーが発生した場合、そのストリームに対するエラー表示子が設定され、fsetposは失敗します。 fsetpos関数の呼び出しに成功すると、そのストリームに対するungetc関数の効果をすべて解除し、そのストリームのファイル終了表示子をクリアしたうえで、新しい解析状態を設定し、ファイル位置表示子を新しい位置に設定します。 fsetposの呼び出しが成功した後では、更新ストリームに対する次の操作は入力でも出力でもよい。 例 例:fgetpos関数とfsetpos関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.219「7.19.9.4 ftell関数」 形式 long int ftell(FILE *stream); 引数 返却値 成功したとき、そのストリームのファイル位置表示子のその時点の値。失敗したとき-1Lで、処理系定義の正の値をerrnoに格納します。 機能 ftell関数とは、streamが指すストリームのファイル位置表示子のその時点の値を得る関数です。 バイナリストリームの場合、その値はファイルの始めからの文字数です。 テキストストリームの場合、そのファイル位置表示子は、ftell関数の呼び出し時の位置にそのストリームのファイル位置表示子を戻すために、fseek関数で使用できる情報を含む。 ただし、この情報の内容は、未規定です。 ftell関数の2回の呼び出し返却値の差は、書き込み文字数又は読み取り文字数という意味を持つとは限らない。 例 例:fseek関数とftell関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.219「7.19.9.5 rewind関数」 形式 void rewind(FILE *stream); 引数 返却値 機能 rewind関数とは、streamが指すストリームに対応するファイル位置表示子を、そのファイルの始めに位置付ける関数です。 (void)fseek(stream, 0L, SEEK_SET) と等価です。 例 //showfiletwice.c int main(int argc, char *argv[]) { FILE *fp; int c; if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック printf("showfiletwice ファイル名\n"); return 1; } if((fp=fopen(argv[1], "r"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。 printf("オープン操作が失敗しました。\n"); return 1; } //ファイルの内容を表示します。 while((c=fgetc(fp))!=EOF){ putchar(c); } //ファイルの内容を再び表示します。 rewind(fp); putchar('\n');//改行します。 while((c=fgetc(fp))!=EOF){ putchar(c); } fclose(fp);//ファイルをクローズします。 } 『JISX3010:2003』p.219「7.19.10 エラー処理関数」 『JISX3010:2003』p.219「7.19.10.1 clearerr関数」 形式 void clearerr(FILE *stream); 引数 返却値 機能 clearerr関数とは、streamが指すストリームのファイル終了表示子及びエラー表示子をクリアする関数です。 例 例:clearerr関数とfeof関数の使い方を参照せよ。 例:clearerr関数とferror関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.220「7.19.10.2 feof関数」 形式 int feof(FILE *stream); 引数 返却値 streamのファイル終了表示子がセットされている場合、0以外の値。セットされていない場合、0。 機能 feof関数とは、streamが指すストリームのファイル終了表示子を判定する関数です。 例 例:clearerr関数とfeof関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.220「7.19.10.3 ferror関数」 形式 int ferror(FILE *stream); 引数 返却値 streamのエラー表示子がセットされている場合、0以外の値。セットされていない場合、0。 機能 ferror関数とは、streamが指すストリームのエラー表示子を判定する関数です。 例 例:clearerr関数とferror関数の使い方を参照せよ。 『JISX3010:2003』p.220「7.19.10.4 perror関数」 形式 void perror(const char *s); 引数 返却値 機能 perror関数とは、整数式errnoのエラー番号に対応するエラーメッセージを生成する、すなわち標準エラーストリームに文字の並びを書き込む関数です。 { 仮引数 s の内容 }: エラーメッセージ エラーメッセージ です。 errnoは静的な場所に格納されるエラーコードによってエラー状態を報告するマクロです。ヘッダーerrno.h|errno.hで定義されています(宣言ではなくマクロ定義です)。 [https://paiza.io/projects/1kGujkciqyeGO93T3FMxVQ?language=c 例] : int main(void) { FILE *fp; const char *filename = "file_not_existing", *s = "エラー"; //ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。 if ((fp = fopen(filename, "r")) == NULL) { perror(s); return 1; } fclose(fp); //ファイルをクローズします。 return 0; } 結果: エラー: No such file or directory
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (宣誓) 第166条 鑑定人には、宣誓をさせなければならない。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第1編 総則 第12章 鑑定 |第165条(鑑定) |第167条(鑑定留置) 166
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コンメンタール>コンメンタール民事>コンメンタール社会福祉法施行規則 社会福祉法施行規則(最終改正:平成二一年三月三一日厚生労働省令第八八号)の逐条解説書。
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日本漢字能力検定(にほんかんじのうりょうけんてい)とは、日本漢字能力検定協会(以下、協会)が運営している検定。就職・進学では優遇される事もある。略して「漢検」とも呼ばれる。 学習する方法としては、公式の問題集などを使用して学習するとよい。 直近の改定は、2020年となる。 5級~10級は、各学年配当漢字と同じである。各級(学年)配当漢字は、下記を参考にしてほしい。 漢検では、漢字の読み書きだけでなく、次のような分野の問題が出題される。 が出題される。 7級以上は別紙の解答用紙で解答し、8級以下は問題用紙兼解答用紙に答えを記入する。また2級~4級の一部問題では、マーク式の問題がある。 10級~5級(小学校レベル)の漢字の読みは、小学校で習うもののみである。 中学校で習う読みは4級以上で出題、高等学校で習う読みは準2級以上で出題となる。 丁寧な字で解答すること。2級以下の解答は、常用漢字表と同じ字体で行う(旧字体での解答は認められない)。また、現在仮名遣いで行う。 2010年に追加された漢字(2級)において、一部旧字体が認められている漢字がある。 明朝体・書写による違いが認められている。 試験時間は8級以下は40分、7級以上は60分である。 漢検は、年3回・のべ13日準会場専用実施日(10日)含み、同じ期(第x回)には一度しか受験できない。実施されている。公開会場受験は、6月・10月・1~2月に行われている。 thumb|漢検認定準会場の表示 受験する方法は主に2種類ある。いずれも、筆記試験よる試験が行われる。 ただし、準1級以上は準会場で受験できない。 また2~7級限定で、[https://www.kanken.or.jp/kanken/cbt/ CBT]で受験することも可能。 申し込みは、公開会場ではインターネット・コンビニエンスストア・書店などで行える。準会場受験は、その団体の担当者に問い合わせる。CBT受験は、CBT-Solutionsから申し込む。 検定料および検定時間割は、次の通りとなる。ただし、検定時間は日曜に実施する場合を除き、時間帯は自由に決めることができる。 | width="10%" style="vertical-align:top;"| |} 受験数日前には、自宅に受験票が届く。そこには、受験票(受験番号・集合時間などが記載)と受験会場の場所が記載されている。受験会場に行くときは、周辺に迷惑にならないようになるべく公共交通機関を利用しましょう。 準2級以上を受験する際は、受験票に顔写真が必要になる(準会場を除く)。 受験5日後には、Webで解答速報が見られるようになり、30日後には合否のみ確認することができる。受験後40日には、合否結果資料が届く。合格していれば、合格証と合格証明書が同封されている。 また1級に合格すると、漢字検定協会が出版している雑誌「漢検ジャーナル」に氏名が掲載される(拒否することも可能)。 その他受験に関することで分からないことがある場合は、直接問い合わせていただきたい。
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法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法 (総代) 第11条 多数人が共同して審査請求をしようとするときは、3人を超えない総代を互選することができる。 共同審査請求人が総代を互選しない場合において、必要があると認めるときは、第9条第1項の規定により指名された者(以下「審理員」という。)は、総代の互選を命ずることができる。 総代は、各自、他の共同審査請求人のために、審査請求の取下げを除き、当該審査請求に関する一切の行為をすることができる。 総代が選任されたときは、共同審査請求人は、総代を通じてのみ、前項の行為をすることができる。 共同審査請求人に対する行政庁の通知その他の行為は、2人以上の総代が選任されている場合においても、1人の総代に対してすれば足りる。 共同審査請求人は、必要があると認める場合には、総代を解任することができる。 ---- {{前後 |行政不服審査法 |第2章 審査請求 第1節 審査庁及び審理関係人 |第10条(法人でない社団または財団の審査請求) |第12条(代理人による審査請求) 11
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※以下、単位円 業種 資本金 税務上A社株式帳簿価額 控除負債利子[https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/hojin/03/03_02_03.htm 基本通達3-2-5] 益金不算入額 300,000×20%=60,000(減算) 10,500,000×95%=9,975,000(減算) 取得金銭等 資本金等 みなし配当 益金不算入 11,000,000(加算)※完全支配関係があるため損益否認 耐用年数 保証額の判定 償却限度額 償却超過額 保証額の判定 償却限度額 償却超過額 保証額の判定 償却限度額 償却超過額 損金算入限度額 限度超過額 償却限度額 償却超過額 改定前給与 改定後 損金不算入 損金不算入 非同族企業が非常勤役員に支給するものは,事前確定届出がいらないから,調整不要 (前期積立て150,000,000-当期未取崩し20,000,000)-法人税77,000,000-住民税14,500,000=38,500,000 法人税・住民税 納税充当金 計 4,000,000(減算) 延滞税及び延滞金6,200+反則金30,000=36,200(加算) B社株式所得税の月数按分 株式 その他 計 C社株式 N外国債券 計 みなし配当2,250,000×20.42%=459,450(加算)計算期間にもとづいて分配されるわけではないから期間按分不要。[http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=340CO0000000097 法人税法施行令140条の2第1項]参照。 2,581,137(加算) 支出交際費 交際費等の損金不算入額 仮払交際費認定損 交際費等の損金不算入額 計 前期未払寄附金認容 未払寄附金否認 計 指定寄付金 特定寄附金 一般寄附金 支出寄附金計 特定寄附金の損金算入限度額 一般寄附金の損金算入限度額 損金不算入額 当社欠損金 E社欠損金 計 限度額 A社株式408,400+B社株式22,972+定期預金15,315+D社みなし配当459,450=906,137 N外国債券
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前)(次) (自動車税の納税義務者等) 第145条 145
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---- 本項は高等学校理科の科目である「物理 II」の解説である。
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2011年3月末で任期末を迎える管理者を対象に、再信任投票を行いたいと思います。以下の対象者ごとに「留任」または「解任」を選び、日時付き署名 (~~~~) を使って投票してください。 投票期間は二週間、つまり 2011年3月25日 (金) 12:25 (UTC) までです。宜しくお願いいたします。 --Kanjy 2011年3月11日 (金) 12:25 (UTC) Note to Stewards: Every admin here must have 50%+ (including 0:0) "Keep" votes to be reconfirmed. --Kanjy 2011年3月11日 (金) 12:25 (UTC)
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第2編 物権 (留置権者による費用の償還請求) 第299条 留置権者は、留置物について有益費を支出したときは、これによる価格の増加が現存する場合に限り、所有者の選択に従い、その支出した金額又は増価額を償還させることができる。ただし、裁判所は、所有者の請求により、その償還について相当の期限を許与することができる。 留置権者が留置物について必要費、有益費を支出しその償還請求権を有するときは、物の保存に必要な範囲を超えた使用に基く場合であつたとしても、その償還請求権につき留置権の発生を妨げない。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第7章 留置権 |民法第298条(留置権者による留置物の保管等) |民法第300条(留置権の行使と債権の消滅時効) 299
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (職権による選任) 第37条の5 裁判官は、死刑又は無期拘禁刑に当たる事件について第37条の2第1項又は前条の規定により弁護人を付する場合又は付した場合において、特に必要があると認めるときは、職権で更に弁護人1人を付することができる。ただし、被疑者が釈放された場合は、この限りでない。 以下のとおり改正。2025年6月1日施行。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第1編 総則 第4章 弁護及び補佐 |第37条の4(複数の弁護人の選任) |第38条(国選弁護人の資格・報酬等) 037の5