index
int64 0
16.3k
| text
stringlengths 0
318k
|
---|---|
1,500 | })]] ===
の問題とヒトの進化]]
入学試験 - 採用試験
料理本 - 生活と進路
サッカー - 野球 - テニス - バスケットボール - ラグビー - 相撲 - 釣り - 競馬
トランプ - 麻雀 - 囲碁 - 将棋 - チェス - ゲームプログラミング
簿記 - 防災 - 貧乏生活入門 - 自転車のパンクの修理 - ジョーク集
入門編 - 中級編 - 上級編
|} |
1,501 | 前)(次)
(特定元方事業者等の講ずべき措置)
第30条の3
第25条の2第1項に規定する仕事が数次の請負契約によって行われる場合(第4項の場合を除く。)においては、元方事業者は、当該場所において当該仕事の作業に従事するすべての労働者に関し、同条第1項各号の措置を講じなければならない。この場合においては、当該元方事業者及び当該元方事業者以外の事業者については、同項の規定は、適用しない。
第30条第2項の規定は、第25条の2第1項に規定する仕事の発注者について準用する。この場合において、第30条第2項中「特定元方事業者」とあるのは「元方事業者」と、「特定事業の仕事を2以上」とあるのは「仕事を2以上」と、「前項に規定する措置」とあるのは「第25条の2第1項各号の措置」と、「特定事業の仕事の全部」とあるのは「仕事の全部」と読み替えるものとする。
前項において準用する第30条第2項の規定による指名がされないときは、同項の指名は、労働基準監督署長がする。
第2項において準用する第30条第2項又は前項の規定による指名がされたときは、当該指名された事業者は、当該場所において当該仕事の作業に従事するすべての労働者に関し、第25条の2第1項各号の措置を講じなければならない。この場合においては、当該指名された事業者及び当該指名された事業者以外の事業者については、同項の規定は、適用しない。
第25条の2第2項の規定は、第1項に規定する元方事業者及び前項の指名された事業者について準用する。この場合においては、当該元方事業者及び当該指名された事業者並びに当該元方事業者及び当該指名された事業者以外の事業者については、同条第2項の規定は、適用しない。
講ずべき措置の一元化
第1項は、第25条の2第1項に規定する仕事が、元方事業者(同一の場所で行う仕事の一部を他の請負人に請け負わせる元請負人)の下で行われる場合においては、元方事業者を同条で規定する事業者とみなし、同条の全ての労働者(元方事業者と関係請負人の労働者)に関する同条第1項各号の規定については、元方事業者が義務を負う事を定めたもので、この場合における第25条の2第1項の事業者の義務は、本項の規定によって元方事業者に一元化されるため、元方事業者及び当該元方事業者以外の事業者(関係請負人)については、第25条の2の規定は、適用しないこととしたこと。
30-3 |
1,502 | そもそもの疑問として、Windows API でアプリ開発するには、
Visual Studio による各プロジェクトの新規作成時の初期設定で、一般に、下記のいずれかを選ぶ必要があるでしょう。
C++の
の3つです。
C# では、Visual Studio にはWindows API 開発環境が存在せず、不可能です。なので、かならずC++を選ぶことになります。
もし「Windows デスクトップウィザード」を選ぶと、親切にも、初期設定をどうするか色々とダイアログでWindowsから尋ねられます。ですが、初心者である我々にとっては、ダイアログからの質問の意味が不明です。
なので、これ以外の「Windows デスクトップアプリケーション」または「空のプロジェクト」を選んでください。
とりあえず、「Windows デスクトップアプリケーション」を選んで、起動してみましょう。
やたらと長いソースコードが出てきますが、気にせず、とりあえずコンパイルしてビルドすると、ウィンドウだけが表示されます。コンパイルとビルドをするには、メニューバーから選ぶこともできますが、F5ボタンを押せば、1~2回の操作でコンパイルとビルドができます。
さて、まだ、このアプリはウィンドウ表示だけの機能のアプリなので、ウィンドウ右上にあるボタン「X」を押す等して、アプリを終了してください。
ソースコードの20行目くらいに、「wWinMain」というのがあります。これが、C言語でいうMain関数に相当する場所です。(なお、このような場所を、「エントリポイント」と言います。)
次に、この「Windows デスクトップアプリケーション」で起動したソリューションを終了してみましょう。Visual Studio で、通常のソリューション終了作業と同様に、終了すれば済みます。 |
1,503 | 法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法
(自白の擬制)
第159条
第1項の規定は、当事者が口頭弁論の期日に出頭しない場合について準用する。ただし、その当事者が公示送達による呼出しを受けたものであるときは、この限りでない。
----
{{前後
|民事訴訟法
|第2編第一審の訴訟手続
第3章 口頭弁論及びその準備
第1節 口頭弁論
|第158条(訴状等の陳述の擬制)
|第160条(口頭弁論調書)
159 |
1,504 | コンメンタール>コンメンタール警察>コンメンタール道路交通法
道路交通法(最終改正:平成一九年六月二〇日法律第九〇号)の逐条解説書。 |
1,505 | 法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 第78条
(代表者の行為についての損害賠償責任)
第78条
民法第44条を承継。
民法第44条における判例
法人に対する民法第44条に基く損害賠償の請求と同法第715条に基く損害賠償の請求とは、訴訟物を異にする。
地方公共団体の長のした職務権限外の行為が外形からみてその職務行為に属するものと認められる場合であつても、相手方がその職務行為に属さないことを知り、又はこれを知らないことに重大な過失のあるときは、当該地方公共団体は相手方に対し民法44条1項による損害賠償責任を負わない。
町長が代表取締役をしている会社の代表者として振り出し、みずから公印を不正に使用し町長名義で裏書をした約束手形の第二裏書人からその割引を依頼された相手方が、右手形の振出人及び第一裏書人の各代表者が同一人であることに疑念をいだき、その原因関係につき第二裏書人に説明を求め、同人から、右手形は、振出人が町有地の払下代金として同時に差し入れ、自己が施行した河舞工事代金として同町から裏書を受けたものである旨を告げられたが、なおその説明に疑念をもちながら、電話で町長本人に右手形の原因関係を問い合わせ、町長作成名義の確認書を入手したほかは、なんらの調査方法を講ずることなくその割引依頼に応じたなど判示の事実関係のもとにおいては、相手方は、町長のした右手形の裏書がその職務行為に属さないことを知らなかつたことに重大な過失があるというべきである。
----
{{前後
|一般社団法人及び一般財団法人に関する法律
|第2章 一般社団法人
第3節 機関
第4款 理事
|一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第77条(一般社団法人の代表)
|一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第79条(代表理事に欠員を生じた場合の措置)
78 |
1,506 | ※ 『高等学校政治経済/政治/近代民主政治の歴史』『高等学校倫理/近代の合理的・科学的な思考と方法』も参考にせよ。
17〜18世紀のヨーロッパは絶対王政の世の中ではあったが、この時代に「自然法」(しぜんほう)という概念も発達した。
自然法とは、慣習や人為的な法ではなく、人間の自然(本性)に根ざした法である。
オランダの法学者グロティウスは、自然法は時代や民族の違いをこえた、すべての人間に通用する普遍的なものだと考えた。そのため、国家間のあらそいの調停も自然法によるべきだとして『戦争と平和の法』や『海洋自由論』を発表し、「自然法の父」「国際法の祖」となった。
絶対王政の時代だったこともあり、権威づけのために豪華な宮殿や装飾品がつくられたこともあり、宮廷では芸術家が活躍した。
その宮廷には建築様式として、まず17世紀ごろにバロック様式が取り入れられ、18世紀ごろからロココ様式も流行していった。
音楽では、この17〜18世紀ころの音楽家として、18世紀前半にバッハやヘンデル、18世紀後半にはモーツァルトが活躍し、古典派音楽が確立した。
(※ 範囲外:)なお、バッハの時代のドイツ宗教はプロテスタントであり、そとためバッハの請け負った宗教音楽もプロテスタントのものである。バッハの家系は代々、プロテスタント音楽家の家系だった。
thumb|400px|レンブラント『夜警』この絵で描かれているのは、オランダの市民の自警団である。そもそも、この絵の制作をレンブラントに発注した注文者じたいが、オランダ市民の自警団集団である。
いっぽう、市民社会でも富裕な市民が増えてきたこともあり、市民むけの娯楽も重視されるようになり、芸術や文芸においても、市民むけに作品をつくる作家も増えてきた。
絵画では、オランダでは画家レンブランドや画家フェルメールなどが、市民をうつくしく描いた肖像画や人物画などを制作した。
文芸では、冒険小説でもある『ガリヴァー旅行記』(著者:スウィフト)のような流行した。『ロビンソン=クルーソー』(著者: デフォー)も、同じ頃の時代に流行した小説である。
ルネサンスや宗教改革、自然科学などの発達により、学問の世界に起きた変化として、(けっして人類が単に新しい個別の知識を発見するだけでなく、)さらに、中世の学問(スコラ学など)への批判が起き、学者たち間から、学問の研究方法についての見直しが起こった。
哲学において、大きな役割を果たしたのがフランスのデカルトとイギリスのベーコンである。デカルトは17世紀前半に活躍した。「われ思う、ゆえに我あり」の命題で知られる。なお、デカルトは代数などの研究もしており、数学の概念の確立にも大きく寄与している。デカルトは、彼の主張する合理的な思考法として、(wikibooks読者にとっては、中学の幾何学の証明のように)もし仮説や予想を主張するさいには、(幾何学の5つの公理のように、だれもが認めざるをえない)一般法則をもとに、論証によって派生的な事例の予想をすべしというような思考法である演繹法(えんえきほう)を主張した。(おそらくは、(読者が中学で習うような)幾何学の証明法をデカルトは参考にしたのだろう。)
いっぽう哲学では、政治家でもあったベーコン(フランシス・ベーコン)が、(少し前の時代のガリレオなどの物理の研究を尊重してか)観察や実験を重んじる経験論を主張した。(彼らの主張した経験論によると、一般法則を導くさいには、観察や実験をもとに、帰納法によって、法則を導くべき・・・らしい。)「知は力なり」の格言も、フランシス・ベーコンによる格言である。(※ 『倫理』科目のほうで格言が出てくる。2018年センター『倫理・政治経済』に出題。)
(※ ロジャー・ベーコンとは別人。『高等学校世界史B/中世ヨーロッパの文化』。ロジャーもまた、実験を重んじるべきと主張しており、まぎらわしい。)
デカルトも、ベーコンも、当時、隆盛を誇っていたスコラ学が、実態は形骸化した学問であるとして、新しい学問の方法を提示したという事情がある。
{{コラム|「帰納法」とは|
帰納法とは、たとえば、
結論として「よって、すべてのりんごは甘い」というような推論法。
帰納法の例を物理学で言うなら、「あの石ころは、空気中で、手で持ち上げて、手をはなせば、落下する」、「この石ころも、空気中で、手で持ち上げて、手をはなせば、落下する」、「さらに別の石ころも、空気中で、手で持ち上げて、手をはなせば、落下する」というような事実から、
結論「すべての石ころは、空気中で、手で持ち上げて、手をはなせば、落下する」をみちびくような思考法が、帰納法。
石ころの例のように、帰納法は、重力など法則の発見に役立つ場合もある。
しかし、りんごの例では、現実には、甘くない りんご もあるだろう(例えば、ひからびた りんご などを考えれば良い)。このように、帰納法では、まちがった結論を導くことも多い。また、感覚主義的に陥る危険もある。
物理学では、多くの実験によって帰納法的に法則を導くが、しかし、上述のりんごの例のように帰納法だけでは、正しい結論を導くには不十分である。正しい結論を導くには、帰納法と演繹法の両面から、検証をしなければならない。
なお、1561年生まれのフランシス・ベーコン(イギリス人)と、1564年生まれのガリレイ(イタリア人)は、同じころの時代に生きたが、しかし国が離れており、交友があったわけではない。
{{コラム|ベーコンとデカルト――近代的思考の芽生え|
17世紀初頭は、まだキリスト教神学の(聖書などの)古典研究的な「スコラ(哲)学」が学問体系の主流であった。スコラ学とは、11世紀ごろ確立された学問で、タテマエでは特定の思想や哲学をもたず学問的に古典などを研究しようという方法だった。しかし、当時の西欧で学問のできるところといえば教会(修道院)であり、スコラ学とキリスト教とは切り離せないものであった。それゆえに、最も重視されたのはキリスト教神学の体系化・理論化だった。そのためにギリシャ哲学は活用された。13~14世紀にはロジャー・ベーコンやオッカムといった革新的な人物が現れていたが、東西交流の伸長やルネサンスによる人間中心主義の風潮は、学問がスコラ哲学のように観念的なものからより現実的なものへと転換することをより一層進めた。
こうした学問的な流れがイギリス経験論とよばれる科学的な思考の基礎となった。そのイギリス経験論の始祖とされるのがフランシス・ベーコンである。彼は法律職や国会議員を歴任し、学者というよりも政治家だった。それが「問題なのは、ただ思索上の成功だけでなく、実は人類の実情に幸福と成果をもたらすすべての力である」(『大革新』)という宣言のもと、思弁的で霊魂や神を中心としたスコラ哲学を批判して人間や現実的なものごとについての思索と研究をすすめる動機となったのだろう。ベーコンは物事への認識の源を人間の経験にもとめた。そして、いくつもの実験結果から自然法則を見出す帰納法を科学研究に取り入れた。
他方、フランスのデカルトは合理主義という、人間の理性を重んじる「学派」に分類される。彼はカトリックとプロテスタントの対立や様々な科学的な発見によってこれまでの世界観が大きく揺らいでいる中で、確実なものを求めようとした。
経験論も合理論も形式的に分類を見るだけでは不十分である。両方とも学問の改革の方法として提案されたものであり、スコラ学批判と言う両者の文脈を私たちは知る必要がある。
そして、時代が少しすぎて科学が数学が発展すると、科学者ニュートン(1727没)が物理学などで活躍した。
ニュートンは、力学や万有引力の研究をし、それらの分野で、多くの法則を解明した。 (※ 範囲外: )またニュートンは物理学の研究のために(日本の高校では数学IIや数学IIIで習うような)微分積分の理論を作り始め、その手法を用いて運動法則を解明したことで、物理学ととも数学にも大きな業績をのこした。
化学では化学者ボイル(1691没)などが、気体と圧力の関係についての法則を解明していた。(※ 現代の高校化学では「ボイル・シャルルの法則」など習う。そのボイルのこと。なお、シャルル(人名)はボイルとは別人。)
そして、このような人類による自然法則を解明しようという好奇心は、社会の法則性を解明しようという動きにつながり、政治においても、神などの超自然の存在を前提としない合理的な説明がなされるようになった。そうして、17世紀のイギリスを中心に、自然法の概念を中心にすえて国家の起源を説明する社会契約説が発達した。
イギリスではホッブスが主権国家の必要性を主張した。その主張の際に仮説として、国家が存在しない状態(自然状態)には、「万人の万人に対する戦い」とよばれる人民どうしが争いあって傷つけ合う不毛な状態であったとした。それを避けるために一人一人が生まれながらに持っている権利(自然権)を主権者に譲り渡す一方、人々の生命や財産を主権者は保護しなければならないという契約を結んだという説を、主著『リヴァイアサン』にてうちたてた。
いっぽう、思想家ロックは名誉革命の時代に生きていたこともあり、革命を正当化する理論をつくろうとしたので、ロックは、もし君主が社会契約に反した場合には民衆には革命権があると主張した。
※ フランスの科学者ラプラス(1827年 没)が宇宙進化論を説いた、ということが検定教科書にのっている。哲学などでラプラスの宇宙進化論が有名なので、載っているのだろう。だが、自然科学的には、ラプラスの宇宙進化論は、あまり価値が無い。ラプラスの本職は数学者であり、彼ラプラスの名声も数学の研究成果によるものである。また、ラプラスは、ナポレオンが若い軍人の頃に在学していた士官学校で数学教師をしていたともいわれる。
啓蒙思想のためには教育が必要であるから、そのためには教科書が必要であり、そのためには百科事典が必要であると考えられ、ディドロやダランベールによって『百科全書』が編集された。
また、フランス人のヴォルテールは『哲学書簡』でイギリスを賛美して、フランスの後進性を批判した。
モンテスキューは『法の精神』で三権分立の必要性を主張し、またイギリスの憲法を賞賛した。
その少しあと、ルソーがあらわれ、『人間不平等論』『社会契約論』などで、人民主権と平等を主張した。
イギリスでは工業力が高いこともあって、イギリスの経済思想では自由経済が尊重され、18世紀後半に経済学者アダム=スミス(1723〜90)が著書『諸国民の富』で経済を自由放任すべしと主張した。(※ アダム=スミスの理論が、のちの古典派経済学の基礎になる。)
経済学の「見えざる手」を主張したのがアダム=スミスである。またアダム=スミスは、富の源泉は労働であると主張し、さらに労働のおける分業の必要性も、アダム=スミスは主張した。
なお、ドイツの哲学者カントの生きた時代も、イギリスの経済学者アダム=スミスと同じ頃である。
哲学者カント(1724〜1804)は晩年、著書『純粋理性の批判』(1781年)、『永遠平和のために』(1795年)を著した。(※ 検定教科書では、デカルト(1650年に死没)やベーコン(1626年に死没)とまとめられてカントが紹介されることが多いがし、しかし、カントの生きた時代はデカルト達とはまったく別の時代である。)
ドイツでフリードリヒ2世が啓蒙専制君主としての政策を実行していた頃の時代に、哲学者カントは生きていた。イギリスの経済学者アダム=スミスと同じ頃の時代を、ドイツの哲学者カントも生きた時代。
なお、哲学者ライプニッツ(1716年 死没)が生きていた時代は、ニュートン(1727年 死没)の人生と同じころ。(※ ニュートンとライプニッツの2人は、数学の微分積分をどちらが先に発見しかたで論争していた。)
デカルトからライプニッツまでの間の哲学者を時代順にならべると、
の順番。(※ なお、デカルトもパスカルも本職は数学者。)
大航海時代を経て全世界的な商業流通が確立していたこともあり、ヨーロッパには海外から茶や砂糖、タバコなどが流入した。
そして18世紀には、イギリスにはコーヒーハウス、フランスにはカフェなど、ヨーロッパでは喫茶店が流行した。そして、このような喫茶店が、比較的裕福な市民どうしの社交場になった。
また、(アフリカやアメリカなどの)海外の農地では、砂糖や綿花やタバコなどの農産物を大量生産でつくるために、ヨーロッパ資本によって(奴隷などの労働力を利用した)プランテーションがつくられた。
この頃に、アフリカで捕らえた黒人奴隷をアメリカ大陸やカリブ海一帯に送って農業などの労働をさせ、砂糖などの農産物をヨーロッパに売りさばく三角貿易が確立した。
三角貿易では、16世紀ごろまでの当初はスペインが海洋の覇権をにぎっていたが、17世紀になるとオランダなど新興国の攻撃によりスペインの地位は低下した。そして17世紀後半にはイギリスが海洋で台頭しはじめた。
---- |
1,507 | 1 現代社会と私たち
次の文章を読んで、以下の問題に答えなさい。
現代社会ではモノが国境を越える( ① )化やICTなどの発達による情報化が進んでいる。日本の長期的な課題の一つとして、( ② )少子高齢化も問題となっている。近年では「夫婦のみ」「単身世帯」などの( ③ )も増えている。現代社会を捉える点では、「効率」と「公正」の考え方が大事となってくる。
問1(①)に適切な語句を答えなさい。
問2(②)に当てはまる少子高齢化の説明として、適切な文を答えなさい。
問3(③)の語句を漢字3語で答えなさい。
問4公正の視点に基づいて出された意見を,次の①〜④ から2つ選びなさい。(入試問題)
①お店のさまざまな立場の人の要望が反映されるようにする
②お店の運営に必要となる労力がより少なくなるようにする
③お店でみんなが利用しやすい使い方を考えるようにする
④お店の開設に必要な費用に無駄がないか考えるようにする
問5次の文章のAとBに当てはまる言葉を答えなさい。(入試問題)
合意を形成する時には、効率と公正の視点が重要です。無駄がなく、最大の利益をもたらすものであることを大事にするのは(A)の視点である。選挙の時に期日前投票ができるのは(B)の視点である。
問6次の二つの文章に当てはまる語句をそれぞれ答えなさい。(入試問題)
近年では外国人観光客が増えている。特に(①)州に属する国や地域からの観光客が多く、そのため中国語や韓国語などの多言語表記の標識や分かりやすいパンフレットなどが作られている。
国や集団などにおいて、民主的な意思決定の方法として全員一致や(②)の原理がある。それぞれにはメリットとデメリットがあり、必要に応じて使い分けていく必要がある。
答え問1 グローバル問2 高齢者の数が増えて、子供の数が減る問3 核家族問4 ①と③ 問5 A 効率B 公正問6①アジア②多数決
2 現代社会と私たちの総合問題
問1食料自給率に関する以下の問題に答えなさい。
問1ー1日本の食料自給率について述べた次の文の()内に当てはまる語句を次の①〜④の中から一つ答えなさい。(入試問題)
現代では貿易の自由化が進み、海外から輸入される()ことなどのため、食料自給率が低くなっており、改善が求められている。
①価格の高い農産物が増えた。
②価格の安い農産物が増えた。
③価格の高い農産物が減った。
④価格の安い農産物が減った。
問1ー2日本のコメの食料自給率は約何%か以下の選択肢から答えなさい。(入試問題)
〔約30%約50%約70%約100%〕
問21月に行われる年中行事を次の①〜⑥の中から2つ答えなさい。(一部入試問題)
① 初もうで② 菊の節句③ 寒露④ 七五三⑤ 彼岸⑥ 正月
問3国際分業とは何か簡潔に答えなさい。(入試問題)
問4ある遊園地では四人乗りのジェットコースターの乗り物があり、4人乗りの入り口と一人乗りの入り口がある。一人乗りの入り口では空席ができたときにその空席に乗ることができる。そのため、一人乗りの入り口にいる人は比較的早く乗り物に乗ることができる。この遊園地はどのような考えでこの取り組みをしているのか「効率」の観点から答えなさい。(入試問題)
問5次の文章を読んで、()に適切な語句を漢字4字で答えなさい。(入試問題)
和食がユネスコで()遺産に登録された。
答え問1ー1 ②問1ー2約100%問2① ⑥問3各国が国際的に競争力がある産業などに力を入れて、それ以外のものは輸入等に頼ること。問4空席が埋まるので、無駄がなくなる。問5無形文化 |
1,508 | 共用体型( ''union type'' )は、メンバー・オブジェクトのオーバーラップする空でないセットを記述します。
それぞれのオブジェクトは、オプションで指定された名前と、場合によっては異なるタイプを持っています。
共用体の構文は、構造体と似ていますが共用体にはビットフィールドが無いのが大きな違いです。、共用体の全てのメンバーはメモリー上の一箇所に格納されている点が異なります。
共用体のサイズは、共用体のもっとも大きなメンバーのサイズになります。
演習
構造体のメンバーと共用体のメンバーのアドレスについて考えてみましょう。
共用体を定義し、共用体タグを使って共用体変数を宣言します。
共用体タグの定義:
union タグ名 {
データ型 メンバー名;
:
:
};
共用体変数の宣言:
union タグ名 変数名リスト;
共用体タグの定義と共用体の宣言とを同時に行うこともできる。
共用体タグの定義と共用体の宣言とを同時に行う:
union タグ名 {
データ型 メンバー名;
:
:
} 変数名リスト;
形式
構文は、構造体のメンバーへのアクセスと同一です。
[https://paiza.io/projects/voWT0wzq_5nhfDwp9ymvWg?language=c 共用体の例]:
int main(void) {
for (double *p = (double[]){0.0, 1.0, -1.0, 2.0, NAN, INFINITY, -INFINITY, 999.0}; *p != 999.0; p++) {
union {
long l;
double d;
} u;
u.d = *p;
printf("%6.3f = %#18lx\n", u.d, u.l);
}
}
実行結果:
0.000 = 0
1.000 = 0x3ff0000000000000
-1.000 = 0xbff0000000000000
2.000 = 0x4000000000000000
nan = 0x7ff8000000000000
inf = 0x7ff0000000000000
-inf = 0xfff0000000000000
long と double をメンバーとする共用体を用意してIEEE 754の64ビット倍精度浮動小数点数のバイナリ表現を表示しました。
このコードは sizeof(long) == sizeof(double) == 8 であることを仮定しています。
倍精度浮動小数点数のビットレイアウト
[https://paiza.io/projects/lisQhWz_Qdl1R5g0CYSooQ?language=c 共用体とビットフィールドの例]:
int main(void) {
for (double *p = (double[]){0.0, 1.0, -1.0, 2.0, NAN, INFINITY, -INFINITY, 3.1415926536, 999.0}; *p != 999.0; p++) {
union {
long l;
double d;
struct {
long fract : 52,
exp : 11,
sign : 1;
};
} u;
u.d = *p;
printf("%6.3f = %#18lx, sign = %s, exp = %d, fract = %d\n", u.d, u.l, u.sign ? "+" : "-", u.exp, u.fract);
}
}
実行結果:
0.000 = 0, sign = -, exp = 0, fract = 0
1.000 = 0x3ff0000000000000, sign = -, exp = 1023, fract = 0
-1.000 = 0xbff0000000000000, sign = +, exp = 1023, fract = 0
2.000 = 0x4000000000000000, sign = -, exp = -1024, fract = 0
nan = 0x7ff8000000000000, sign = -, exp = -1, fract = 0
inf = 0x7ff0000000000000, sign = -, exp = -1, fract = 0
-inf = 0xfff0000000000000, sign = +, exp = -1, fract = 0
3.142 = 0x400921fb544486e0, sign = -, exp = -1024, fract = 1413777120 |
1,509 | 法学>コンメンタール>宅地建物取引業法
(免許の申請)
第4条
第3条第1項の免許を受けようとする者は、二以上の都道府県の区域内に事務所を設置してその事業を営もうとする場合にあつては国土交通大臣に、一の都道府県の区域内にのみ事務所を設置してその事業を営もうとする場合にあつては当該事務所の所在地を管轄する都道府県知事に、次に掲げる事項を記載した免許申請書を提出しなければならない。
前項の免許申請書には、次の各号に掲げる書類を添附しなければならない。
----
{{前後
|宅地建物取引業法
|第2章 免許
|宅地建物取引業法第3の2条(免許の条件)
|宅地建物取引業法第5条(免許の基準)
04 |
1,510 | 製造間接費とその配賦方法に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)
ア.直接費と間接費の分類は製品との関連における分類であり,製品に対する原価の発生が,一定単位の製品の生成に関して直接的に認識・把握できるかどうかによって,直接費と間接費とに分けられる。
イ.コスト・プールとは,製造間接費に含まれる様々な原価要素をグループにまとめたものである。正確な製造間接費の配賦を行うためには,コスト・プールに均質的な原価要素を集計する必要がある。我が国の「原価計算基準」では,部門をコスト・プールとして用いるため,正確な配賦計算を行うことができない。
ウ.製造間接費の配賦基準としては,便益基準,因果基準,負担能力基準があるが,因果基準が最も優れた配賦基準であり,我が国の「原価計算基準」では因果基準に基づく配賦基準を採用しなければならない。
エ.部門別計算において,必ずしも全ての製造費用を部門別に計算する必要はない。部門に集計する原価要素の範囲は,製品原価の正確な計算および原価管理の必要によってこれを定める。
3
ア.直接費と間接費の分類は製品との関連における分類であり,製品に対する原価の発生が,一定単位の製品の生成に関して直接的に認識・把握できるかどうかによって,直接費と間接費とに分けられる。原価計算基準八(三)
イ.コスト・プールとは,製造間接費に含まれる様々な原価要素をグループにまとめたものである。正確な製造間接費の配賦を行うためには,コスト・プールに均質的な原価要素を集計する必要がある。我が国の「原価計算基準」では,部門をコスト・プールとして用いるため,正確な配賦計算を行うことができないできる。原価計算基準一六,一八(二),三三(五)
ウ.製造間接費の配賦基準としては,便益基準,因果基準,負担能力基準があるが,因果基準が最も優れた配賦基準でありあるが,我が国の「原価計算基準」では因果基準に基づく配賦基準を採用しなければならないわけではない。原価計算基準三三(五)
エ.部門別計算において,必ずしも全ての製造費用を部門別に計算する必要はない。部門に集計する原価要素の範囲は,製品原価の正確な計算および原価管理の必要によってこれを定める。原価計算基準一八(一)
原価計算基準 |
1,511 | 第3編 債権
(組合の代理)
第670条の2
各組合員は、組合の業務を執行する場合において、組合員の過半数の同意を得たときは、他の組合員を代理することができる。
前項の規定にかかわらず、業務執行者があるときは、業務執行者のみが組合員を代理することができる。この場合において、業務執行者が数人あるときは、各業務執行者は、業務執行者の過半数の同意を得たときに限り、組合員を代理することができる。
前二項の規定にかかわらず、各組合員又は各業務執行者は、組合の常務を行うときは、単独で組合員を代理することができる。
2017年改正により新設。
----
{{前後
|民法
|第3編 債権
第2章 契約
第12節 組合
|民法第670条(業務の決定及び執行の方法)
|民法第671条(委任の規定の準用)
670の3
670の3 |
1,512 | 労働基準法
第73条
第71条の規定による許可を受けた使用者が第70条の規定に基いて発する厚生労働省令に違反した場合においては、行政官庁は、その許可を取り消すことができる。
----
{{前後
|労働基準法
|第7章 技能者の養成
|労働基準法第72条(職業訓練に関する特例3)
|労働基準法第74条削除労働基準法第75条(療養補償)
073 |
1,513 | from:https://ja.wiktionary.org/w/index.php?title=%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88:temp&oldid=1233507 |
1,514 | 法学>民事法>コンメンタール商業登記法>コンメンタール商業登記規則
(未成年者及び後見人の登記)
第55条
前項各号に掲げる登記をしたときは、その登記記録を閉鎖しなければならない。
----
{{前後
|商業登記規則
|第2章 登記手続
第3節 未成年者及び後見人の登記
|商業登記規則第54条(登記記録の閉鎖等)
|商業登記規則第56条(数人の支配人の登記)
055 |
1,515 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法)>会社法第422条
(株主による執行役の行為の差止め)
第422条
6箇月(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)前から引き続き株式を有する株主は、執行役が指名委員会等設置会社の目的の範囲外の行為その他法令若しくは定款に違反する行為をし、又はこれらの行為をするおそれがある場合において、当該行為によって当該指名委員会等設置会社に回復することができない損害が生ずるおそれがあるときは、当該執行役に対し、当該行為をやめることを請求することができる。
公開会社でない指名委員会等設置会社における前項の規定の適用については、同項中「6箇月(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)前から引き続き株式を有する株主」とあるのは、「株主」とする。
----
{{前後
|会社法
|第2編 株式会社
第4章 機関
第10節 指名委員会等及び執行役
|会社法第421条(表見代表執行役)
|会社法第423条(役員等の株式会社に対する損害賠償責任)
422 |
1,516 | 前)(次)
(衛生管理者を選任すべき事業場)
第4条
法第12条第1項の政令で定める規模の事業場は、常時50人以上の労働者を使用する事業場とする。
事業場の適用単位及び規模の考え方は、第2条と同様であること。
4 |
1,517 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第7編 雑則 (コンメンタール会社法)
(被告)
第861条
----
{{前後
|会社法
|第7編 雑則
第2章 訴訟
第5節 持分会社の社員の除名の訴え等
|会社法第860条(持分会社の業務を執行する社員の業務執行権又は代表権の消滅の訴え)
|会社法第862条(訴えの管轄)
861 |
1,518 | ) は、参加者全員が以下の共通のゴールをめざす共同作業のプロジェクトです。
''私たちのウィキブックスの目標は、フリーな教科書を創り上げることです。それも、質と量の両方の点で史上最大の教科書をです。さらに、私たちはウィキブックスが信頼される情報源と成長していくことを望んでいます。''
ウィキブックスのコミュニティには、いくつかの基本方針とガイドラインがありますが、ほとんどのプロジェクト参加者はこれらを受け入れ、重要で絶対的なものと考えています。これらの基本方針やガイドラインは、我々をゴールへと導いてくれることでしょう。但し、基本方針のいくつかは未だに発展中であることに注意して下さい。一方、解決してから時間が経っており、ウィキブックス「熟練者」が既に議論の余地がないと考えているものもあります。
偏見を避けること。教科書は中立的な観点において書かれなければなりません。つまり、教科書内では異なった複数の観点に対して、公平に好意的に記述しなければなりません。
権利を侵害しないこと。ウィキブックスは GNU Free Documentation License(GFDL) に準拠したフリーな教科書です。著作権保有者の許可なく文章や写真をアップロードしてしまうと、「誰もが再配布できる本当にフリーの教科書を創る」という目的が危うくなります。また、肖像権や商標権などの権利を侵害するような画像の投稿も同様です。場合によってはプロジェクトが法的責任を問われることにもなりかねません。詳細については著作権を参照して下さい。
ウィキブックスは何でないか|ウィキブックスは何でないか]]を参照して下さい。
他の投稿者に敬意を払うこと。ウィキブックスへの投稿者は、異なる国籍・文化を持ち、各々が広く異なる観点を持っています。他人に敬意を払って接することで、ひとつの教科書をつくり上げるために協力しやすくなります。エチケットのガイドラインを参照して下さい。
慣例に従うこと。首尾一貫して使いやすい教科書をつくるために、次の慣例に従いましょう。
管理者]]を参照してください。
''あなた'' はウィキブックスの編集者です。しかしウィキブックスの世界には編集長も本社もありません。トップダウン式の統制により日々の進捗が管理・承認されるわけではありません。その代わりに、活動中の参加者が最近更新したページを監視し、整理し、内容やフォーマットに見つけた問題箇所を修正するのです。そう、参加者は記者である一方で、編集者でもあるのです。
極めて異常なケースですが、極めて破壊的であると見なされたユーザーを追放するために、Jimbo Walesが介入したことがあります。またJimboは公式なウィキペディアに必要不可欠なある基本方針を宣言しました。[http://www.wikipedia.org/pipermail/wikien-l/2002-November/000083.html Wikien-lの記事]と[http://www.wikipedia.org/wiki/User:Jimbo_Wales/Statement_of_principles Jimbo Wales/Statement of principles]を参照して下さい。
ノートページ|ノート]]や談話室で、また、ウィキブックス全体の話題は[http://meta.wikipedia.org Meta-Wikipedia]やメーリングリストにおいて議論されています。ウィキブックスの基本方針やニュース、社会生活に興味がある人は是非MLを読んでみてください。
前述の一般的に受け入れられている基本方針に加え、様々な参加者により提案されたガイドラインを以下に挙げました。
Meta-Wikimediaにはウィキメディア関連プロジェクトと関連トピックスについての記事がたくさんあります。
Wikibooks:Policies and guidelines
Wikilibros:Políticas y orientaciones
Wikiknjige:Pravila
Wikibooks:Políticas
Wikibooks:Politiche e linee guida |
1,519 | ここでは基本的な動詞estiを例にして見ていきます。この形はすべての動詞に当てはまり、例外はありません。
以上のほかにも分詞というものがありますが、上の6つが基本的な変化形です。
不定形は英語で言う不定詞の名詞的用法のような用法をします。
例)
Lerni la ĉinan lingvon estas facile por mi. - 中国語を学習することは私にとって簡単だ。
Mi volas manĝi panojn. - 私はパンを食べたい。
ここで注意すべきは、主語が不定詞で、「~にとって、…することは—―—だ。」という文章は、「… estas ——— por ~.」となりますが、「—―—」に当てはまるのは、副詞の形です上の例ではfacile。
命令形は主語を省略、若しくは主語が「Vi (あなた、あなた達)」であれば、通常の命令文ですが、その他の場合、単純な命令にはなりません。
例)
詳細は、エスペラント/文法/命令文を参照。 |
1,520 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第4編 社債 (コンメンタール会社法)
(社債管理補助者の権限等)
第714条の4
社債管理補助者は、社債権者のために次に掲げる行為をする権限を有する。
三第499条第1項の期間内に債権の申出をすること。
社債管理補助者は、第714条の2の規定による委託に係る契約に定める範囲内において、社債権者のために次に掲げる行為をする権限を有する。
一社債に係る債権の弁済を受けること。
前項の場合において、社債管理補助者は、社債権者集会の決議によらなければ、次に掲げる行為をしてはならない。
社債管理補助者は、第714条の2の規定による委託に係る契約に従い、社債の管理に関する事項を社債権者に報告し、又は社債権者がこれを知ることができるようにする措置をとらなければならない。
第705条第2項及び第3項の規定は、第2項第一号に掲げる行為をする権限を有する社債管理補助者について準用する。
会社法の一部を改正する法律(令和元年法律第70号)により、新設。
----
{{前後
|会社法
|第4編 社債
第2章の2 社債管理補助者
|会社法第714条の3(社債管理補助者の資格)
|会社法第714条の5(二以上の社債管理補助者がある場合の特則)
714の4 |
1,521 | ここは、ウィキブックス内で起きた様々なことを発表する場所です。ウィキメディア財団の他のプロジェクトも含めたニュースはWikimedia Newsをご覧下さい。
ウィキブックス日本語版は5,000項目を達成しました。 4,000項目達成から114日めの 2009年8月22日(土)5:31 (UTC) に投稿された5,000項目めは Preppedia による コンメンタール空港法施行令 で、項目数は全言語版中7位です。
ウィキブックス日本語版は4,000項目を達成しました。 3,000項目達成から287日めの 2009年2月8日 (日) 4:55:13 (UTC) に投稿された第4,000項目は、Gggofuku による 健康保険法施行令第41条 で、項目数は全言語版中8位です。
ウィキブックス日本語版は3,000項目を達成しました。 2007年4月の2,000項目達成から約1年を経た第3,000項目は Preppedia による 国土交通省公共測量作業規程第43条 で、項目数は全言語版中8位です。
匿名利用者による1000項目達成をご覧ください。 |
1,522 | 小学校・中学校・高等学校の学習 > 高等学校の学習 > 高等学校現代社会
高等学校「公民」の科目の一つ。現代的な課題に答えるものとして登場し、当初は必修科目だった[2022年まで]。現在は「倫理」「政治経済」との選択必修。2022年以降教科書ではこの科目の名称が「公共」に変更になっています。
(※ 検定教科書にて記述があることを確認)
就職氷河期 - 1993年〜2003年の就職状況はきびしく、当時は「就職氷河期」と言われた。就職氷河期に卒業した労働者の結婚などが遅れており、今後、社会問題にある可能性がある。
ワーキング・プア - まじめに働いても収入が少なくて、生活をするのが大変な人が増えており、このような人々をワーキングプアという。なかには、生活保護費未満の人もいる。
アベノミクス - 2012年の第2次安倍政権の経済政策。「アベ」と「エコノミクス」を組み合わせた造語。
第一勧銀と富士銀行が合併して「みずほフィナンシャルグループ」に。
三井と住友の銀行が合併して「三井住友フィナンシャルグループ」に。
バブル関係
デフレ対策
生態系に壊滅的な被害を与える。「かけがえのない地球」のテーマの元、国連人間環境会議が開催され、人間環境宣言をしたり、UNEP(国連環境計画)が設立されたりした。これを引き継ぎ「持続可能な発展」の元、地球サミットが開かれた。約8000ものNGOが参加し、気候変動枠組条約、アジェンダ21が採択された。環境NGOによって自然保護運動やナショナルトラスト運動もおこなわれている。その結果は世界遺産条約やラムサール条約に登録されることによってあらわれている。
第1次石油危機や第2次石油危機は石油メジャーとOPEC(オペック),OAPEC(オアペック)との対立によって起こった。
なお、OPECとは石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries)の略称。OAPECとはアラブ石油輸出国機構(Organization of Arab Petroleum Exporting Countries)の略称。
原子力は、スリーマイル島での原子力発電所の事故や、チェルノブイリ原子力発電所での事故、福島第一原子力発電所事故、また使用済み核燃料の最終処分地の問題、原子炉の点検時の放射線被ばくを伴う作業、原子爆弾の原材料となるプルトニウムが生成される問題など、様々な問題点があり利用に批判的な意見がある。
ドイツは、2000年6月に政府と電力会社がすべての原子力発電所を廃止することを合意し、2011年に脱原発を決定した。
スイスは、2011年5月に「脱原発」を2034年までに実現することを決定した。
イタリアは、原子力発電所を設置していない。
インターネットやハイテクが定着した。医学の発達によって死の定義が心臓死、脳幹死、脳死の3つになったり、臓器移植が問題になっている。
中東におけるユダヤ民族のあいだでは、ヤハウェを最高神とするユダヤ教が信じられていた。
ユダヤ人であったイエス・キリストは隣人愛と全世界の救いをとき、弟子たちによってひろめられた。キリスト教の宗派にはカトリック、プロテスタント、正教会などがある。社会学者のウェーバーはプロテスタンティズムと職業倫理とを結びつけた。
イスラム教はムハンマドが創始し、アラーへの絶対帰依(きえ)を説いた。
仏教はガウタマ・シッダールタが始め、慈悲をすることによって仏陀(ブッダ)になれると説いた。
儒教(じゅきょう)は孔子が始め、仁義(じんぎ)を唱えた。神道(しんとう)はアニミズムと祖霊崇拝からなる。文学は無常観、能は幽玄、茶道はわびをあらわしている。
社会保障はニューディール政策における社会保障法や、ベバリッジの「ゆりかごから墓場まで」の福祉国家政策が有名である。日本の社会保障は、社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生の4本柱から成り立っている。社会保険は、健康保険・年金・介護保険などからなる。健康保険は基礎年金が問題になっている。
映像文化が発達し、マスコミが感情に訴えかける社会を大衆社会という。社会学者のリースマンは孤独な群集の中で近代以前は地域社会の中で生活する伝統指向型だったが、近代では宗教や思想をもとに主体的な行動する内部指向型、現代はマスコミに動かされる他人指向型になったと大衆化を分析した。
国際社会の相互依存により、サミットが開かれたり、知的所有権の国際的な対応や、国内産業の海外流出による産業の空洞化の問題が起こっている。
古代ギリシアの哲学者アリストテレスは愛知と述べている。ホモサピエンスは知恵の人という意味である。古代中国の思想家孔子は学ぶことは道であり、タオは真理そのものだと唱えた。フランス革命に影響を与えた思想家のルソーは青年期は第二の誕生であると唱えた。日本の青年は境界人であり葛藤を抱えている。マージナル・マンともいわれる。文化人類学者のミードはサモアでは子供から大人への移行は通過儀礼によっておこなわれていて葛藤は見られなかったとの調査をしている。心理学者のエリクソンは青年期の状態を心理社会的モラトリアムと名づけた。欲求不満のことをフラストレーションという。これを解消することを適応行動といい、心理学者のフロイトは防衛機制と呼んだ。青年期は自我が目覚める。個性には能力、気質、性格の3つの要素がある。アイデンティティが形成されないと拒食症や過食症、ステューデント・アパシーになることがある。アメリカの教育学者ハヴィガーストは青年期の発達課題を挙げている。
女性差別撤廃条約を受けて、日本では男女雇用機会均等法や育児休業法が成立した。
日本人は、北方系、朝鮮系、中国系、東南アジア系、ポリネシア系の5つの民族によって構成されている。
日本はそれぞれの文化の終着点で雑種文化と呼ばれる。
決して1つの民族、1つの文化ではない。外来文化と伝統文化のサイクルは1200年である。日本の伝統的な食生活は一汁一菜である。
中世以降の民家は竪穴住居と高床住居の合体である。
現代の和服である晴れ着は江戸時代になって定着した。集団のまとまりは制服になって現れている。
ハレの日とケの日は伝統文化を支えている。ハレの日とケの日の区別は年中行事や通過儀礼になって現れる。地方や農村のことをヒナといい、都市のことをミヤコという。都市の伝統のことを ミヤコぶり といい、京都ではみやびの世界が展開されている。
江戸時代の国学者の賀茂真淵(かもの まぶち)は、清き明き心と誠を強調した。
日本人の社会行動において、うちでは本音で接し、外ではたてまえで接する。農家が労働力を提供しあうことを ゆい という。
文化人類学者のベネディクトは草食獣はゆいによって対人関係を気にする恥の文化が形成され、肉食獣は縄張りによって宗教を心のよりどころとする罪の文化が形成されたと論じた。
社会人類学者の中根千枝は、農耕民族は天候など先代の知恵や経験を大切にするのでたて社会が形成され、狩猟民族は技術が次々に革新され先代はおいていかれるのでよこ社会が形成されたと論じた。古代ギリシアの哲学者ソクラテスは人生でもっとも大切なことはよく生きることだと述べた。日本の代表的なキリスト教徒であり思想家の内村鑑三は後世への最大の遺物は「勇ましい高尚な生涯」であると述べた。
エレクトロニクスはIC、LSI、超LSIと技術革新が進んでいる。ハイテクノロジーやバイオテクノロジーが発達した。日本の工業は、製鉄などの重厚長大(じゅうこう ちょうだい)から、半導体などの軽薄短小(けいはく たんしょう)型の産業に切り替わり、産業構造のハイテク化を起こした。これは経済のソフト化、サービス化とも呼ばれている。
企業には株式会社などがある。株式会社の出資者の責任は有限責任である。所有と経営の分離がなされている。
政府の経済活動のことを財政という。
財政には資源配分機能、所得再配分機能、経済安定化機能がある。
資源配分機能は外部不経済を補うために公共財を提供する。
所得再配分機能は累進課税をおこなう。ビルト・イン・スタビライザーとも呼ばれる。
経済安定化機能はフィスカルポリシーとも呼ばれる。国会で歳入、歳出などの予算を決める。国債は、建設国債しか発行できないようになっていたが、今は赤字国債も発行できるようになっている。
政府が家計や企業に積極的に介入することは混合経済や修正資本主義と呼ばれる。
租税には所得が同じ人に対する水平的公平(すいへいてき こうへい)と、所得が違う人に対する垂直的公平(すいちょくてき こうへい)が求められている。
税は直接税と間接税に分けることができる。直接税には所得税や法人税などがあり、間接税には消費税や酒税などがある。
直接税と間接税の割合のことを直間比率(ちょっかん ひりつ)といい、間接税のほうが大きくなると垂直的公平が崩れ、逆進性の問題が起こる。
株式会社が株式や社債を発行して証券市場で資金を調達することを直接金融という。
銀行で資金を借りることを間接金融という。銀行が資金を貸し出し、その会社が他の会社に支払い、他の会社が他の銀行に資金を預け入れることによって預金創造がおこなわれる。
日本の中央銀行は日本銀行である。日本銀行は銀行の銀行、政府の銀行、発券銀行とも呼ばれる。日銀の金融政策には公定歩合操作、預金準備率操作、公開市場操作がある。
金融の自由化以降バブル経済化が起こり財テクが流行った。バブル崩壊以降は住専(じゅうせん)などの不良債権が問題となった。
雇用調整によって派遣社員、パートタイマー、アルバイト、外国人労働者が増加した。過労死や裁量労働制も問題になっている。労働基本権には労働権と労働三権がある。労働三権には団結権、団体交渉権、争議権がある。労働三法には労働基準法、労働組合法、労働関係調整法がある。
明治期には足尾鉱毒事件が問題になった。四台公害訴訟には水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくがある。国は公害対策基本法を成立させ、環境庁を設立した。PPP(汚染者負担の原則)や総量規制といった政策がとられている。近年では環境基本法や環境アセスメント法が成立した。
基本的人権では公共の福祉、私人間における人権保障、国民の三大義務、個人の尊重、法の下の平等、自由権、社会権が掲げられている。自由権には適正手続き主義や罪刑法定主義などの身体の自由と経済活動の自由がある。また国およびその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはならないと政教分離の原則を詳細に定めている。社会権はワイマール憲法で明記された。健康で文化的な最低限度の生活を営む権利のことを生存権といい、朝日訴訟や堀木訴訟で話題になった。最高裁は生存権はプログラム規定だとの判断をしている。教育を受ける権利は義務教育の無償を定めている。新しい人権には環境権、知る権利、プライバシーの権利がある。情報公開制度には情報公開条例や情報公開法がある。
国民主権を代表民主制という形にしているのが国会である。国会は国権の最高機関であるとともに唯一の立法機関である。二院制や衆議院の優越が採用されている。また、委員会制度や国政調査権を持っている。日本は議院内閣制を採用している。行政委員会などがある。現代においては行政権優位の現象が見られ、官僚機構への情報公開制度やオンブズマン制度が求められている。国民は裁判を受ける権利を有している。司法権の独立には裁判官の職権の独立、裁判官の身分保障、弾劾裁判所、規則制定権などがある。三審制の最後に位置するのが最高裁判所であり、憲法の番人と呼ばれている。
不戦条約や国際連合憲章で平和主義があらわれてきた。日本国憲法は戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を定めている平和主義の憲法である。戦力の不保持を定めている憲法は日本国憲法とコスタリカ憲法だけである。自衛隊には文民統制の制度がとられていて、内閣総理大臣が自衛隊の最高指揮官であり、重要事項は安全保障会議が決定することになっている。
世論はマスメディアによって操作される。圧力団体も政治に大きな影響を及ぼしている。制限選挙に対して普通選挙がある。これには機密選挙と平等選挙が含まれていて、平等選挙には議員定数不均衡の問題がある。選挙制度には比例代表制、小選挙区制、大選挙区制などがある。日本では小選挙区比例代表並立制が採用されている。小選挙区制には死票がでやすいという欠点がある。政党政治には二大政党制と多党制などがある。日本は55年体制という政権交代がない政治が続いた。近年は政治的無関心や無党派層が広まっている。
フランスの哲学者サルトルは「人間は自由の刑に処せられている」と表現した。自由には抑圧からの自由と人格としての自由がある。ドイツの哲学者カントは人格の尊厳を示した。アメリカの社会学者リースマンは他人指向型はファシズムにつながると警告した。ドイツの社会学者アドルノは権威主義的パーソナリティを提唱したが、民主主義的パーソナリティをめざす必要があるだろう。
国連では世界人権宣言が採択された。国際人権規約のもと規約人権委員会が設立されアパルトヘイトの廃止に貢献した。
主権国家は外交や国際政治をおこなう。国際世論も無視できない。
第1次国連海洋法会議で大陸棚制度が定められた。第3次国連海洋法会議では排他的経済水域が定められた。
遺伝的に共通の特徴を持つ人々の集団のことを人種といい、文化を共有する人々の集団のことを民族という。国際先住民年が延長され世界先住民国際10か年になった。
第五福竜丸以降、パグウォッシュ会議、部分的核実験禁止条約、NPT、SALT、INF全廃条約、START、STARTⅡ、CTBTなどが採択された。
勢力均衡政策は集団安全保障になった。サンフランシスコ平和条約と同時に日米安全保障条約が締結された。このとき警察予備隊は保安隊になった。その後安保反対闘争を押し切って日米相互協力および安全保障条約になった。そして安保再定義のもと日米安保共同宣言になり、新ガイドライン法になり、周辺事態法になった。
資本主義が肉食獣の経済で、社会主義が草食獣の経済である。核抑止力による恐怖の均衡がもたらされた。キューバ危機以降、平和共存政策、多極化の流れのなかマルタ会談によって冷戦が終結した。ゴルバチョフ政権はペレストロイカをおこなった。中国は改革・開放政策をおこない、社会主義市場経済になった。
MOSS協議、G5、プラザ合意、日米構造協議と交渉がおこなわれている。
近年では2002年にシンガポールとFTA(自由貿易協定)を結んだ。
北半球に多い先進国と、南半球に多い発展途上国との経済格差のことを、南北問題という。南半球の国では累積債務問題やモノカルチャー、一次産品などの問題を抱えていることが多い。こうした南半球の国の中でも、さらに石油を産出できるかどうかという経済格差があり、南半球どうしの経済格差である南南問題がある。 |
1,523 | __TOC__
量子論に関わる歴史的な事柄について整理しましょう(一般の物理学や自然科学の歴史については物理学、自然科学を参照)。
1843年からジェームズ・プレスコット・ジュールらによって断続的に熱の仕事当量の測定が行われ、特に1849年に発表された実験結果は信頼できる測定と見なされ、熱力学におけるエネルギー保存の法則の実験的な基礎が確立されました。1850年から1865年にかけて、ルドルフ・クラウジウスによって熱力学の理論体系が作られ、熱力学の第一法則および第二法則が完全な形で示されました。1864年にジェームズ・クラーク・マクスウェルによって電磁気学が完成しました(マクスウェルの理論はマイケル・ファラデーらが示した場 (field) を定式化するものであり、場の古典論 (classical field theory) の一つとして知られています)。同じ頃、ルートヴィッヒ・ボルツマンによって古典力学に基づいた統計力学に関する基礎的な仕事がなされ、1872年には有名なボルツマンの公式が示されました。1887年頃にはハインリッヒ・ヘルツによってマクスウェルの理論の正当性が実験的に示され、光が電磁波の一種であることが明らかとなりました。これらの19世紀における発見によって、古典物理学の理論的基礎が完成しました。
19世紀においてはハインリッヒ・ヘルツによって発見された光電効果や、低温の物質に対するデュロン=プティの法則の破れについてそれらの原因は明らかではありませんでした。それでも何かしらの古典論的なメカニズムによってそれらの現象が説明できると素朴に思われていました。事情が異なりはじめたのは1900年12月のころ、マックス・プランクが自身の導いた放射公式を量子仮説 (quantum postulate) を導入することで再導出したことによると考えてよいでしょう。この時点で、プランク自身によっては量子仮説の考えは発展させられず、古典論的解釈をするに留められましたが、1905年に示されたアルベルト・アインシュタインの光量子仮説 (light quantum hypothesis) や、1913年にニールス・ボーアによって示されたボーアの原子モデル (Bohr's atomic model) はその後の量子論の進展に大きく寄与しました。特に、ボーアの理論はアルノルト・ゾンマーフェルトによって発展され、角運動量の量子化とパウリの排他原理、そしてスピン角運動量の発見に繋がりました。
アインシュタインの光量子仮説と特殊相対論から発展して、1924年にルイ・ド・ブロイは物質波の概念に到達し、それを発展させる形でエルヴィン・シュレーディンガーは1926年にシュレーディンガー方程式を導きました。
一方、ボーアの定常状態を基礎に置く理論はヴェルナー・ハイゼンベルクによって発展され、1925年には行列形式の量子力学が完成しました。ハイゼンベルクの理論は物理量を非可換な行列に置き換えるもので、この物理量の非可換性によって、物理量は必ずしも同時決定可能ではなく、同時決定可能でない物理量の間にはそれらの交換関係によって決まる不確定性関係 (uncertainty relation) が生じることが次第に認識されるようになりました。物理量の非可換性はシュレーディンガーの理論においても同様に成り立ち、両者の理論は等価です(このことはシュレーディンガー自身よって最初に明らかにされました)。この不確定性は被測定系に対する測定器系の相互作用が量子力学において無視できないことを示しています。
先に述べた通り、古典的な電磁気理論はマクスウェルによって完成されました。古典電磁気学の基本方程式はマクスウェル方程式と呼ばれる一組の方程式であり、この方程式から、電磁場の源となる電荷や電流が存在しない空間において、マクスウェル方程式は電場と磁場に関する波動方程式となり、電磁場の変形が横波として伝播していくことが導かれます。この空間を伝わる電磁場の振動は電磁波と呼ばれます。ハインリヒ・ヘルツによる電磁波の発見は無線通信への道を拓き、グリエルモ・マルコーニらによって無線通信技術が確立されて行きました。
光学現象を電磁気現象として説明することが可能となるなど、マクスウェルの電磁気理論は多くの成功を収めましたが、一方でその理論形式がニュートン力学で成り立つガリレイ変換に対する不変性を持たないことが問題となりました。マクスウェルの理論と整合する力学理論の追求は19世紀末からジョージ・フィッツジェラルドやヘンドリック・ローレンツらによってなされ、最終的な物理的解釈とその基礎付けは1905年にアインシュタインによってなされ、今日この理論は特殊相対性理論としてして知られています。
また、古典電磁気学において、電磁場は流体に喩えられるように時間的・空間的に連続に存在するものと考えられていますが、そのように考えるとうまく説明できないような現象が次第に認識されるようになってきました。最も有名なものとして、黒体放射と光電効果が挙げられます。これらの現象は、電磁場を量子化する、つまり離散的な対象として捉え直すことで説明されます。電磁場を量子化するという最初のアイデアは1905年にアインシュタインによって得られました。アインシュタインは同時に、光電効果が量子化された電磁場を導入することによって説明できることを示しています。
このように熱放射と光電効果に関する発見は基礎理論の発展に大きな影響を及ぼしたのですが、応用面でも、黒体放射の理論は熱放射の色から物体の温度を推定することなどに利用され、光電効果の理論は、物質の構成元素の分析や、太陽電池のような光起電力効果を利用した装置などに利用されるなどの点で大きな役割を果たしています。
物理学者はいかにしてこれらの発見を説明しようとしたのか?説明の過程で何が古典力学と矛盾したのか?それらを吟味し、あるいは新たな観点に立って説明を与えることによって、量子力学の重要な概念が浮かび上がります。
以上に挙げた例は、ボーアやハイゼンベルク、ジョン・フォン・ノイマンやポール・ディラックらによって理論的・数学的に整備される以前の量子論で主に取り扱われたものであり、以下に述べることは理論形成の過渡期における量子論が主となります。この過渡期の理論は前期量子論 (old quantum theory) と呼ばれています。読者によっては、古い不完全な理論を扱うことに興味が持てないということもあるでしょうが、量子力学の理論がどのように古典論と繋がっているかを考える上で、前期量子論の時代やそれ以前に提起された問題とその解決法を学ぶことは大いに重要であり、また量子力学的な直感を作る上でこれらの概念が非常に大切であることを強調しておきます。
黒体 (black body) とは、外部から入射する熱放射をあらゆる波長に渡って完全に吸収し、また放出できる物体を理想化したものです。現実の物体で黒体として振る舞うものは存在しませんが、ブラックホールのように近似的に黒体と見なせるものは存在します。
黒体のような物体をそっくり用意することは容易ではありませんが、擬似的に黒体と見なせる装置を作ることは可能です。十分な大きさの空洞を持つ箱に、空洞の大きさより遥かに小さな穴を開けたものを用意します。空洞を囲む壁は光を含む一切の電磁波を遮断し、空洞の穴の有無によって空洞内部の熱力学的な状態は変化しないものとすれば、外部から穴を通して入った電磁波が、空洞内部を反射し再び穴を通って外部へ出てくることは、穴が十分に小さければ無視することができるので、この空洞は、外部から入射する電磁波を(ほぼ)完全に吸収する黒体とみなすことができます。
理想的な黒体放射を現実にもっとも再現するとされる空洞放射が温度のみに依存するという法則は、グスタフ・キルヒホフにより1859年に発見されました。実際には、キルヒホフは鉄を精製するための高炉の研究を行っていました(図2)。以来、空洞放射のスペクトルを説明する理論が研究されました。当初の研究のモチベーションは、単に放射の色から高炉内の温度を検知したいというものでしたが、19世紀も終わりに近づくと、電磁波がどのように伝達するのか、それが微視的にみればどのような現象に相当するのかという統計力学的な問題に発展しました。熱放射に関する完全な法則が見出されたのは1899年から1900年にかけてのことで、この頃にマックス・プランクによってプランクの法則が発見されています。プランクの法則が発見されて以来、プランクの法則の理論的基礎付けが様々に試みられ、特に電磁場の量子論に関する発展に寄与しました。
thumb|300px|各温度における黒体輻射のエネルギー密度の波長ごとのスペクトル
プランク以前の状況について、まず、1893年ヴィルヘルム・ヴィーンによってヴィーンの変位則が発見されました。ヴィーンは熱放射のエネルギーを測定するためにボロメータを用いました。ボロメータは天文学者のサミュエル・ラングレーが発明した放射温度計で、熱放射のエネルギーを受ける吸収体と吸収体に対する温度計部分で構成され、熱放射による吸収体の温度変化を測温抵抗体の抵抗値の変化として検知する機構を持ちます。ラングレーの用いたタイプのボロメータでは、抵抗値の変化を測定するためにホイートストンブリッジが用いられ、ホイートストンブリッジの可変抵抗として用いる測温抵抗体には、白金が用いられました。この当時のボロメーターの精度の例として、温度が 10−5 [K] 上昇すると、抵抗値の変化率の 3×10−8 を読み取れるという高精度であったと言いますなお、現在でも白金は電気抵抗式の測温素子としてよく用いられています。また、ホイートストンブリッジもアナログ電気式の測定器で精度を得るための手法として用いられています。ホイートストーンブリッジと測温素子の組み合わせた温度測定器や放射エネルギー測定器などもまた、現在でもよく利用されています。。
また、光の波長測定には回折格子が用いられました。当時、回折格子はヘンリー・ローランドによって開発されて間もないもので、高精度の測定に用いられました。そして温度の測定にはヴィーンは熱電対を用いて、測定を行いました。ヴィーンが用いた熱電対の材質は、白金-白金ロジウム合金の熱電対であるといいます。『20世紀の物理学』, p.25, 第1章『1900年当時の物理学』。
ヴィーンはまず、空洞放射のエネルギースペクトルのピーク波長が温度に反比例することを実験によって確かめ、その後、熱力学的な考察によって得られた法則が黒体放射について普遍的に成り立つことを示しました。
ここで T は黒体のケルビン温度の値、\lambda_\mathrm{max} はピーク波長です。
同じく1893年にヴィーンは黒体放射のエネルギー密度のスペクトル u(\nu) が満たすべき関数形を求め、
その条件を満たすものとして1896年にヴィーンの放射法則を導きました。ここで \nu は光の振動数です。
このヴィーンの放射法則は、振動数の大きい領域、言い換えれば波長が短い領域では実験と良く一致しますが、振動数が小さく波長が長い領域では実験結果とズレが生じるという問題がありました。
一方、レイリー=ジーンズの法則が、レイリー卿によって1900年に最初に発表されました。その後、1905年にジェームズ・ジーンズが係数に誤りがあることを指摘しています。それとは独立に、1905年にアインシュタインによっても同様の法則が示されています。レイリー=ジーンズの法則は、黒体から放射される電磁波のうち、波長が \lambda から \lambda + d\lambda の間にある電磁波のエネルギー密度を f(\lambda)d\lambda とすると、
と表されます。ここで T は熱力学温度、k はボルツマン定数です。
レイリー=ジーンズの法則は、
という2つの古典物理学的な仮定から導出されます。上式は波長が長い領域では実験と良く一致しますが、波長が短くなればなるほど実験結果とズレが大きくなり、放射の全エネルギー密度
が発散してしまうという問題がありました。このことは、黒体放射の問題に対して古典物理学が破綻することを端的に示しています。
レイリー卿の報告と同時期に、プランクは放射の波長領域で実験結果に合致する分布則を導き出しました。プランクはヴィーンの放射法則を元に、長波長領域で実験結果に合うような関数形を模索し、次のプランクの公式
を得ました。ここで h はプランク定数、c は真空中の光速です。この式は、長波長の領域と高温領域においてレイリー=ジーンズの式に漸近し、放射の全エネルギー密度も有限の値になります。
プランクは黒体放射におけるプランク分布について、黒体が電磁波を放出する際に黒体に含まれる振動子のエネルギーが量子化されていることを仮定すれば、プランク分布が得られることを示しました。プランクの法則が成り立つためには、振動子が持つエネルギー E は振動子の振動数 \nu の整数倍に比例しなければならないという量子条件が要求されます。
この比例定数 h = 6.626 \times 10^{-34}~ \mathrm{[J \cdot s]} は、後にプランク定数 (Planck constant) と呼ばれ、物理学における基本定数と見なされるようになりました。
プランクの法則 と 光電効果 との関係
プランクがこの式を導いた段階では、プランク定数 h の値は熱放射の実験などの実験データによって値を決定できることに注目してください。けっしてプランクは光電効果の理論によって値を導いたのではないのです。(光電効果について知らなければ、次の節『光電効果』を先にお読みください。)
高校では光電効果の式でプランク定数にならいますが、実際の歴史では順序が逆で、次の節で後述するように、アインシュタインが、プランクの考えを参考にして、光電効果にアインシュタイン流の量子仮説を適用し、アインシュタインのアイデアを参考にミリカンが実験式にある比例係数を確かめ、光電効果の比例係数がプランク定数に近い値であることを確かめたのです。
ハインリヒ・ヘルツはすでに述べた電磁波を発生させる実験の中で、紫外線を照射することで帯電した物体が電荷を容易に失う現象を発見しました。これは後に光電効果 (photoelectric effect) と呼ばれた現象です。ヘルツの発見から直ぐに光電効果に関する様々な実験が行われ、1902年にはフィリップ・レーナルトによって、光の振動数と強度に関する振る舞いが報告されました。
レーナルトの実験から、実際には電子の速度は変わらず、物体から放出される電子の数が多くなることや、個々の電子の速度を左右するのは光の振動数であり、振動数の大きな光ほど飛び出す電子の速度は大きく、逆にある振動数を下回る光に対しては電子が飛び出さないこと、また光電効果が観測される振動数の光に対しては強度が弱い場合でも電子の放出が起こることも分かりました。
これらの現象を従来の光の波動論によって説明することには困難が伴います。光を波として考えた場合、物質中の電子が連続的な光のエネルギーを吸収して物質の外へ飛び出るためのエネルギーを得るためには、ある程度の時間を要すると考えられますが、レーナルトの結果によれば、微弱な光に対しても光電効果は即座に観測されます。また、光電効果で放出される電子の速度は光の振動数のみに依存することも、照射する光の強度が大きいほど電子に与えられるエネルギーが大きく、飛び出る電子の速度も大きくなるという直感的な予想に反するものです。
光電効果の理論的説明は、1905年にアインシュタインが光量子仮説によって提唱しました。光が光子の集まりであることを仮定すれば、光と電子の相互作用は光子という単位で行われることになり、光子 1 個が持つエネルギー \varepsilon はプランク定数と光の振動数の積 h\nu に等しい
ことから、電子が得る運動エネルギーが光の振動数に依存することが理解できます。一定の振動数に満たない光について、電子が放出されないことについては、物質の内部と外部との間に物質表面を境にして、ポテンシャルエネルギーによる壁が存在することから説明できます。物質中の電子がこの壁を乗り越えるには、ある一定のエネルギーを得なければならないのですが、そのエネルギーを与えるために必要な振動数は、物質内外のポテンシャルエネルギーの差をプランク定数で割ったものでなければならないと、光量子仮説はしています。つまり、光電効果によって放出される電子のエネルギー E と光の振動数 \nu との間には以下の様な関係が成り立ちます。
ここで P は仕事関数 (work function) と呼ばれ、電子の放出に必要な最低限のエネルギーを表します。この関係を E\text{-}\nu グラフに表せば、直線の傾きからプランク定数を、直線が E=0 の軸と交わる点から電子の放出が起こる振動数を得られることになります。
そして、ロバート・ミリカンにより、ナトリウム板にさまざまな波長の光を当てる実験により、実際に実験値がこの式によく合うことが確認され、また、プランク定数の値も、熱放射とは無関係に、値が求まりました。
こうして、熱放射の実験と、光電効果の実験という、別々の実験で、同じプランク定数の値が実験結果をもとに求まりました。
ミリカンの実験によって直接的に証明されたことは、光電効果のエネルギーと波長の関係式の比例係数がプランク定数であるということです。物理学では、ついでに、アインシュタインの光量子仮説も正しいと証明されたとしており、アインシュタインの光量子仮説が定説になっています。
ここで再び1900年代初頭に戻ると、その時期には既に分子や原子の存在が理論的に予想され、分子はいくつかの原子の組み合わせで出来ていて、また原子も何らかの素粒子の組み合わせで出来ていると考えられていました。アーネスト・ラザフォードの指示の下、ハンス・ガイガーとアーネスト・マースデンらによって行われたアルファ粒子の散乱実験の結果を得て、ラザフォードはアルファ粒子の散乱モデルを考え、正の電荷を持つ小さな核が原子質量の大部分を担い、負の電荷を持つ電子が原子核の周りを運動するというラザフォードの原子モデルを提案しました。この発表の後に原子核が正の電荷を持ち、電子が負の電荷を持つことが実験的に明らかにされ、また水素やヘリウムが持つ電子の個数がボーアによって実験的に推定されています。ラザフォードの原子モデルの提案により、元素周期表の原子番号と原子核の電荷との関連性が追求されるようになり、このことはボーアの原子モデルの発見のモチベーションの一つとなりました。
上述のラザフォードの原子モデルは、散乱実験の結果に支持されるものでしたが、理論的には 2 つの大きな難点を持っていました。
1 つは電磁力学的に非常に不安定なことです。運動する電子は電荷を持っているため周りの電磁場と相互作用をし、電子の運動に加速度が生じると、電子は電磁波を放出してそのエネルギーと運動量を失います。ラザフォードのモデルにこの電磁気学と力学の理論を適用するなら、電子は自身が持つエネルギーを次第に失って最終的に原子核へ衝突してしまうことになります(電磁気学III、および双極放射を参照)。この不安定性の問題はラザフォードのモデルに限ったものではなく、ラザフォードが原子モデルを得る以前からよく知られていましたが、ラザフォードの原子モデルの場合にはその不安定さが特に厳しく、明らかに現実的なものではありませんでした(ラザフォードのモデルにおいて電子が原子核にぶつかるまでの時間は 10−10 秒程度であり、現実の原子の寿命とは比較にならないほど短い時間であることが知られています)。
2つ目は運動の自由度の問題です。古典力学において、電子が取り得る運動エネルギーには連続的な自由度があり、エネルギー保存則の他には何の制約も加えられません(古典力学を参照)。したがって、適当なラザフォードの原子をいくつか取り出したとき、それらを構成する電子はそれぞれ勝手な速度で運動していることになります。
しかし、実験的には電子のエネルギーは離散的な定まった値しか取れないことが知られていました。これはある原子に対して電気的なエネルギーを与え、電子に
より高いエネルギーを与えて、その際に電子が放射する光のエネルギーを測定することで行なわれました(実験の詳細についてはバルマー系列、ライマン系列などを参照)。
実験によって得られる様々なスペクトルの系列について、いくつかの経験的な法則が与えられ、それらは最終的にヨハネス・リュードベリとヴァルター・リッツによって一般的な法則にまとめられました。リュードベリ=リッツの結合原理として知られるその法則は、原子から放射される光の振動数 \nu について、ある正の整数の組 m, n と整数に対する関数 f(m),f(n) を用いて以下のような関係が成り立つことを示します。
この関係が結合原理と呼ばれることは、上の式を異なる振動数の間の関係に置き換えることで明らかとなります。
特に、水素原子のスペクトルについては振動数は、
という関係が成り立ち、このとき関数 f(n) は
という簡単な形になります。ここで比例係数 c および R はそれぞれ真空中の光速とリュードベリ定数 (Rydberg constant) と呼ばれる物理定数です。光の振動数は、光が持つエネルギーと関係があり、プランク定数 h を用いることで、振動数の方程式はエネルギーに関する方程式に置き換えられます。アインシュタインの光量子仮説によれば、光子 1 つが持つエネルギーは
となるので、結合法則は
と書き直すことができます。原子に束縛された電子が高いエネルギー状態から低いエネルギー状態へ遷移する際に、電子が失うエネルギーに等しいエネルギーを持つ光子が 1 個だけ放出されることを仮定すれば、結合原理から関数 f(n) は、束縛電子が持つエネルギーに対応することが分かります。
従って、水素原子核の周りを運動する束縛電子が持つエネルギーは、
と表されることになります。n は正の整数に限られるため、このことは原子核に束縛された電子が持ち得るエネルギーが離散的になることを示します。また、特に電子のエネルギーは最小値を持つため、古典力学的なラザフォード・モデルと異なり、この原子が安定に存在し得ることを示しています。
同様の関係は、古典論における振動の問題に見出すことができます。両端が固定された細い弦の振動、たとえばギターの弦やピアノ線のようなものの振動を考えると、弦の振動として安定に存在できるものは、弦の固定点に節をつくり弦の長さを等分割するような波長のものに限られます。弦の 2 つの固定点の間を結ぶ弦の長さを L とすれば、定常的に振動できる波長は
であることが分かります。このとき、それぞれの振動モード n に対応する定常波が持つエネルギー分布もまた離散的になり
、n 倍振動の全エネルギー E_n は n^2 に比例することが知られています後藤憲一ほか『基礎物理学演習』共立出版、1998年発行、初版、p.64の類題 54.1 およびp.196での解答。。後述する話題になりますが、量子力学でも「井戸型ポテンシャル」という境界条件を当たえられた場合のエネルギーは n^2 に比例します。このように、何らかの境界条件に束縛された電子のエネルギー状態について、ある種の境界条件に従う波動や振動との類似性を見出すことができます。
原子の束縛電子のエネルギーが離散的でなければならないことについて、大きく2つが考えられます。1つは先に述べたように古典的な波動の定常状態からの類推によって、何らかの場が作る波として解釈する方法で、もう1つの方法は、離散的な振る舞いを本質的なものとして受け入れ、可能な定常状態の系列とそれらの状態間の遷移則を主として扱う方法です。前者は初めに述べたように、シュレーディンガーの波動力学へと向かう考えで、後者はボーアやハイゼンベルクらが扱った前期量子論や行列力学へと向かう考えです。
[例題]
(a)
質量 m、電荷 -e の電子が電荷 e の原子核の周りを円運動している(ただし e \simeq 1.602 \times 10^{-19} ~[\mathrm{C}] は電気素量であり、原子核の質量は電子質量 m に比べて充分大きく、静止していると見なせるものとする。水素原子核の質量は電子質量のおよそ 1800 倍だから、この仮定はもっともらしい)。この運動する電子が持つ全エネルギーを求めよ。
[解]
2 つの電荷の間に働くクーロン力の大きさは電荷の距離 r に対して
と書ける。円運動する電子に対しては、このクーロン力に等しい遠心力が加わっていると考えることができるので、
- \frac{1}{4\pi\epsilon _0}\frac{e^2}{r^2} + m\frac{v^2}{r} = 0
という関係が成り立つ。両辺に電子軌道の半径 r を掛ければ、電子の運動エネルギーが K = \frac{1}{2}mv^2 であることと組み合わせて、
という関係が得られる。ここで U(r) はクーロン力に関するポテンシャルエネルギーである。従って、電子が持つ全エネルギーは、
または
となる。これらの関係はビリアル定理 (virial theorem) の特別な場合に当たる。
(b)
前問で求めた電子のエネルギーと電子の角運動量の大きさ J = rmv の間に成り立つ関係を導け。
[解]
全エネルギーとポテンシャルエネルギーの関係より、
また全エネルギーとポテンシャルエネルギーの関係より、半径 r をエネルギー E で置き換えれば、
となる。これを整理すれば以下の関係を得る。
(c)
先に述べた水素原子に束縛された電子のエネルギースペクトル E_n から、それぞれのエネルギー準位に対応する角運動量 J_n を求めよ。また、ほとんど束縛されていない電子について、電子の公転周期が電磁波の振動周期と一致することを要請し、リュードベリ定数 R を求めよ。
[解]
電子のエネルギーは、
となる必要があるから、(b) の結果を使えば、角運動量は
という関係を満たす。一方で、ポテンシャルエネルギーと全エネルギーの関係から電子の公転軌道の半径は、
また、速度は
となる。これらの関係について、充分大きな整数 n に対して古典力学の結果に一致することを要求すれば、このとき電子の公転周期と放射される電磁波の振動周期が一致する(このような古典論との対応に関する要請を対応原理という)。従って、電子の公転周期
m^{1/2}
および、電磁波の振動周期
= n^3\frac{1}{2cR}
が等しいことから、n^3 の係数を比較すれば、
を得る。この関係を角運動量の式に適用すれば、
という角運動量に関する量子条件が得られる。またこのときリュードベリ定数 R は、
となる。
(d)
n=1 のエネルギー準位に対応する電子の軌道半径 a_1=a_\mathrm{B} はボーア半径 (Bohr radius) と呼ばれる。リュードベリ定数 R を含まない形でボーア半径を表わせ。
[解]
および
から以下の関係を得る。
ボーア半径は水素原子核に束縛された電子軌道の中で最も原子核に近い軌道の半径に対応し、原子のスケールを特徴づける定数である。
ボーアによって導入されたラザフォード原子の量子力学的なモデルは、原子核近傍の電子の様子をよく記述できることが分かりました。しかし、束縛電子のエネルギー準位および角運動量に対して導入された整数 n が何を表しているかは明らかではありませんでしたし、定常状態における電子が異なる半径の軌道へ「跳躍」する過程についても、ボーアの理論は対応原理を除けば満足の行く説明もできませんでした。
ボーア理論における量子条件の物理的な意味は、やがて別の研究から明らかにされることとなります。ド・ブロイやシュレーディンガーらは光の粒子性と波動性を通常の物質について適用することを考え、物質の運動を物質場の波として記述する方法に辿り着きました。この物質波によって、量子論における離散性は物質波が定常状態になることによって引き出されるという物理的解釈が与えられ、明らかに定常状態でないような状態についても同じ形式で取り扱うことが可能となりました。シュレーディンガーによって与えられた、物質波の運動方程式をシュレーディンガー方程式 (Schrödinger equation) といいます。またシュレーディンガー方程式の解として与えられる複素関数を波動関数 (wave function) と呼びます。波動関数は元々、物質の分布そのものを表すと考えられていましたが、後に測定に関する系の統計的・情報理論的な性質を表すものと読み替えられるようになりました。 |
1,524 | 第二章実際原価の計算第二節原価の費目別計算
費目別計算において一定期間における原価要素の発生を測定するに当たり、予定価格等を適用する場合には、これをその適用される期間における実際価格にできる限り近似させ、価格差異をなるべく僅少にするように定める。 |
1,525 | | {{Cite journal/和書
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
|Year={{{year|{{
}
|{{
}
}
}
}
}
}
}
}
}
|At = {{
|{{
}
|{{
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
} | ACS |{{
}
}
}
}
}] |
}]|
}
}
})
}
}''
}
}
}
}
})
}'''
}
}''
}
})
}
}
}
}
}:
}
}
}]
}
}]
}
}
}
}
]
}
|.
}
}”
| {{Citation/core
|Citation type=Journal
}
}
}
}
}
}
}
}
}
|Year={{{year|{{
}
|{{
}
}
}
}
}
}
}
}
|At = {{
}
|{{
}
}
|{{
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
}
} |
1,526 | 2.1
A, B を集合とする.
集合論的直積 A\times B=\{(a, b)|a\in A, b\in B\} の(任意に定められた)部分集合 \rho を
A の元と B の元の間の関係という.
(a, b)\in \rho のとき a と b は関係 \rho にある,
または関係 \rho をみたすといい,
このとき \rho(a, b) あるいは a\rho b と書く.特に A=B のとき \rho は
A の内部関係,または単に A 上の関係 という.
A の元と B の元との間に他の関係 \sigma があり,A\times B の部分集合として
\sigma \subset \rho であるとき,\sigma は \rho より弱い関係,
\rho は \sigma より強い関係という.これは a\sigma b ならば a\rho b
でることと同等である.また \Sigma が A の元と B の元の間の関係の族であるとき,
A\times B の中でのその集合論的共通部分を \bigwedge\Sigma であらわす.
\sigma=\bigwedge\Sigma であるとき a\sigma b であることとすべての \rho\in\Sigma について
a\rho b であることとは同等である.
a\in A, b\in B を先に決めて、それに対して \Sigma に属する一つ一つの関係 \rho \in \Sigma を順次あてはめていく。
大抵の場合は、特定の関係 \rho にて (a, b) \notin \rho,すなわち関係 \rho はなりたたない、ということになるが、
(a, b) の組によっては、すべての関係 \rho \in \Sigma について (a, b) \in \rho,いいかえると a\rho b となる組 (a, b) が存在するかもしれない.そういう (a, b) が存在するのなら、(a, b) は \Sigma の交 \bigwedge\Sigma に含まれている。
この \sigma を \Sigma の交という.
2.2
A は集合,\rho はその上の関係とする.\rho が A の中で条件
反射律
対称律
推移律
を同時にみたすとき,\rho は A の上で同値条件をみたす,または同値関係であるといい,
\rho が同値関係であるとき a \rho b である a と b は \rho について互いに同値である という.
2.3
\rho が A の上の同値関係のとき,各 a\in A に対して
U_{\rho}(a)=\{x\in A|x\rho a\}
とおく.\rho の反射律から各 a\in A について a\in U_{\rho}(a) で特に U_{\rho}(a)\ne\phi.
また c\in U_{\rho}(a)\cap U_{\rho}(b) のとき,
そのような c が仮に存在した場合の論議が続き,結論は U_{\rho}(a)\subset U_{\rho}(b), U_{\rho}(b)\subset U_{\rho}(a) を経て U_{\rho}(a)=U_{\rho}(b).
対称律から a\in U_{\rho}(c) で
c \in U_{\rho}(a) \cap U_{\rho}(b) より c \in U_{\rho}(a).\therefore c \in \{ x \in A | x \rho a \}.
これに対称律を適用して c \in \{ x \in A | a \rho x \}.
\therefore a \rho c.
\therefore a \in \{ x \in A | x \rho c \}.
\therefore a \in U_{\rho}(c).
,
よって x\in U_{\rho}(a) なら推移律から x\in U_{\rho}(c) で,さらに x\in U_{\rho}(b)
\forall x \in Aについてx \in U_{\rho}(a) のとき
\forall x (\in A) x \rho a,…①
c \in U_{\rho}(a) より a \rho c,…②
①②より推移律から \forall x(\in A) x \rho c .…③
c \in U_{\rho}(a) \cap U_{\rho}(b) より c \in U_{\rho}(b).\therefore c \rho b.…④
③④より推移律から \forall x(\in A) x \rho b.\therefore x \in A について x \in U_{\rho}(b)
すなわち U_{\rho}(a)\subset U{\rho}(b).
同様にして U_{\rho}(b)\subset U{\rho}(a)
c\in U_{\rho}(a)\cap U_{\rho}(b) より
c\in U_{\rho}(b).これと対称律より \therefore b \rho c…①,
また c\in U_{\rho}(a).\therefore c \rho a…②,
今 \forall x \in A で x \in U_{\rho}(b) のとき…③、
③より \forall x(\in A) x \rho b…④
④①より推移律から \forall x (\in A) x \rho c.
これと②より推移律から \forall x (\in A) x \rho a.
すなわち \forall x (\in A) \in U_{\rho}(a).…⑤
③⑤はすなわち \forall x (\in A) \in U_{\rho}(b) ならば \forall x (\in A) \in U_{\rho}(a).\therefore U_{\rho}(b) \subset U_{\rho}(a).
で,従って U_{\rho}(a)=U{\rho}(b) となる.よって
\mathfrak{U}=\{X| ある a\in A について X=U_{\rho}(a)\}
とおけば \mathfrak{U} は \mathfrak{P}(A) の部分集合
各々の X に重なりがある可能性を含んでベキ集合として把握する.
で三つの条件
1^\circ\quad\ どの X \in \mathfrak{U} も空ではない
2^\circ\quad\ X, Y \in \mathfrak{U} ならば X \cap Y = \phi であるかまたは X = Y である
3^\circ\quad\ \bigcup\mathfrak{U} = A
X を表す.\bigcap\mathfrak{U} についても同様
をみたす.\mathfrak{P}(A) の部分集合 \mathfrak{U} がこの三条件をみたすとき \mathfrak{U} は A の類別といい,
各 X \in \mathfrak{U} はこの類別の同値類という.また \rho から上のように定められた \mathfrak{U} を
\rho から 導かれた類別という.
逆に \mathfrak{U} が A の任意の類別のとき,a, b が同一の X \in \mathfrak{U} に属するとき
a\rho b とすれば,\rho は A 上の同値関係となり,もとの \mathfrak{U} はこれから導かれた類別となる.
.
2.4
2.2 の中で考察された \rho についての三つの条件,
反射律,
対称律,
推移律
はすべて次の形をしているのに気がづく.
”すべての元 a, b, c, d, \cdots, x, y について(これらの変数のいくつかは同一のものであってもよい),
もし a \rho b,c \rho d,\cdots(これらを仮設式という)であるならば
x \rho y (これを終結式という)である.”
関係に関する条件がこの形をしているとき,この条件は 含意型であるという.
[注] 特別な場合として反射律のように仮設式の集合が空であってもかまわない.
この場合終結式が無条件に成立つことを意味する.
補題
\alpha が集合 A の上の関係に関する含意型の条件,\Sigma は A の上の関係のある族とする.
もしすべての \rho \in \Sigma が \alpha をみたすなら \sigma \in \bigwedge \Sigma も \alpha をみたす.
証明
A の元a, b, c, d, \cdots に対して \sigma が \alpha の各仮設式 a \sigma b 等を成立させたとする.
このときすべての \rho \in \Sigma について a\rho b 等が成立ち,
よってすべての \rho\in\Sigma に対して終結式 x\rho y が成立つ.
従って x\sigma y で \sigma は \alpha をみたす.(証明終)
系
\Sigma が集合 A 上の同値関係の集合ならば \bigwedge\Sigma も同値関係である.
2.5
\rho と \sigma が共に集合 A 上の同値関係で,
\rho が \sigma より強ければ
a, x\in A について x\sigma a ならば x \rho a となり,よって U_\sigma (a) \subset U_\rho (a).
従って \sigma による同値類はすべて \rho による一つの同値類の部分集合となる.
例えば \sigma は '=',\rho は合同(剰余系)の'\equiv'.
一般に A の二つの類別 \mathfrak{U}, \mathfrak{B} があり,\mathfrak{U} の各同値類が \mathfrak{B}
の一つの同値類に含まれるとき,\mathfrak{U} は \mathfrak{B} より 細かい,
\mathfrak{B} は \mathfrak{U} より 粗いという.
同値関係は強いほど対応する類別は粗くなり,
特に 2.4 の系に現れる \bigwedge \Sigma を \sigma とすれば,
U_{\sigma}(a)=\bigcap\{ U_\rho(a)|\rho \in \Sigma \} が成り立つ.
2.6
同一関係 = はすべての同値関係の中で最も弱いものであり,
またすべての元 a, b に対して a\upsilon b とした全称関係 \upsilon
はどのような関係よりも強い同値関係である.さらに一般に
定理
\tau を集合 A の上の任意に与えられた関係とするとき,
\tau より強い同値関係の中で最も弱いもの \sigma が
存在する.
証明
\Sigma を \tau より強い同値関係全体の集合とすれば、
全称関係は \Sigma に入るから \Sigma は空ではない.
\sigma = \wedge \Sigma とすればよい。(証明終)
また同じことであるが,a\sigma b の条件として a=b であるかまたは
集合 X, Y に対して X \triangle Y = (X \cup Y) - (X \cap Y) を
X と Y の対称差 という。
,
X \triangle Y がある無限濃度 \mathfrak{m} より小さいという関係
は同値関係で,特に後者は \mathfrak{m}
が大きいほど強くなる.
数学
圏論 |
1,527 | 法学>行政法>コンメンタール>コンメンタール地方自治法
(中核市の権能)
第252条の22
中核市がその事務を処理するに当たつて、法律又はこれに基づく政令の定めるところにより都道府県知事の改善、停止、制限、禁止その他これらに類する指示その他の命令を受けるものとされている事項で政令で定めるものについては、政令の定めるところにより、これらの指示その他の命令に関する法令の規定を適用せず、又は都道府県知事の指示その他の命令に代えて、各大臣の指示その他の命令を受けるものとする。
----
{{前後
|地方自治法
|第2編 普通地方公共団体
第12章 大都市等に関する特例
第2節 中核市に関する特例
|地方自治法第252条の21(政令への委任)
|地方自治法第252条の23(中核市の権能)
252の22 |
1,528 | この教科書は、日本語をベースにしたプログラミング言語「なでしこ」の学習を目的としています。
なでしこは、クジラ飛行机が開発したスクリプト型プログラミング言語であり、Windowsに特化したv1系とWebに特化したv3系の二系統があります。
なでしこは、IPAの2004年度未踏ソフトウェア創造事業「未踏ユース」に採択されたプロジェクトの一つで、現在も意欲的に開発が進んでいます。
また、教育図書の中学校技術の教科書でもプログラミングの教材として採用され、広く使われています。
本教科書では、初心者でもわかりやすく、実践的な学習ができるように構成されています。
なでしこを使って、自分自身が思い描くプログラムを作ることができるようになることを目指しています。
本書を通じて、なでしこを楽しく学び、プログラミングの世界に踏み出していただけることを願っています。
__TOC__
変数の概念
変数は、プログラムで使用される値を一時的に格納するためのメモリ領域であり、文字列、整数、数値、配列、ハッシュの5つの型があります。変数は、名前を持ち、その名前を使用して変数の値を参照することができます。また、プログラムの実行中に変数の値を変更することができます。
[https://paiza.io/projects/h0NB1uSraq_ff-BbladRVw?language=nadesiko いれかえ.nade]:
変数a = 10
変数b = "Hello, World!"
変数aを表示する
変数bを表示する
変数t = 変数a
変数a = 変数b
変数b = 変数t
変数aを表示する
変数bを表示する
1行目と2行目で、それぞれ変数aと変数bを宣言し、それぞれ10と"Hello, World!"という値を代入しています。
3行目と4行目で、変数aと変数bの値を表示しています。変数aは10、変数bは"Hello, World!"という文字列が表示されます。
5行目で、変数tを宣言し、変数aの値を代入しています。つまり、変数tには10が代入されます。
6行目で、変数aの値を変数bに代入しています。つまり、変数aの値であった10が変数bに代入され、変数bの値は"Hello, World!"から10に変わります。
7行目で、変数bの値を変数tに代入しています。つまり、変数tには"Hello, World!"が代入されます。
8行目と9行目で、変数aと変数bの値を表示しています。変数aは10から"Hello, World!"に変わり、変数bは"Hello, World!"から10に変わっているため、それぞれ出力される値が逆になっています。
このプログラムは、2つの変数の値を交換するという基本的な処理を行っています。なでしこは日本語で記述されたプログラミング言語で、初心者にもわかりやすい構文が特徴です。
変数の名前:変数名は、助詞により単語を区切っていきます。そのため、助詞を含む単語は変数名に使えません。例えば、「かに味噌は、350円。」という文では、助詞「に」が変数名を切断してしまうため、変数名に使用することができません。
変数の宣言:なでしこでは、変数の宣言は初期状態では必要ありません。しかし、変数宣言をしないで使用すると、思わぬ書き間違いをすることがあるため、変数を宣言することができます。変数宣言をするには、「変数名とは型。」のように記述します。例えば、「変数Sとは文字列。」、「変数Aとは整数。」のように記述します。
変数宣言の強要:プログラム中に、「!変数宣言が必要」と記述することで、その以降の部分で変数宣言が必須となります。「!変数宣言が不要」と記述することで、変数宣言の強制が解除されます。
変数初期化の強要:変数の初期化は、「!変数初期化が必要」と記述することで、初期化されていない変数がある場合にエラーが発生するようになります。「!変数初期化が不要」と記述することで、初期化の強制が解除されます。
変数への代入
変数への代入には、3つの方法があります。
グローバル変数・ローカル変数: 関数の外で宣言された変数はグローバル変数、関数の中で宣言された変数はローカル変数となります。
なでしこ1の場合
外部リンクの項目にある、なでしこ公式サイトサイトからダウンロードする。詳しくは、公式サイトを参照。
なでしこ3の場合
なでしこ3の場合、外部リンクの項目にある、なでしこ3簡易エディタをブラウザで開くだけで使用することができる。 |
1,529 | 法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂
(検察官・被告人以外の者の抗告権)
第352条
検察官又は被告人以外の者で決定を受けたものは、抗告をすることができる。
----
{{前後
|刑事訴訟法
|第3編 上訴
第1章 通則
|第351条(上訴権者)
|第353条(被告人のための上訴)
352 |
1,530 | 法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法
(尋問の順序)
第202条
当事者が前項の規定による変更について異議を述べたときは、裁判所は、決定で、その異議について裁判をする。
----
{{前後
|民事訴訟法
|第2編第一審の訴訟手続
第4章 証拠
第2節 証人尋問
|第201条(宣誓)
|第203条(書類に基づく陳述の禁止)
202 |
1,531 | 法学>民事法>コンメンタール>コンメンタール民事執行法
(民事訴訟法 の準用)
第20条
特別の定めがある場合を除き、民事執行の手続に関しては、民事訴訟法 の規定を準用する。
----
{{前後
|民事執行法
|第1章 総則
|民事執行法第19条(専属管轄)
|民事執行法第21条(最高裁判所規則)
020 |
1,532 | 法学>民事法>商法>コンメンタール商法>第1編 総則 (コンメンタール商法)>商法第31条
(代理商の留置権)
第31条
会社法制定前の商法第51条を継承。本条には現在商業登記法第134条に定める商業登記の抹消請求(現行「抹消申請」)に関する定めがあった。
民事留置権と異なり被担保債権には留置権の対象と牽連性が求められていない。被担保債権は代理や媒介行為によって生じた債権であればよい。これに対しドイツ商法88a条においては手数料請求権と費用償還請求権に限定されている。
商事留置権と異なり留置権の対象が債務者である「商人」のものでなくともよい。これに対しドイツ商法においては委託者が代理商に自由に使用させていた図面や価格表、取引条件といったものに限定されている。
代理商の留置権は特約で排除することができるが、ドイツ商法では特約で排除することができない。
この条文は代理商ににた性質を持つ問屋(間接代理)に準用されている(557条)。
----
{{前後
|商法
|第1編 総則
第7章代理商
|商法第30条(契約の解除)
|商法第32条から第500条まで削除商法第501条(絶対的商行為)
031 |
1,533 | 前)(次)
(財政の現況及び見通しの作成)
第4条の3
政府は、少なくとも五年ごとに、保険料及び国庫負担の額並びにこの法律による給付に要する費用の額その他の国民年金事業の財政に係る収支についてその現況及び財政均衡期間における見通し(以下「財政の現況及び見通し」という。)を作成しなければならない。
前項の財政均衡期間(第16条の2第1項において「財政均衡期間」という。)は、財政の現況及び見通しが作成される年以降おおむね百年間とする。
政府は、第1項の規定により財政の現況及び見通しを作成したときは、遅滞なく、これを公表しなければならない。
004の3 |
1,534 | {{ambox|type=content|text=
__TOC__
日本語の動詞(どうし)は大きく"屈折"して、主にその語の終わりで「敬意」「時制」「ムード」を表します。屈折によって時制は2つ、敬意は数段階表現でき、また屈折によって動詞は3種類に分類されます。時制には、完了(過去と考えられることもある)と現在(専門的には、未来時制も含めて非過去)があります。敬意表現のうち、つぎの2つが最も一般的です:それは、常体と敬体です。
動詞は伝統的には5分類されますが、外国人に対する日本語教育では3グループに統合します
学校文法では、
活用
一段活用
る」のみ)
に分類されます。しかし、上一段活用と下一段活用は実質的に同じなので、「一段動詞」にまとめます。また、カ行変格活用とサ行変格活用は1つずつしかないので、「来る」と「する」は「不規則動詞」とします。
。その3グループは、「五段動詞」「一段動詞」「不規則動詞」です動詞の名称はまだ定着したものがありません。五段動詞は、「子音語幹動詞」「ウ動詞」「Iグループの動詞」などとも呼ばれます。一段動詞は、「母音語幹動詞」「ル動詞」「IIグループの動詞」などとも呼ばれます。不規則動詞は、「IIIグループの動詞」と呼ばれることもあります。。
辞書では、動詞の見出し語は、単純現在肯定形(一般的に「辞書形」として知られています)を使います。
動詞の分類は活用に基づいています。語尾だけでは分類が断定できませんが、一般的に見分けるときの参考にします。
動詞は、屈折させて接尾辞をつけることができます。これらも、固有の活用をもつ動詞になることもあります。全ての接尾辞が全ての動詞につくというわけではなく、また語幹にしかつかないものもあります。例えば、「テ形+いる」や、使役形(せる・させる)、可能形(られる)などがあります。
敬語形や否定形を考えない場合は、以下の活用形があります。
五段動詞は、子音語幹動詞と呼ばれることもある通り、語幹は子音で終わります。語幹の直後の母音は活用形に応じて変化します。
基本形にはウ段(く、す、つ、ぬ、む、る、う、ぐ、ぶ)があり、マス形にはイ段(き、し、ち、に、み、り、い、ぎ、び)、ナイ形にはア段(か、さ、た、な、ま、ら、わ、が、ば)、命令形にはエ段(け、せ、て、ね、め、れ、え、げ、べ)、意志形にはオ段(こ、そ、と、の、も、ろ、お、ご、ぼ)があります。そのため、五段動詞の活用では、ア段・イ段・ウ段・エ段・オ段の全てが現れます。五段動詞の名称は、このことからきています。
」の直後の文字が「さ・し・す・せ・そ」と変化します。
五段動詞は、テ形と過去肯定形では音便によって語根も変化します:
のテ形・過去形は例外で、「行った」「行って」となります。
「買う」のように「う」で終わる動詞は、否定形が「買わない」のように「わ」を使います。「買う」など基本形がウで終わる動詞の語幹はwで終わり、ナイ形など直後にaがつくとき(ア段になるとき)だけwが現れ、a以外のときはwが発音されないからだと考えられます(kaw-anai、kaw-imasu、kaw-u、kaw-eba、kaw-ô)。
動詞という名称は、語幹の終わりが五十音表におけるイ段またはエ段の一段だけであることに由来しています。
」の活用表の一部です。下表から、語幹は"tabe"とエ段のベで終わることと、その後ろに語尾がついて活用形ができていることが分かります。
と呼ばれます。不規則動詞は「する」と「くる」です。以下の表に活用形の一部が載っています。
「~する」という動詞はたくさんあり、これらはすべて不規則動詞です。
「来る」の複合動詞として一般的なのは、「やって来る」ですやる(やって)は、動作のニュアンスをもち、様々な意味をもつ接頭辞です。。
マス形は単純です。五段動詞はイ段(いく→いき)に変わり、また、五段動詞でも一段動詞でも屈折の仕方は同じです。
以下はマス形の活用です、
命令形「~ませ」は、一部の敬語動詞の場合(下記参照)を除いて使いません。
何語かの動詞は、普通の動詞とは異なる活用形を持ちます。
以下の動詞は五段動詞ですが、活用が少し違います。一般的な活用形も存在しますが、滅多に使いません。
「くださる」と「なさる」の過去形・テ形は「くださって」「くださった」、「なさって」「なさった」の他に、「くだすって」「くだすった」、「なすって」「なすった」もあります。ただし、この例外形はすでに廃れていて、数十年前の文章でしか見かけません。こんにちでは、「くださって」「くださった」、「なさって」「なさった」が一般的です。
上の3つの動詞だけは、助動詞「ます」の命令形「ませ」も使えます。「ませ」を使えば、より丁寧さが増します。
例
また、「ございます」はもともと古語の四段動詞「ござる」に由来する語ですが、現代語でも使います。ただし、必ず「ござる」ではなくマス形の「ございます」を使います。命令形「ございませ」は使えません。
可能性・能力を表す「~うる」(得る)だけは、文語の二段活用が残っています(例:ありうる、考えうる)。活用は下の通りです。
「~える」「~えれば」は誤りで、「~うる」「~うれば」を使うべきとする意見もあります。ただし、モノの獲得を表す場合は「える」が一般的です。
一段動詞「くれる」(呉れる)の命令形は「くれ」が一般的です。ただし、「暮れる」など他の意味の「くれる」の命令形は通常の「くれろ」です。
「ある」の否定形は形容詞の「ない」です。また、ヌの否定形やその活用形「ず」も、書き言葉では使うことがあります(あらぬ・あらず)。
マス形の動詞は以下のように変化します。基本形:~ます(話します)、過去形:~ました(話しました)、否定形:~ません。他の例は英語版Wikipediaの日本語文法をご参照ください。
う」のテ形とタ形は例外で、「問うて」(問うた)、「請うて」(請うた)となります。
だけは例外で、テ形・タ形は 「行って」「行った」となります。
"iru"あるいは"eru"で終わる動詞は必ずしも一段動詞ではありません。例えば、走る (hasiru) や帰る (kaeru) は五段動詞です。この例外は、英語版Wikipediaに詳細があります。
| style="vertical-align:top;" |
かる」はそれ自体に可能の意味があるので、「分かれる」にはなりません。「分かれる」は別の意味の動詞です。
|-
| style="width:56%; vertical-align:top;" |
当てはまるのはこれだけです。詳細は英語版Wikipediaをご覧ください。
| style="vertical-align:top;" |
可能形は"eru"で終わるので、一段動詞のように活用します。例えば、語尾のルをマスに変えると敬体になります(話せ"る"→話せ"ます")。
それをしないように命令するときに使います(例:入る→入るな)。
れ、やめる→やめろ、止まる→止まれ)。無意志動詞(ある、わかる、できる)には命令形はありません。「くれる」の命令形は「くれろ」よりも「くれ」が一般的です(「~てください」の常体として、「~てくれ」を使うこともあります)。その他の命令表現として、少し丁寧な「~なさい」(飲みなさい、しなさい)や、親しい間柄で使う「~な」(食べな)もあります。※「~な」には命令(連用形+な、食べな)と禁止(辞書形+な、食べるな)の両方に使われるので注意してください。
|}
Japonais/Grammaire/Verbes |
1,535 | 人権とは、人が生まれながらにして持つ、人間としての権利のことである。
人は、誰もがかけがえのない個人として尊重され、身体的、精神的、経済的に自由であって、人としての尊厳と権利を平等に持ち、また法の下で平等である。
人権は、大きく自由権、平等権、社会権の三つに分けられる。
人権の思想は、近代になってから確立されたが、その発想はそれよりも前に遡ることができる。
最も早く人権の思想が法として定められたのは、1215年、イギリスのマグナ・カルタ(大憲章)である。内容は、正当な裁判または国の法律によらなければ、身体の自由の権利を侵害されないと言うものだ。国王の専制政治に反対した貴族が、王に認めさせたものである。このように、人権思想は専制政治による支配から守られるために成立した。
その後、17世紀から18世紀にかけての近代革命において、人権の思想は確立した。この思想が、アンシャン・レジーム(革命前のフランスの身分制度)をはじめとした身分制度を打ち破るための大きな力となったためである。
この時代の代表的な思想家は、「統治二論」で圧政に対する抵抗権を訴えたイギリスのロック、「法の精神」で三権分立を訴えたフランスのモンテスキュー、「社会契約論」で国民主権を訴えたフランスのルソーの三人が挙げられる。
イギリスでは二度の革命(清教徒革命と名誉革命。世界史も参照のこと)を経て、1689年に権利章典ができ、立憲君主制(議会の承認を得た上での君主の政治)と議会政治が確立した。
アメリカでは、自由権と平等権を明記したアメリカ独立宣言が出された。人間は皆平等に作られ、譲れない権利を持つとされた。
フランスでは1789年にフランス革命が起き、同年フランス人権宣言が出され、自由権と平等権が明記された。また、すべての人間は生まれながらにして人権を持つと明記された。
その後、資本主義経済のもとで、貧富の格差が拡大。労働者の環境は劣悪だった。そこで、普通選挙運動や労働運動が起こり、すべての男性に選挙権が認められるようになり、労働者の権利も認める動きが高まった。
第一次世界大戦のあとのドイツで、1919年、ワイマール憲法が定められ、社会権がはじめて明文化された。社会権とは、人が人間らしく生活する権利のことである(詳しくは後で記す)。第二次世界大戦の後、広く各国の憲法で保障されるようになった。
その後、人権は国際連合の世界人権宣言(1948年)などで国際的に保障されるようになった。
明治には日本にも人権の思想が伝えられた。しかし、1989年の大日本帝国憲法は欽定憲法(君主が授ける憲法)であり、人権は主権者である天皇が臣民に与える「臣民の権利」とされ、それは法律により制限されたものであった。人権は人が生まれながらに持ち、法によって制限されずむしろ守られるという人権の思想の完成は戦後の日本国憲法の成立まで待たなければならなかった。
1945年8月14日に日本はポツダム宣言受諾を通告し、15日にいわゆる「玉音放送」が行われ、9月2日にミズーリ号艦上にて降伏文書調印。第二次世界大戦は終わりを告げたのである。1946年、連合国最高司令官総司令部(以下GHQ)の指示により政府は憲法改正を検討、草案を作成した。しかしこれは天皇主権のままであったため、GHQはこれを不十分として自ら草案を作成。それを元に政府は改正案を作成、帝国議会で修正を経た上で可決、成立。日本国憲法は1946年11月3日に公布、1947年5月3日に施行された。
日本国憲法は天皇主権、軍国主義など戦前の体制を否定し、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重を三本柱にしている。 |
1,536 | ----
メソポタミア(Mesopotamia)とはギリシア語で「川の間の地」という言葉であり、また、ティグリス川とユーフラテス川の流域で発生した文明および、このティグリス川とユーフラテス川の流域の地域のことを指す。
この地域には、これらの川があったために、灌漑(かんがい)によって農業が発達し、食糧生産が増えたことにより、人口が増加し、発展していった。そのため、このメソポタミア地域を「肥沃な三日月地帯」(ひよくな みかづきちたい、Fertile Crescent)と言い表すこともある。
また灌漑とは、川などの外部の水源からから人工的に水を引き、農地に水を供給することを指す。先述の通り、2本の川の間に挟まれているメソポタミアでは、外部の水源が豊かであり、そこから水を引いたことにより、耕作可能な土地や作物の収穫量が増え、農業を大きく発達させることに成功した。
紀元前3100年ごろ、このメソポタミア南部の地域に、系統不明の民族シュメール人(Sumerians)が都市国家を創りだし、このシュメール人が都市国家を3つ建てた。その3つの都市国家の名前はウル(Ur)、ウルク(Urk)、ラガシュ(Lagash)である。また都市の中心には神殿・聖塔として、ジッグラト(ziggurat)が建設された。
シュメール人は青銅器を用いており、また、シュメール人は楔形文字(くさびがた もじ)を用いていた。
紀元前2350年ごろ、シュメール人にとって変わって、セム系のアッカド人(Akkadians)が都市シュメールを征服した。アッカド人はメソポタミアにおける最初の帝国アッカド帝国を建国し、サルゴン1世のころ、メソポタミアのほぼ全域を征服した。
アッカド帝国はその後おとろえ、シュメール人の建てたウル第三王朝にとって変わられたが、そのウル第三王朝もおとろえて、紀元前2000年ごろ、セム系アムル人(Amurrites)によってバビロン第一王朝(古バビロニア王国、Babylonia)が建国された。そして紀元前1700年ごろのハンムラビ王(Hammurabi)のときに、メソポタミアを統一した。ハンムラビ王は、国家の統治のため、それまでの法律をまとめた『ハンムラビ法典』を制定して発布した。
200px|thumb|ハンムラビ法典が記録された石碑、ルーブル美術館所蔵
このハンムラビ法典で抑えたいポイントは
①「目には目を」で知られる復讐法(ふくしゅうほう)。同害復讐法(どうがい ふくしゅうほう)。
②身分により刑罰に差が生まれる身分法(みぶんほう)。
の二点である。
ハンムラビ法典(抜粋)
196条他人の目をつぶしたものは、その目をつぶされる。
199条他人の奴隷の目をつぶしたり、骨を折ったりした者は、その奴隷の値の半分を支払う。
(※ 日本語訳の言い回しの細部は教科書によって違うので、一字一句は覚える必要性は無い。)
ハンムラビ法典は、シュメール法を集大成したものである。シュメール時代から法典が編纂(へんさん)されていた。
メソポタミアの地形は比較的、開放的である。このような地形のため、軍事的には、外敵からの進入がされやすいなどの特徴がある。
文化面では、太陰暦(たいいんれき)を採用しており、閏年(うるうどし)のずれは太陰太陽暦で修正していた。
また1週7日制、六十進法はメソポタミア文明の特徴である。
メソポタミア文明の文字は、シュメール人によって楔形文字(くさびがたもじ)が作られ、これが他の民族にも用いられた。メソポタミア文明では基本的に、粘土板に刻む(きざむ)方法で文字が書かれていた。
(※ 発展項目) この文字の解読は、19世紀にイギリスのローリンソンによって、アケメネス朝のダレイオス1世の功績が書かれた石碑(せきひ)の文章(ベヒストゥーン碑文)をもとに解読された。
(※ 発展項目)古代メソポタミアでは 『ギルガメッシュ叙事詩(じょじし)』という文学作品が作られた。これは、世界最古の文学作品であると考えられている。ギルガメッシュ叙事詩の内容だが、これはウルク王ギルガメッシュが主人公の英雄譚(えいゆうたん)であり、『旧約聖書』にある「ノアの箱舟」の話のモデルになったと考えられている、洪水伝説などが書かれている。
紀元前2000年ごろ、インド=ヨーロッパ語系の遊牧民が、カスピ海周辺の地域から西アジアへと、大きな移動をしていた。
そして紀元前1800年ごろ、インド=ヨーロッパ語系のヒッタイト人(Hittites)によって、メソポタミアの北にあるアナトリア高原のあたりに、強力な王国が建国された。ヒッタイト人の文明は、製鉄技術を持っており、鉄製の武具や、馬でひく鉄製の戦車など、優れた武器の生産が可能であった。そして紀元前1600年ごろ、ヒッタイトがメソポタミアに遠征し、バビロン第一王朝を滅ぼした。また同時にカッシート人(Kassites)がイラン方面からバビロニアに侵入してメソポタミアを支配し、カッシート王国(バビロン第三王朝)が成立した。
また、紀元前1500年ごろ、メソポタミア北部にフルリ人がミタンニ王国(Mitanni)を建て、勢力を増した。
こうしてオリエント世界では、これらのいくつもの王国が(ヒッタイト、カッシート、ミタンニ、エジプト)、割拠する状態になった。
紀元前1286年ヒッタイトとエジプト新王国とでカデシュの戦いが行われ、ヒッタイトが勝利を収めた。
カデシュの戦いのポイントは
の二点である。 |
1,537 | まず、実際にUTF-8でXAMPP上にアップロードされた日本語ファイルを、コマンドラインで表示をできるコードを示す。
ただし、アップロードされるテキストファイルの文字数によって、冒頭のヘッダ文の内容が少々変わるので、若干、テキストファイル本文の開始位置がズレる。
下記コードの newArray[i] = buf[252+i]; の252の部分をプラス2したりプラス4したりすると、おおむね、位置があう。つまり newArray[i] = buf[254+i]; に変えると、うまくいく場合がある。(詳しくは配列の中身を解析のこと。)
252の数字の部分は、環境によって違う可能性があるので、正確には、HTTPヘッダ文字列を解析して値を決定すること。
コード例
define _WINSOCK_DEPRECATED_NO_WARNINGS // 古い関数をいくつか使っているので。古いのを置き換えできるなら不要。
// Winsock用パラメータ // 無いとコンパイル時にエラーになる。
// なぜだか、早めに宣言する必要がある。
int status;
int numsnt;
int main(int argc, char** argv) {
// WinSockの初期化など
WSADATA data;
WSAStartup(MAKEWORD(2, 0), &data);
// ポート番号
unsigned short port = 80; // 8080 はローカルホストを意味する伝統的な番号。「9876」とかでもいい。
// sockaddr_in 構造体の確保
struct sockaddr_in6 destAddr;
// sockaddr_in 構造体の設定
memset(&destAddr, 0, sizeof(destAddr));
destAddr.sin6_port = htons(port);
destAddr.sin6_family = AF_INET6;
char destIP_text[] = "::1"; // 127.0.0.1 はローカルホストを意味する番号
inet_pton(AF_INET6, destIP_text, &destAddr.sin6_addr.s6_addr); // 下記コードからの置き換えが必要。
// destAddr.sin_addr.s_addr = inet_addr(destIP_text); // ←これだと古くてエラーになる。
printf("接続しようとしているIPアドレス: %s: \n", destIP_text);
// エラー処理用などの変数
int destSocket;
// ソケット生成
destSocket = socket(AF_INET6, SOCK_STREAM, 0);
// 接続
connect(destSocket, (struct sockaddr*)&destAddr, sizeof(destAddr));
char SendMsg[50] = "aaaa"; // 初期化のため、なんらかの文字列が必要. MSG はメッセージのつもり
// printf("送ろうとするメッセージ: %s\n", SendMsg);
// メッセージ送信
printf("送信中...\n");
strcpy_s(SendMsg, 50, "GET /detarame.html HTTP/1.1\r\n");
send(destSocket, SendMsg, strlen(SendMsg), 0);
strcpy_s(SendMsg, 50, "Host: localhost:80\r\n");
send(destSocket, SendMsg, strlen(SendMsg), 0);
strcpy_s(SendMsg, 50, "\r\n");
send(destSocket, SendMsg, strlen(SendMsg), 0);
int rVal;
char buf[5000];
int size = 4000;
wchar_t wbuf[1000];
setlocale(LC_ALL, "JPN");
// 受信
while (1) {
rVal = recv(destSocket, buf, size, 0);
if (rVal == 0 || rVal == -1 || rVal == SOCKET_ERROR) {
break;
}
printf("bufもじれつ: %s\n", buf);
}
printf("解析中...\n");
printf("240: %c\n", buf[240]);
printf("241: %c\n", buf[241]);
printf("242: %c\n", buf[242]);
printf("243: %c\n", buf[243]);
printf("244: %c\n", buf[244]);
printf("245: %c\n", buf[245]); // "l" HTMLのl
printf("246: %c\n", buf[246]);
printf("247: %c\n", buf[247]);
printf("248: %c\n", buf[248]);
printf("249: %c\n", buf[249]);
printf("250: %c\n", buf[250]);
printf("251: %c\n", buf[251]);
printf("252: %c\n", buf[252]);
printf("253: %c\n", buf[253]);
printf("254: %c\n", buf[254]);
printf("255: %c\n", buf[255]);
printf("256: %c\n", buf[256]);
printf("257: %c\n", buf[257]);
printf("\n");
printf("ヘッダ以降の文字列を新規の配列に入れています...\n");
char newArray[100];
for (int i = 0; i < 50; i = i + 1) {
newArray[i] = buf[252+i];
}
printf("コード変換前の新配列の内容です\n");
printf("%s\n", newArray);
printf("\n");
printf("ヘッダ以降の文字列を変換しています...\n");
MultiByteToWideChar(CP_UTF8, 0, newArray, 15, wbuf, sizeof(wbuf));
printf("受信した文字列: %ls\n", wbuf);
printf("終\n");
// WinSockの終了
closesocket(destSocket);
WSACleanup();
}
また、アップロードするテキストファイルには、
成功
とだけ書いてあるとしよう。
実行結果
接続しようとしているIPアドレス: ::1:
送信中...
bufもじれつ: HTTP/1.1 200 OK
Date: Wed, 15 Jul 2020 05:07:28 GMT
Server: Apache/2.4.43 (Win64) OpenSSL/1.1.1f PHP/7.4.4
Last-Modified: Wed, 15 Jul 2020 04:51:36 GMT
ETag: "9-5aa73adc124aa"
Accept-Ranges: bytes
Content-Length: 9
Content-Type: text/html
・ソ謌仙粥
解析中...
240: /
241: h
242: t
243: m
244: l
245:
246:
247:
248:
249: ・250: サ
251: ソ
252: ・253: ・254: ・255: ・256: ・257: ・
ヘッダ以降の文字列を新規の配列に入れています...
コード変換前の新配列の内容です
謌仙粥
ヘッダ以降の文字列を変換しています...
受信した文字列: 成功
終
C:\Users\ユーザ名\source\repos\sockTestClient\x64\Release\sockTestClient.exe (プロセス
4672) は、コード 0 で終了しました。
デバッグが停止したときに自動的にコンソールを閉じるには、[ツール] -> [オプション]
-> [デバッグ] -> [デバッグの停止時に自動的にコンソールを閉じる] を有効にします
。
このウィンドウを閉じるには、任意のキーを押してください...
表示結果が長いが、ちゃんと
受信した文字列: 成功
というふうに、アップロードした「成功」という文字列が表示されている。
解説
まず、XAMPPのアップロードの際に、UTF-8でアップロードしようが、最初に送られてくるHTTPヘッダの文字列
HTTP/1.1 200 OK
Date: Wed, 15 Jul 2020 05:07:28 GMT
Server: Apache/2.4.43 (Win64) OpenSSL/1.1.1f PHP/7.4.4
のメッセージが、XAMPPの設定にもよるが、普通はUTF-8でなく、ANSIなど別の文字コードで送られてしまうので、このヘッダ部分を、なんらかの方法で上手く除去しないといけない。
なぜなら、もしそのまま、 Windows.hにある文字コード変換の関数
MultiByteToWideChar
を使っても、冒頭のANSI的な別コードの文字列の影響のせいで、(コンパイルはできるが)エラーになってしまい、文字列がうまく表示されないからである。
そこで、ヘッダの文字列の最後の、
Content-Type: text/html
の文字列をなんらかの方法で探し出し、
その行の次の文字列から、新規のchar型の配列を作れば、その新規配列にはUTF-8文字列しかないので、変換の際の ANSI と UTF-8 との混在を防げる。
printf("240: %c\n", buf[240]);
printf("241: %c\n", buf[241]);
printf("242: %c\n", buf[242]);
あとは、とにかく、UTF-8だけのコードさえ抜粋できてしまえば(そして、その抜粋した内容を新規の配列にまとめれば)、Windows.hにある文字コード変換の関数
MultiByteToWideChar
を使えば、UTF-8コード(マルチバイト)を、古いWindowsでも表示できるワイド文字列に変換できるので、この MultiByteToWideChar() 関数で変換すればいいだけである。
まず、printf()関数のフォーマット指定子(%dとか%sとかのヤツ)を「%x」とすると、その変数にあるビットパターンが16進数で見れる。
recv()関数で受信した配列の中身を表示する事により、何を受信したかが明確にビットパターンで表示できる。
define _WINSOCK_DEPRECATED_NO_WARNINGS // 古い関数をいくつか使っているので。古いのを置き換えできるなら不要。
// Winsock用パラメータ // 無いとコンパイル時にエラーになる。
// なぜだか、早めに宣言する必要がある。
int status;
int numsnt;
int main(int argc, char **argv) {
// WinSockの初期化など
WSADATA data;
WSAStartup(MAKEWORD(2, 0), &data);
// ポート番号
unsigned short port =
80; // 8080 はローカルホストを意味する伝統的な番号。「9876」とかでもいい。
// sockaddr_in 構造体の確保
struct sockaddr_in6 destAddr;
// sockaddr_in 構造体の設定
memset(&destAddr, 0, sizeof(destAddr));
destAddr.sin6_port = htons(port);
destAddr.sin6_family = AF_INET6;
char destIP_text[] = "::1"; // 127.0.0.1 はローカルホストを意味する番号
inet_pton(AF_INET6, destIP_text,
&destAddr.sin6_addr.s6_addr); // 下記コードからの置き換えが必要。
// destAddr.sin_addr.s_addr = inet_addr(destIP_text); //
// ←これだと古くてエラーになる。
printf("接続しようとしているIPアドレス: %s: \n", destIP_text);
// エラー処理用などの変数
int destSocket;
// ソケット生成
destSocket = socket(AF_INET6, SOCK_STREAM, 0);
// 接続
connect(destSocket, (struct sockaddr *)&destAddr, sizeof(destAddr));
char SendMsg[50] =
"aaaa"; // 初期化のため、なんらかの文字列が必要. MSG はメッセージのつもり
// printf("送ろうとするメッセージ: %s\n", SendMsg);
// メッセージ送信
printf("送信中...\n");
strcpy_s(SendMsg, 50, "GET /detarame2.html HTTP/1.1\r\n");
send(destSocket, SendMsg, strlen(SendMsg), 0);
strcpy_s(SendMsg, 50, "Host: localhost:80\r\n");
send(destSocket, SendMsg, strlen(SendMsg), 0);
strcpy_s(SendMsg, 50, "\r\n");
send(destSocket, SendMsg, strlen(SendMsg), 0);
int rVal;
char buf[5000];
int size = 4000;
wchar_t wbuf[1000];
setlocale(LC_ALL, "JPN");
// 受信
while (1) {
rVal = recv(destSocket, buf, size, 0);
if (rVal == 0 || rVal == -1 || rVal == SOCKET_ERROR) {
break;
}
printf("bufもじれつ: %s\n", buf);
}
printf("解析中...\n");
for (int i = 0; i < 30; i = i + 1) {
printf("%d: %x %c\n", 240 + i, buf[240 + i], buf[240 + i]);
}
printf("\n");
printf("ヘッダ以降の文字列を新規の配列に入れています...\n");
char newArray[100];
for (int i = 0; i < 100; i = i + 1) {
newArray[i] = buf[254 + i];
}
printf("コード変換前の新配列の内容です\n");
printf("%s\n", newArray);
printf("\n");
printf("ヘッダ以降の文字列を変換しています...\n");
MultiByteToWideChar(CP_UTF8, 0, newArray, 50, wbuf, sizeof(wbuf));
printf("受信した文字列: %ls\n", wbuf);
printf("終\n");
// WinSockの終了
closesocket(destSocket);
WSACleanup();
}
実行結果
接続しようとしているIPアドレス: ::1:
送信中...
bufもじれつ: HTTP/1.1 200 OK
Date: Wed, 15 Jul 2020 07:59:56 GMT
Server: Apache/2.4.43 (Win64) OpenSSL/1.1.1f PHP/7.4.4
Last-Modified: Wed, 15 Jul 2020 07:58:22 GMT
ETag: "3b-5aa7649a72893"
Accept-Ranges: bytes
Content-Length: 59
Content-Type: text/html
・ソ謌仙粥
2陦檎岼
縺・>縺、縺、
縺輔s縺弱g縺・a
蝗・
解析中...
240: 78 x
241: 74 t
242: 2f /
243: 68 h
244: 74 t
245: 6d m
246: 6c l
247: d
248: a
249: d
250: a
251: ffffffef ・252: ffffffbb サ
253: ffffffbf ソ
254: ffffffe6 ・255: ffffff88 ・256: ffffff90 ・257: ffffffe5 ・258: ffffff8a ・
259: ffffff9f ・260: d
261: a
262: 32 2
263: ffffffe8 ・264: ffffffa1 。
265: ffffff8c ・266: ffffffe7 ・267: ffffff9b ・268: ffffffae ョ
269: d
ヘッダ以降の文字列を新規の配列に入れています...
コード変換前の新配列の内容です
謌仙粥
2陦檎岼
縺・>縺、縺、
縺輔s縺弱g縺・a
蝗・
ヘッダ以降の文字列を変換しています...
受信した文字列: 成功
2行目
いいつつ
�終 ぎょうめ
C:\Users\ユーザ名\source\repos\sockTestClient\x64\Release\sockTestClient.exe (プロセス
4756) は、コード 0 で終了しました。
デバッグが停止したときに自動的にコンソールを閉じるには、[ツール] -> [オプション]
-> [デバッグ] -> [デバッグの停止時に自動的にコンソールを閉じる] を有効にします
。
このウィンドウを閉じるには、任意のキーを押してください...
さて、
247: d
248: a
249: d
250: a
とあるが、これは
を意味している。
さて、
251: ffffffef ・252: ffffffbb サ
253: ffffffbf ソ
とあるが、
これはBOM(バイトオーダーマーク、略称BOMは「ボム」と発音)という、制御用の文字コードの一種であり、UTF-8の場合には「ef bb bf」というビットパターンがつくことがある。(詳しくはバイトオーダーマーク)
BOMがあるか無いかは、OSによって異なるが、Windowsはかつては基本的にBOMがあったが、UTF-8にはそもそもバイトオーダーは1つなので意味がなくShellBang!との親和性もなく、Windows 10 19H1以降はBOMなしが既定となった。
2024年2月時点では『メモ帳』で保存しても、BOMはつかない。
また、フリーソフトのTeraPad も、文字コード指定して保存する際に「UTF-8」を選択したとき、BOMがつく。もしTeraPadでBOMなしを選びたいなら、「UTF-8N」で保存しないといけない。
他のテキストエディタだと、「UTF-8」でもBOMなしの場合もあるので、テキストエディタの説明書などを確認のこと。
さて、BSD(マックもBSD派生)などのUnixでは、BOMをつけないのが主流である。そして、サーバ業界ではUnixが主流である。
なので、将来的にソケット関係のプログラマーはUnixの方式に合わせることになる可能性が高い。
なお、BOMなしで保存した場合でも、改行+復帰の2回ぶんの「dada」の部分は残る。
なので、もしブラウザなどを作りたい場合、手順はおおむね、
最初の「Content-type」を探し、そこに配列のポインタを合わせる。
Content-typeの次に最初に見つかった改行復帰 dada を探し、その直後に配列のポインタを合わせる。
そして、3バイトぶんの文字を読み取り、BOMであるかどうかを判定する。
BOMであれば、ポインタを3バイトすすめ、そこから文字のワイド文字への変換を始める。
BOMでなければ、そのまま文字のワイド文字の変換を始める。
のような手順になるだろう。
BOMのある場合、基本的にこのBOMの直後からテキスト本文が始まるハズなので、文字列の変換する場合には、BOM以降のビットパターンから変換していく必要がある。
誤って、BOMごと変換しようとしても、(コンパイルできても)エラーになったりして、うまく変換できない。
(※ 調査中: ) アップロードしたテキストに「いつつ」という語句があると、なぜかそこで変換エラーが起きてしまい、そこから先の文字をうまく読み取れずに、終了してしまったり、いくつかの行が読み飛ばされてしまう。 |
1,538 | (衛生管理者の資格)
第10条
法第12条第1項の厚生労働省令で定める資格を有する者は、次のとおりとする。
本条は、衛生管理者の許可を受けることなく衛生管理者となりうる資格を有する者を規定したもので、第3号については、労働省告示「[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-1-1-0.htm 衛生管理者規程]」により定められるものであること。
第4号の「厚生労働大臣が定める者」については、「[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-1-1-0.htm 衛生管理者規程]」第1条により定められるものであること。
10 |
1,539 | ブロックログ])」について、ウィキペディアでの後見期間が終了したため、ブロックの解除を依頼します。詳細は、彼の後見人の一人であるRigel氏のページをご覧いただければと思います。
])、大きな問題行動を起こしたわけではありませんが、ウィキペディアで大きな問題を起こし、現在もその更生プログラムが(以前ほど厳しくはないにせよ)継続している以上、必要があれば適当な制限を課すべきであると考えます。
以上、彼のブロック解除に関してご意見いただければと思います。--Ninomy-chat 2006年11月4日 (土) 08:31 (UTC)
(賛成)賛成票をまだ入れていなかったので。Mh35さん自身は結論を早く出してほしいというわけでもないようですので、多少時間をかけてもよいでしょう。とりあえず、彼の解除に賛成する理由をもう一度整理して申し上げます。1.彼はウィキブックスで荒らし行為を行っていない(荒らしに対する先制ブロックはすべきではない)、2.編集制限はあるもののウィキペディアでの活動はある程度許可されている、3.そもそも無期限ブロックをかけたことに対してそれが正当であったのか疑問である(当初の解除依頼理由と別ですが)。
いったん解除して、万が一以前(現在も?)ウィキペディアで行ったような行為を繰り返した場合にまた対処を考えるようにしても遅くはないと考えます。--Ninomy-chat 2006年11月26日 (日) 06:10 (UTC) |
1,540 | コンメンタール都市計画法 |
1,541 | 第2編 株式会社>第2章 株式
(引受けの無効又は取消しの制限)
第211条
第94条第1項の規定は、募集株式の引受けの申込み及び割当て並びに第205条第1項の契約に係る意思表示については、適用しない。
募集株式の引受人は、第209条第1項の規定により株主となった日から1年を経過した後又はその株式について権利を行使した後は、錯誤、詐欺又は強迫を理由として募集株式の引受けの取消しをすることができない。
----
{{前後
|会社法
|第2編 株式会社
第2章 株式
第8節 募集株式の発行等
|会社法第210条(募集株式の発行等をやめることの請求)
|会社法第212条(不公正な払込金額で株式を引き受けた者等の責任)
211 |
1,542 | ----
開基(かいき) - 寺院を新たに創立すること。
とつて返し - 芭蕉たちは当初の予定では北上する予定だったが、予定を変更し南下して立石寺に向かった。来た道を戻ったのではない。
松柏(しようはく) - 松や檜(ひのき)などの常緑樹。カシワではない。
thumb|立石寺(2006年9月)
立石寺(りゅうしゃくじ) - 山形市山寺にある天台宗の寺。現代では「りっしゃくじ」ともいう。
慈覚大師(じかくだいし) - 法名、円仁(えんにん)。(生没:七九四年~八六四年)。第三代天台座主(ざす)。
尾花沢(おばなざわ) - 現代での山形県尾花沢市。
坊 - 宿坊。宿坊とは、寺院などにある宿であり、参拝者などが宿泊するための施設。
岸 - がけ。
佳景 - よい景色。すばらしい景色。
寂寞 - 静まりかえっている様子。
----
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
----
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。
- 。 |
1,543 | ソクラテスは古代ギリシアの哲学者です。
彼は生涯著作をおこわなかったために、彼の思想は弟子のプラトンや歴史家のクセノポン、アリストテレスなどの著作をつうじて紹介されているのみです。
『クリトン』によると、監獄で死刑をまつソクラテスにふるくからの友人であるクリトンがたずねてきて、ソクラテスに脱獄をすすめます。しかし、「善いこと」を追求していたソクラテスは脱獄することは法律をやぶることになってよくないと考え、クリトンのすすめをことわり、毒ニンジンをのまされて生涯をとじました。
そくらてす |
1,544 | 法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂
(検察官の司法警察職員に対する指示・指揮)
第193条
検察官は、その管轄区域により、司法警察職員に対し、その捜査に関し、必要な一般的指示をすることができる。この場合における指示は、捜査を適正にし、その他公訴の遂行を全うするために必要な事項に関する一般的な準則を定めることによって行うものとする。
検察官は、その管轄区域により、司法警察職員に対し、捜査の協力を求めるため必要な一般的指揮をすることができる。
検察官は、自ら犯罪を捜査する場合において必要があるときは、司法警察職員を指揮して捜査の補助をさせることができる。
前三項の場合において、司法警察職員は、検察官の指示又は指揮に従わなければならない。
----
{{前後
|刑事訴訟法
|第2編 第一審
第1章 捜査
|第192条(捜査に関する協力)
|第194条(司法警察職員に対する懲戒罷免の訴追)
193 |
1,545 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第7編 雑則 (コンメンタール会社法)
(合同会社の設立の登記)
第914条
合同会社の設立の登記は、その本店の所在地において、次に掲げる事項を登記してしなければならない。
----
{{前後
|会社法
|第7編 雑則
第4章 登記
第2節 会社の登記
第1款 本店の所在地における登記
|会社法第913条(合資会社の設立の登記)
|会社法第915条(変更の登記)
914 |
1,546 | C · IVLII · CAESARIS · COMMENTARIORVM · BELLI · GALLICI
LIBER · QVARTVS
__notoc__
原文テキストについてはガリア戦記/注解編#原文テキストを参照。 23. 1His constitutis rebus, nactus idoneam ad navigandum tempestatem tertia fere vigilia solvit equitesque in ulteriorem portum progredi et navis conscendere et se sequi iussit. 2A quibus cum paulo tardius esset administratum, ipse hora circiter diei quarta cum primis navibus Britanniam attigit atque ibi in omnibus collibus expositas hostium copias armatas conspexit. 3Cuius loci haec erat natura, atque ita montibus angustis mare continebatur, uti ex locis superioribus in litus telum adigi posset. 4Hunc ad egrediendum nequaquam idoneum locum arbitratus, dum reliquae naves eo convenirent ad horam nonam in ancoris exspectavit. 5Interim, legatis tribunisque militum convocatis, et quae ex Voluseno cognosset et quae fieri vellet ostendit; monuitque, ut rei militaris ratio, maxime ut maritimae res postularent, ut quae celerem atque instabilem motum haberent, ad nutum et ad tempus omnes res ab eis administrarentur. 6His dimissis, et ventum et aestum uno tempore nactus secundum , dato signo et sublatis ancoris, circiter milia passuum septem ab eo loco progressus aperto ac plano litore navis constituit.
----
テキスト引用についての注記
整形テキストについてはガリア戦記/注解編#凡例を参照。 XXIII. ①Hīs cōnstitūtīs rēbus, nactus idōneam ad nāvigandum tempestātem tertiā ferē vigiliā nāvēs solvit equitēsque in ulteriōrem portum prōgredī et nāvēs cōnscendere et sē sequī iussit. ②Ā quibus cum paulō tardius esset administrātum, ipse hōrā circiter diēī quārtā cum prīmīs nāvibus Britanniam attigit atque ibi in omnibus collibus expositās hostium cōpiās armātās cōnspexit. ③Cuius locī haec erat nātūra, atque ita montibus angustīs mare continēbātur, utī ex locīs superiōribus in lītus tēlum adigī posset. ④Hunc ad ēgrediendum nēquāquam idōneum locum arbitrātus, dum reliquae nāvēs eō convenīrent ad hōram nōnam in ancorīs exspectāvit. ⑤Interim, lēgātīs tribūnīsque mīlitum convocātīs, et quae ex Volusēnō cognōsset et quae fierī vellet ostendit; monuitque, ut reī mīlitāris ratiō, maximē ut maritimae rēs postulārent, ut quae celerem atque īnstabilem mōtum habērent, ad nūtum et ad tempus omnēs rēs ab iīs administrārentur. ⑥Hīs dīmissīs, et ventum et aestum ūnō tempore nactus secundum, datō signō et sublātīs ancorīs, circiter mīlia passuum septem ab eō locō prōgressus apertō ac plānō lītore nāvēs cōnstituit.
----
注記
原文の eīs, nāvīs などは、それぞれ iīs, nāvēs などとした。
語釈 |
1,547 | 列表示用ナビゲーションボックス。元々はリンクの前に旗アイコンを置くわかりやすい方法、つまり国に関する記事のテンプレートを意図していた。
必須パラメータと ''width'' だけを示す。
{{Navbox with columns
|title =
|width = (各カラムの幅、'em' などのプロポーショナル単位が望ましい*)
|padding = (最初のカラム前のアキ。プロポーショナル単位が望ましい*)
|col1 =
|col2 =
必須パラメータは太字で示してある。
{{Navbox with columns
|name = 東アジアサミット (EAS)
|title = 東アジアサミット (EAS) 加盟国
|width = 18.25em
|padding = 10em
|bodystyle = white-space:nowrap
} パラメータはここに表示''
|col4width=17em
{{Navbox with columns
|name = 東アジアサミット (EAS)
|title = 東アジアサミット (EAS) 加盟国
|width = 18.25em
|padding = 10em
|bodystyle = white-space:nowrap
} パラメータはここに表示''
|col4width=17em |
1,548 | コンメンタール>コンメンタール美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律>第4章 海岸漂着物対策の推進>第3節 その他の海岸漂着物等の処理等の推進に関する施策
(財政上の措置)
第二十九条政府は、海岸漂着物対策を推進するために必要な財政上の措置を講じなければならない。
2政府は、前項の財政上の措置を講ずるに当たっては、国外又は他の地方公共団体の区域から流出した大量の海岸漂着物の存する離島その他の地域において地方公共団体が行う海岸漂着物の処理に要する経費について、特別の配慮をするものとする。
3政府は、海岸漂着物対策を推進する上で民間の団体等が果たす役割の重要性にかんがみ、その活動の促進を図るため、財政上の配慮を行うよう努めるものとする。
29 |
1,549 | 前)(次)
(自立就業支援助成金)
第110条の2
一 次のいずれにも該当する事業主であること。
イ出資者(法人の設立に際して出資を要しない場合にあつては、当該法人の運営に要する費用を負担している者。以下この項において同じ。)のうちに、次のいずれにも該当する者が三人以上ある法人であること。
(1)四十五歳以上の者(法人の設立の登記をした日から起算して一年前の日から当該法人の設立の登記をした日の前日までの期間に、自己の責めに帰すべき重大な理由により解雇された者及び正当な理由がなく自己の都合によつて退職した者(退職時の年齢が六十歳以上の者にあつては、正当な理由がなく自己の都合によつて退職した者を除く。)その他これらに準ずる者並びに個人である事業主であつた者及び法人の役員であつた者を除く。)であること。
(2)専ら当該法人等の業務に従事する者であること。
ロ出資者であつてイ(1)及び(2)に該当する者(以下この項において「高齢創業者」という。)のうちいずれかの者が代表者である法人であること。
ハ当該法人の最初の事業年度末における貸借対照表上の純資産の額を貸借対照表上の純資産の額及び負債の額の合計額で除して得た値が百分の五十未満である法人であること。
ニ高齢創業者の議決権の総数が総社員又は総株主の議決権の過半数を占めている法人であること。
ホ高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第二条第二項 に規定する高年齢者等を、継続して雇用する労働者として一人以上雇い入れることにより高年齢者等の雇用の機会の増大に資する法人であること。
ヘ設立の登記をした日以後六箇月以上事業を行つている法人であること。
一 次のいずれにも該当する事業主であること。
イ次のいずれにも該当する法人等(法人又は個人をいう。以下この項、第百十二条第七項及び第百十八条第三項第一号において同じ。)を設立(第三者が出資している法人に出資し、かつ、当該法人の代表者となることを含む。以下この項において同じ。)(法人等が個人である場合にあつては、事業を開始することをいう。以下この項、第百十二条第七項及び第百十八条第三項第一号において同じ。)した事業主であること。
(1)当該法人等を設立する前に、法人等を設立する旨を都道府県労働局長に届け出た受給資格者(その受給資格に係る離職の日における法第二十二条第三項 の規定による算定基礎期間が五年以上ある者に限る。)であつたものであつて、当該法人等を設立した日(設立の登記をすることによつて成立した法人である場合にあつては当該設立の登記をした日、当該受給資格者であつたものが、第三者が出資している法人に出資し、かつ、当該法人の代表者となつた場合にあつては当該代表者となつた日をいう。以下この項において同じ。)の前日において、当該受給資格に係る支給残日数が一日以上であるもの(以下この項において「創業受給資格者」という。)が設立したものであること。
(2)創業受給資格者が専ら当該法人等の業務(当該法人等が個人である場合にあつては、当該個人の開始した事業に係る業務をいう。)に従事するものであること。
(3)法人にあつては、創業受給資格者が出資し、かつ、代表者であるものであること。ただし、法人の設立に際して出資を要しない場合にあつては、創業受給資格者が代表者であるものであること。
(4)当該法人等の設立の日以後三箇月以上事業を行つているものであること。
ロ当該法人等の設立の日から起算して一年を経過する日までの間に、継続して雇用する労働者を雇い入れている事業主であること。
110の2 |
1,550 | [[File:Escapement street of Takada.jpg|thumb|right|250px|歩道などに、雪を防ぐための屋根が張り出している。
※写真は中部地方の新潟県のもの。(東北での画像が無いため、新潟で代用。)東北では、このような雪を防ぐため、道路などに張り出した屋根を「こみせ」という。]]
東北の気候は、 奥羽山脈(おうう さんみゃく) という南北に長く伸びた山脈を境にし、季節風のため、日本海側と太平洋側とで気候が違う。
日本海側は、冬には雪が多い。日本海側の夏は、フェーン現象のため、暑くなる。
(フェーン現象:風が山をこえて、向こう側の低地におりるとき、風の気温が上がる。このような現象を フェーン現象 という。東北の場合は、夏に太平洋側から来て、奥羽山脈をこえた風が、低地に下がるときに気温が上がる。また太平洋側で雨などをふらすので、日本海側は夏は乾燥する。)
太平洋側は、夏には「やませ」という北東の海からの季節風で、あまり気温が上がらず、湿っている。この やませ のせいで、夏に くもり の日が多くなり、夏の気温が低くなり、そのため米などの作物が不作になる 冷害になることがある。
太平洋側の冬の雪の量は、日本海側と比べると、雪が少ない。
東北では、日本海側・太平洋側の両側とも米作りがさかんである。冬は積雪のため、田での農業がむずかしく、そのため米は単作である。
おもに平野で米作りがさかんだが、東北の場合、盆地でも米作りをする場合も多い。
銘柄米も種類が多く、秋田県の銘柄米の「あきたこまち」や、山形県の「はえぬき」、宮城県や岩手県の「ひとめぼれ」が有名。
「あきたこまち」の生産場所は、秋田平野 や 横手(よこて)盆地 などで生産されている。山形の「はえぬき」の生産は 庄内平野(しょうない へいや) など。
東北は、 「日本の穀倉地帯」(こくそう ちたい) と言われるほど、米作りが盛ん。地域によっては、収入をおぎなうため、果樹や野菜を栽培したりする地域もあるが、東北全体を見た場合では、米作りが農業の大半をしめ、東北の耕地面積の約7割が水田である。
東北全体で米作りがさかんだが、どちらかというと日本海側のほうで、より、米作りが盛ん。
日本海側の秋田の郷土料理の「きりたんぽ鍋」など、日本海側で米を利用した郷土料理が多い。
太平洋側は、どちらかというと、野菜や果樹栽培や畜産、酪農がさかん。
畜産では、牛や豚、ブロイラー(食用のニワトリ)など。
米沢牛(よねざわ ぎゅう) は、肉牛のブランドとして有名。酪農は、福島県の 阿武隈高地(あぶくま こうち) や、岩手の岩手山ろく(さんろく)にある 小岩井農場(こいわい のうじょう) などが有名。なお、小岩井農場では乳牛を飼育し、バターやチーズなどの乳製品を生産している。
(山ろく・・・山の、ふもとのこと。漢字では「山麓」(さんろく)。)
第二次大戦前までは、馬の飼育も、軍用馬や農耕馬の生産として盛んだったが、戦後は生産がおとろえ、肉牛や乳牛などの飼育に変わっていった。阿武隈高地や小岩井農場などでも、戦前の、かつては、馬の生産が中心だった時代もあった。
盆地などでは、果樹を栽培することも多い。
また、冷涼な気候を活かし、青森では りんご を津軽平野を中心に栽培している。涼しいほうが栽培しやすいこともあり、青森はりんごの全国一の生産量の県であり、全国生産の約半分をしめる。(2014年に記述。)
果樹は、山形県の さくらんぼ や ぶどう、福島県の もも など。山形の さくらんぼ は、日本全国でも有数の生産量になっている。
福島では、福島盆地で、果樹栽培がさかん。
第二次大戦後の米あまりも、果樹栽培の理由の一つ。1960年代ごろから、食事の洋風化によって、米の消費量が減り、米が あまるようになった。
そのため、政府は、それまでの米農家に、畑作への転作をすすめてきた。(米の生産調整)
right|thumb|南部鉄器(なんぶてっき)の鉄びん
伝統工芸は、南部鉄器(なんぶてっき)が岩手県盛岡(もりおか)市や奥州市などで盛ん。 会津塗り(あいづぬり)は、福島県の会津(あいづ)市や喜多方(きたかた)市。宮城県の こけし。秋田産の杉(すぎ)を利用した、秋田県 大館(おおだて)市の 曲げわっぱ(まげわっぱ)など。
昔は冬のあいだ、農作業ができなかったので、家内工業として、伝統工業が発達してきた。
高度経済成長期ごろから、高速道路の東北自動車道ぞいには工場が進出しており、IC(集積回路)工場や、電子機械の工場、精密機械などの工場が進出しており、この地帯はシリコンロードと言われる。土地の価格が安くて広く、空気や水がきれいなので、これらの工場が進出した。
東北三大祭り として、青森のねぶた祭り、秋田の竿燈(かんとう)まつり、宮城県の仙台市の七夕(たなばた)がある。これに、山形県の花笠(はながさ)や、秋田で大晦日に行う「なまはげ」を加えて四大祭りや五大祭りという場合もある。なお、「ねぶた」の意味は、いくつかの説があるが、疲れ(つかれ)や睡魔(すいま)を取り除く、「眠り流し」が由来という説がある。
ファイル:Tohoku epco n1.jpg|青森のねぶた
|なまはげ(大阪市心斎橋・青森・秋田・岩手物産館店頭の展示物)
ファイル:kamakura-yuki.jpg|秋田県、横手公園(よこて こうえん)の かまくら。水神(すいじん)を祭る行事。毎年2月ごろに行う。
太平洋側の 三陸海岸(さんりく かいがん) は リアス海岸 になっている。三陸の沖合(おきあい)あたりが、寒流(千島海流、親潮)と暖流(日本海流、黒潮)の、ぶつかりあう潮目になっているので、寒暖の両方の海流の魚があつまる、良い漁場になっている。
また、リアス海岸の波のしずかさを利用した養殖もさかんであり、かき や ほたて などの貝、こんぶ、わかめ などを養殖している。
わかめは、三陸が日本1位の生産量である。
三陸海岸の漁港は、気仙沼(けせんぬま)や石巻(いしのまき)が有名。
right|240px|thumb|中尊寺(ちゅうそんじ)金色堂(こんじきどう)。岩手県、平泉(ひらいずみ)市。
250px|thumb|曲り家(まがりや)。(岩手県 遠野(とおの)市。母屋と馬屋が一体になっており、そのため家の形がL字になっている。
仙台は、江戸時代には、伊達(だて)氏の治める城下町だった。仙台市は、自然を尊重した町づくりをしており、仙台市みずからを「杜の都」(もりの みやこ)としている。
東北には、中尊寺(ちゅうそんじ)など、歴史的な建造物などが、東北は多い。
東北は全体的に人口が減っており、過疎(かそ)になっている。
作家の宮沢賢治(みやざわ けんじ)は東北の出身である。 |
1,551 | 前)(次)
(保険料の負担及び納付義務)
第82条
82 |
1,552 | 法学>民事法>コンメンタール民法>第2編 物権 (コンメンタール民法)
(競売の申立ての通知)
第385条
第383条各号に掲げる書面の送付を受けた債権者は、前条第一号の申立てをするときは、同号の期間内に、債務者及び抵当不動産の譲渡人にその旨を通知しなければならない。
----
{{前後
|民法
|第2編 物権
第10章 抵当権
第2節 抵当権の効力
|民法第384条(債権者のみなし承諾)
|民法第386条(抵当権消滅請求の効果)
385 |
1,553 | (あへん煙吸食器具輸入等)
第137条
あへん煙を吸食する器具を輸入し、製造し、販売し、又は販売の目的で所持した者は、3月以上5年以下の拘禁刑に処する。
2022年、以下のとおり改正(施行日2025年6月1日)。
未遂は、罰する。
----
{{前後
|刑法
|第2編 罪
第14章 あへん煙等に関する罪
|刑法第136条(あへん煙輸入等)
|刑法第138条(税関職員によるあへん煙輸入等) |
1,554 | 法学>民事法>コンメンタール>コンメンタール民事保全法
(特別の事情による保全取消し)
第39条
第16条本文及び第17条の規定は、第1項の申立てについての決定について準用する。
----
{{前後
|民事保全法
|第2章 保全命令に関する手続
第4節 保全取消し
|民事保全法第38条(事情の変更による保全取消し)
|民事保全法第40条(保全異議の規定の準用等)
39 |
1,555 | 法学>民事法>コンメンタール戸籍法
【姻族関係終了届】
第96条
民法第728条第2項の規定によつて姻族関係を終了させる意思を表示しようとする者は、死亡した配偶者の氏名、本籍及び死亡の年月日を届書に記載して、その旨を届け出なければならない。
本条は、姻族関係終了の届出について規定している。民法728条2項の規定により、夫婦の一方が死亡した場合には、生存している配偶者が、姻族関係を終了させる意思を表示することが出来る。失踪宣告により配偶者が死亡したとみなされた場合にも、姻族関係終了の届出が出来る。
この届出をしない限り、姻族関係は終了しない。したがって、再婚した場合であっても、姻族関係終了の届出がない限り、前婚の姻族関係は継続する。
姻族関係を終了するかどうか、いつ姻族関係を終了をするかは、生存配偶者の自由意志に委ねられ、他人の同意や家庭裁判所の許可は不要である。また、この届出が出来るのは生存配偶者のみであり、死亡した配偶者の血族の側からこの届出をすることは許されていない。
本条と同じく本法10節に規定されている復氏届(戸籍法95条)とは無関係であり、いずれを先に届け出るか、同時に届け出るかは自由である。
姻族関係終了の届出があっても、戸籍上はその旨を記載するのみであり、戸籍の変動(復籍や新戸籍の編成)は生じない。生存配偶者が婚姻前の戸籍に復籍したい場合は、戸籍法95条に規定する復氏の届出が必要となる。 |
1,556 | 国民経済生産を解釈する上で必要な用語を以下のように挙げてみた。
三面等価:一国における経済活動の規模は、生産、支出、分配の3つ面から把握できるが、これらは等しくなる原則のこと。
国内総支出:国内で生産された付加価値額が、家計最終消費や政府最終消費、資本形成などにどれくらいの額が支出されたかを示す。
産業連関表:産業ごとの生産・販売等の取引額を行列形式にした指標。
消費物価指数:CPI。消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。 |
1,557 | 法学>民事法>商業登記法>コンメンタール商業登記法
(申請人)
第36条
未成年者が成年に達したことによる消滅の登記は、登記官が、職権ですることができる。
----
{{前後
|商業登記法
|第3章 登記手続
第3節 未成年者及び後見人の登記
|商業登記法第35条(未成年者登記の登記事項等)
|商業登記法第37条(添付書面)
036 |
1,558 | 法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
(申請書等の文字)
第45条
----
{{前後
|不動産登記規則
|第3章 登記手続
第3節 権利に関する登記
第3款 書面申請
|不動産登記規則第44条(住所証明情報の省略等)
|不動産登記規則第46条(契印等)
045 |
1,559 | この本の目的は、読者を計算機科学者と同じような考え方ができるようにすることです。
この考え方はとは、数学者、エンジニア、科学者のよいところをあわせた考え方です。
計算機科学者は、数学者のように、自分の考えていること(特に計算に関すること)を表現するのに形式言語を使います。
計算機科学者は、エンジニアのように、設計し、部品を組み合わせてシステムをつくり、選択肢のトレードオフを評価します。
計算機科学者は、科学者のように、複雑なシステムの振る舞いを観察し、仮説を立て、予測をテストします。
計算機科学者にとって、唯一重要な能力は、問題を解決する能力です。
問題解決とは、問題を定式化し、解決方法を考え、解決方法を明快で正確に表現できる能力のことです。
この本読み終わる頃には、プログラムをおぼえるということは、この問題解決能力を磨くよい機会であるということがわかるだろう。
これこそが、この章を「プログラムのやり方」とした理由である。
プログラムをおぼえることは、そのこと自体便利な能力である。
しかし、別の考え方では、プログラムをおぼえることを、目的を達成するための手段とすることもできる。
本を読み進めていけば、この目的というものがより明確になっていくだろう。
これから学習していくプログラミング言語の名前はPythonといいます。
Pythonは、高水準言語のひとつです。
他の高水準言語として、C, C++, Perl, Javaといった名前を聞いたことがあるかもしれません。
低水準言語もあり、機械語や、アセンブリ言語が該当します。
大雑把に言うと、コンピュータは低水準言語で書かれたプログラムしか実行できません。
よって、高水準言語で書かれたプログラムは、実行する前に加工する必要があります。
この余計な加工を必要とする分だけ、高水準言語で書かれたプログラムは実行速度が遅くなりますが、その差は小さく、それほど不利とはならなりません。
一方、利点は非常に大きい。
まず、高水準言語では、プログラムが非常に簡単になります。
高水準言語でのプログラムは書くのにあまり時間がかからず、読む時間も短く、楽で、間違いも少ない。
また、高水準言語は「持ち運び」ができます。
つまり、他の種類のコンピュータで、ほとんど何の修正もなく実行できます。
低水準言語で書かれたプログラムは、あるひとつの種類のコンピュータでしか実行できず、他の種類のコンピュータで実行しようとするともう一度書きなおす必要がでてきます。
このような利点のために、ほとんど全てのプログラムは高水準言語で書かれています。
低水準言語は特別な目的のために使われるに過ぎません。
高水準言語で書かれたプログラムを、コンピュータが実行可能な低水準言語に変換する方法には2つの種類があります。
インタープリタを使う方法と、コンパイラを使う方法です。
インタープリタは、高水準言語を読み、実行します。
つまり、プログラムが書かれた通りに実行します。
インタープリタは、プログラムを一度に少しずつ読んで実行します。
center
一方コンパイラは、プログラムを実行する前に、全体を読み込み変換ます。
この意味で、高水準言語のプログラムはソースコードと呼ばれ、変換されたプログラムをオブジェクトコードあるいは、実行ファイルと呼びます。
プログラムがコンパイルされると、変換をやり直す必要はなく、何度でも実行することができます。
center
インタープリタを使うには2つの方法があります。
それは、インタラクティブモードと、スクリプトモードである。
インタラクティブモード(対話モード)では、Pythonのプログラムを入力すると、インタープリタがその結果を表示します。
>>> 1 + 1
2
>>>の記号は、プロンプトと呼ばれ、インタープリタの準備ができていることを示します。
1 + 1と入力すると、インタープリタはその結果の2を表示します。
プログラムをファイルに保存して、そのファイルの内容をインタープリタに渡して、実行させるという方法があります。
このとき、プログラムを保存したファイルをスクリプトと呼びます。
慣習的に、Pythonのスクリプトは、.pyで終わるファイル名を持ちます。
スクリプトを実行するには、インタープリタにそのファイル名を伝える必要があります。
UNIXのコマンドウィンドウでは、python dinsdale.py と入力してください。
他の環境では、スクリプトを実行する方法は異なります。
PythonのWebサイト(python.org)で、自分の環境に合った実行方法を探してください。
インタラクティブモードは、すぐに結果が出るので、コードの一部をテストするには便利ですが、数行を越えるコードになると、あとで変更できるようにスクリプトとして保存し実行すべきです。
プログラムとは、どのような計算を実行するのかを指定した、命令文が順番に並んだものです。
ここで計算とは、数学的な等式の解を計算するものでもいいし、多項式の解を見つけるものでもいいが、
文章の中から文字を探して別の文字に変換するものでもいい、(変だけど)プログラムをコンパイルするものでもいい。
プログラミング言語によって異なりますが、基本的な命令はほとんど全てのプログラミング言語に備えられています。
入力: データを、キーボードから渡したり、ファイルから渡したり、その他の装置から渡すこと。出力: データをディスプレイに表示したり、ファイルやほかの装置に送ること。計算: 加算や積算のような基本的な数学の計算をすること
条件付実行: ある条件を確認して、条件に応じた命令文を実行すること。反復: 何かの操作を繰り返し行うこと。多くは、何らかの変化をさせながら行う。
信じようと信じまいと、まさにその通りなのである。
あなたが使ったことのあるプログラムも、それがどんなに複雑であっても、ここで説明したような命令から出来上がっている。
よって、プログラミングとは、大きくて複雑な仕事を、基本的な命令で処理できるほどの小さな仕事にまで分解していくことであるといえる。
この説明はややあいまいだが、アルゴリズムを説明するときにもう一度説明する。
プログラミングには、エラーがつき物です。
変わった理由で、プログラムのエラーは、バグと呼ばれ、バグを探して修正することをデバッグと呼びます。
プログラミングの際に発生するエラーは次の3種類に分類されます。
文法エラーと、実行時エラーと、セマンティックエラー(内容的エラー)です。
これらのエラーは、デバッグの際に区別されます。
Pythonは、文法が正しい場合に限ってプログラムを実行できます。
文法的に正しくないとインタープリタは、エラーメッセージを表示します。
文法は、プログラムの構造と、構造についてのルールを参照ます。
たとえば、括弧は必ずペアで使われなければならず、(1 + 2)は文法的に正しいですが、8)は、文法的に間違っています。
英語がわかる人には、多くの文法エラーを許せるでしょうし、許せるからこそエラーメッセージを吐かずに詩歌を読むことができます。
しかし、Pythonは文法エラーを許しません。
プログラムにどこか一箇所でも文法エラーがあると、Pythonはエラーメッセージを表示し、プログラムの実行をやめてしまいます。
プログラミングを始めて最初の数週間は、文法エラーを探すことに多くの時間を費やすことになるでしょう。
慣れてくると、ミスをすることは少なくなるし、エラーがあってもすぐに見つけられるようになります。
エラーの種類の2つ目は、実行時エラー(ランタイムエラー)です。
これは、プログラムを実行しないと発見できないエラーなので、実行時エラーと呼ばれます。
実行時エラーは、「例外」とも呼ばます。
これは、実行時エラーが、例外的な処理をしようとした場合に発生することが多いからです。
小規模なプログラムでは、実行時エラーが発生することは少ないので、第1章で見ることはないでしょう。
エラーの種類の3つ目は、セマンティックエラーです。
セマンティックエラーは、プログラム中に含まれていても、(何のエラーメッセージも表示しないという意味で)プログラムは正常に実行されますが、
正しいプログラムではありません。
何か別のことを実行しています。
別のこととは具体的には、書かれた通りのことです。
問題は、書かれているプログラムが、書こうと思っていたプログラムと異なることです。
プログラムの内容(つまりプログラムのセマンティック)が間違っているのです。
セマンティックエラーを見つけることは、かなり難しいことです。
なぜなら、プログラムの結果を見て、プログラムが何をやっているのかを理解するという通常と逆の作業が必要となるからです。
プログラムの能力のうち最も重要な能力のひとつは、デバッグの能力です。
デバッグは面倒な仕事ですが、知的で、やりがいがあり、面白い部分でもあります。
デバッグは、探偵の仕事に似ている部分があります。
何らかのヒントから、目の前に表示されているエラーを引き起こしているプロセス、イベントは何なのかを推理する必要があります。
デバッグは、実験科学にも似ています。
何が間違っているのかの仮説が立った場合には、プログラムを修正して実行し仮説を確かめることができます。
もし、仮説が正しければ、修正した結果を予測することができるし、正しく動作するプログラムに一歩近づいたことになります。
仮説が間違っていれば、別の仮説を立てる必要があります。
シャーロックホームズが指摘したように、「不可能な可能性を排除していけば、残った可能性がどんなに有り得なさそうであっても、それが真実だ。」
(コナン・ドイル4つの署名より)
プログラミングと、デバッグは同じものだという人もいます。
どういうことかというと、プログラミングという作業は、作りたいプログラムが動作するまで少しずつデバッグしていくということであって、つまり、動作をする小さなプログラムの部品を作り、その部品の修正、デバッグをしていくことで、自然とプログラムが完成するということです。
例えば、Linuxは、数万行のコードにより作られているOSですが、
最初は、リーナス・トーバルズがインテルの80386というICを解析するための簡単なプログラムでした。
Larry Greenfieldによれば、「ライナスの初期のプロジェクトは、AAAAとBBBBの表示を切り替えるものでした。それが、最後にはLinuxにまで成長した。」(The Linux Users’ Guide Beta Version 1より)
後の章で、デバッグやプログラミングの手法については、さらに紹介しています。
自然言語とは、英語やスペイン語やフランス語のような、人間によって話されている言語のことをいいます。
自然言語は、(文法にルールを課す場合はあっても、)人間が設計したものではなく、自然と変化していくものです。
形式言語とは、何らかの目的のために人間によって設計されたものを指します。
例えば、数学の添え字のルールなどは、特に数字と記号の関係を示すのに便利な形式言語です。
化学者は、分子構造を表現するのに形式言語を用います。
プログラミング言語も特別な計算のために人間によって設計された形式言語です。
多くの形式言語は、その構文について厳格なルールを定めています。
例えば、3+3=6は、数学の文として数学的に正しですが、3+=3$6は数学的に間違っています。
H2Oは、化学的に正しいですが、2Zzは間違っています。
構文のルールにはふたつの側面がり、記号と、構造に関係します。
記号は、言語の基本的な要素で、単語や、数や、化学的な元素などです。
3+=3$6という文の、数学的な問題点のひとつは、$という記号が、数学において有効な記号ではないということです。(少なくとも私の知る限り)
同様に、2Zzの化学的に間違っている点は、Zzという略称をもつ元素がないことです。
構文エラーの種類のふたつめは、文の構造に関することです。
つまり、文の要素の並べ方です。
3+=3$6という文は、+と=がどちらも有効なトークンではあっても、間違った文である。+のすぐ後に=をつけてはいけません。
同様に分子式においては、数字は、添え字になり、元素記号の前にはつきません。
練習問題1
文法的に正しいが、有効でない記号を用いた英語の文章を書け。
それから、有効な記号を用いているが、文法的に正しくない文章を書け。
英語の文章であっても、形式言語であっても文章を読むときは、読むときは、
(自然言語の場合は無意識に行っているであろうが)文の構造を理解しなければならない。
このことをパースと呼ぶ。 |
1,560 | 地球儀(ちきゅうぎ、Globe グロウブ)は、地球(ちきゅう、the globe)を球体で表現した模型。平面に描かれた地図(ちず、英:Map マップ)では方位、角、距離、面積のすべてを同時に正しく示すことはできないが、地球儀は地球と同じ球体であるため、そのいずれにおいても狂いがほとんどない。地球儀の縮尺(縮めた割合)は様々であるが、縮尺とサイズをそれぞれ決められる平面の地図とは異なり、地球儀は縮尺を決めると球体のサイズも決まる。
しかし、持ち歩くには不向きで不便である。このため、時と場所によっては平面の地図のほうが便利な場合もある。
地球上の、2つの地点の間の最短の経路を求めたいなら、地球儀を使って、その地点のあいだを紙テープなどで、まっすぐに貼りあわせてみれば良い。そのテープの経路が、最短経路である。
ちなみに、北極と南極との間の地表の距離は、約20000kmである。つまり、極と赤道のあいだの距離は約10000kmである。なお地球の一周は約40000kmである。
緯度は90度だから、緯度10度あたり、約1100kmである。(本によっては、10度あたり約1000kmと紹介している本もある。)
まず、直角に交わった2本の紙テープを用意する。
1本目の紙テープを、経線にそってはかりたい地点の上に貼り合わせる。つまりテープの方向は、北極と南極とを結ぶ方向になる。(経線は南北に走っているので。)
2本目のテープは、1本目のテープと直角だから、2本目のテープは東西に走っている。
地球儀は丸い。正確な形を反映するには、地球儀のような丸い球形でなければならない。なので、2次元上の平面にかかれた地図には、どんな地図の書き方でも、実物とはちがってひずんでしまう。
2次元平面の地図で面積の比率を正しくしようとすると、方向や角度がずれてしまう。平面上で、方向や角度をただしくしとうとすると、今度は面積比がおかしくなってしまう。
right|350px|thumb|メルカトル図法
メルカトル図法(ずほう)とは、角度を正しくあらわせる図法である。航海図などとして昔から使われており、等角航路(とうかく こうろ)が直線で表される図法である。
しかし、面積比が正しくない。
赤道から離れるにしたがって、面積が実際よりも大きく描かれてしまう。
たとえばグリーンランドは、じっさいには北アメリカ大陸とくらべて小さいのだが、メルカトル図法だとグリーンランドは北アメリカ大陸と同じくらいの大きさにかかれる。実際のグリーンランドの大きさは、南アメリカ大陸の8分の1くらいの大きさである。(※グリーンランドは、メルカトル図法の説明で、よく例として用いられる。)
また、方向も正しくはない。
正距方位図法(せいきょほういずほう)は、地図の中心からの方位と、距離が正しい図法である。飛行機の航空図に、つかわれる。2点間の最短経路の大圏コースが、正距方位図法では直線で表される。
right|350px|thumb|モルワイデ図法で表した地球
モルワイデ図法(モルワイデずほう)は、地図上の任意の場所で実際の面積との比が等しくなる 正積図法(せいせき ずほう) である。地球全体を1枚の平面に表現でき、地図の外周は楕円(だえん)になる。
主に分布図に利用される。
Image:Mollweide_projection_of_world_with_grid.png|モルワイデ図法の経緯線
画像:Global Warming Map.jpg|地球温暖化の観測例として、1995-2005年の平均気温の1940-1980年の平均に対する差を示したもの。一部地域を拡大して偏った印象を与えないように、正積図法のモルワイデ図法で描かれている。
緯線は、どれも水平な直線になる。経線は中央経線が垂直な直線となるが、それ以外の経線は弧を描く。等積になるように緯線の間隔を調整するため、距離の比は一定になっていない。赤道上では正角でなく、南北方向が東西方向に比べ1.234倍に伸びている。地図の周辺部のゆがみが大きくなる。 |
1,561 | 原文テキストについてはガリア戦記/注解編#原文テキストを参照。 16. 1Toto hoc in genere pugnae, cum sub oculis omnium ac pro castris dimicaretur, intellectum est nostros propter gravitatem armorum, quod neque insequi cedentis possent neque ab signis discedere auderent, minus aptos esse ad huius generis hostem, 2equites autem magno cum periculo proelio dimicare, propterea quod illi etiam consulto plerumque cederent et, cum paulum ab legionibus nostros removissent, ex essedis desilirent et pedibus dispari proelio contenderent. 3Equestris autem proeli ratio et cedentibus et insequentibus par atque idem periculum inferebat. 4Accedebat huc ut numquam conferti sed rari magnisque intervallis proeliarentur stationesque dispositas haberent, atque alios alii deinceps exciperent integrique et recentes defetigatis succederent.
----
テキスト引用についての注記
整形テキストについてはガリア戦記/注解編#凡例を参照。 XVI.
①Tōtō hōc in genere pugnae, cum sub oculīs omnium ac prō castrīs dīmicārētur, intellēctum est nostrōs propter gravitātem armōrum, quod neque īnsequī cēdentēs possent neque ab signīs discēdere audērent, minus aptōs esse ad huius generis hostem, ②equitēs autem magnō cum perīculō proeliō dīmicāre, proptereā quod illī etiam cōnsultō plērumque cēderent et, cum paulum ab legiōnibus nostrōs remōvissent, ex essedīs dēsilīrent et pedibus disparī proeliō contenderent. ③Equestris autem proeliī ratiō et cēdentibus et īnsequentibus pār atque idem perīculum īnferēbat. ④Accēdēbat hūc ut numquam cōnfertī sed rārī magnīsque intervāllīs proeliārentur statiōnēsque dispositās habērent, atque aliōs aliī deinceps exciperent integrīque et recentēs dēfetīgātīs succēderent.
----
注記
原文の cēdentīs, proelī などは、それぞれ cēdentēs, proeliī などとした。
語釈 |
1,562 | 対応ページ* 中学校社会 公民/日本における憲法と人権思想のあゆみ
1まとめ
自由民権運動の高まりで、憲法制定の動きが高まり、人権の保障に強く取り組んだ「五日市憲法」や議会の権限に重きをおいた植木枝盛の「日本国国憲按」などの私擬憲法が憲法の試案としてつくられました。そんな中で、政府の伊藤博文らが中心になって、ドイツ(プロイセン)の憲法を主に手本とした(①)をつくり、制定・発布の流れにつながりました。
この明治時代の憲法では現代の憲法とは異なり、(②)の範囲内のみで人権が認められました。また、主権者は国の元首であった(③)でした。
答え①大日本帝国憲法②法律③天皇
2入試問題にチャレンジ
答え |
1,563 | 法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂
(被疑者の出頭要求・取調べ)
第198条
検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。
前項の取調に際しては、被疑者に対し、あらかじめ、自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げなければならない。
被疑者の供述は、これを調書に録取することができる。
前項の調書は、これを被疑者に閲覧させ、又は読み聞かせて、誤がないかどうかを問い、被疑者が増減変更の申立をしたときは、その供述を調書に記載しなければならない。
被疑者が、調書に誤のないことを申し立てたときは、これに署名押印することを求めることができる。但し、これを拒絶した場合は、この限りでない。
甲事実について逮捕・勾留の理由と必要があり、甲事実と乙事実とが社会的事実として一連の密接な関連がある場合、甲事実について逮捕・勾留中の被疑者を、同事実について取調べるとともに、これに付随して乙事実について取調べても、違法とはいえない。
第一次逮捕・勾留は、その基礎となつた被疑事実について逮捕・勾留の理由と必要性があつたことは明らかである。そして、「別件」中の恐喝未遂と「本件」とは社会的事実として一連の密接な関連があり、「別件」の捜査として事件当時の被告人の行動状況について被告人を取調べることは、他面においては「本件」の捜査ともなるのであるから、第一次逮捕・勾留中に「別件」のみならず「本件」についても被告人を取調べているとしても、それは、専ら「本件」のためにする取調というべきではなく、「別件」について当然しなければならない取調をしたものにほかならない。それ故、第一次逮捕・勾留は、専ら、いまだ証拠の揃つていない「本件」について被告人を取調べる目的で、証拠の揃つている「別件」の逮捕・勾留に名を借り、その身柄の拘束を利用して、「本件」について逮捕・勾留して取調べるのと同様な効果を得ることをねらいとしたものである、とすることはできない。
----
{{前後
|刑事訴訟法
|第2編 第一審
第1章 捜査
|第197条(任意捜査の原則)
|第199条(逮捕状による逮捕)
198 |
1,564 | 法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律
(一般財団法人の成立)
第163条
一般財団法人は、その主たる事務所の所在地において設立の登記をすることによって成立する。
----
{{前後
|一般社団・財団法人法
|第3章 一般財団法人
第1節 設立
第6款 一般財団法人の成立
|第162条(設立時代表理事の選定等)
|第164条(財産の帰属時期)
163 |
1,565 | 前)(次)
(建物の区分所有に関する規定の準用)
第66条
66 |
1,566 | コンメンタール>コンメンタール道路法>コンメンタール道路法施行令>コンメンタール道路法施行規則
道路法施行令(最終改正:平成二一年四月三〇日政令第一三〇号)の逐条解説書。 |
1,567 | }
}
| その他の用法
}
}]]」を
} (曖昧さ回避)]]」を
}
}]]」を
}
}]]」を
}
}]]」を
}
}]]」を
}
}]]」を
ご覧ください。
ウィキブックスのテンプレート |
1,568 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社 (コンメンタール会社法)>第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法)
(会計参与の資格等)
第333条
会計参与は、公認会計士若しくは監査法人又は税理士若しくは税理士法人でなければならない。
会計参与に選任された監査法人又は税理士法人は、その社員の中から会計参与の職務を行うべき者を選定し、これを株式会社に通知しなければならない。この場合においては、次項各号に掲げる者を選定することはできない。
次に掲げる者は、会計参与となることができない。
----
{{前後
|会社法
|第2編 株式会社
第4章 機関
第3節 役員及び会計監査人の選任及び解任
|会社法第332条(取締役の任期)
|会社法第334条(会計参与の任期)
333 |
1,569 | 第3編 債権
(債権者への支払又は引渡し)
第423条の3
債権者は、被代位権利を行使する場合において、被代位権利が金銭の支払又は動産の引渡しを目的とするものであるときは、相手方に対し、その支払又は引渡しを自己に対してすることを求めることができる。この場合において、相手方が債権者に対してその支払又は引渡しをしたときは、被代位権利は、これによって消滅する。
2017年改正により新設。
代位債権者による直接の引渡しの請求が認められる旨を示すものであり、判例法理(大判昭和10年3月12日民集14巻482頁、特定物債権については大判昭和5年12月13日民集1131頁参照)を明文化するもの。
金銭支払い・動産の引き渡しの他の債権については、不動産賃借権保全のための妨害排除請求権の代位行使に関して、判例(大判昭和7年6月21日 民集11巻1198号,前掲最判昭和29年9月29日)は、債権者代位権を行使する賃借人は、妨害者に対して、賃貸人への不動産の明渡しを求め得ることは当然とし て、直接自己への明け渡しを求めることもできるとしているが、具体的要件の確定は困難として条文化は見送られた([http://www.moj.go.jp/content/000033453.pdf 民法(債権関係)の改正に関する検討事項(2) 詳細版 - 法務省])。
債権者代位制度が、専ら債務者の全体財産の保全を目的とするものとする考え方からは、債権者に直接引き渡された金銭等は債務者に返還されるべきものであり、代位債権者にそれを受働債権とする相殺等を認めることは、強制執行制度の潜脱に相当するなど適当でないとし、中間試案においても相殺等を禁止する条項も提示されたが、判例もこれを容認しており、実務上の慣行として反対も多く、採用は見送られた。
----
{{前後
|民法
|第3編 債権
第1章 総則
第2節 債権の効力
第2款 債権者代位権
|民法第423条の2(代位行使の範囲)
|民法第423条の4(相手方の抗弁)
423の3
423の3 |
1,570 | 芸術作品は、宣伝広告でもあります。なぜなら、芸術作品をつくるには、お金が掛かります。特に映画やアニメーションなどの映像のうごく作品は、制作に数億円の資金が必要になる場合も多くあります。画家の芸術活動ですら、たとえ消費者や企業からお金を受け取っていない人だとしても、その作家が自身の思想信条を宣伝するために、作品を作っているのです。また、中世キリスト教の宗教芸術の作品のように、そもそも、その宗教の宣伝を目的とした作品もあります。企業でなく国家の宣伝をするために、作品を作る場合もあります。戦争中の絵画や音楽などの作品が分かりやすい例ですが、国家が宣伝するのは、なにも戦時中だけに限りません。国家が宣伝のために作る作品を、「プロパガンダ芸術」アントニー・メイソン『名画で見る世界のくらしとできごと想像と個性の競演モダン・アートのはじまり』、国土社、2004年2月25日 初版 第1刷 発行、P38や「プロパガンダ美術」のように言います。
ふつう、支配的な政府が、宣伝の目的でつくる作品のことをプロパガンダと言い、たとえばソビエト連邦などが作ったポスターなどにそういう例が多々あります。ポスターの形で提示されることも多く、宣伝(プロパガンダ)目的のポスターのことをプロパガンダ・ポスターとも言い、たとえば1943年の戦争での空襲に立ち向かう市民の絵を描いたソ連のポスターもありますアントニー・メイソン『名画で見る世界のくらしとできごと想像と個性の競演モダン・アートのはじまり』、国土社、2004年2月25日 初版 第1刷 発行、P38。この時代のソ連は戦争(第二次世界大戦)を始めた側ではないですが(ソ連は連合国の一国。戦争を始めたのは枢軸国(すうじくこく)の日独伊の側)、それであっても、国家などによる宣伝目的の作品のことを「プロパガンダ」と言います。なお、政府などを批判する絵画は「風刺画」(ふうしが)と言います。
学校の美術や音楽の教科書で習う作品には、こういうプロパガンダ作品が、抜けていることに留意してください。小中高の教科書にある作品例は、学生に対する手本も兼ねているので、プロパガンダは政治的に中立ではないので、教育的に好ましくないとして、教科書からは除外しています。
なお、国家の側は、自分たちの線全作品の行為のことをプロパガンダという事は少なく、たとえばソ連なら「社会主義レアリスム」など別の言い方をしたりしますアントニー・メイソン『名画で見る世界のくらしとできごと想像と個性の競演モダン・アートのはじまり』、国土社、2004年2月25日 初版 第1刷 発行、P38。
※哲学などで「無知の知」と言う言葉があり、「自分が何を知らないか」と知っているかどうか、という意味です。あるいは、「どの程度までなら自分は詳しく知っていて、自分が知らないのはどこからか?」的な意味です。哲学的な意味はともかく、世間では「無知の知」とは、断片的な知識だけが沢山あっても、自分が何を知らないかという自己把握が出来ない人は頭が悪い、的な意味で使われます。心理学・教育学では「メタ認知」という言葉が似たような意味で使われる。「メタ認知」(metacognition)とは、自分の認知活動に対する認知です。具体的には「私は数学は得意だけど、国語は不得意」みたいな情報はメタ認知です中澤潤 著『よくわかる教育心理学』、ミネルヴァ書房、2022年3月31日 第2版 第1刷 発行、P58。
「プロパガンダ美術」という分野を紹介しているのも、こういう「無知の知」「メタ認知」からの理由です。プロパガンダ美術が小中高の美術教育から抜けていることを、自己認識のためにも把握しておいてください。中学生は単に覚えるだけでも良いですが、高校生くらいになったら覚えた内容の程度を把握できるようになってください。将来的に仕事などをする場合に向けて、自己の能力をなるべく正しく把握しておく必要があります。 |
1,571 | 法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂
(裁判書等の謄抄本)
第46条
被告人その他訴訟関係人は、自己の費用で、裁判書又は裁判を記載した調書の謄本又は抄本の交付を請求することができる。
----
{{前後
|刑事訴訟法
|第1編 総則
第5章 裁判
|第45条(判事補の権限)
|第47条(訴訟書類の公開禁止)
046 |
1,572 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編第2章 株式 (コンメンタール会社法)
(全部取得条項付種類株式の取得をやめることの請求)
第171条の3
第171条第1項の規定による全部取得条項付種類株式の取得が法令又は定款に違反する場合において、株主が不利益を受けるおそれがあるときは、株主は、株式会社に対し、当該全部取得条項付種類株式の取得をやめることを請求することができる。
2014年改正において新設。
----
{{前後
|会社法
|第2編 株式会社
第2章 株式
第4節 株式会社による自己の株式の取得
|会社法第171条の2(全部取得条項付種類株式の取得対価等に関する書面等の備置き及び閲覧等)
|会社法第172条(裁判所に対する価格の決定の申立て)
171の3
171の3 |
1,573 | id:Templat:User_id 2006-06-11T17:15:32Z by Meursault2004, 211.26.91.208, IvanLanin, *drew, っ, and Hégésippe_Cormier |
1,574 | こちらをご覧ください。--Ninomy-chat 2009年2月28日 (土) 15:45 (UTC)
投票は締め切られました。投票内容に関する異議を3月10日 (火) 15:45 (UTC) まで受け付けます。 --Ninomy-chat 2009年3月8日 (日) 08:41 (UTC)
ログ]
ログ]
ログ]
ログ] |
1,575 | 法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂
(調査の範囲・事実の取調べ)
第460条
裁判所は、申立書に包含された事項に限り、調査をしなければならない。
裁判所は、裁判所の管轄、公訴の受理及び訴訟手続に関しては、事実の取調をすることができる。この場合には、第393条第3項の規定を準用する。
----
{{前後
|刑事訴訟法
|第5編 非常上告
|第459条(判決の効力)
|第461条(略式命令)
460 |
1,576 | コンメンタール>コンメンタール売春防止法>売春防止法第22条
(収容)
第22条
補導処分に付する旨の裁判が確定した場合において、収容のため必要があるときは、検察官は、収容状を発することができる。
2収容状には、補導処分の言渡を受けた者の氏名、住居、年齢、収容すべき婦人補導院その他収容に必要な事項を記載し、これに裁判書又は裁判を記載した調書の謄本又は抄本を添えなければならない。
3収容状は、検察官の指揮によつて、検察事務官、警察官又は婦人補導院の長若しくはその指名する婦人補導院の職員若しくは刑事施設の長若しくはその指名する刑事施設の職員が執行する。収容状を執行したときは、これに執行の日時、場所その他必要な事項を記載しなければならない。
4収容状については、刑事訴訟法第七十一条、第七十三条第一項及び第三項並びに第七十四条の規定を準用する。
5収容状によつて身体の拘束を受けた日数は、補導処分の期間に算入する。
6検察官は、収容状を発したときは、補導処分に付する旨の裁判の執行を指揮することを要しない。
{{前後
|コンメンタール売春防止法
|売春防止法第22条(収容)
|売春防止法第21条(勾留状の効力)
|売春防止法第23条(補導処分の競合)
22 |
1,577 | 原文テキストについてはガリア戦記/注解編#原文テキストを参照。 5.
1 Caesar Remos cohortatus liberaliterque oratione prosecutus, omnem senatum ad se convenire principumque liberos obsides ad se adduci iussit. Quae omnia ab his diligenter ad diem facta sunt. 2Ipse Diviciacum Aeduum magnopere cohortatus docet quanto opere rei publicae communisque salutis intersit manus hostium distineri, ne cum tanta multitudine uno tempore confligendum sit. 3Id fieri posse, si suas copias Aedui in finis Bellovacorum introduxerint et eorum agros populari coeperint. His mandatis eum ab se dimittit. 4Postquam omnis Belgarum copias in unum locum coactas ad se venire vidit, neque iam longe abesse ab eis quos miserat exploratoribus et ab Remis cognovit, flumen Axonam, quod est in extremis Remorum finibus, exercitum traducere maturavit atque ibi castra posuit. 5Quae res et latus unum castrorum ripis fluminis muniebat, et post eum quae essent tuta ab hostibus reddebat, et commeatus ab Remis reliquisque civitatibus ut sine periculo ad eum portari posset efficiebat. 6In eo flumine pons erat. Ibi praesidium ponit et in altera parte fluminis Q. Titurium Sabinum legatum cum sex cohortibus relinquit: castra in altitudinem pedum XII vallo fossaque duodeviginti pedum munire iubet.
----
テキスト引用についての注記
整形テキストについてはガリア戦記/注解編#凡例を参照。 V.
①Caesar Rēmōs cohortātus līberāliterque ōrātiōne prōsecūtus omnem senātum ad sē convenīre prīncipumque līberōs obsidēs ad sē addūcī iussit. Quae omnia ab hīs dīligenter ad diem facta sunt. ②Ipse Dīviciācum Haeduum magnopere cohortātus docet, quantō opere reī pūblicae commūnisque salūtis intersit manūs hostium distinērī, nē cum tantā multitūdine ūnō tempore cōnflīgendum sit. ③Id fierī posse, sī suās cōpiās Haeduī in fīnēs Bellovacōrum intrōdūxerint et eōrum agrōs populārī coeperint. Hīs <datīs> mandātīs eum ab sē dīmittit. ④Postquam omnēs Belgārum cōpiās in ūnum locum coāctās ad sē venīre [vīdit] neque iam longē abesse ab iīs, quōs mīserat, explōrātōribus et ab Rēmīs cognōvit, flūmen Axonam, quod est in extrēmīs Rēmōrum fīnibus, exercitum trādūcere mātūrāvit atque ibi castra posuit. ⑤Quae rēs et latus ūnum castrōrum rīpīs flūminis mūniēbat et post eum, quae essent tūta ab hostibus, reddēbat, et commeātūs ab Rēmīs reliquīsque cīvitātibus, ut sine perīculō ad eum portārī possent, efficiēbat. ⑥In eō flūmine pōns erat. Ibi praesidium pōnit et in alterā parte flūminis Quīntum (Q.) Titūrium Sabīnum lēgātum cum sex cohortibus relinquit; castra in altitūdinem pedum duodecim (XII) vallō fossāque duodēvīgintī (XVIII) pedum mūnīrī iubet.
----
注記
原文の Aeduum, Aeduī, fīnīs, omnīs, eīs などは、それぞれ Haeduum, Haeduī, fīnēs, omnēs, iīs などとした。
magnopere : α系・T・V2L・R写本の表記で、Pontet, Holmes, Constans, Seel, Hering らは、こちらを採る。
magnō opere : Bc・U・V1写本の表記で、Klotz は、こちらを採る。
<datīs> : 軍事史家 R.Schneider による挿入提案(add.)で、Holmes, Klotz, Seel らは、これを支持する。
ab : φ系写本の表記で、Pontet, Constans, Seel らは、こちらを採る。
ā : β系・Qc写本の表記で、Holmes, Klotz, Seel らは、こちらを採る。
ad : χ系写本の記述。
[vīdit] : Vascosanus による削除提案(secl.)で、Klotz, Hering らは、その記号 [ ] を記す。
essent (3人称・複数・未完了過去・能動・接続法) : α系写本の記述で、Pontet, Constans, Seel らは、こちらを支持する。
erant (3人称・複数・未完了過去・能動・直接法) : β系写本の記述で、Holmes, Klotz, Hering らは、こちらを支持する。
possent (3人称・複数・未完了過去・能動・接続法) : β系写本の記述で、Holmes, Klotz, Seel, Hering らは、こちらを支持する。
posset (3人称・単数・未完了過去・能動・接続法) : α系写本の記述で、Pontet, Constans らは、こちらを支持する。
mūnīrī : 写本A の記述で、Holmes, Constans, Klotz, Seel, Hering らは、こちらを支持する。
mūnīre : 他の写本(cett.)の記述で、Pontet らは、こちらを採る。
語釈 |
1,578 | 法学>民事法>商法>会社法(コンメンタール会社法)>会社計算規則
(利益準備金の額)
第28条
株式会社の利益準備金の額は、第2款及び第4節に定めるところのほか、法第451条の規定により剰余金の額を減少する場合に限り、同条第1項第1号の額(その他利益剰余金に係る額に限る。)に相当する額が増加するものとする。
株式会社の利益準備金の額は、法第448条の規定による場合に限り、同条第1項第1号の額(利益準備金に係る額に限る。)に相当する額が減少するものとする。
----
028 |
1,579 | 文学>近代文学>日本文学の作家>森鷗外
代表作は舞姫、高瀬舟、阿部一族。夏目漱石と並ぶ日本近代文学の巨頭である。
1862(文久2)年1月19日 - 石見の国(現在は鳥取県)で父、静泰。母、み子。の長男として生まれる。
1868(明治元)年3月 - 儒学者米原綱美(よねはらつなえ)から孟子を学ぶ。
1872(明治5)年 - 父と共に上京。ドイツ語を学ぶ。
1890(明治23)年1月 - 処女作「舞姫」を発表。
1913(大正2)年1月 - 「阿部一族」を発表。
1922(大正11)年1月 - 短歌「奈良五十音」(明星)を発表。7月9日午前7時自宅で亡くなる(享年60)。 |
1,580 | thumb|250px|う/い/あ/え/お/て
物事の作用や動作、存在を表す。単独で述語になることができる。
活用の仕方に、口語においては五段活用、上一段活用、下一段活用、サ行変格活用、カ行変格活用がある。
日本語の動詞は、終止形で必ず言い切りの形が「う段」の音になる。これは、たとえばドイツ語において、多くの動詞の原形の語尾が「-en」となることと同じであるが、日本語では例外がない。
活用が、あ・い・う・え・おの五段で行われる活用形。文語ではあ・い・う・えの四段で活用した。
例
このとき''歩く''はか・き・く・け・こ、とカ行の中で活用しているので歩くはカ行五段活用であるという(連用形は音便)。
活用語尾がすべてイ段のもの。ウ段を中心と考えると、すべてウ段のひとつ上で活用している。
見る
未然形、連用形のときの活用が''み''になるのでこのとき語幹はなしになる。みはマ行だからマ行上一段活用という。
文語で上一段動詞はつぎのとおりである。着る、似る、煮る、干(ひ)る、乾(ひ)る、簸(ひ)る、嚏(ひ)る、見る、うしろみる、おもんみる、かへりみる、かんがみる、こころみる、回(み)る、射(い)る、鋳(い)る、癒(い)る、沃(い)る、居(ゐ)る、率(ゐ)る、率(ひき)ゐる、用(もち)ゐる。
活用語尾がすべてエ段で活用する活用の仕方。文語では 蹴(け)る の1語のみであった(←蹴(く)ゑる)。
例
口語では為(す)る、文語では為(す)、おはす のみである。
来る、文語では来(く)の1語のみである。
ヤ行上二段活用の動詞は、老(お)ゆ、悔(く)ゆ、報(むく)ゆ の3語のみである。
ア行下二段活用の動詞は、得(う) の1語のみである。
ワ行下二段活用の動詞は、植(う)う、飢(う)う、据(す)う の3語のみである。
死ぬ、いぬ(往、去)のみである。
あり、をり、はべり、いますがり、いまそがり のみである。 |
1,581 | 前)(次)
(修学中の被保険者の特例)
第116条
116 |
1,582 | 法学>憲法>日本国憲法>コンメンタール日本国憲法
【国会の地位、立法権】
第41条
国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
----
{{前後
|日本国憲法
|第4章 国会
|日本国憲法第40条【刑事補償】
|日本国憲法第42条【両院制】
41 |
1,583 | このテンプレートが表示された書籍、およびその書籍が含む記事は、普通教育に関する解説書です。
これらの編集の際は、文部科学省の定める学習指導要領にも従うべきだと考えられます。 |
1,584 | thumb|upright|2020年のスーパーコンピューターモデルによる海洋流速と海面温度のモデル。このモデルはFortranコードで生成されました。Fortranは、科学的プログラミングを含むさまざまな分野で広く使用され続けています。
Fortran(フォートラン)は科学コミュニティで広く利用されるプログラミング言語で、高速かつ移植性があり、配列や並列処理をスムーズに扱えます。
最初期の高水準言語の一つで、パンチカードや紙テープを使用してプログラムをエンコードする初期のバージョンは広く知られています。
Fortranの名前は「FORmula TRANslation」の略で、数学的な表現を低水準のアセンブリ言語よりも簡単に実現できることを示しています。
Fortran90より古いバージョンは、しばしばFORTRANと綴られます。
Fortranは今でも数値天気予測、物理学や化学のモデリング、応用数学、および他の高性能コンピューティング目的で広く利用されています。
Fortranは豊富な数学ライブラリと科学的なコードベースを備えており、新しい標準では現代的な機能が追加されつつも、完全な後方互換性が保たれています。
この本は、現代のFortranでコードを書くのを支援することを意図しています。
適切な場合には、古いバージョンと現代の標準との使用方法の違いが強調されます。
これは FORTRAN 77などの古いバージョンで書かれた重要なコードベースが存在するためです。
数値計算プログラムを簡潔に書くことができる: Fortranは、数値計算に特化したシンプルな構文を持っており、数学的なアルゴリズムや計算手法を直接表現するのに適しています。
数値計算のための豊富なライブラリ: Fortranには、数値計算のための多くのライブラリが充実しています。例えば、LAPACKやFFTPACKなどの高度な数学関数や行列演算ライブラリが利用できます。
無料のGNUコンパイラ: GNUプロジェクトには、Fortranの無料のコンパイラが提供されています。これにより、Fortranのプログラムを開発し、実行するための環境を手軽に構築することができます。
スーパーコンピュータでの使用: Fortranは、スーパーコンピュータを含む高性能計算環境で広く使用されています。特に数値気象予報などの大規模な計算において、Fortranが主要な言語として採用されています。
複素数のサポート: Fortranでは、言語レベルで複素数の演算をサポートしています。これにより、複雑な数学的処理や信号処理などのアプリケーションを簡単に記述できます。
配列処理のサポート: Fortranでは、言語レベルで配列同士の加減算などがサポートされており、行列やベクトルの操作が簡単に行えます。また、部分配列を使用することもできます。
ガウスの消去法をFortranで簡潔に記述する例を以下に示します。この例では、行列 A とベクトル b に対して、前進消去と後退代入のステップを行います。
program gaussian_elimination
implicit none
integer, parameter :: N = 3
real :: A(N, N), b(N)
integer :: i, j, k
real :: factor
! 係数行列 A と定数ベクトル b の初期化
A = reshape([2, 1, -1, 3, 4, 1, 1, -1, 3], [N, N])
b = [8, 7, 5]
! 前進消去
do k = 1, N - 1
do i = k + 1, N
factor = A(i, k) / A(k, k)
A(i, k:N) = A(i, k:N) - factor * A(k, k:N)
b(i) = b(i) - factor * b(k)
end do
end do
! 後退代入
do i = N, 1, -1
b(i) = (b(i) - dot_product(A(i, i+1:N), b(i+1:N))) / A(i, i)
end do
! 解の出力
print *, 'Solution:'
do i = 1, N
print '(A, I1, A, F5.2)', 'x(', i, ') = ', b(i)
end do
end program gaussian_elimination
このFortranコードでは、前進消去と後退代入のステップをシンプルで直感的な構文で表現しています。ループや配列操作において、Fortranは数学的なアルゴリズムを自然な形で記述できるため、アルゴリズムが簡潔に表現できるという特徴がよく示されています。
新しい機能の導入: 最新のFortran規格では、新しい機能や構文が導入されています。例えば、InterfaceやIntentといった機能が追加され、コードの安全性や信頼性が向上しました。
暗黙の型宣言の停止: Fortranでは、Implicit none ステートメントを使用することで、暗黙の型宣言を停止することができます。これにより、変数名のタイプミスを見つけやすくなります。
4倍精度のサポート: 多くのFortran処理系では、4倍精度を正式にサポートしており、悪条件の連立一次方程式などの計算に必須です。これに対して、C/C++言語では4倍精度のサポートがオプションであり、実装によっては精度が低下する可能性があります。
以上が、Fortranの主な特徴です。数値計算や科学技術計算などの分野で広く使用されており、高い性能と効率性を提供しています。
Fortranは非常に冗長で、静的型付けされたコンパイル言語です。他の動的型付けおよびインタープリター言語よりも書くのに、コンパイルするのに、およびデバッグするのに時間がかかる場合があります。
Fortranを置き換えることができる言語には、主に次のようなものがあります。
C/C++: C言語やC++は、Fortranと同様に高性能な数値計算を行うことができます。特に、C++ではオブジェクト指向プログラミングの機能を活用して、より複雑な計算を簡潔に記述することができます。しかし、Fortranと比較して数学関数や行列演算に対するライブラリが豊富ではない場合があります。
Python: NumPyやSciPyといったライブラリを使用することで、高度な数値計算やデータ解析を行うことができます。また、Pythonのシンプルな構文や豊富なライブラリ群は、Fortranよりも開発効率を向上させることができます。
Julia: Juliaは、高度な数値計算を目的とした新しいプログラミング言語であり、Fortranと同様に高性能なコードを記述することができます。Juliaは、動的な型推論やジェネリック関数などの機能を活用して、効率的な数値計算を実現します。また、JuliaにはFortranと互換性のあるコードを実行するための機能も提供されています。
MATLAB/Octave: Octaveは、数値計算やデータ解析に特化したプログラミング言語です。これらの言語は、線形代数や統計解析などの数学的な処理を簡単に記述することができます。ただし、Fortranと比較して実行速度が遅い場合があります。
R: Rは、統計解析やデータマイニングなどの分野で広く使用されているプログラミング言語です。Rには豊富な統計関数やグラフィカルなデータ表示機能が提供されており、科学技術計算にも活用されています。ただし、大規模な数値計算や高性能コンピューティングには向いていない場合があります。
これらの言語は、Fortranと同様の数値計算や科学技術計算のニーズを満たすことができますが、各言語にはそれぞれ特徴や適用範囲があります。選択する際には、プロジェクトの要件や開発者の経験、コミュニティのサポートなどを考慮することが重要です。 |
1,585 | 法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法
(法定代理人の尋問)
第211条
この法律中当事者本人の尋問に関する規定は、訴訟において当事者を代表する法定代理人について準用する。ただし、当事者本人を尋問することを妨げない。
----
{{前後
|民事訴訟法
|第2編第一審の訴訟手続
第4章 証拠
第3節 当事者尋問
|第210条(証人尋問の規定の準用)
|第212条(鑑定義務)
211 |
1,586 | 第3編 債権
(手付)
第557条
買主が売主に手付を交付したときは、買主はその手付を放棄し、売主はその倍額を現実に提供して、契約の解除をすることができる。ただし、その相手方が契約の履行に着手した後は、この限りでない。
第545条第4項の規定は、前項の場合には、適用しない。
2017年改正により、第1項が以下のものから現行のものに改正された。また、第2項の参照条項の改正に伴い項番を変更した。
第1項では、解約手付が交付された場合、当事者の一方が「履行に着手」するまでは、買主は手付放棄、売主は倍返しによって契約解除ができる旨を定める。一方が「履行に着手」した後は、もはや解約手付を理由とする解除をすることはできない。なお、売主が倍返しによる解除をなすには、常に(仮に買主が受領拒絶した場合でも)買主に現実の提供をすることを要する。
「履行に着手」
判例では「客観的に外部から認識しうるような形で履行行為の一部をなし又は履行の提供をするために欠くことのできない前提行為をした」ことをいう。不動産の売買契約であれば、買主は代金を提供して履行を求めたり、代金の一部の支払いを成したこと、売主は不動産の引渡しか所有権移転登記がなされたこと。
第2項では、解約手付による解除は、債務不履行による解除と異なるから、損害賠償の問題は生じないことを、注意的に定める。
民法第557条第1項にいう「契約ノ履行ニ著手」した場合にあたるとされた事例。
解約手附の授受された第三者所有の不動産の売買契約において、売主が、右不動産を買主に譲渡する前提として、当該不動産につき所有権を取得し、かつ、自己名義の所有権取得登記を得た場合には、民法五五七条第一項にいう「契約ノ履行ニ著手」したときにあたるものと解するのを相当する。
解約手附の授受された売買契約の履行に着手した当事者からの解除の許否。
解約手附の授受された売買契約において、当事者の一方は、自ら履行に着手した場合でも、相手方が履行に着手するまでは、民法第557条第1項に定める解除権を行使することができるものと解するのを相当とする。
履行期の約定がある場合であつても、当事者が債務の履行期前には履行に着手しない旨合意している等格別の事情のないかぎり、右履行期前に民法第557条第1項にいう履行に着手することができないものではない。
農地の買主が約定の履行期後売主に対してしばしば履行を催告し、その間農地法3条所定の許可がされて所有権移転登記手続をする運びになればいつでも残代金の支払をすることができる状態にあつたときは、現実に残代金を提供しなくても、民法557条1項にいわゆる「契約の履行に着手」したものと認めるのが相当である。
土地及び建物の買主が、履行期前において、土地の測量をし、残代金の準備をして口頭の提供をした上で履行の催告をしても、売主が移転先を確保するため履行期が約一年九か月先に定められ、右測量及び催告が履行期までになお相当の期間がある時点でされたなど判示の事実関係の下においては、右測量及び催告は、民法557条1項にいう履行の着手に当たらない。
----
{{前後
|民法
|第3編 債権
第1章 契約
第3節 売買
|民法第556条(売買の一方の予約)
|民法第558条(売買契約に関する費用)
557
557 |
1,587 | 法学>民事法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法)
(供託の方法)
第495条
供託所について法令に特別の定めがない場合には、裁判所は、弁済者の請求により、供託所の指定及び供託物の保管者の選任をしなければならない。
前条の規定により供託をした者は、遅滞なく、債権者に供託の通知をしなければならない。
供託者が、債務者の代理人としてする意思で、本人のためにすることを表示することなく、債権者を被供託者として弁済供託をした場合、被供託者において本人のためにされたものであることを知り又は知りうべきであつたときは、右弁済供託は債務者より債権者に対するものとしての効力を有する。
----
{{前後
|民法
|第3編 債権
第1章 総則
第6節債権の消滅
第1款弁済
|民法第494条(供託)
|民法第496条(供託物の取戻し)
495 |
1,588 | 法学>民事法>民事訴訟法>コンメンタール民事訴訟法
(管轄権に関する合意)
第3条の7
当事者は、合意により、いずれの国の裁判所に訴えを提起することができるかについて定めることができる。
前項の合意は、一定の法律関係に基づく訴えに関し、かつ、書面でしなければ、その効力を生じない。
外国の裁判所にのみ訴えを提起することができる旨の合意は、その裁判所が法律上又は事実上裁判権を行うことができないときは、これを援用することができない。
二消費者が当該合意に基づき合意された国の裁判所に訴えを提起したとき、又は事業者が日本若しくは外国の裁判所に訴えを提起した場合において、消費者が当該合意を援用したとき。
一労働契約の終了の時にされた合意であって、その時における労務の提供の地がある国の裁判所に訴えを提起することができる旨を定めたもの(その国の裁判所にのみ訴えを提起することができる旨の合意については、次号に掲げる場合を除き、その国以外の国の裁判所にも訴えを提起することを妨げない旨の合意とみなす。)であるとき。
二労働者が当該合意に基づき合意された国の裁判所に訴えを提起したとき、又は事業主が日本若しくは外国の裁判所に訴えを提起した場合において、労働者が当該合意を援用したとき。
2011年改正において新設。
----
{{前後
|民事訴訟法
|第1編総則
第2章 裁判所
第1節 日本の裁判所の管轄権
|第3条の6(併合請求における管轄権)
|第3条の8(応訴による管轄権)
003の07
003の07 |
1,589 | 法学>コンメンタール行政手続法
(弁明の機会の付与の通知の方式)
第30条
行政庁は、弁明書の提出期限(口頭による弁明の機会の付与を行う場合には、その日時)までに相当な期間をおいて、不利益処分の名あて人となるべき者に対し、次に掲げる事項を書面により通知しなければならない。
----
{{前後
|行政手続法
|第3章 不利益処分
第3節 弁明の機会の付与
|第29条(弁明の機会の付与の方式)
|第31条(聴聞に関する手続の準用)
30 |
1,590 | この教科書では、UNIXオペレーティングシステムについての基本的な概念と操作方法について説明します。UNIXは、多くのプログラマーやエンジニアによって広く使用されているオペレーティングシステムであり、特にコマンドラインでの作業に長けています。この教科書を通して、あなたはUNIXの基本的な操作方法を学び、UNIXを使用してタスクを実行するためのスキルを身につけることができます。
『UNIX/Linux入門』もあります。
UNIXは、オペレーティングシステムの一種で、多くのコンピューターシステムで広く使用されています。UNIXは、マルチタスク、マルチユーザーのシステムであり、ユーザーが同時に複数のタスクを実行できることが特徴的です。
UNIXは、プログラマや研究者などの技術者たちが開発したもので、初期のバージョンは主に大学や研究所で使用されていました。その後、商用化され、多くの企業がUNIXを採用し、現在では多くのサーバーやスーパーコンピューターに使用されています。
UNIXの特徴の1つは、コマンドラインインタフェースを使用することです。コマンドラインインタフェースは、テキストベースのコマンドを使用してシステムを操作する方法であり、UNIXの強力な機能の1つです。また、UNIXは、システムを構成するための標準的なツールセットを提供しており、システムの管理や開発が簡単になります。
UNIXは、ネットワーク機能を強力にサポートしており、インターネットの成長に大きく貢献しています。また、UNIXは、オープンソースソフトウェアであるため、多くのユーザーがシステムを改良し、新しいアプリケーションを開発することができます。
UNIXは、多くのバリエーションが存在しており、それぞれ異なる目的や環境に最適化されています。代表的なUNIXのバリエーションには、FreeBSD、OpenBSD、Solarisなどがあります。
UNIXは、高度なユーザーにとって非常にパワフルであるが、初心者は学習に時間がかかることがあります。しかし、UNIXを学習することは、プログラマーやシステム管理者にとって非常に役立つスキルであり、コンピューターサイエンス分野で重要な役割を果たしています。
この章では、UNIXで使用される一般的なコマンドについて説明します。UNIXは、多くのコマンドがあり、これらのコマンドは、ファイルの操作、プロセスの管理、システム情報の取得などの様々な目的に使用されます。この章では、これらのコマンドについて詳しく説明し、コマンドの実行方法を学びます。
UNIXのファイル操作コマンドには、以下のようなものがあります。
lsコマンドは、指定されたディレクトリ内のファイルやディレクトリを一覧表示するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
ls : カレントディレクトリ内のファイルとディレクトリの一覧を表示する。
ls -l : 詳細な情報(ファイルの所有者、サイズ、更新日時など)を含めたカレントディレクトリ内のファイルとディレクトリの一覧を表示する。
ls -a : カレントディレクトリ内の隠しファイルを含めたすべてのファイルとディレクトリを表示する。
cdコマンドは、現在のディレクトリを変更するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
cd /path/to/directory:/path/to/directoryに移動します。
cd ..:現在のディレクトリの親ディレクトリに移動します。
cd ~:ユーザーのホームディレクトリに移動します。
cd :ユーザーのホームディレクトリに移動します。
mkdirコマンドは、指定されたディレクトリを作成するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
mkdir test : カレントディレクトリに "test" という名前の新しいディレクトリを作成する。
mkdir -p test1/test2 : "test1" ディレクトリが存在しない場合、新しい "test1" ディレクトリとそのサブディレクトリ "test2" を作成する。
rmdirコマンドは、ディレクトリを削除するために使用されます。ただし、このコマンドは、削除しようとしているディレクトリが空である場合にのみ機能します。
以下は、一般的な使用例です。
rmdir /path/to/directory:/path/to/directoryにある空のディレクトリを削除します。
cpコマンドは、ファイルやディレクトリをコピーするために使用されます。
以下は一般的な使用例です。
cp file1 file2:file1をfile2にコピーします。
cp -r dir1 dir2:ディレクトリdir1を再帰的にdir2にコピーします。
cp -p file1 dir1:file1をdir1にコピーし、元のファイルのパーミッションを維持します。
mvコマンドは、ファイルやディレクトリを移動または名前を変更するために使用されます。
以下は一般的な使用例です。
mv file1 file2:file1をfile2に移動または名前を変更します。
mv -r dir1 dir2:ディレクトリdir1を再帰的にdir2に移動または名前を変更します。
mv -i file1 dir1:file1をdir1に移動または名前を変更し、同名のファイルがある場合は上書きするかどうかを確認します。
lnコマンドは、ファイルやディレクトリへのリンクを作成するために使用されます。
以下は一般的な使用例です。
ln -s file1 file2:file1へのシンボリックリンクをfile2に作成します。
ln file1 file2:file1へのハードリンクをfile2に作成します。
ln -s dir1 dir2:dir1へのシンボリックリンクをdir2に作成します。
UNIXのrmコマンドは、指定されたファイルやディレクトリを削除するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
rm file.txt : カレントディレクトリ内の "file.txt" という名前のファイルを削除する。
rm -r directory : "directory" という名前のディレクトリとその中のすべてのファイルを再帰的に削除する。
catコマンドは、ファイルの内容を表示するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
cat /path/to/file:/path/to/fileの内容を表示します。
touchコマンドは、新しい空のファイルを作成するために使用されます。また、既存のファイルのタイムスタンプを更新することもできます。
以下は、一般的な使用例です。
touch /path/to/file:/path/to/fileに新しい空のファイルを作成します。 touch -a /path/to/file:/path/to/fileの最終アクセス時刻を更新します。
touch -m /path/to/file:/path/to/fileの最終更新時刻を更新します。
UNIXのシステム管理コマンドには、以下のようなものがあります。
suコマンドは、別のユーザーに切り替えるために使用されます。rootユーザーになるために使用されることが一般的です。
以下は、一般的な使用例です。
su:rootユーザーになります。
su username:usernameユーザーになります。
chmodコマンドは、ファイルまたはディレクトリのアクセス許可を変更するために使用されます。ファイルシステムは、各ファイルやディレクトリに対して、所有者、グループ、その他のユーザーのアクセス許可を管理します。 chmodコマンドは、これらのアクセス許可を変更するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
chmod u+r file.txt:所有者に読み取りアクセス許可を与えます。 chmod g+w directory:グループに書き込みアクセス許可を与えます。
chmod o-x file.txt:その他のユーザーから実行アクセス許可を削除します。
chmod 755 script.sh:所有者には読み取り、書き込み、実行アクセス許可を与え、グループとその他のユーザーには読み取りおよび実行アクセス許可を与えます。
chownコマンドは、ファイルまたはディレクトリの所有者を変更するために使用されます。所有者は、ファイルまたはディレクトリを所有し、コントロールするユーザーです。
以下は、一般的な使用例です。
chown user1 file.txt:所有者をuser1に変更します。
chown user1:group1 directory:所有者をuser1に、グループをgroup1に変更します。
chown :group2 file.txt:グループをgroup2に変更します。
chown -R user1:group1 directory:再帰的に、ディレクトリとそのサブディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリの所有者をuser1に、グループをgroup1に変更します。
chgrpコマンドは、ファイルまたはディレクトリのグループを変更するために使用されます。グループは、ファイルまたはディレクトリにアクセスすることができるユーザーの集合を定義します。
以下は、一般的な使用例です。
chgrp group1 file.txt:グループをgroup1に変更します。
chgrp -R group1 directory:再帰的に、ディレクトリとそのサブディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリのグループをgroup1に変更します。
chgrp :group2 file.txt:グループをgroup2に変更します。
UNIXのプロセス管理コマンドには、以下のようなものがあります。
psコマンドは、実行中のプロセスの情報を表示するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
ps:現在実行中のプロセスをリスト表示します。
ps -ef:全てのプロセスを表示します。
ps -aux:実行中の全てのプロセスをユーザー名の表示を含めて表示します。
killコマンドは、実行中のプロセスを停止するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
kill [PID]:PIDで指定されたプロセスを停止します。
kill -9 [PID]:強制的にPIDで指定されたプロセスを停止します。
UNIXには、以下のようなファイル検索関係のコマンドがあります。
find: ディレクトリツリーの中から、指定された条件に合致するファイルを検索することができます。たとえば、名前がある文字列を含むファイル、ある日付以降に更新されたファイル、あるサイズ以上のファイルなどを検索することができます。
locate: システム全体から、指定された文字列にマッチするファイルを高速に検索することができます。このコマンドは、あらかじめ作成されたインデックスを使用するため、findコマンドよりも高速ですが、検索結果がリアルタイムではないことが欠点です。
grep: 指定された文字列を含むファイルを検索することができます。このコマンドは、検索対象のファイルを指定する必要がありますが、正規表現を使用することで、検索パターンを柔軟に指定することができます。
which: 実行可能ファイルのパスを検索することができます。たとえば、コマンドラインから実行するコマンドがどのディレクトリにあるかを調べることができます。
whereis: 指定されたコマンドやファイルの場所を検索することができます。
UNIXには、ネットワーク関係のコマンドが豊富にあります。
以下は、それらのコマンドの主なユースケースの例です。
ping: ホスト名またはIPアドレスに対して、ネットワーク接続をテストするために使用されます。pingコマンドは、指定したホストに到達できるかどうかを確認するために、ICMPメッセージを送信し、応答を待ちます。
netstat: ネットワーク接続とネットワークインタフェースの状態を表示するために使用されます。このコマンドは、TCPやUDPのポート番号、アドレス、および状態を表示することができます。
ifconfig: ネットワークインタフェースを設定するために使用されます。このコマンドは、IPアドレス、サブネットマスク、MACアドレス、およびネットワークインタフェースの状態を表示することができます。
traceroute: パケットがどのようにルーティングされるかを示すために使用されます。このコマンドは、ホップの数、IPアドレス、および時間を表示することができます。
ssh: リモートホストに安全にログインするために使用されます。このコマンドは、SSHプロトコルを使用して、リモートホストに接続します。
scp: リモートホスト間でファイルを転送するために使用されます。このコマンドは、SSHプロトコルを使用して、リモートホストにファイルを転送します。
これらのコマンドは、ネットワークのトラブルシューティングや設定、およびデータの転送に役立ちます。
UNIXのシステム情報関係のコマンドには、以下のようなユースケースがあります。
uname:システムの種類やハードウェアの種類、OSのバージョンなど、カーネルの情報を表示するコマンドです。例えば、uname -aを実行すると、システムのすべての情報が表示されます。
top:実行中のプロセスを監視するためのコマンドです。CPUやメモリの使用状況、プロセスの状態、プロセスのIDなどが表示されます。topを実行すると、現在実行されているプロセスのリストが表示されます。
ps:実行中のプロセスの情報を表示するコマンドです。psを実行すると、現在実行されているプロセスのリストが表示されます。また、特定のプロセスの情報を表示するために、プロセスIDを指定することもできます。
df:ディスクの使用状況を確認するためのコマンドです。dfを実行すると、使用可能なディスクスペース、ファイルシステムの種類、マウントされた場所などが表示されます。
du:ディスク使用量を確認するためのコマンドです。duを実行すると、指定したディレクトリの使用量が表示されます。さらに、サブディレクトリの使用量も表示されるので、どのファイルが最も多くのディスクスペースを占有しているかを特定することができます。
vmstat:メモリ使用状況を確認するためのコマンドです。vmstatを実行すると、使用中のメモリ、空きメモリ、バッファキャッシュなどの情報が表示されます。
この章では、UNIXで使用される一般的なユーティリティについて説明します。UNIXは、多くのユーティリティがあり、これらのユーティリティは、アーカイブの操作、ファイルやストリームの圧縮・伸長などの様々な目的に使用されます。この章では、これらのユーティリティについて詳しく説明し、ユーティリティの実行方法を学びます。
tarは、ファイルやディレクトリをアーカイブし、圧縮するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
tar -cvf archive.tar file1 file2 file3:ファイルのアーカイブ、ファイル1、ファイル2、ファイル3をアーカイブする。
tar -cvf archive.tar directory:ディレクトリのアーカイブ、ディレクトリをアーカイブする。
tar -xvf archive.tar:アーカイブファイルの展開、アーカイブを展開する。
tar -czvf archive.tar.gz file1 file2 file3:アーカイブファイルの圧縮、ファイル1、ファイル2、ファイル3をアーカイブして、gzipで圧縮する。
tar -xzvf archive.tar.gz:アーカイブファイルの解凍と展開、gzipで圧縮されたアーカイブを解凍して、展開する。
cpioは、ファイルやディレクトリをアーカイブし、圧縮するために使用されます。
以下は、一般的な使用例です。
find . -depth -print | cpio -ov > archive.cpio:ファイルのアーカイブ、カレントディレクトリ以下のすべてのファイルをアーカイブする。
find directory -depth -print | cpio -ov > archive.cpio:ディレクトリのアーカイブ、ディレクトリをアーカイブする。
cpio -ivd < archive.cpio:アーカイブファイルの展開、アーカイブを展開する。
find . -depth -print | cpio -ov | gzip > archive.cpio.gz:アーカイブファイルの圧縮、カレントディレクトリ以下のすべてのファイルをアーカイブして、gzipで圧縮する。
gzip -d < archive.cpio.gz | cpio -ivd:アーカイブファイルの解凍と展開、gzipで圧縮されたアーカイブを解凍して、展開する。
compress コマンドは、Uファイルを圧縮するために使用されるコマンドです。圧縮されたファイルの拡張子は .Z になります。
以下は、compress コマンドの一般的な使用例です。
圧縮・伸長をサポートするプログラムは、UNIXの一部である pack や compress の他にもサードパーティから様々なライセンスで配布されています。
ここでは主要なものだけ扱います。
gzip は、ファイルを圧縮するために使用されされます。gzip はUNIXの一部ではなくGNUプロジェクトがGPLの元配布しています。圧縮されたファイルの拡張子は .gz になります。
以下は、gzip の一般的な使用例です。
xz は、ファイルを圧縮するために使用されます。xz はUNIXの一部ではなくLasse Collinが開発したパブリックドメインなソフトウェアです。圧縮されたファイルの拡張子は .xz になります。以下は、xz コマンドの一般的な使用例です。
圧縮レベルを指定してファイルを圧縮する: xz -9 filename : 圧縮レベルを最大まで指定して、filename を圧縮する。結果として filename.xz という名前のファイルが作成される。
圧縮・伸長をサポートするプログラムは、多岐にわたるのでここでは名前と特徴を列挙するにとどめます。
bzip2 - ブロックソートアルゴリズムを使用する圧縮プログラム。
lz4 - 非常に高速なLZ77ベースのデータ圧縮アルゴリズムを使用する圧縮プログラム。
Zstd - Facebookが開発した非常に高速な圧縮アルゴリズムを使用する圧縮プログラム。
lzo - インメモリデータ圧縮/伸長アルゴリズムを使用する圧縮プログラム。
snappy - Googleが開発した非常に高速な圧縮アルゴリズムを使用する圧縮プログラム。
シェル(Shell)は、コンピュータのオペレーティングシステム上で動作するコマンドラインインターフェースを提供するプログラムです。ユーザーがキーボードから入力したコマンドを解釈して、オペレーティングシステムの機能を呼び出します。一般的に、シェルはUNIXおよびLinuxシステムで使用されます。
シェルスクリプト(Shell script)は、シェルが解釈できるプログラムの一種であり、シェルコマンドを記述するテキストファイルです。シェルスクリプトを作成することで、複数のシェルコマンドを一度に実行したり、繰り返し処理を行ったり、条件分岐を行ったりすることができます。シェルスクリプトは、オペレーティングシステムの自動化、バッチ処理、テスト自動化、ログの解析など、多くの目的で使用されます。シェルスクリプトは、csh、bash、sh、zshなどのシェルで実行できます。
UNIXのシェル(コマンドインタープリタ)は、置き換え可能で、多数のシェルが開発されています。
以下にそれぞれの特徴を説明します。
組み込みコマンドが少ないですが、それでも強力でシンプルなスクリプト言語です。
C言語に似たシンタックスを使用し、より直感的でユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。
ヒストリー機能が優れており、ユーザーは過去のコマンドをすばやく再利用できます。
ジョブコントロール機能を最初にサポートしました。
GNUプロジェクトの一部として開発されました。
Bourne Shellの強力な機能に加えて、多数の組み込みコマンドがあり、高度なシェルスクリプトを作成できます。
C Shellの直感的な構文とBourne Shellの高度な機能を組み合わせたもので、スクリプトの開発に適しています。
以上の特徴から、選択するシェルは、その目的や開発の必要性に応じて異なる場合があります。
この章では、UNIXのファイルシステムとパーミッションについて説明します。UNIXは、ファイルシステムを基本として動作しており、ファイルやディレクトリを操作することができます。また、UNIXでは、ファイルやディレクトリに対するアクセス権限が重要です。
UNIXカーネルは、オペレーティングシステムの中核となるソフトウェアであり、ユーザーがコンピューターを操作するための様々な機能を提供します。
以下に、UNIXカーネルが提供する代表的な機能をいくつか挙げます。
プロセス管理:UNIXカーネルは、プロセスの作成、削除、スケジューリング、通信、同期などの機能を提供します。
メモリ管理:UNIXカーネルは、メモリの割り当て、解放、保護、仮想メモリ、スワッピングなどの機能を提供します。
ファイルシステム:UNIXカーネルは、ファイルの作成、削除、移動、コピー、検索などの機能を提供します。また、ファイルの保護やアクセス制御なども行います。
ネットワーク:UNIXカーネルは、ネットワーク通信を可能にする機能を提供します。TCP/IPプロトコルスタック、ソケットインタフェース、ネットワークドライバなどが含まれます。
デバイス管理:UNIXカーネルは、デバイスの制御やドライバの管理、ハードウェアリソースの割り当てなどの機能を提供します。
セキュリティ管理:UNIXカーネルは、セキュリティ上の問題を検知したり、回避したりする機能を提供します。例えば、アクセス制御、パスワード管理、暗号化などが含まれます。
これらの機能は、ユーザーがコンピューターを効率的に利用できるようにするために不可欠です。UNIXカーネルは、多くのオペレーティングシステムに基礎を提供しています。 |
1,591 | 第7編 雑則
(外国会社の登記)
第933条
前各項の規定により登記すべき事項が外国において生じたときは、登記の期間は、その通知が日本における代表者に到達した日から起算する。
1項
2項
3項
その他参照
----
{{前後
|会社法
|第7編 雑則
第3節 外国会社の登記
|会社法第932条削除
会社法第929条(清算結了の登記)
|会社法第934条(日本における代表者の選任の登記等)
933 |
1,592 | 地上のセキツイ動物の祖先は、もとをたどれば魚類であることが、地層の調査から分かっている。
まず、親から生まれた子や、子だけでなく孫以降の子孫にもに、ある性質が受け継がれつづけることを、遺伝(いでん、英: heredity)という。
ある生物の遺伝に関する情報は、その生物の細胞の核の中の、染色体の中の、遺伝子(いでんし、gene)という部分にある。(※ くわしくは3年の理科で、遺伝子について習う。)
生殖をして子供が出来るたびに、なんらかの理由により、すこしずつ遺伝的な特長が変化していって、あるいは、ある子供が生まれるときに突然に遺伝的な特徴が変異をして、その子が、そのまま親になって子供をうんで、次の世代へと変化が受け継がれていった、というようなことが、数多くの世代で繰り返されていって、種(しゅ)が変化していった。
このように、世代を重ねることに遺伝的な特徴が変化していき、その変化が受け継がれることを、進化(しんか)という。このため、進化には、とても長い年月がかかる。
遺伝子が変わらない限り、遺伝的な特徴は、変わらない。
この分野で言う「種」(しゅ)とは、動物や植物などの種類とかのことである。植物のタネ(種)のことではないので、間違えないように。
世代を重ねない変化は進化ではない。
たとえば昆虫の、幼虫からサナギ、成虫への変化は、世代を経た変化でない。幼虫からサナギなどへの変化は、同じ世代内での変化であるので、進化ではなく、単なる変態である。
また、遺伝によって、子孫に受け継がれない、ある親だけでの変化は、進化ではない。
たとえば、ヒトの親が、子供を生む前に、食べ物をたくさん食べて太っても、その変化は、別に遺伝子を変化させないので、進化ではない。
同様に、ヒトの親が、子を産む前に、髪を切ろうが、その変化は遺伝子を変化させないので、進化ではない。
動物が子供を産むたびに、親と特徴が少しずつ違うのは、動物の子は、遺伝子を、父親と母親の両方の性質を受け継ぐので、子の遺伝子は父とも母とも遺伝子が違っている。子の遺伝子の半分は、父親に由来しているが、子の遺伝子の、もう半分は母親由来の遺伝子である。
これはセキツイ動物の場合である。
ほかの種では、そもそも性別があるとは限らない。単細胞生物などでは、性別が無く、細胞分裂で個体数を増やす種もある。(※ くわしくは、生殖と遺伝子の関係については、中学3年で習う。)
両生類は、魚類から進化した。
鳥類は、ハチュウ類から進化した。
魚類は、水中の無セキツイ動物から進化した。
地層から分かる。古い時代の地層から見つかる物ほど、古い時代の生き物である。
ある種と、別の種が近いかどうかは、遺伝子の調査から分かる。遺伝子とは、細胞の中にある、遺伝をつかさどる部分であり、染色体の中に、ふくまれている。染色体は、核の中に、ふくまれている。(※ 遺伝については、くわしくは中学3年の理科で習う。)
thumb|400px|いろいろなセキツイ動物の発生の初期。画像のAの段階を見ると、どのセキツイ動物も、似たような形になっている。
レントゲン写真やエコー写真などの透過写真で、セキツイ動物の、さまざまな種の個体が生まれる前の胚(はい)のころの写真を撮影すると、どの種でも、発生の初期の、最初のほうの姿は似たような姿をしている。
このようなことからも、セキツイ動物は、ほぼ共通の祖先を持つ可能性が高いことが分かる。
たとえ現在は存在していない種でも、その種の化石が残っていれば調べられる。
シソチョウ(英:archaeopteryx)という種の化石には、鳥の特徴とハチュウ類の特徴があり、この事実から、鳥類とハチュウ類は、近い種であることが分かる。
シソチョウは恐竜に近い骨のつくりを持つが、前足が つばさ になっており、羽をもっている。シソチョウには、口には歯があり、尾が長く、ハチュウ類の特徴を持つ。いっぽう、つばさがあり、鳥類の特徴を持つ。
そのほかの調査とも合わせて、鳥類はハチュウ類から進化したことが分かっている。
1億5000万年前の地層からシソチョウの化石が見つかっている。
Image:Archæopteryx, fig 1, Nordisk familjebok.png|木に止まるシソチョウの想像図
Image:Naturkundemuseum Berlin - Archaeopteryx - Eichstätt.jpg|シソチョウの化石の標本
さまざまな調査から、脊椎動物は、まず魚類があらわれ、魚類の一部が両性類に進化し、さらに両生類の一部がハチュウ類に進化したことが分かっている。
そして、ハチュウ類の一部から、鳥類とホニュウ類が進化した。
魚類 → 爬虫類 → 両生類 → 鳥類
鳥類からは、ホニュウ類は進化していない。
哺乳類の祖先は、ハチュウ類であると考えられている(なお、20世紀では、哺乳類の祖先が両生類だと考えられていた)コンデックス情報研究所 編『いつの間に?!ココまで変わった学校の教科書』、成美堂出版、2019年 8月20日 発行、P117、。
種の近い物どうしは、特徴も近い。
たとえば両性類は魚類から進化したが、両生類も魚類も、ともに水中に卵を産み、また、変温動物である。
魚類は、えら呼吸である。両生類は、子はえら呼吸であり、両生類の親は、肺呼吸である。いっぽうハチュウ類は肺呼吸しか出来ない。
呼吸からも、
という進化の順序が見て取れる。
ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類は、呼吸が、肺呼吸である。
魚類そのものは、何から進化したのかというと、水中で生活する無セキツイ動物から魚類が進化したと考えられている
セキツイ動物の骨格を見ると、形は違っていても、骨の数や位置が似通っているものが多い。
thumb|300px|カモノハシ。顔は右側。
オーストラリアに生息するカモノハシ(英:platypus)は、子を母乳で育てるのでホニュウ類だが、卵生であり、くちばしを持っている。このため、カモノハシは、ハチュウ類から哺乳類への進化の間の状態の種であると考えられている。
必要ないけど カモノハシは毒を持っている。
またカモノハシは体が毛におおわれている。このことからも、ハチュウ類とホニュウ類との近縁関係が、うかがえる。
thumb|300px|シーラカンスの標本。
シーラカンス(英:coelacanths)は魚類の一種であり、現在(2014年に本文を記述。)も種が現存している。胸びれ(むなびれ)の内部に骨があり、セキツイ動物の前足に当たると考えられている。地質時代の古くから、体のつくりが変わっておらず、そのため「生きている化石」(英:living fossil)などとも言われる。「生きた化石」とも言う。
シーラカンス以外にも、地質時代など古くから体のつくりが変わっていない種はある。ゴキブリなども、古くから存在している。
シーラカンスは、かつて「絶滅した」と考えられていた。
セキツイ動物の前足は、骨格のつくりから、魚類の胸びれにあたり、鳥類のつばさに当たる。このように、役割がちがっていても、つくりの同じ器官のことを、相同器官(そうどう きかん)と言う。
いっぽう、つくりがちがっているが、役割が同じ器官のことを相似器官と言う。たとえば、昆虫の羽と、鳥類のつばさ が、相似器官(そうじ きかん)である。
thumb|300px|ハイギョの一種、オーストラリアハイギョ。
ハイギョ(英:lungfish)は、オーストラリアなどに住む魚類の一種である。魚類だが、肺がある。詳しく言うと、ハイギョの浮き袋が、肺の機能を持つ。このことから、魚類の浮き袋がもとになって、両生類の肺が進化したことが、うかがえる。 |
1,593 | 第三変化 (羅 Tertia Declinatio ; 英 ''Third declension'' ; 仏 ''Troisième déclinaison'' ) は、名詞の数が多く、複雑な変化に富んでいる。 形容詞の変化にも用いられる重要な変化形だが、一筋縄にはいかない難解なグループである。 グループ内の分類方法は、文法書によっても異なる。例外が多いので、分類方法にはこだわり過ぎず、個々の単語ごとの変化を丹念に捉えることが大切である。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
(編集中)
第三変化名詞は、単数・属格の語尾が -is であるという共通点を持つグループであるが、さらに細分化されている。
伝統的な分類では、単数・主格と単数・属格の音節数に着目して、次の三つに大別される。フランスなどで用いられている大まかな分類方法である。
現代の英米や日本などで主流の分類では、複数・属格が -um か-ium かに着目して、次のように分類される。
※子音幹は、さらに黙音幹・流音幹・鼻音幹などに分類される。
※いずれの分類方法を採っても、それに従わない例外的な変化をする語が少なくないので、分類方法にとらわれすぎないことが大切である。
子音幹 (Consonant stem) または伝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第三変化名詞は、単数主格と単数属格の音節数が異なり、属格が1~2音節長い。複数・属格の語尾が -um となる。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
flūmen, flūminis (川) など。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
単数・対格の語尾が -im で終わる。
turris(塔) など。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
純粋i幹 ("Pure" i-stem) または伝統的に 等数音節語 (Parisyllabiques) に分類される第三変化名詞は、単数主格と単数属格の音節数が等しく、複数・属格が -ium で終わる。
mare, maris (海) など。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
混合i幹(Mixed i-stem) または伝統的に 等数音節語 (Parisyllabiques) に分類される第三変化名詞は、単数主格と単数属格の音節数が同じである。
cīvis (市民) など。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
混合i幹 (Mixed i-stem) の一部、またはフランスなどで 擬異数音節語 (Faux imparisyllabiques) に分類される第三変化名詞は、単数属格の語幹が2つ以上の子音で終わるが、等数音節語(i幹)のように活用する。
(注) 第三変化の ※印 は、単語ごとに語尾の形がさまざまであることを示す。
古典ラテン語/名詞の変化/ギリシア語由来の名詞 を参照せよ。 |
1,594 | シルーク(סִלּוּק) メテグと同じ形であるが,これは語の主アクセントを担う音節の,
母音記号の左に並べて書かれ,その語をもって文が終わることを示す.
したがって節の切れ目を表すソーフ・パスク׃(סוּף פׇּסוּק)を必ず伴う. |
1,595 | 今までに見た単語の概念は(全く同じではないものの)、英語の before,after,その他色々な単語に似ていました。しかし、全く同じ cmavo を selbri と一緒に使うことで英語の時制と似た表現(全く同じではない)をすることもできるのです。実はこちらの方が簡単なのですが、 malglico を避けるため後回しにしました。
基本的な考えとしては、時の cmavo (とその合成)は selbri の前に入れます。そして bridi 全体をその「時」に含みます。これは、すぐ後に ku で閉じられて空の sumti が入ったときと正確には同じです。なので
la .jan. pu cliva le barja
と
puku la .jan. cliva le barja
は両方とも、「ジャンはそのバーを出た。」という過去の意味となります。zi/za/zu を使うこともできて、「la .jan. puza cliva le barja」も「puzaku la .jan.cliva le barja」も「ジャンが或る程度前にそのバーを出た。」という意味になります。
小ネタ:ところで、「今何時」というときのもっと普通な言い方は「ma ca tcika」となるでしょうね。
ここで使える別のグループの cmavo は ze'i/ze'a/ze'u です。zi/za/zu が現在(または話題の時点)からの時間程度を表すのに対し、ze'i/ze'a/ze'u は行為や状態の時間隔を表すのです。なので「mi ze'u bajra」は「私は長く走 る/った」という意味になります(私は長い間バーだった、ではないですよ。それなら barja です!油断しないように)。また、これらを組み合わせるということもできますから、「mi puzaze'u bajra」は「まあまあ前に私は長く走った。」となります。もう少し例をば挙げましょう。
.oi.uinai le mi zdani puzi se lindi
ああもう、今さっき僕の家が雷に当たっちゃったよ。
(どんな言語の授業でも、たまにこんな風に人工的で馬鹿な例が登場しますよね)
注:もし selbri の前に時制が入れば cu は要りません。le zdani が単体の sumti を作るために puzi を越えるということはありません。
la .bil. ze'u pinxe loi birje
ビルは長いことビールを飲んでいる。
小ネタ:ここで、ビール1杯を飲むのではなくてビール何杯かを飲むのだということを思い出してください。第4章で学んだように、ここでは個別でなく群として扱うからです。lo birje も意味を為しまして、「一定量のビール」という感じです。
mi bazize'a xabju la .djakartas.
もうすぐ私はそれなりの期間ジャカルタに住む。
lo la .natos. vinji baze'u gunta la .BE,ograd.
NATO の航空機がベオグラードを長期間攻撃する予定だ。
注:だからといって NATO が今(ロビンがこの記事を執筆している最中)ベオグラードを攻撃していない事を意味する訳ではありません。ロジバンでは、ある時に何かが真であると言っても、すなわち他の時にそれが偽であるということを意味する訳ではないのです。NATO が攻撃を続けるということの表し方は勿論ありますが、それは後で学びます(先延ばしにするのが多くてすみません。しかしあんまり一遍には学びたくないでしょう?英語の授業で例えると will go と will have been going を同時にやるようなものでしょうから)。
時の cmavo に関する完全な説明は The Complete Lojban Language の第10章に載っています。 |
1,596 | 前)(次)
(役員)
第35条
管理組合に次の役員を置く。
理事及び監事は、○○マンションに現に居住する組合員のうちから、総会で選任する。
理事長、副理事長及び会計担当理事は、理事の互選により選任する。
① 理事の員数については次のとおりとする。
1 おおむね10~15戸につき1名選出するものとする。
2 員数の範囲は、最低3名程度、最高20名程度とし、○~○名という枠により定めることもできる。
② 200戸を超え、役員数が20名を超えるような大規模マンションでは、理事会のみで、実質的検討を行うのが難しくなるので、理事会の中に部会を設け、各部会に理事会の業務を分担して、実質的な検討を行うような、複層的な組織構成、役員の体制を検討する必要がある。この場合、理事会の運営方針を決めるため、理事長、副理事長(各部の部長と兼任するような組織構成が望ましい。)による幹部会を設けることも有効である。なお、理事会運営細則を別途定め、部会を設ける場合は、理事会の決議事項につき決定するのは、あくまで、理事全員による理事会であることを明確にする必要がある。
③ 法人が区分所有する専有部分があるマンションにおいては、当該専有部分をどのように利用している場合に、第2項の「現に居住する組合員」が存在するとみなして法人関係者から役員になることを認めるか、法人関係者が役員になる場合には、管理組合役員の任務に当たることを当該法人の職務命令として受けた者に限定する等どのような資格を有する者が実際に役員業務を行うことができるかについて、あらかじめ規約や細則に定めておくことが望ましい。 |
1,597 | 前)(次)
(年金額)
第38条
38 |
1,598 | 物理では、小学校で習得した割合や比から避けて通れません。教科書を見たら、結構な確率で使用されているのが分かります。割合や比を知らずに物理基礎や物理を習得するのは出来ません。
例えば、●●度とかは割合、●●量とかは比だと思っておきましょう。
{2a}
{a}
{b}
物理の世界では大変に大きな数、 逆に非常に小さな数も扱います。例えば、 光の速さは約300000000m/s(秒速3億m。キロメートルとすれば秒速30万km)、 電子の質量は約0.00000000000000000000000000000091kgです。こうした数をそのまま扱うと書くだけでも手間がかかるうえに間違るでしょう。まして、 これを使って計算する気にはなれません。
そこで、 位取りの0を10^nで表して簡単な形に書き換える方法を利用していきます。
a を b回 掛けた積をa^bと表し「aのb乗」と読む。なお、このときのbにあたる数を 指数 という。そして、 2乗を 平方、 3乗を 立方ともいいます。
特にa^m \div a^n=a^{m-n}を利用すると次のように考えれます。
a^m \div a^m=a^{m-m}=a^0
もちろん同じ数同士の商は1なので
となる。
さらにa^m \div a^n=a^{m-n}を使ってマイナス乗を考えてみましょう。
例えばm=1、 n=3を代入すると
a^1 \div a^3=a^{1-3}=\frac{1}{a^2}となりますが、 先ほどの公式からはa^1 \div a^3=a^{1-3}=a^{-2}ともいえる。
ここから
(詳細な説明は高等学校数学II/いろいろな関数#指数関数と対数関数にあるので、 出来ればそちらも読んで下さい。)
上記を利用して大きな数を表現してみましょう。例えば、 10000は10\times10\times10\times10=10^4と書けます。先ほどの光の速さも同様に表現すれば、3.00 \times 10^8m/sとなり、そのまま書くよりも簡単に表現出来ます。
次に、 小さな数を表現してみよう。1 \div 10=10^0 \div 10 = a^{0-1} = a^{-1} = \frac{1}{10}=0.1であるから、 例えば0.001=10^{-3}=\frac{1}{10^3}となります。こうすれば、 先ほどの電子の質量は9.1 \times 10^{-31}kgと表現出来ます。
まとめると、 自然科学の世界では非常に大きな数や小さな数はA \times 10^nで表現します。
なお、 1\leqq A <10 とするのが普通です。例えばアボガドロ定数6.02 \times 10^{23}(/mol)は60.2 \times 10^{22}(/mol)と書いても同じ値です。しかし「1\leqq A <10 とするのが普通」ですから6.02 \times 10^{23}の書き方を採用します。
長さや距離をはかる時にはものさしや目盛り付き定規を使い、 温度をはかる時には温度計を使い、 力の大きさをはかるときにばねばかりを使います。これらはすべて目盛りを読むが、 このときの値が測定値である。測定値は正しい値に近いが、完全に正しい値というわけではありません。例えば私たちの使うものさしも微妙な歪みがあり、 かつ1ミリメートルまでしか計れないためそれより小さな値をはかれません。そのため厳密に言えば「正しい数値に近い数値」となります。こうした数値のことを近似値という。測定値は近似値です。また、 計算で得られた正しい値に近い値も近似値です。例えば、 3.14は\frac{l}{2r} = \pi(''l''は円周、 ''r''は半径)の近似値です。
測定値の数値の最後の桁の数字は目分量で読むのが普通です。例えば、 12.3mmという値は12.25mm以上12.35mm未満の値とみなされます。この時の有効数字は3桁です。「有効数字''n''桁」と言われたら、 上から''n''+1桁の値まで計算してからその数を四捨五入します。例えば4.56789を有効数字3桁で表せという場合には、最初の4、 5、 6の3桁を正しい値とみなし、上から4桁目の7は四捨五入します。したがって、 4.57と表します。有効数字2桁なら4、 5のみを正しい値とみなして6は四捨五入して4.6と表します。
物理基礎や物理では公式の証明に中学校数学で学んだ相似を使う場合があります。典型例が物理の円運動とかです。
中学校数学で学びましたが、非常に大切です。加速度のベースの考え方となります。いわゆる傾きで、縦の変化÷横の変化で変化の割合が分かります。
詳しい説明は高等学校数学C/ベクトルを読んでください。ここでは、必要最小限の説明に止めます。
速度や力は大きさだけでなく、方向・向きも持つ。また、平行四辺形の法則によって分解・合成できる。こうした量のことをベクトルという。なお、速さや質量や時間などは大きさしか持たない量であり、これはスカラーという。
ベクトルは\vec u のように、ベクトルを表すアルファベットの上に矢印を書く。ベクトル \vec u の大きさは |\vec u| で表すが、単にuとだけ書くこともある。
物理基礎 |
1,599 | 法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編第2章 株式 (コンメンタール会社法)
(親会社株式の取得の禁止)
第135条
子会社は、相当の時期にその有する親会社株式を処分しなければならない。
子会社が親会社の株式を取得することは、実質的な自己株取得と同等であり、自己株の取得が資本充実の観点その他から、会社法の厳しい制限のもと例外的に認められるという事情の下においては、法制の潜脱ともなるため、子会社による親会社株式は原則として禁止され、例外は合併等により取得する場合や無償による場合など自己株取得より厳しい制限をうける。
法第135条第2項第5号に規定する法務省令で定める場合は、次に掲げる場合とする。
その有する他の法人等の新株予約権等を当該他の法人等が当該新株予約権等の定めに基づき取得することと引換えに親会社株式の交付をする場合において、当該親会社株式の交付を受けるとき。
他の法人等(会社及び外国会社を除く。)の事業の全部を譲り受ける場合において、当該他の法人等の有する親会社株式を譲り受けるとき。
法第135条第1項の親会社についての第2項の規定の適用については、同条第1項の子会社を第2項の法第2条第4号に規定する株式会社とみなす。
----
{{前後
|会社法
|第2編 株式会社
第2章 株式
第3節 株式の譲渡等
|会社法第134条(株主の請求による株主名簿記載事項の記載又は記録)
|会社法第136条(株主からの承認の請求)
135 |