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法学>民事法>コンメンタール>コンメンタール会社更生法 (転得者に対する否認権) 第93条の3 次の各号に掲げる場合において、否認しようとする行為の相手方に対して否認の原因があるときは、否認権は、当該各号に規定する転得者に対しても、行使することができる。ただし、当該転得者が他の転得者から転得した者である場合においては、当該転得者の前に転得した全ての転得者に対しても否認の原因があるときに限る。 転得者が転得の当時、更生会社がした行為が更生債権者等を害することを知っていたとき。 転得者が第86条の2第2項各号に掲げる者のいずれかであるとき。ただし、転得の当時、更生会社がした行為が更生債権者等を害することを知らなかったときは、この限りでない。 転得者が無償行為又はこれと同視すべき有償行為によって転得した者であるとき。 第91条第2項の規定は、前項第三号の規定により否認権の行使があった場合について準用する。 否認権 詐害行為取消権 ---- {{前後 |会社更生法 |第2章 更生手続開始の決定及びこれに伴う効果等 第4節 否認権 |会社更生法第92条(相手方の債権の回復) |会社更生法第94条(更生会社の受けた反対給付に関する転得者の権利等) 93
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(譲受け等の禁止) 第3条の10 何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、けん銃等を譲り受け、又は借り受けてはならない。 旧第3条の7繰下・改正) (譲受け等の禁止) 第3条の7 何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、けん銃等を譲り受け、又は借り受けてはならない。 本条は、密売買を取り締まるために、拳銃等の譲受・借受を禁止することを規定している。「けん銃等」の概念は、3条の4と基本的に同じであるが、美術品や骨董品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲として14条の規定による登録を受けたものは除外されている。 「譲り受け」とは、所有権の移転または処分権の付与を伴う所持の移転を受けることをいう。「借り受け」とは、返還を約して使用権の付与を伴う所持の移転を受けることをいう。 各号では、譲渡・貸付をすることが例外的に許容される場合について規定している。 最高裁判所第三小法廷決定、平成10年2月13日、平成9年(あ)第980号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=50189 銃砲刀剣類所持等取締法違反幇助事件]』、最高裁判所判例集52巻1号1頁。
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第1編 総則 (商号の譲渡) 第15条 商人の商号は、営業とともにする場合又は営業を廃止する場合に限り、譲渡することができる。 前項の規定による商号の譲渡は、登記をしなければ、第三者に対抗することができない。 会社法制定前の第24条を継承。本条には現在第10条に定める変更の登記及び消滅の登記に関する定めがあった。 第三者には、悪意の第三者も含まれる。 ---- {{前後 |商法 |第1編 総則 第4章商号 |商法第14条(自己の商号の使用を他人に許諾した商人の責任) |商法第16条(営業譲渡人の競業の禁止) 015
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法学>福祉法>コンメンタール児童福祉法>第5編 相続 (コンメンタール民法) 【未成年後見人の選任の請求】 第33条の8 児童相談所長は、親権を行う者のない児童について、その福祉のため必要があるときは、家庭裁判所に対し未成年後見人の選任を請求しなければならない。 児童相談所長は、前項の規定による未成年後見人の選任の請求に係る児童(小規模住居型児童養育事業を行う者若しくは里親に委託中、児童福祉施設に入所中又は一時保護中の児童を除く。)に対し、親権を行う者又は未成年後見人があるに至るまでの間、親権を行う。ただし、民法第797条の規定による縁組の承諾をするには、厚生労働省令の定めるところにより、都道府県知事の許可を得なければならない。 ---- {{前後 |児童福祉法 |第2章 福祉の保障 第3節 要保護児童の保護措置等 |児童福祉法第33条の7【児童の親権者の親権喪失審判等の請求】 |児童福祉法第33条の9【未成年後見人の解任の請求】 33の08
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前)(次) 第2条 何人も被拘束者のために、前項の請求をすることができる。 02
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(併科の制限) 第46条 併合罪のうちの一個の罪について死刑に処するときは、他の刑を科さない。ただし、没収は、この限りでない。 併合罪のうちの一個の罪について無期拘禁刑に処するときも、他の刑を科さない。ただし、罰金、科料及び没収は、この限りでない。 2022年、以下のとおり改正(施行日2025年6月1日)。 本条は、併合罪について、併科の制限を定めたものである。 ----- {{前後 |刑法 |第1編 総則 第9章 併合罪 |刑法第45条(併合罪) |刑法第47条(有期の懲役及び禁錮の加重) 046
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (口頭弁論の範囲等) 第296条 ---- {{前後 |民事訴訟法 |第3編 上訴 第3章 控訴 |第295条(仮執行に関する裁判に対する不服申立て) |第297条(第一審の訴訟手続の規定の準用) 296
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法学>民事法>コンメンタール民法>第4編 親族 (コンメンタール民法) (成年後見人による郵便物等の管理) 第860条の3 成年後見人は、成年被後見人に宛てた郵便物等を受け取ったときは、これを開いて見ることができる。 成年後見人は、その受け取った前項の郵便物等で成年後見人の事務に関しないものは、速やかに成年被後見人に交付しなければならない。 成年被後見人は、成年後見人に対し、成年後見人が受け取った第1項の郵便物等(前項の規定により成年被後見人に交付されたものを除く。)の閲覧を求めることができる。 「成年後見の事務の円滑化を図るための民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律」(平成28年法律第27号)により新設。平成28年10月13日から施行。 ---- {{前後 |民法 |第4編 親族 第5章 後見 第3節 後見の事務 |民法第860条の2(成年後見人による郵便物等の管理) |民法第861条(支出金額の予定及び後見の事務の費用) 860の3 860の3
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この章では,Octave の外部で何が起こっているのかについての情報を,プログラムの実行中に得る ことができ,それを自分のプログラムでこの情報を使用できるようにする関数を説明しています。 た とえば,環境変数や現在時刻のについての情報を得たり,Octave プロンプトから他のプログラムを起 動したりすらできます。 Octave の時間値を操作するための一連の関数の核は,標準C ライブラリからの対応する関数に似ています。 これら関数もいくつかは,以下の要素を含む,時間に関するデータ構造体を使用します。 usec 秒以下のマイクロ秒(0-999999) です。 sec 分以下の秒(0-61) です。 この数値は,うるう秒を説明するために61 をとることがあります。 min 時以下の分(0-59) です。 hour 深夜からの時(0-23) です。 mday 1 か月内の日(1-31) です。 mon 1 月からの月(0-11) です。 year 1900 年からの年です。 wday 日曜日からの曜日(0-6) です。 yday 1 月1 日からの日数(0-365) です。 isdst 夏時間のフラグです。 zone タイムゾーンです。 以下の関数の解説において,この構造体はtm struct として参照します。 [Loadable Function] 現在の時間を紀元からの秒数として返します。 その紀元は,1970 年1 月1 日00:00:00 CUT(協定世界時)を示します。 たとえば,1997 年2 月17 日月曜日の07:15:06 CUT において,timeによって返される値は856163706 です。 [Function File] timeから戻る値(あるいは任意の非負の整数)を,ローカル時刻に変換し,asctimeと同じ文字列を返します。 関数ctime (time) は,asctime (localtime (time))に等しい。 以下の例を参照してください。 [Loadable Function] 関数timeから返る値(あるいは任意の非負の整数)を与え,CUT に対応する時刻構造体を返します。 以下に例を示します。 [Loadable Function] 関数timeから返る値(あるいは任意の非負の整数)を与え,ローカルタイムゾーンに対応する時刻構造体を返します。 以下に例を示す。 [Loadable Function] ローカル時刻に対応する時刻構造体を,紀元からの秒数に変換します。 以下に例を示す。 [Function File] 以下の5 つのフィールドをもつフォーマットを使用して,時刻構造体を文字列に変換します: ThuMar 28 08:40:14 1996 以下に例を示します。 これはctime (time ())と等価です。 [Loadable Function] 時刻構造体を,printfと同様の‘%’代入子を用いて柔軟にフォーマットします。 ここで述べたものを除き,代入フィールドは固定サイズである; 数値フィールドは必要に応じて詰められます。 標準ではゼロで埋める; 1 個の数を表示するフィールドについて,詰め物は,以下に述べる修飾子 をもつ‘%’によって変更されたり引き継がれます。 未知のフィールド指定子は,通常の文字としてコピーされます。 全ての他の文字は,変更なく出力にコピーされます。 たとえば,以下の例を参照してください。 strftime ("%r (%Z) %A %e %B %Y", localtime (time ())) ) "01:15:06 AM (CST) Monday 17 February 1997" Octave のstrftime関数は,ANSI C フィールド指定子の上位互換性をサポートしています。 リテラル文字フィールド: 数値修飾子(標準にはない拡張): 時刻フィールド: 日付フィールド: [Loadable Function] 文字列str を,フォーマットfmt の支配下で,時刻構造体に変換します。 このセクションで解説している残りの関数の大部分は,標準C ライブラリにちなんだものではありません。 その中にはMatlab との互換性のために利用可能であり,それ以外の関数は有用だという理由で提供しています。 [Function File] 現在の年,月(1-12),日(1-31),時間(0-23),分(0-59)および秒(0-61)を含むベクトルを返します。 以下に例を示します。 関数clockは,gettimeofday関数をもつシステムにおいてより正確です。 [Function File] 日付をDD-MMM-YY 形式の文字列を返します。 以下に例を示します。 [Function File] clockによって返される2 値の間の差を(秒で)返します。 たとえば, この式は,変数t0をセットしてからの秒数をelapsed_timeにセットします。 [Function File] 実行中のOctave セッションによって使用されたCPU 時間を返します。 1 番めの出力はそのプロセスが実行するのに費やした総時間であり,2 番めと3 番めの出力の和に等しい。 ここでこれらの出力は,それぞれユーザモードおよびシステムモードでの実行に費やしたCPU 秒数です。 使用しているシステムがCPU 時間の利用を報告するための方策を持たないならば,その出力値の各々について0 を返します。 Octave は起動にいくぶんCPU 時間を使用するので,使用した総CPU 時間がゼロでないことを確かめるチェックを行うことにより,cputime 関数が動作しているかどうかを確認をすることは合理的です。 [Function File] 与えられた年year がうるう年ならば1,そうでなければ0 を返します。 もし何も引数を与えなければ,is_leap_yearは今年を使用します。 以下に例を示す。 [Function File] [Function File] これらの関数は,掛け時計タイマーをセットしたりチェックしたりします。 たとえば, 多くの計算を行った後... この式は,最も最近,関数ticを呼び出したときからの秒数を,変数elapsed_timeに返します。 プロセスが使用したCPU 時間により興味があるならば,かわりにcputime 関数を使用するべきです。 ticとtoc関数は,呼び出しの間に経過した実際の時刻を報告します。この値には,他の作業を処理した時間や,何もしなかった時間も含んでいます。 以下の例を参照してください。 (この例は,CPU タイマがかなり荒い精度であることも示しています。) [Built-in Function] プログラムの実行を一時中断します。 何も引数を付けずに起動すると,Octave は何か文字が入 力されるまで待機します。 数値を引数とすると,与えられた秒数だけ待機します。 たとえば,以下 のステートメントはメッセージを表示し,その後,スクリーンをクリアする前に5 秒待機します。 [Built-in Function] 与えた数値の秒数だけプログラムの実行を一時中断します。 [Built-in Function] 与えられた数値のマイクロ秒(1/1000000 秒)だけプログラムの実行を一時中断します。 1 秒以下の時間のスリープが可能ではないシステムにおいては,usleepはround (microseconds /1e6)秒だけ実行を一時中断します。 Octave には,ファイル名を変更や削除,ディレクトリを作成,削除,読み込み,ファイルの状態についての情報を得るための,以下の関数群が含まれています。 [Built-in Function] ファイル名をold からnew へ変更します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] 存在するファイルへの新たなリンク(ハードリンクとしても知られている)を作成します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] 文字列old を含むシンボリックリンクnew を作成します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] シンボリックリンクsymlink を読み込む。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] ファイルfile を削除します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] ディレクトリdir にあるファイルの名前を,文字列のセル配列files として返します。 エラーが発生したならば,空のセル配列を返します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] dir という名前のディレクトリを作成します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] dir という名前のディレクトリを削除します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] ファイル名がname である特殊ファイルfifo を,ファイルモードmode で作成します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] ファイル生成時のパーミッションマスクを指定します。 引数mask は整数であり,8 進数として解釈されます。 成功すると,マスクの以前の値(8 進数として解釈される整数)を返します。 そうでなければ,エラーメッセージを表示する [Built-in Function] [Built-in Function] ファイルfile についての以下の情報を含む構造体s を返します。 atime 最終アクセス時刻(timeから返る時刻値と同じ形式)Section 34.1 [Timing Utilities]を参照してください。 mtime 最終修正時刻(timeから返る時刻値と同じ形式)Section 34.1 [Timing Utilities]を参照してください。 ctime 最終ファイル状態変更時刻(timeから返る時刻値と同じ形式)Section 34.1 [TimingUtilities]を参照してください。 この呼び出しが成功すると,err は0 でmsg は空文字列となります。 そのファイルが存在していない,もしくは他のエラーが発生するならば,s は空行列,err は!1,msg には対応するエラー メッセージを含みます。 file がシンボリックリンクならば,stat関数は,リンクによって参照される実際のファイルについての情報を返します。 シンボリックリンクそのものについての情報が欲しいのならば,lstatを使用してください。 以下に例を示します。 [Built-in Function] old to new に文字列配列を与え,それらのいずれかにマッチするファイル名のセル配列を返します。 マッチしなければ,空のセル配列を返します。 マッチする前ファイルを探す前に,パターンの各々においてチルダ展開を実行します。 以下に例を示します。 [Built-in Function] ファイルパターンマッチングの規則を利用し,文字列配列pattern の要素のいずれかにマッチ するstring の各要素について1 または0 を返します。 以下に例を示します。 [Built-in Function] [Built-in Function] ファイルfile がpath に見つかったならば,その絶対名を返します。 path の値は,組み込み変数LOADPATHの記述フォーマットでコロンで区切ったディレクトリのリストとすべきです。 何もファイルが見つからなければ,空の行列を返します。 以下に例を示します。 もし2 番目の引数が文字列のセル配列ならば,セル配列の要素について,パスの各ディレクトリを検索し,最初にマッチしたものを返します。 3 番目のオプション引数"all"を与えると,そのパスで同じファイル名をもつ全てのファイルのリストを含むセル配列を返します。 もし何もファイルが見つからなければ,空のセル配列を返します。 [Built-in Function] 文字列string においてチルダ展開を行う。 もしstring がチルダ文字(‘~’)で始まっていれば, 最初のスラッシュまでの全ての文字(もしスラッシュがなければ全ての文字)は可能なユーザ名として扱われ,チルダとスラッシュ以降の文字は,ユーザ名のホームディレクトリに置き換えられます。 もしチルダの直後にスラッシュがあれば,チルダはOctave を実行しているユーザのホームディレクトリで置き換えます。 たとえば, Octave は,サブプロセスの開始について,systemやpopenのような高水準のコマンドをを備えています。 もし何らかの作業を行うめに別のプログラムを実行してその出力を見たいならば,おそらく,これらの関数を使用したいと思うでしょう。 Octave はいくつかの低水準のUNIX ライクな関数も提供しています。 この関数は,サブプロセスを開始するために使用することもできますが,高水準関数では実行する方法が見あたらないときに のみ使用するべきです。 [Built-in Function] 文字列string によって指定されたシェルコマンドを実行します。 2 番めの引数はオプションです。 もしtype が"async"ならば,そのプロセスはバックグラウンドで実行され,子プロセスのプロセスID が直ちに返ります。 そうでなければ,そのプロセスは開始し,これが終了するまでOctave は待機します。 引数type を省略すると,値"sync"を仮定します。 もし2 つの入力引数が与えられ(return output の実際の値は関係しない),そのサブプロセスは同期的に開始されるならば,あるいはsystem が1 つの入力引数と1 つ以上の出力引数で呼び出されるならば,このコマンドからの出力は返されます。 そうでなければ,もしサブプロセスを同期的に実行しているならば,その出力は標準出力に送られます。 system で実行したコマンドの出力をページャに送るには,以下のようなコマンドを使用してください: or system関数は,2 つの値を返すことになります。 1 番目は,そのコマンドが標準出力ストリームに各込んだ任意の出力であり,2 番目はコマンドの出力ステータスです。 たとえば, この式は,変数outputに文字列‘foo’をセットし,変数statusに整数‘2’をセットします。 [Built-in Function] パイプを作成し,プロセスを開始します。 実行すべきコマンドの名前は,command によって与えます。 そのプロセスの入出力に対応するファイルID は,fid に返されます。 引数mode は,以下のようになります。 "r" パイプは,そのプロセスの標準出力に結合し,読み込みのためにオープンされます。 "w" パイプは,そのプロセスの標準入力に結合し,書き出しのためにオープンされます。 例を挙げます。 [Built-in Function] popenによってオープンされたファイルID をクローズします。 この目的には,fcloseを使うこともできます。 [Function File] 2 方向通信を行うサブプロセスを開始します。 プロセスの名前は,command によって与えられ,args はそのコマンドに対するオプションを含む文字列の配列です。 入力および出力ストリームに関するファイル識別子は,in とout に返ります。 コマンドの実行が成功すると,pid はサブプロセスのプロセスID を含みます。 そうでなければ,pid は!1 です。 以下に例を示す。 [Built-in Variable] 変数EXEC_PATHは,外部プログラムを実行するときに検索するディレクトリを,コロンで区切って並べたものです。 その初期値は,(存在していれば)環境変数OCTAVE_EXEC_PATHあるいはPATHからとられます。 しかし,その値はコマンドライン引数--exec-path PATH,またはスタートアップスクリプトでEXEC_PATHに値を設定することにより,上書きされます。 の値の先頭(末端)にコロンがあれば,ディレクトリ が,EXEC_PATHの先頭(末尾)に追加されます。 ここでoctave-home はOctave のすべてがインストールされたトップレベルディレクトリ(標準設定は‘/usr/local’)です。 もしEXEC_PATHの値を明示的に指定しなければ,これらの特殊ディレクトリは,シェルパスの先頭に追加されます。 大部分のケースにおいて,以下の関数は単にその引数をデコードし,対応するUNIX のシステム コールを行います。 これらをどのように使用することができるかの完全な例については,関数popen2 の定義を見てください。 [Built-in Function] カレントプロセスをのコピーを生成します。 この関数は,以下の値のひとつを返す: > 0 親プロセスにいます。 forkから返った値は,子プロセスのプロセスID です。 お そらく,終了すべき子プロセスを待つために準備すべきであろう。 0 子プロセスにいます。 別のプロセスを開始するためにexecを呼び出すことができ る。 それが失敗すると,exitを呼び出すべきであろう。 < 0 何らかの理由で,forkの呼び出しが失敗した。 回避する行動をとらなければなら ない。 システムに依存するエラーメッセージは,msg に入ることになります。 [Built-in Function] 現在のプロセスを新しいプロセスで置き換えます。 最初にforkを呼び出さずにexecを呼ぶと, Octave の現在の処理を終了し,それをfile という名前のプログラムで置き換えます。 たとえば, この式はlsを実行し,シェルのプロンプトに戻ります。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外に なり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] パイプを作成し,ベクトルfile ids を返します。 これは,パイプの読み込みと書き出しの末端に対 応します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外に なり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] ファイル記述子を複製します。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外に なり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] プロセスpid が終了するのを待ちます。 引数pid は,以下の値をとることができる: !1 任意の子プロセスを待ちます。 0 グループID がOctave のインタプリタプロセスと等しい任意の子プロセスを待ちます。 > 0 ID がpid である子プロセスの終了を待機します。 引数options には,以下の値を設定できます: しないときは,この動作が標準設定である)。 1 ステータスが直ちに得られないならば,ハングしない。 2 停止した任意の子プロセスのステータスを報告します。 また,そのステータスは,それらが停止するまで報告されません。 3 1 と2 の両方を指定するのと同じ。 もしpid の戻り値が0 より大きいならば,その値は存在する子プロセスのプロセスID です。 もしエラーが発生すると,pid は0 より小さくなり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] オープンしたファイルfid のプロパティを変更します。 以下の値をrequest として渡すことができます: F_DUPFD 複製したファイル記述子を返します。 F_GETFD fid に関するファイル記述子フラグを返します。 F_SETFD fid に関するファイル記述子フラグをセットします。 F_GETFL fid に関するファイルステータスフラグをセットします。 以下のコードが返ってきます(システムによっては,いくつかのフラグが定義されないことがある)。 します。変更可能なフラグは,O_APPENDとO_NONBLOCKです。 成功すると,err は0 になり,msg は空文字列となります。 そうでないならば,err はゼロ以外になり,msg にはシステム依存のエラーメッセージが入ります。 [Built-in Function] カレントプロセスのプロセスグループID を返します。 [Built-in Function] カレントプロセスのプロセスID を返します。 [Built-in Function] 親プロセスのプロセスID を返します。 [Built-in Function] カレントプロセスの有効なユーザID を返します。 Chapter 34: システムユーティリティ297 [Built-in Function] カレントプロセスの実ユーザID を返します。 [Built-in Function] カレントプロセスの有効なグループID を返します。 [Built-in Function] カレントプロセスの実グループID を返します。 [Built-in Function] 環境変数var の値を返します。 たとえば, この式はパスの値を含む文字列を返します。 [Built-in Function] 環境変数var に値value をセットします。 [Command] [Command] カレント作業ディレクトリをdir に変更します。 dir を省略すると,ユーザのホームディレクトリに変更します。 たとえば, このコマンドは,カレント作業ディレクトリを‘~/octave’に変更します。 もしそのディレクトリが存在しなければ,エラーメッセージを表示し,作業ディレクトリは変更されません。 [Command] ディレクトリの内容を一覧表示します。 以下に例を示します。 dirおよびlsコマンドは,システムのディレクトリ一覧表示コマンドを呼び出すことで実装されています。 ゆえに,利用できるオプションは,システムによって変化します。 [Built-in Function] カレント作業ディレクトリを返します。 Octave のパスワードデータベース関数は,以下のフィールドをもつ構造体に情報を返します。 以下の関数の解説において,このデータ構造体はpw struct として参照しています。 [Loadable Function] パスワードデータベースから(必要であればオープンして)エントリを含む構造体を返します。 一度データの終端に達したならば,getpwentは0 を返します。 [Loadable Function] ユーザIDuid について,パスワードデータベースからの最初のエントリを含む構造体を返します。 もしユーザID がそのデータベースに存在していなければ,0 を返します。 [Loadable Function] ユーザ名name について,パスワードデータベースからの最初のエントリを含む構造体を返します。 もしユーザ名がそのデータベースに存在していなければ,0 を返します。 [Loadable Function] パスワードデータベースの始点に対する内部ポインタを返します。 [Loadable Function] パスワードデータベースをクローズします。 Octave のグループデータベース関数は,以下のフィールドをもつ構造体に情報を返します。 以下の関数の解説において,このデータ構造体はgrp struct として参照しています。 [Loadable Function] グループデータベースから(必要であればオープンして)エントリを含む構造体を返します。 一度データの終端に達したならば,getgrentは0 を返します。 [Loadable Function] グループIDgid について,グループデータベースからの最初のエントリを含む構造体を返します。 もしグループID がそのデータベースに存在していなければ,0 を返します。 [Loadable Function] グループ名name について,グループデータベースからの最初のエントリを含む構造体を返します。 もしグループ名がそのデータベースに存在していなければ,0 を返します。 [Loadable Function] グループデータベースの始点に対する内部ポインタを返します。 [Loadable Function] グループデータベースをクローズします。 [Function File] cpu-vendor-os の形式の文字列を返します。 これは,Octave が動作しているコンピュータの種類 を識別します。 もし出力引数付きで呼び出すと,その値は表示せずに返します。 たとえば,以下のようです。 [Built-in Function] もし使用しているコンピュータが,浮動小数点演算についてのIEEE 標準に従うと主張するな らば1 を返します。 [Built-in Variable] Octave のバージョン数を文字列で表したものです。 [Built-in Function] Octave に関する設定とインストール情報を含む構造体を返します。 option が文字列ならば,指定したオプションについての設定情報を返します。 [Loadable Function] カレントOctave プロセスについて,種々の統計量を含む構造体を返します。 全てのシステムで,全ての情報が手にはいるわけではない。 もしCPU 時間統計量が得られないならば,CPU 時間項目はゼロにセットされます。 他の未取得項目はNaN で置き換えられます。 getrusageによって返される構造体に入る,全ての可能なフィールドのリストは,以下のようなものである: idrss 非共有データサイズ inblock Number of block input operations. stime この構造体は,使用したシステムCPU 時間を含みます。 その構造体は,要素sec(秒),usec(マイクロ秒)をもちます。 utime この構造体は,使用したユーザCPU時間を含みます。 その構造体は,要素sec (秒),usec(マイクロ秒)をもちます。
2,509
(地図及び簿冊の送付) 第18条 前条第一項の規定により閲覧に供された地図及び簿冊について同項の閲覧期間内に同条第二項の規定による申出がない場合、同項の規定による申出があつた場合においてその申出に係る事実がないと認めた場合又は同条第三項の規定により修正を行つた場合においては、当該地図及び簿冊に係る国土調査を行つた者は、それぞれ、国の機関及び第五条第四項の規定による指定を受け又は第六条の三第二項の規定により定められた事業計画に基づいて国土調査を行う都道府県にあつては国土交通大臣に、第八条第一項の勧告に基づいて国土調査を行う者にあつては事業所管大臣に、その他の者にあつては都道府県知事に、遅滞なく、その地図及び簿冊を送付しなければならない。 ---- {{前後 |国土調査法 |第4章 成果の取扱 |国土調査法第17条(地図及び簿冊の閲覧) |国土調査法第19条(成果の認証)
2,510
空き缶で作る子供の遊び道具。空き缶に紐を通し長めのループ状にしたものを 一対作り空き缶の上に乗る。紐を手で引き上げることにより空き缶は足底に密着して あたかも下駄(ぽっくり)に乗っているように遊ぶことができる。
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前)(次) (駐車場の使用) 第15条 管理組合は、別添の図に示す駐車場について、特定の区分所有者に駐車場使用契約により使用させることができる。 前項により駐車場を使用している者は、別に定めるところにより、管理組合に駐車場使用料を納入しなければならない。 区分所有者がその所有する専有部分を、他の区分所有者又は第三者に譲渡又は貸与したときは、その区分所有者の駐車場使用契約は効力を失う。 ① 本条は、マンションの住戸の数に比べて駐車場の収容台数が不足しており、駐車場の利用希望者(空き待ち)が多いという一般的状況を前提としている。 ② ここで駐車場と同様に扱うべきものとしては、倉庫等がある。 ③ 本条の規定のほか、使用者の選定方法をはじめとした具体的な手続き、使用者の遵守すべき事項等駐車場の使用に関する事項の詳細については、「駐車場使用細則」を別途定めるものとする。また、駐車場使用契約の内容(契約書の様式)についても駐車場使用細則に位置づけ、あらかじめ総会で合意を得ておくことが望ましい。 ④ 駐車場使用契約は、次のひな型を参考とする。 ○○マンション管理組合(以下「甲」という。)は、○○マンションの区分所有者である○○(以下「乙」という。)と、○○マンションの駐車場のうち別添の図に示す○○の部分につき駐車場使用契約を締結する。当該部分の使用に当たっては、乙は下記の事項を遵守するものとし、これに違反した場合には、甲はこの契約を解除することができる。 1 契約期間は、平成年月日から平成年月日までとする。ただし、乙がその所有する専有部分を他の区分所有者又は第三者に譲渡又は貸与したときは、本契約は効力を失う。 2 月額○○円の駐車場使用料を前月の○日までに甲に納入しなければならない。 3 別に定める駐車場使用細則を遵守しなければならない。 4 当該駐車場に常時駐車する車両の所有者、車両番号及び車種をあらかじめ甲に届け出るものとする。 ⑤ 車両の保管責任については、管理組合が負わない旨を駐車場使用契約又は駐車場使用細則に規定することが望ましい。 ⑥ 駐車場使用細則、駐車場使用契約等に、管理費、修繕積立金の滞納等の規約違反の場合は、契約を解除できるか又は次回の選定時の参加資格をはく奪することができる旨の規定を定めることもできる。 ⑦ 駐車場使用者の選定は、最初に使用者を選定する場合には抽選、2回目以降の場合には抽選又は申込順にする等、公平な方法により行うものとする。また、マンションの状況等によっては、契約期間終了時に入れ替えるという方法又は契約の更新を認めるという方法等について定めることも可能である。 ⑧ 駐車場が全戸分ない場合等には、駐車場使用料を近傍の同種の駐車場料金と均衡を失しないよう設定すること等により、区分所有者間の公平を確保することが必要である。 15
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法学>民事法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法) (組合の清算及び清算人の選任) 第685条 清算人の選任は、組合員の過半数で決する。 2017年改正により、第2項において以下の改正がなされた。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第2章 契約 第12節 組合 |民法第684条(組合契約の解除の効力) |民法第686条(清算人の業務の決定及び執行の方法) 685 685
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コンメンタール>コンメンタール文化財保護法の規定による処分等に関する聴聞、意見の聴取及び不服申立規則 文化財保護法の規定による処分等に関する聴聞、意見の聴取及び不服申立規則(最終改正:平成一七年三月二八日文部科学省令第一一号)の逐条解説書。
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第3編 債権 (コンメンタール民法) (責任能力) 第712条 未成年者は、他人に損害を加えた場合において、自己の行為の責任を弁識するに足りる知能を備えていなかったときは、その行為について賠償の責任を負わない。 責任無能力者の行為については、不法行為責任は発生しないとされる。未成年者のうち、「自己の責任を弁識するに足りる知能を備えていなかった」と判断された場合は、責任無能力者の行為として、不法行為責任は不発生となる。 このことから被害者救済のため第714条で責任無能力者の監督義務者等の責任が定められている。 本条の適用基準の目安は11~12歳程度と言われている。 小学校二年生の児童甲が「鬼ごつこ」中に一年生の児童乙に背負われて逃げようとし、判示の事情のもとに過つて乙児童を転倒させ、よつて右上腕骨骨折の負傷を与えた場合、右傷害行為は、違法性がない。 小学校の二年生であつたDが小学校の校舎で学友らと「鬼ごつこ」をして遊戯中、当時同小学校の一年生であつたAが附近に立つていたので、Dが学友から追つかけられていた際であり、逃げるためにAに「背負うて」と頼むと、Aはこれを承諾して背を向けたので、Dは急いでAの背に負われると同時に「走つてんか」といつてAに走るよう促したところ、Aは走ろうとしてその場にDを背負うたまま転倒し、そのためAが傷害を負うた。 自己の行為の責任を弁識するに足りる知能を具えない児童が「鬼ごつこ」なる一般に容認される遊戯中前示の事情の下に他人に加えた傷害行為は、特段の事情の認められない限り、該行為の違法性を阻却すべき事由あるものと解するのが相当である。 ---- {{前後 |民法 |第3編 債権 第5章 不法行為 |民法第711条(近親者に対する損害の賠償) |民法第713条(責任能力) 712
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (在監者に関する特則2) 第367条 前条の規定は、刑事施設にいる被告人が上訴の放棄若しくは取下げ又は上訴権回復の請求をする場合にこれを準用する。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第3編 上訴 第1章 通則 |第366条(在監者に関する特則1) |第368条削除第372条(控訴のできる判決) 367
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(署名押印の義務) 第33条 税理士又は税理士法人が税務代理をする場合において、租税に関する申告書等を作成して税務官公署に提出するときは、当該税務代理に係る税理士は、当該申告書等に署名押印しなければならない。この場合において、当該申告書等が租税の課税標準等に関する申告書又は租税に関する法令の規定による還付金の還付の請求に関する書類であるときは、当該申告書等には、併せて本人(その者が法人又は法人でない社団若しくは財団で代表者若しくは管理人の定めがあるものであるときは、その代表者又は管理人)が署名押印しなければならない。 税理士又は税理士法人が税務書類の作成をしたときは、当該税務書類の作成に係る税理士は、当該書類に署名押印しなければならない。 税理士は、前2項の規定により署名押印するときは、税理士である旨その他財務省令で定める事項を付記しなければならない。 第1項又は第2項の規定による署名押印の有無は、当該書類の効力に影響を及ぼすものと解してはならない。 (署名押印の義務) 第33条 税理士は、税務代理をする場合において、租税に関する申告書、申請書、請求書その他の書類を作成して税務官公署に提出するときは、当該書類に署名押印しなければならない。この場合において、当該書類が租税の課税標準若しくは税額に関する申告書又は所得税法(昭和22年法律第27号)第36条若しくは第36条の2若しくは法人税法(昭和22年法律第28号)第26条の3の規定による金額の還付の請求に関する書類であるときは、当該書類には、あわせて本人が署名押印しなければならない。 税理士は、税務書類の作成をしたときは、当該書類に署名押印しなければならない。 税理士は、前2項の規定により署名押印するときは、税理士である旨を附記しなければならない。この場合において、当該税理士が弁護士又は公認会計士であるときは、弁護士たる税理士又は公認会計士たる税理士である旨を附記しなければならない。 第1項又は第2項の規定による署名押印の有無は、当該書類の効力に影響を及ぼすものと解してはならない。 第1項後段の規定は、法人税法第25条の2又は地方税法第40条の規定(法人の代表者等の自署押印)の適用を妨げるものと解してはならない。 税理士は、その使命に鑑み、税理士業務を行い税務書類を作成する場合は、その作成した税務書類に署名押印をすることにより、その身分や責任の所在を明らかにする必要がある。このため、本条は、税務書類を税務官公署に提出するときは、税務代理を行う税理士は、その税務書類に税理士である旨を署名押印することを求めている。
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main 関数は、C言語プログラムのエントリーポイントとして機能します。エントリーポイントとは、プログラムの実行が開始される地点であり、プログラム内の最初の関数です。プログラムが実行されると、まずこの関数が呼び出されます。ここでは、main 関数の基本的な説明を行います。 int main(void) { /* プログラムの処理 */ return 0; } プログラムの実行が開始される地点であり、プログラム内の最初の関数です。 プログラムの動作や処理を定義します。main 関数内に書かれたコードが実行されます。 main 関数が終了すると、プログラムも終了します。通常、return 0; で main 関数を終了させます。これはプログラムが正常終了したことを示します。 パラメータを持たない場合、int main(void) と書きます。この形式は、プログラムがコマンドライン引数を受け取らない場合に使用します。 main 関数の戻り値は int 型でなければなりません。通常、正常終了を示すために 0 を返しますが、他の値を返すこともできます。 int main(int argc, char *argv[]) { /* プログラムの処理 */ return 0; } main 関数のパラメータ argc は、プログラムに渡されたコマンドライン引数の数を表します。 main 関数のパラメータ argv は、コマンドライン引数が格納された文字列配列です。 以下は、main 関数の基本形を示したサンプルコードです。 int main(void) { printf("Hello, world!\n"); // 標準出力に文字列を出力 return 0; // 正常終了を示す } このコードでは、"Hello, world!" という文字列を標準出力に出力し、その後プログラムを正常終了させます。 変数は、実行環境にあるデータの保存領域で、その内容は値を表すことができますC言語の仕様書では変数(Variables)についての定義はなく、かわって§3.15 「オブジェクトは、実行環境にあるデータの保存領域で、その内容は値を表すことができる。」とオブジェクトという名前で登場しますが、オブジェクト指向プログラミングでのオブジェクトと混同しやすいのと、変数という呼称が浸透しているので、本書では「実行環境にあるデータの保存領域で、その内容は値を表すことができる。」存在を変数と称します。。 C言語では、変数を使用するまえに宣言する必要があります。 [https://paiza.io/projects/-FWrtmusSETsJH0Es2aBGQ?language=c 例] : int main(void) { int a = 3; printf("この数は %d", a); } 実行結果: この数は 3 というプログラムで考えてみましょう。 int a = 3; は、a という名前で型として int をもつ変数を宣言し 3 で初期化しています。 また、変数を表示する際には、printf("%d", a);のように引用符内で%dなどによって表示方法を指定しなければなりません。%dとは「十進数として表示しろ」という意味です。 識別子(''identifiers'')は、様々な物の中からある特定のモノ同士が同じこと(あるいは違うこと)の手がかりにするための名前です。 C言語では、変数名も識別子の一種です(ほかに、関数名、構造体タグ・共用体・列挙体のタグ名とメンバー名、ラベル名、typedef名なども識別子です)。 識別子は、「アンダースコア _・英数字・英数字以外の文字」の組合わせで作られますが、先頭の一文字には アンダースコア _ と数字は使えず、英数字以外の文字は処理系によって使えない可能性があります。 識別子の大文字小文字は区別されます。 識別子には、int や if などのキーワードや、printf や boolなどの予約済み識別子も識別子に使えません。 {{コラム|日本語の単語をローマ字表記した識別子は使わない| 外部に公開しない識別子はあえて短めにし、一時的な識別子であることを伝えようとする傾向がありますが、コーディング規約で定めていない限りリラックスした名付けが行われます。 ただし、日本語の単語をローマ字表記した識別子は単数複数の区別がないので int item = items[0]の様な名付けが行えなかったり、月のつもりで tsuki と綴ったら ''tuki'' が正しかったなど、日本語のラテン語文字翻字のゆらぎでミスタイプとなる可能性を増やすので推奨しません(月、の場合 month なのか moon なのかの間にも曖昧さが生じます)。 C言語で文法定義で既に使用し識別子に使用することが禁止されている単語のをキーワード(''Keywords'')といいます。 今後のページの単元では、変数をさらに発展させた「構造体」「共用体」「列挙体」などの新しいデータ構造が出てきますが、それら新しく習うデータ構造でも同様に、そのデータ構造の全体や部分につける名称も識別子なのでキーワードは使えません。 [https://paiza.io/projects/xus1-TwDLiJdBMg29ANrVA?language=c literal-conversion.c] : int main(void) { int a = 3.45; printf("%d\n", a); } コンパイル&実行 : % clang literal-conversion.c -o literal-conversion literal-conversion.c:4:11: warning: implicit conversion from 'double' to 'int' changes value from 3.45 to 3 [-Wliteral-conversion] int a = 3.45; ~ ^~~~ 1 warning generated. % ./literal-conversion 3 % のように、整数を宣言した変数を浮動小数点リテラルで初期化してもコンパイルエラーにはなりません過去の編集で「コンパイルでエラーとなる」とされていましたが、実際は規格的にも実装もエラーとはなりません。上記のように、clang-14.0.4 は警告しましたが、gcc-12.1.1 は(-Wall をつけても)警告しませんでした。。 初期化を伴わず宣言された自動変数の値は不定( ''indeterminate'' )です。このため、参照する前に値を決定する必要があります。 変数の宣言で初期化を行わず、代入で値を与えた例: int a; a = 3; というように、2つの文に分けて記述することもできます宣言と同時に初期化することで「未初期化変数の参照」という厄介な問題が避けられるので、宣言と同時に初期化することを強く推奨します。。 変数の値を非可逆的に変更することを代入と呼び、典型的には代入演算子 = の左辺値式に変数・右辺に式の値を与えるケースを想起しますが、左辺値式にはポインタによる参照や配列要素の参照、構造体や共用体のメンバーの参照などがあります。 int main(void) { int a = 3; int next = 8; printf("%d\n", next); } 実行結果: 8 複数の変数の表示: int main(void) { int a = 3; int b = 7; printf("変数aは%dです。変数bは%dです。\n", a, b); } 実行結果: 変数aは3です。変数bは7です。 printfの出力順序欄にあるaとbの順序を入れ替え: int main(void) { int a = 3; int b = 7; printf("さいしょの変数は%dです。つぎの変数は%dです。\n", b, a); } 実行結果: さいしょの変数は7です。つぎの変数は3です。 出力結果も入れ替わります。 下記の式の a = a + 1のように、右辺と左辺に同じ変数が含むことも可能です。 =はC言語では、(if文などの条件式の中であっても)等式では無く代入でことに注意してください。 int main(void) { int a; // int型のaという名前の変数を「宣言」します。 a = 0; // aに0を「代入」します。 printf("いまの変数は%dです。\n", a); a = a + 1; // aの値を「参照」してそれに1を加えたものをaに「代入」する printf("この時点の変数は%dです。\n", a); } 実行結果: いまの変数は0です。 この時点の変数は1です。 変数(へんすう)とは名前をもったデータを格納しておく領域のことです。 変数は、一般にメモリー上に確保され、値を代入したり参照したりすることができます。 変数は、型を持ちます。 変数を使用するには前もって宣言をする必要があります。 int a; // int型のaという名前の変数を「宣言」します。 int は変数のデータ型、a は変数名です。 変数のデータ型とは、メモリー上に確保する領域の大きさや、確保した領域の扱い方などを決定するものである(型指定子)。データ型は扱いたいデータの種類や値の範囲によって決定します。 「変数名」とはその変数を他の変数と区別するために付ける名前のことで、 変数名に使えるのは、半角英数の小文字と大文字、および_(下線、アンダーライン) です。 また、変数名に int は使えません。int や return などのキーワードは変数名や関数名など利用できません。 {{コラム| キーワード ≠ 予約語|2= プログラミング言語によっては、予約語(''reserved word'')を言語仕様で定義されている場合もあります。 例えばRustでは、 typeof は予約語の1つで、現在(2021年12月)の Rust の文法では typeof は使われていませんが、プログラムの中で変数名などの識別子には使用できません。 2021年12月時点で現行の標準C言語仕様である ISO / IEC 9899:2018では、 キーワード:「§6.4.1 ''Keywords''」で定義 予約済み識別子:「§7.1.3 ''Reserved identifiers''」で定義 予約語(''Reserved word''):定義は存在せず、言及もなし このため『識別子に使えない単語』は、C言語では「キーワードまたは予約済み識別子」と読み替えて良さそうです。 また、「予約語は、''Keywords'' の日本語訳」は(C言語では)明確に間違えだと言えます。 なお、printfは標準ライブラリーの関数でキーワードではありませんが予約済み識別子で、もしグローバルな変数名に用いてしまうと重複定義となり、リンクに失敗します。 ※ 大きさと扱える値の範囲は実装依存なので、上記の数値は一例です。 C言語では、文字を保持するための文字型 char があります。文字列は文字型の配列の '\0' で終端された特殊なケースです。 C言語におけるコメントは、プログラム内でコードの説明や一時的なコードの無効化に使用されます。C言語では、2つの主要なコメントスタイルがあります。 // これは単一行コメントです。この行の終わりまでがコメントです。 int x = 10; // コードとコメントを同じ行に書くこともできます /* これは 複数行 コメントです。 int y = 20; C言語のコメントは、プログラムの可読性を向上させるために重要です。適切にコメントを追加することで、コードの動作や目的を理解しやすくなり、他の開発者とのコラボレーションもスムーズになります。ただし、コメントが過度に使われるとコードの可読性が低下する可能性があるため、コメントの適切な使用には注意が必要です。 C言語のコメントについてさらに詳しく説明します。 コメントの使い方: コメントは、プログラム内で説明やメモを残すために使用されます。 コメントは、コード内の特定の行やブロックに追加することができます。 コメントを追加することで、コードの意図や機能を他の開発者や自分自身に伝えることができます。 コメントの例: 変数や関数の目的や使用法を説明するコメントを追加します。 // x はユーザーの入力を格納する変数です int x; 特定の処理やアルゴリズムの説明を追加します。 // 2つの数値を加算する関数 int add(int a, int b) { return a + b; } コードの一時的な無効化やデバッグ目的で一時的にコードを無視するためにコメントを使用します。 // printf("Hello, world!\n"); コードのセクションや機能を明確にするために、区切りコメントを使用します。 // ************************************************************ // このセクションはファイルの読み込みと処理に関するものです // ************************************************************ コメントは、コードの理解と保守性を向上させるために重要な役割を果たします。適切に使われると、コメントはプログラムのドキュメントとして機能し、他の開発者や将来の自分自身がコードを理解しやすくします。 {{コラム|Doxygen|2=Doxygenは、C言語のための広く使用されているドキュメント生成ツールです。特定のコメント形式に従ってコメントを書くことで、Doxygenはそれらを解析し、自動的にソースコードのドキュメントを生成します。 例えば、次のような形式のコメントを使います: /** * @brief この関数は二つの数値を加算します。 * @param a 加算する最初の数値 * @param b 加算する二番目の数値 * @return 加算結果 */ int add(int a, int b) { return a + b; } このようなコメントスタイルを使うと、Doxygenは関数や変数の説明、引数や戻り値の情報などを抽出してドキュメントを生成します。 C言語における式と演算子は、プログラムでデータを操作するための基本的な構成要素です。以下では、C言語における式と演算子について説明します。 定義: 式は、変数、定数、演算子、関数呼び出しの組み合わせであり、計算結果を生成します。 例: x + y、a * b - c、func(10) などが式です。 C言語にはさまざまなタイプの演算子があります。主な演算子の種類を以下に示します。 加算 (+), 減算 (-), 乗算 (*), 除算 (/), 剰余 (%) など。 例: x + y, a - b, c * d, e / f, g % h。 等しい (==), 等しくない (!=), より大きい (>), より小さい (<), 以上 (>=), 以下 (<=) など。 例: x == y, a != b, c > d, e < f, g >= h, i <= j。 論理積 (&&), 論理和 (||), 否定 (!) など。 例: x && y, a || b, !c。 ビット毎のAND (&), OR (|), XOR (^), 左シフト (<<), 右シフト (>>) など。 例: x & y, a | b, c ^ d, e << 1, f >> 2。 代入 (=), 複合代入 (+=, -=, *=, /=, %=, &=, |=, ^=, <<=, >>=) など。 例: x = y, a += b, c -= d, e *= f, g /= h, i %= j。 条件演算子 (?:), アドレス演算子 (&), 間接参照演算子 (*), サイズ演算子 (sizeof) など。 これらの演算子を組み合わせることで、複雑な式を作成し、プログラムの振る舞いを制御することができます。演算子には優先順位と結合性があり、これらを理解することは正確な式の評価に重要です。 C言語における算術演算子と代入演算子について説明します。 算術演算子は、数値の計算に使用されます。主な算術演算子は以下の通りです: 加算 (+): 2つの数値を加算します。 減算 (-): 左辺の数値から右辺の数値を減算します。 乗算 (*): 2つの数値を乗算します。 除算 (/): 左辺の数値を右辺の数値で除算します。 剰余 (%): 左辺の数値を右辺の数値で除算し、剰余を返します。 int x = 10; int y = 3; int sum = x + y; // sumには13が代入される int difference = x - y; // differenceには7が代入される int product = x * y; // productには30が代入される int quotient = x / y; // quotientには3が代入される int remainder = x % y; // remainderには1が代入される 代入演算子は、変数に値を代入するために使用されます。代入演算子は、算術演算子と組み合わせて複合代入演算子として使用することもできます。 代入 (=): 右辺の値を左辺の変数に代入します。 複合代入 (+=, -=, *=, /=, %=): 左辺の変数と右辺の値との演算結果を左辺の変数に代入します。 : int x = 10; int y = 5; x += y; // xには15が代入される (x = x + y と同じ) y *= 2; // yには10が代入される (y = y * 2 と同じ) 算術演算子と代入演算子を組み合わせることで、変数の値を操作して計算することができます。 これらの演算子は、C言語で数値計算を行う際に広く使用されます。 ※ この表の演算子の種類は、演算子の優先順位が高い順番に並んでいます。 整数どうしの割り算: int main(void) { int a = 8, b = 5; double c = a / b; printf("計算結果は%f \n", c); } 実行結果: 計算結果は1.000000 と表示され、「1.600000」とは表示されません。 これは、整数どうしの割り算の結果は整数型なるので、端数は切り捨てられたからです(なお、プログラム中の「計算結果は」の後ろは「%f」(浮動小数点)にすることに注意してください)。 除算の片方の項をキャストで double に昇格: int main(void) { int a = 8, b = 5; double c = (double)a / b; printf("計算結果は%f \n", c); } 実行結果: 計算結果は1.600000 除算にあたって、「(double)」のように明示的に型変換する(キャストする)ことにより、他方の項も暗黙的に double に昇格させ、整数演算ではなく浮動小数点数演算を行わせています。 double c = a / (double)b; としても、同じように浮動小数点数として除算が行われます(型昇格の規則)。 変数に格納されたの値を使用することを変数の値の参照と呼びます。 a = a + 1; // aの値を「参照」してそれに1を加えたものをaに「代入」する 参照する際、変数があらかじめ初期化や代入されているよう注意してください。未初期化の変数の値は不定です。 {{コラム|識別子の長さとスコープ| for (int i = 0; i < 10; i++){...}、 の i のように極めて短いスコープを持つ変数に short_loop_counter の様な冗長な名前を付けるのは滑稽です。 この様に、識別子の長さはスコープと関連付けて考えるべきです。 また、C言語にはC++の様な namespace が無いので名前の衝突を避ける工夫が必要です。 この事から、一貫した命名規約が1つのプログラムの中で貫かれているべきで、長さよりも一貫性が大事になります。 (ここで言う定数はキーワード const によってもたらされたReadOnly属性のことではなく、リテラルのことです。一般にリテラルは定数には含まれます。むしろ無引数マクロを定数というケースがC言語では主流でした。) 定数とは、プログラム実行時に一定の値しかもたない数です。 変数の値がプログラム実行中に変更される場合もあるのに対して、定数の値はプログラム実行中を通して一定です。 ソースコード中で直接に記述された定数を特にリテラルとも呼ぶ。 ここではそのリテラルについて説明します。 整数定数を使ったプログラムの例: int main(void) { int a; a = 0; // 整数定数0をiに代入します。 a = a + 1; // aの値に整数定数1を加える。 } なお、これは画面に何も表示することなく、ただちに終了するプログラムです。 このソースコード中の「0」や「1」が定数です。 定数には整数定数、浮動小数点定数、文字定数、文字列定数、などがあります。 整数定数とは整数を記述するための定数で、主に10進数表記が使われます。 浮動小数点定数とは浮動小数点数を記述するための定数で、主に10進数の小数点数表記で記述します。 文字定数とは1バイト文字を記述するための定数で、文字を「'(一重引用符)」で囲む。 文字列定数とは1バイト文字または多バイト文字の文字列を記述するための定数で、文字列を「"(二重引用符)」で囲む。 標準ライブラリーは、プログラミングで頻繁に使用される基本的な機能を提供します。代表的な機能には、入出力 (stdio.h)、文字列操作 (string.h)、数学関数 (math.h) などがあります。 "stdio" は "standard input-output" の略であり、日本語では標準入出力を意味します。入出力はプログラミングにおいて基本的であり、stdio.hの中でも特に printf 関数と scanf 関数の使い方について説明します。 前処理は、翻訳単位の翻訳の前に行われる処理であり、前処理指令は # で始まる行や Pragma 演算子を指します。標準ライブラリーを使用するためには、適切な標準ヘッダーをインクルードする必要があります。 ヘッダーは、型定義や関数宣言やマクロ定義などをひとまとめにし、 ソースファイルやほかのヘッダーでインクルードして使用します。 標準ライブラリーを使用するためには、使用する標準ライブラリーの機能に応じた標準ヘッダーをインクルードする必要があります。 ヘッダーを組み込むには前処理指令の内の1つ #include指令を用います。 printf関数及びscanf関数を使用するためには、stdio.hというヘッダーを組み込む必要があります。 stdio.hをインクルード: ヘッダーをインクルードする1つの形式 は、ユーザー定義のヘッダーの include に使うものです。 {{コラム|標準ヘッダーは必ず < ... > でヘッダー名を囲む形式にします。| printf 関数は、書式付けされた文字列を標準出力に書き込む関数です。書式付け文字列には、変換指定子が含まれ、これは後続の引数に対応します。 printf関数の宣言部分: int printf(const char * restrict format, ...); format には、それに続く任意個数の実引数と同じ数だけ(%d のような)変換指定子( ''conversion specifier'' )が含まれなれなければなりません以前の編集で、書式化文字列を書式付の文字列定数としていましたが、定数(リテラル)である必要はありません。。 書式化文字列に含まれる変換指定子の部分が、それに対応する後の実引数の値によって置換されます。 変換指定子は、実引数のデータ型に応じて、主に以下のようになる。 書式付きの文字列定数には、エスケープシーケンス(''Escape sequence''; 逆斜線表記)を含めることもできます。逆斜線表記という名前ですが、OSによっては、斜線ではなく、いわゆる円マークが表示される場合もありますが、それで正常です逆斜線表記という名前ですが、皆様の画面では \ ではなく \ と表示されていると思います。それで正常です。。 逆斜線表記とは、\に文字が続くことで特別な意味を表すものです。 なお、数値表示フォーマットを意味する文字列 %d などを(代入ではなく)そのまま表示したい際のエスケープは、\ではなく%です。なので、たとえばprintf("%%dを表示したい");を実行すれば「%dを表示したい」と表示されます。 printf関数を用いて変数を出力に書き込む: int main(void) { int i = 1234; printf("iの値は%d\n", i); //「iの値は1234(改行)」と出力します。 double d = 3.14; printf("dの値は%f\n", d); //「dの値は3.14(改行)」と出力します。 char c = 'a'; printf("cの値は%c\n", c); //「cの値はa(改行)」と出力します。 char str[] = "Hello, World!"; printf("strの値は%s\n", str); //「strの値はHello, World!(改行)」と出力します。 } scanf関数を使うことにより、標準入力(既定値はキーボード)から入力した値を読み取らせることができます。 int main(void) { int input = -1; // scanf() が失敗した場合の対策 printf("整数を入力してください。\n"); if (scanf("%d", &input) == EOF) { printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } printf("入力された整数は%dです。 \n", input); } これを実行すると、まず 整数を入力してください。 と表示されます。 そして、カーソルが点滅するので、そこに整数を入れて、エンターキー(リターンキー)を押す。 たとえば整数 73 を入れると、 整数を入力してください。 73 入力された整数は73です。 と表示されます。 scanfの使用では、「&input」のように、変数名の前に「&」をつける必要があります。なお、この「&」記号は、記憶領域のアドレスという意味を表す。 アドレスについては、高度な説明になるので、ほかのページで後述します。 「なんで変数へのキーボードからの入力のさい、アドレスというものを使うのか?」という疑問には、 左辺値式を関数の引数に渡す方法が他にない。 という答えになります。 左辺値式は代入の左辺になりうる式の事で、a = 1の aが左辺値式です。 他方、関数の引数は値渡しされるので、変数の値を渡すことはできますが、仮引数を変更して元々の変数の値は変わりません。 このため、アドレスを引数として渡し関数の中で間接参照演算子を使い値を書き変えています。 void by_value(int i) { i = 0; } void by_address(int *i) { *i = 100; } int main(void) { int i = 10; printf("i = %d\n", i); by_value(i); printf("by_value(i); i = %d\n", i); by_address(&i); printf("by_address(&i); i = %d\n", i); } 結果 i = 10 by_value(i); i = 10 by_address(&i); i = 100 //例 scanf関数を用いて入力を変数に読み込む。 int main(void) { int i; if (scanf("%d", &i) == EOF) { //整数入力をiに格納します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } double d; if (scanf("%f", &d) == EOF) { //浮動小数点数入力をdに格納します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } char c; if (scanf(" %c", &c) == EOF) { //文字入力をcに格納します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } char str[32]; if (scanf("%31s", str) == EOF) { //文字列入力をstrに格納します。 printf("End of File に達しました。\n"); return 1; } } scanf関数の実用には様々な問題を解決する必要があるが、ここではこれ以上説明しません。 scanf 関数は、標準入力からの入力を受け取り、指定された変数に格納します。 変換指定子を使用して、入力された値のデータ型を指定します。 scanf関数の宣言部分: int scanf(const char * restrict format, ...); format には、それに続く任意個数の実引数と同じ数だけの変換指定子が含まれなければなりません。 標準入力からの入力が、書式化文字列に含まれる変換指定子に従って、それに対応する後の実引数が指す変数に代入されます。 変換指定子に対応する実引数は、単項&演算子(アドレス参照演算子)を前置します。 &オブジェクト これはscanf関数にアドレスを渡すことでオブジェクトへの代入を可能にするためです。
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法学>コンメンタール地方自治法 (公の施設) 第244条 普通地方公共団体は、住民の福祉を増進する目的をもつてその利用に供するための施設(これを公の施設という。)を設けるものとする。 普通地方公共団体(次条第3項に規定する指定管理者を含む。次項において同じ。)は、正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならない。 ---- 244
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法学>民事法>民法>コンメンタール遺失物法 (費用請求権等の喪失) 第34条 次の各号のいずれかに該当する者は、その拾得をし、又は交付を受けた物件について、第27条第1項の費用及び第28条第1項又は第2項の報労金を請求する権利並びに民法第240条若しくは第241条の規定若しくは第32条第1項の規定により所有権を取得する権利を失う。 ---- {{前後 |遺失物法 |第3章 費用及び報労金 |遺失物法第33条(施設占有者の権利取得等) |遺失物法第35条(所有権を取得することができない物件) 34
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قالب:مستخدم de-2 Plantilla:Babel de-2 Šablona:User de-2 Skabelon:Bruger de-2 Wikibooks:Babel: Vorlage:User de-2 Πρότυπο:Χρήστης de-2 Template:User de-2 Plantilla:·Babel (de-2) Modèle:User de-2 Berjocht:Meidogger/Taal de-2 Sablon:User de-2 Template:User de-2 Template:Utente de-2 Szablon:User de-2 Predefinição:User de-2 Шаблон:User de-2 Template:User de-2 แม่แบบ:User de-2
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法学>民事法>商法>会社法>コンメンタール会社法>第1編 総則 (コンメンタール会社法)>会社法第4条 (住所) 第4条 会社の住所は、その本店の所在地にあるものとする。 (法人格、住所) 第54条 省略 (第4条において、上記商法第54条第2項が準用されていた。) 会社の住所はその本店所在地にあるものとする規定である。 かつての商法と会社法とでは、記述が現代語化された。 「本店所在地」は定款の絶対的記載事項となっている(会社法第27条を参照)。 ---- {{前後 |会社法 |第1編 総則 第1章 通則 |会社法第3条(法人格) |会社法第5条(商行為) 004
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法学>地域雇用開発促進法 地域雇用開発促進法(最終改正:平成一九年六月八日法律第七九号)の逐条解説書。
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法学>民事法>コンメンタール民法>第5編 相続 (コンメンタール民法) (相続財産に関する費用) 第885条 相続財産に関する費用は、その財産の中から支弁する。ただし、相続人の過失によるものは、この限りでない。 2018年改正(平成30年7月13日法律第72号)前は以下の条項であったが、改正に伴い第2項を削除した。第1042条)に伴うもの。 (相続財産に関する費用) 第885条 相続財産に関する費用は、その財産の中から支弁する。ただし、相続人の過失によるものは、この限りでない。 前項の費用は、遺留分権利者が贈与の減殺によって得た財産をもって支弁することを要しない。 2004年改正(平成16年12月1日法律第147号)前の条文は以下のとおり。 第885条 相続財産に関する費用は、その財産の中から、これを支弁する。但し、相続人の過失によるものは、この限りでない。 前項の費用は、遺留分権利者が贈与の減殺によつて得た財産を以て、これを支弁することを要しない。 1947年改正(明治31年6月21日法律第9号)前における関連条文は以下のとおり。 第967条 第993条 本条は、相続財産に関する費用を相続財産の負担とすることについて定めている。 「相続財産に関する費用」とは、相続財産の管理、清算、訴訟に関して必要となる費用をいう。相続税や葬儀費用について、学説では相続財産に関する費用に含まれるとするものが多いが、裁判例は分かれている。
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法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (記録命令付差押え) 第99条の2 裁判所は、必要があるときは、記録命令付差押え(電磁的記録を保管する者その他電磁的記録を利用する権限を有する者に命じて必要な電磁的記録を記録媒体に記録させ、又は印刷させた上、当該記録媒体を差し押さえることをいう。以下同じ。)をすることができる。 2011年改正により新設。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第1編 総則 第9章 押収及び捜索 |第99条(証拠物等の差押え・提出命令) |第100条(郵便物等の押収) 099の2 099の2
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比較的平易な地歴科目と数学で確実に得点をして周囲に差をつけられないようにし、比較的難しめな英語と国語のうち捨て問以外の問題で得点をかき集めることになる。選択科目を除き、基本的に難問中心の低得点勝負であるため、設問の取捨選択能力が非常に重要である。難解な設問に時間を取られて、本来は取れる問題を取りこぼすことが最も手痛い失敗である。このような失敗を避けるために、過去問演習を十分にこなしておきたい。また、これは詳しく後述するが、減点されやすく且つ配点が低い自由英作文や国語記述に関しては、対策や解答時間を最小限にして、それらを極力(出題の大部分を占める)マーク式の問題に集中させるべきである。費用対効果の高い部分にリソースを集中投資するのが、最もリターンの大きい手法である。 英語(90分/60点) 比較的長い長文読解が出題されている。例年大問1及び2はそれぞれ1000語程度の長文読解問題が出題される。本文は硬質であり、難易度は高い。パラグラフ毎の展開及び大意をつかむ練習をしてみよう。設問は一致するものを選ぶものと一致しないものを選ぶものが混じっているなど、読み飛ばすと失敗につながるため、指示を正確に読み解くことが必要である。文章が長いので、過去問でどこを精読し、自分なりの解答法を得ることが重要である。 大問3及び4は変動もあるが、文法単独問題が出題される。比較的平易な問題が多いため、ミスは無いようにしたい。 全体の配点と設問数を考慮すると、自由英作文の配点はあまり高くなく(6点〜8点)、差がつきにくいと推測される。そのため、自由英作文の対策は最低限に留め、大部分を占めるマークの問題の得点力を固めるのを優先してほしい。早稲田法学部の英語は比較的低得点勝負であるため、マークで少し稼いで自由英作文で耐える戦略を勧める。 国語(90分/50点) 法学部の現代文は、本文の抽象度が高いのが特徴。一般の受験生にしてみれば、本文を読解するだけで骨が折れるような重厚な文が使われる。本文の一字一句を正確に理解しようとしても疲れるだけである。設問を基準に本文を鳥瞰すれば内容把握が容易になり、解答の正確性やスピードもアップするであろう。難しく感じるときは一度論旨を要約し、選択肢を吟味すると良い。 現代文を先に解く人が多いが、時間配分を考えると古文の方を先に解く事を勧めたい。古文は現代文に比べると得点しやすい作りになっている。古文対策として、古典単語、古典常識、文法(助動詞、敬語、識別、接続条件等)を完璧にしておきたい。 大問(1)では古文+その文に関係のある漢文の出題が含まれるという形が定着している。数年前までは歌論など評論の出題が目立っていたが、ここ最近は随筆・日記・説話など幅広いジャンルから出題されている。和歌についての出題も見られるので、対策しておきたい。古文では『源氏物語』・『十訓抄』・『宇治拾遺物語』、漢文では『蒙求』・『長恨歌』など著名な作品からの出題が多い。問題のレベルも比較的平易であったが、漢文については近年は長文化傾向にある。それでも現代文に比べれば平易であるので、なるべく早く正確に解答して現代文に少しでも多く時間を回せるようにしたい。 大問(2)・(3)では現代文が出題される。かつては芸術論や仮面論などとても抽象的で読みにくい文章が多かったが、近年では近・現代の社会問題をとりあげ、その問題について根源的に追求・考察する文章や、人が無意識に行っている思考や認識について再認識させるような文章に出題がシフトしている。 設問は傍線部説明問題が極めて多い。〈筆者の言いたいことが何かがわかっているか〉を問う問題がほとんどであるため、その傍線の周辺だけをあたれば答えが選べると思っている受験生には非常に手強い設問が含まれている。このような設問を解答するには、全体の要旨を意識して本文を読むことが必要である。これは最後に出題される難解な記述問題でも同様である。ただ、全体の配点や設問数を考慮すると、記述問題の配点はかなり低いと推測される。つまり、記述問題はほぼ差が付かないため、記述の対策は最小限にして、大部分を占めるマークの問題の得点力を固める対策に集中したい。また、早稲田法学部の国語は比較的低得点勝負であるため、難しいと判断した設問は潔く捨て、取れる問題を確実に取り、少しずつ素点を積み重ねる戦略がベストである。柔軟な取捨選択能力を身に付けておきたい。入試は相対評価であるため、満点を目指す競技ではなく、あくまでも合格点を目指す競技であることを忘れてはならない。合格に必要な素点の目安は6割強である。 日本史(60分/40点) 4題中、近現代史から2題が出題され、近現代史に重点を置いた学習が求められる。中でも、戦後史の比率が比較的高く、出題分野は公害史から汚職史、外交史など多岐に渡る。戦後史は難度の高い問題が出題されることが多いため、現役生は学習が戦後史まで間に合うように注意すべきである。 平易な問題が中心であり、やや高得点勝負である(合格に必要な素点の目安は7割強)ため、それらを取りこぼさずに確実に得点することが重要である。他学部に比べると用語記述が多いため、日頃から歴史用語を正しい漢字で書けるよう練習をしておきたい。難度が高い設問は過去問と類似の出題が多く見られるため、過去問をしっかり対策することで差がつく。大学関係者についての出題も頻出であるので、大隈重信や小野梓、石橋湛山など、過去に出題されたことがある大学縁の人物についても抑えておきたい。個人の日記を中心とした史料問題の出題も非常に多いため、日頃から歴史史料にも目を通しながら学習する習慣を身につけておきたい。 また他学部と比べると、正誤の「荒さ、曖昧さ」が目立つため、過去問演習ではそういった設問にも触れておきたい。 世界史(60分/40点) 西洋史、東洋史満遍なく出題される。西洋史については近世以降を中心とした出題である。東洋史は中国の前近代については毎年出題されると考えてよい。 例年250字の論述問題が出題されており、論述対策が求められる。記述する字数が多い分減点されやすいため、論述で稼ぐ戦略は避けた方が良いだろう。ある程度の対策をして半分程度得点できる力を付けたら、あとは大部分を占めるマークの問題の得点力を固めるのを優先してほしい。ちなみに、マーク式の問題は平易であるものの、論述で減点される分を稼ぐ必要があるため、高得点勝負故にミスが許されない。 政治経済(60分/40点) 2018年までの問題は平易だったが、2019年以降の問題難易度は標準レベルとなっている。 2008年度で出題された「民法」に関するような問題は、一般の受験生が解けるものを理解・暗記し、それ以外は特別な対策をする必要はない。ただ08年の民法に絡んだ問題は、その前年にいわゆる「300日ルール問題」と「無戸籍児問題」としてマスコミが大きく報道した内容であるので、新聞等を普段から読んでいる受験生ならば容易に回答できたであろう。それでも結局は、合格ラインに達するためには、基礎力が重要だということである。 例年100字程度の論述があるため、忘れずに対策しておきたい。ある程度の対策をして半分程度得点できる力を付けたら、あとは大部分を占めるマークの問題の得点力を固めるのを優先してほしい。 数学(40点) 数学は大学入試センター試験の「数学I・数学A」「数学II・数学B」の得点を調整して、選択科目の得点として利用される。センター試験対策がそのまま選択科目の対策に繋がるため、国立大学受験生にとっては非常に有利な入試形態となっている。合格に必要な素点の目安は9割弱であるため、ミスが許されない高得点勝負となっている。 5教科6科目(800点満点)で、合格するには9割弱の得点が必要である。数学が苦手な受験生には、比較的問題難易度の高い数学IIB以外の6科目で得点をかき集める戦略を勧める。
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法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法) (業務の執行に関する検査役の選任) 第358条 株式会社の業務の執行に関し、不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実があることを疑うに足りる事由があるときは、次に掲げる株主は、当該株式会社の業務及び財産の状況を調査させるため、裁判所に対し、検査役の選任の申立てをすることができる。 前項の申立てがあった場合には、裁判所は、これを不適法として却下する場合を除き、検査役を選任しなければならない。 裁判所は、前項の検査役を選任した場合には、株式会社が当該検査役に対して支払う報酬の額を定めることができる。 第2項の検査役は、その職務を行うため必要があるときは、株式会社の子会社の業務及び財産の状況を調査することができる。 第2項の検査役は、必要な調査を行い、当該調査の結果を記載し、又は記録した書面又は電磁的記録(法務省令で定めるものに限る。)を裁判所に提供して報告をしなければならない。 裁判所は、前項の報告について、その内容を明瞭にし、又はその根拠を確認するため必要があると認めるときは、第2項の検査役に対し、更に前項の報告を求めることができる。 第2項の検査役は、第5項の報告をしたときは、株式会社及び検査役の選任の申立てをした株主に対し、同項の書面の写しを交付し、又は同項の電磁的記録に記録された事項を法務省令で定める方法により提供しなければならない。 少数株主権の一つについて規定している。 ---- {{前後 |会社法 |第2編 株式会社 第4章 機関 第4節 取締役 |会社法第357条(取締役の報告義務) |会社法第359条(裁判所による株主総会招集等の決定) 358
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第3編 持分会社 (無限責任社員となることを許された未成年者の行為能力) 第584条 持分会社の無限責任社員となることを許された未成年者は、社員の資格に基づく行為に関しては、行為能力者とみなす。 前項の場合において、未成年者がその営業に堪えることができない事由があるときは、その法定代理人は、第四編(親族)の規定に従い、その許可を取り消し、又はこれを制限することができる。 本条項にあっても民法第6条第2項は適用されうるであろう。 ---- {{前後 |会社法 |第3編 持分会社 第2章 社員 第1節 社員の責任等 |会社法第583条(社員の責任を変更した場合の特則) |会社法第585条(持分の譲渡) 584
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コンメンタール自動車抵当法>コンメンタール自動車抵当法施行法 自動車抵当法(最終改正:平成一八年五月一九日法律第四〇号)の逐条解説書。
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小学校・中学校・高等学校の学習>高等学校の学習>高等学校地理歴史>高等学校歴史総合>帝国主義がアジア・アフリカにもたらしたもの 欧米列強が帝国主義によって世界を支配するようになると、アジアやアフリカに圧力がかかるようになりました。アジア・アフリカの人々はどのように生きて、どのように帝国主義に対抗しようとしたのでしょうか。 アフリカ大陸は、ヨーロッパ列強の帝国主義が一番支配していた場所でした。20世紀に入って、ヨーロッパ列強はエチオピア帝国とリベリア共和国を除くアフリカ大陸のほぼ全域を支配しました(アフリカの分割)。それまで、奴隷を連れていかれ、仕事もないアフリカが、19世紀末にはヨーロッパ資本の行き先となりました。そのため、アフリカは1つの農作物と鉱物資源しか生産しないモノカルチャー経済を採用しなければならなくなりました。 1800年代前半、オスマン帝国は他国からの圧力によって、軍隊の近代化・改革を進めました。また、中央集権的な支配体制を整えようとしました。19世紀中頃から、知識人達はますます憲法と議会を求めるようになりました。1876年、ミドハト憲法が成立しました。ミドハト憲法は、アジアで最初の憲法と考えられています。その後、露土(ロシア・トルコ)戦争が始まると、スルタンのアブデュルハミト2世は憲法作成を中止しました。1908年、ミドハト憲法を復活させるため、青年トルコ人革命運動が起こりました。イラン(カージャール朝)では、政治的・経済的にイギリスやロシアへの依存を強めていました。そのため、イギリスへ煙草の権利譲渡に反対する煙草ボイコット運動が、民族主義運動のきっかけとなりました。1905年、国王の残酷な支配に対してイラン立憲革命が起こりました。 [https://www.bing.com/search?q=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC&aqs=edge..69i57&FORM=ANCMS9&PC=U531 ジャマールッディーン・アフガーニー]はイラン出身です。彼は、イスラーム世界各地のムスリムを統合して帝国主義勢力と戦うため、パン・イスラーム主義を唱えました。エジプトを中心に各地で、彼の思想に影響を受けました。 インド大反乱後、イギリスはイギリス領インドをつくり、インドの植民地支配を開始しました。一方、インド人中産階級は高等教育を終えて、政治に関与するようになりました。その結果、1885年にインド国民会議が結成されるようになりました。成立当初の国民議会は、イギリスを支持する立場でした。しかし、[https://www.bing.com/search?q=%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%82%AF&aqs=edge..69i57j69i60&FORM=ANCMS9&PC=U531 バール・ガンガーダル・ティラク]のように自治と独立を求める急進派が議会に参加するようになりました。そのため、イギリスの植民地支配を少しずつ批判するようになりました。 列強諸国は、東南アジアでも植民地を展開しました。列強はプランテーションを経営して、国際市場で販売出来るように、特産品の栽培を増やしました。また、自国工業のために原材料を栽培したり、採掘したりしました。この時期、フィリピンの[https://www.bing.com/search?q=ホセ・リサール&aqs=edge..69i57&FORM=ANCMS9&PC=U531 ホセ・リサール]やベトナムのファン・ボイ・チャウのように、世界各地で植民地化に反対する人々が立ち上がり、植民地支配への批判と国民意識が芽生え始めました。彼らは、フランスの独立に反対する運動を起こすと、日本の有力者に支援を求めました。日本への留学を勧めたので、東遊運動と呼ばれるようになりました。しかし、日本政府に追い出されて、東遊運動は失敗しました。成功しなくても、全国で独立や自立のために民族運動を展開しました。
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法学>憲法>日本国憲法>コンメンタール日本国憲法 【教育を受ける権利、教育の義務】 第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 公立小学校の教科書代の父兄負担と憲法第26条第2項後段。 公立小学校の教科書代を父兄に負担させることは、憲憲法第26条第2項後段の規定に違反しない。 国が義務教育を提供するにつき有償としないこと、換言すれば、子女の保護者に対しその子女に普通教育を受けさせるにつき、その対価を徴収しないことを定めたものであり、教育提供に対する対価とは授業料を意味するものと認められるから、同条項の無償とは授業料不徴収の意味と解するのが相当。憲法の義務教育は無償とするとの規定は、授業料のほかに、教科書、学用品その他教育に必要な一切の費用まで無償としなければならないことを定めたものと解することはできない。国が保護者の教科書等の費用の負担についても、これをできるだけ軽減するよう配慮、努力することは望ましいところであるが、それは、国の財政等の事情を考慮して立法政策の問題として解決すべき事柄であつて、憲法の前記法条の規定するところではない。 本規定の背後には、国民各自が、一個の人間として、また、一市民として、成長、発達し、自己の人格を完成、実現するために必要な学習をする固有の権利(学習権)を有すること、特に、みずから学習することのできない子どもは、その学習要求を充足するための教育を自己に施すことを大人一般に対して要求する権利を有するとの観念が存在している。 親は、子どもに対する自然的関係により、子どもの将来に対して最も深い関心をもち、かつ、配慮をすべき立場にある者として、子どもの教育に対する一定の支配権、すなわち子女の教育の自由を有すると認められるが、このような親の教育の自由は、主として家庭教育等学校外における教育や学校選択の自由にあらわれるものと考えられるし、また、私学教育における自由や前述した教師の教授の自由も、それぞれ限られた一定の範囲においてこれを肯定するのが相当であるけれども、それ以外の領域においては、一般に社会公共的な問題について国民全体の意思を組織的に決定、実現すべき立場にある国は、国政の一部として広く適切な教育政策を樹立、実施すべく、また、しうる者として、憲法上は、あるいは子ども自身の利益の擁護のため、あるいは子どもの成長に対する社会公共の利益と関心にこたえるため、必要かつ相当と認められる範囲において、教育内容についてもこれ決定する権能(教育権)を有する。 教科書検定は、憲法26条、教育基本法10条に違反するか。 教科書検定は、憲法26条、教育基本法10条に違反しない。 憲法26条は、子どもに対する教育内容を誰がどのように決定するかについて、直接規定しておらず、憲法上、親は家庭教育等において子女に対する教育の自由を有し、教師は、高等学校以下の普通教育の場においても、授業等の具体的内容及び方法においてある程度の裁量が認められるという意味において、一定の範囲における教育の自由が認められ、私学教育の自由も限られた範囲において認められるが、それ以外の領域においては、国は、子ども自身の利益の擁護のため、又は子どもの成長に対する社会公共の利益と関心にこたえるため、必要かつ相当と認められる範囲において、子どもに対する教育内容を決定する権能を有する。もっとも、教育内容への国家的介入はできるだけ抑制的であることが要請され、殊に、子どもが自由かつ独立の人格として成長することを妨げるような介入、例えば、誤った知識や一方的な観念を子どもに植え付けるような内容の教育を施すことを強制することは許されない。また、教育行政機関が法令に基づき教育の内容及び方法に関して許容される目的のために必要かつ合理的と認められる規制を施すことは、必ずしも教育基本法10条の禁止するところではない。 大学と在学契約又はその予約を締結した者は,原則として,いつでも任意に当該在学契約又はその予約を将来に向かって解除することができる。 教育を受ける権利を保障している憲法26条1項の趣旨や教育の理念にかんがみると,大学との間で在学契約等を締結した学生が,当該大学において教育を受けるかどうかについては,当該学生の意思が最大限尊重されるべきであるから,学生は,原則として,いつでも任意に在学契約等を将来に向かって解除することができる一方,大学が正当な理由なく在学契約等を一方的に解除することは許されないものと解するのが相当である。 ---- {{前後 |日本国憲法 |第3章 国民の権利及び義務 |日本国憲法第25条【国民の生存権、国の社会保障的義務】 |日本国憲法第27条【勤労の権利義務、勤労条件の基準、児童酷使の禁止】 26
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第2編 株式会社>第2編第4章 機関 (ある種類の種類株主に損害を及ぼすおそれがある場合の種類株主総会) 第322条 種類株式発行会社は、ある種類の株式の内容として、前項の規定による種類株主総会の決議を要しない旨を定款で定めることができる。 ある種類の株式の発行後に定款を変更して当該種類の株式について第2項の規定による定款の定めを設けようとするときは、当該種類の種類株主全員の同意を得なければならない。 会社法の一部を改正する法律(令和元年法律第70号)により、1項十四号を新設。 1項ある種類の株式に第108条第1項第6号(取得条項)に掲げる事項についての定款の定めを設るとき 2項ある種類の株式の内容として第108条第1項第4号(譲渡制限)又は第7号(全部取得条項)に掲げる事項についての定款の定めを設ける場合 ---- {{前後 |会社法 |第2編 株式会社 第4章 機関 第1節 株主総会及び種類株主総会 |会社法第321条(種類株主総会の権限) |会社法第323条(種類株主総会の決議を必要とする旨の定めがある場合) 322
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前)(次) (公益委員の忌避) 第27条の3 公益委員について審査の公正を妨げるべき事情があるときは、当事者は、これを忌避することができる。 当事者は、事件について労働委員会に対し書面又は口頭をもって陳述した後は、公益委員を忌避することができない。ただし、忌避の原因があることを知らなかったとき、又は忌避の原因がその後に生じたときは、この限りでない。 27の3
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電流とは単純には電気の流れのことである。電気の流れで実際に動いているのは電子であり、金属などの電気を通すもので電子は動くことが出来る。ここでは、電流の細かい性質には触れず、電流の基本的な性質について扱う。 ここでは、電流の性質についてまとめる。しかし、電流について述べる前に、電流がどのようなものから出来ているかについて簡単にまとめる。 (英語: electrostatic charge)しているという。 静電気は磁石と同じく、触れることなくお互いの間に力を働かせることが知られている。例えば、下敷きをこすった後に髪の毛に近づけると髪の毛が逆立つが、これは静電気によって、髪の毛が下敷きに引っ張られているということである。また、静電気にはプラスとマイナスがあり、磁石のNとSのようにプラス同士、マイナス同士を近づけると反発し、プラスとマイナスを近づけると引き合う性質がある。こすった時にプラスとマイナスのどちらに帯電しやすいかは、絶縁体の性質による。 (英語: electrostatic discharge)が起こることが知られている。冬に金属で出来た物に触れようとするとパチッと痛みを感じるのは、皮膚表面が帯電していて、金属に触れた瞬間に放電が起こるからである。実際には静電気として蓄積されているものと電流として流れているとされているものは、どちらも電子(でんし)と呼ばれる粒子であることが知られている。電子は容易に観察することは出来ないため、ここではその性質については詳しく述べない。(詳しくは高等学校理科 物理Iなどを参照。) (英語: electric circuit、エレクトリック・サーキット)と呼び、電気回路の要素を記号を使って表した設計図を''電気回路図''と呼ぶ。電気回路図は形式が標準化されているので、電気回路図を見て電気回路を組み立てたり、逆に作った電気回路を電気回路図に表したりということが誰にでも出来る。例えば、電池(直流電源)は と表され、抵抗(電流を流れにくくする物体のこと)は と表される。また、導線は直線で表される。電池には陽極(+極)と陰極(-極)があるが、回路記号では線が長い方が陽極に対応する。実際の電池では突起のある方が陽極である。 電池と抵抗だけをつないだ簡単な電気回路図は で与えられる。電気回路の中では各点でその点を流れる電流と電圧が決まる。 導線などの導体内の電気の流れおよび、その流れている電気の量を電流(でんりゅう、electric current、エレクトリック・カレント)という。電流の強さの単位は、アンペアという単位で表す。アンペアの記号は A で表す。 \frac{1}{1000}Aのことを1ミリアンペアといい、ミリアンペアの単位は[mA]で表す。 (英語: voltage、ボルテージ)という。一般に電池の電圧は、その電池の中の物質によって定まる。電圧の単位はボルトといい、記号はVで表す。(詳しくは高等学校物理を参照。) \frac{1}{1000}Vのことを1ミリボルトといい、ミリボルトの単位は[mV]で表す。 (英語: electromotive force, EMF)という。起電力は、電池内の物質の種類によって、一定に定まる。電池内の物質の量には影響されない。物質の種類によって、起電力が定まる。 たとえば、家庭用のマンガン乾電池1個の電圧は1.5Vである。 歴史的には、乾電池の発見と発明によって、一定の電圧で電気回路に電気を送り続ける定電圧源が人類の手に入るようになり、電圧と電流とを明確に区別することができるようになった。 では、電池や電圧というのは、そもそも何であろうか? の正体である。 (英語: resistance、レジスタンス)を通過するため、ここで電圧降下をおこす。電気抵抗は導線と比べて「電気の流れにくい場所」と理解することが出来る。その場所を電流が通ることで熱が発生し、また電流が勢い(=電圧)を失う。このことによって電気回路中に異なった電位があることと整合的になるのである。ここまでの話では、電圧降下の量が電気抵抗の性質によって変化し、電位の差を埋めるのに十分でなくなるように思えるかも知れない。しかし、このような場合には常に、抵抗の値と合わさってちょうど電位差を埋めるように対応する電流が流れるのである。電気回路中の電位についてより(詳しくは高等学校理科 物理Iを参照。) と呼ぶ。 と呼ぶ。 直列接続を用いると、電池全体の両端に対する電位差は、各々の電池の両端に対する電位差の和になる。一方並列接続では両端の電位差は1つの電池を用いたときの電位差と比べて変化しない。ただし、電池の寿命は、1本だけを用いたときと比べて、並列つなぎに用いた電池の数だけ長くなる。 同様にして抵抗の接続の仕方にも直列接続と並列接続がある。このときの全体としての抵抗値を計算することが出来るが、これは高等学校物理の範囲である。 という。 と呼んで区別する場合も有る。 本節でも、混同を避けるため、流れにくさのことは抵抗と呼び、物体側は抵抗器あるいは抵抗体と呼ぶことにしよう。 抵抗(電気の流れにくさのほう)の単位は、オーム(英:ohm、オウム)といい、記号は\Omegaで表す。 一般に抵抗器の両端で、ある電位差があるときに、抵抗器に流れる電流は で与えられることが知られている。ここで、V[V]は抵抗の両端の電位差で単位[V]はボルトと読まれる。 また、I[A]は抵抗を流れる電流値で、電流の単位[A]はアンペアで与えられる。 更に、R[\Omega]は、抵抗の大きさを表わす値であり単位[\Omega]は、オームと読まれる。 上の式は電圧と電流の関係を表わす式であり発見者の名前にちなんでオームの法則と呼ばれる。 抵抗300[Ω]を持つ電気抵抗に9[V]の電位差を与えたとき、抵抗中を流れる電流は何[A]か。 オームの法則を用いればよい。V = 9, R = 300を用いると、 I = 9 / 300 = 0.03 を得る。よって流れる電流は0.03[A]である。 一般に抵抗の大きさは使われている物質が同じ材質なら用いられている材質が長いと抵抗も大きくなり、材質が細いと大きくなる。また、同じ長さでの抵抗値は 物質によって異なっている。 導線の太さや長さによって抵抗の大きさは変わる。直感的に、導線が太いほうが電流が流れやすいのは分かるだろう。 実際に電気抵抗は、導線の太さに反比例して、抵抗が小さくなることが、実験的に確認されている。 さらに、導線は材質や太さが同じならば、導線が長いほど抵抗が大きくなり、長さに比例して抵抗が大きくなることが、実験的に確認されている。 記号はすべてを覚える必要はないが、最低限、固定抵抗器と乾電池、豆電球、スイッチ、電圧計および電流計、接続している交点と接続していない交点との区別、などは覚えてもらいたい。 ファイル:固定抵抗器.svg|固定抵抗器 ファイル:電池.svg|電池、直流電源(長い方が正極) ファイル:SPST-Switch.svg|スイッチ ファイル:コンデンサ.svg|コンデンサ ファイル:Fuse.svg|ヒューズ 電流計や電圧計 電流を測る計器を電流計(でんりゅうけい)という。形状や使い方は、学校教科書などを参考にしてください。 電圧を測る計器を電圧計(でんあつけい)という。形状や使い方は、学校教科書などを参考にしてください。 電流計や電圧計は、つなぎ方を間違えると、故障する場合があります。 電子線 放電管に、高い電圧をかけると、電気回路が導線でつながってなくても電気が流れることがある。このような現象を放電(ほうでん)という。 歴史的には、真空放電管の実験で、マイナス側の陰極から、なにか(これは電子の線である。)が放射されるのが発見された。 なので、陰極から出る電子の線は、電子線(でんしせん、cathode ray、カソード・レイ)と呼ばれる。 また、この実験から、電子は負の電荷をおびていることが、人類に分かった。 (※注意 ここでは、電流を電熱線に流す実験と、電球に流す実験を行なう。ここでは、電流を流すことで電熱線では発熱が得られ、電球に流すことで光が得られることがわかる。得られる光や発熱の強さは、それらにかける電圧を大きくすることで強くなる。 ここで、得られる光や発熱の強さは、電熱線や電球が消費する電力(でんりょく、electric power)によって定まる。電力は、ある時間当たりに抵抗が消費するエネルギーのことである。電力は で与えられ、電力の単位は[W](ワット)である。(詳しくは、高等学校理科 物理Iを参照。) 電力P[W]を式で書けば、 である。 1000Wのことをキロワットと言い、1kWと表す。 オームの法則が成り立つ電気回路の場合、電流Iについて が成立ち、電力の式 P=VI に、この V=RI を代入すれば、 が成り立つ。そのため、発する光や発熱は、かける電圧の2乗に比例するはずである。 同様に、電力の式 P=VI に、 I=V/R を代入すれば、 となる。なお。以上の式は、あくまでもオームの法則が成り立つ場合での式である。 抵抗に流れる電流による抵抗熱を利用した機器なら、たいていの機器ではオームの法則がなりたつ。 中学の学習で扱う機器なら、ほとんどの電気回路でオームの法則が成り立つので、この結果が成り立つと思って良い。 ) 熱量 電熱を利用して水を熱することを考えよう。1Wの電力を1秒間、加えた時の熱量を1ジュールという。ジュールの単位記号はJなので、1ジュールは式では 1J とあらわす。 電気の発熱量を表す場合は、カロリーではなく、なるべくジュール単位で表すのが一般的である。 なお、カロリーとは、水1グラムを1℃上昇させるのに必要な熱量である。 ジュールとカロリーとの関係は、およそ である。 読者は「カロリーという単位があるのに、なぜ、わざわざジュールという単位をつくったのだろうか?」と疑問を持つかもしれない。その質問に、お答えしよう。 ジュールという単位は、力学という物体の運動法則を調べる学問での「仕事」という物理量が元になっているのである。力学で「仕事」という物理量があり、その「仕事」の単位がジュールなのである。 上記の式で、単位の読みは、Jはジュール。Nはニュートン。mはメートル。 詳しくは後のエネルギーに関する節で習う。 ここでは、ともかく、電気の発熱量はジュールという単位で表すのが一般的だと知っていただければ良い。 電力量 ジュールという単位は、ワットを基準に考えれば、1Wの電力を1秒間、発熱させた時の熱量だった。 実生活では、30Wの蛍光灯を3時間ほど使用したりと、1Wよりも、もっと大きな電力を、1秒よりも、はるかに長い時間、用いることが多い。 電力のワットに、時間(=60分のこと)を掛けた量を電力量(でんりょくりょう)という。単位はワット時[Wh]あるいはキロワット時[kWh]である。 計算例として、たとえば使用電力が30Wの蛍光灯を3時間ほど用いたら、使用電力量は 30[W]×3[h]=90[Wh] である。 なお、電力量の単位 Wh の末尾のhは英語のhour(「アワー」、1時間、2時間と言った「時間」の意味。)の略である。 磁石に鉄などを近づけると鉄は磁石に引きよせられることが知られている。このような磁石の性質を見るために、磁界(じかい)という考え方を用いる。磁界とは磁石の 回りの各々の点にある矢印が張りつき、その矢印によって、その点の近くに鉄などが現われたときにそれらが引きよせられる方向を記述する方法である。 このとき、鉄などが引きよせられる強さは矢印の長さで表わす。 一般に、ある磁石にはN極とS極があるが、磁界は通常N極からS極に向けて伝っていくように書かれる。磁界は途中で途切れることが無い。 磁力線 磁場の向きが分かるように図示しよう。磁石の作る磁場の方向は、砂に含まれる砂鉄の粉末を磁石に、ちりばめて、ふりかけることで観察できる。 これを図示すると、下図のようになる。(画像素材の確保の都合上、写真と図示とでは、N極とS極が逆になっています。ご容赦ください。学校教科書などで、磁力線(じりょくせん)の図示を確認してください。) thumb|left|300px|磁力線の図示 このような磁界の図を磁力線(じりょくせん)という。磁力線の向きは、磁石のN極から磁力線が出て、S極に磁力線が吸収されると定義される。棒磁石では、磁力の発生源となる場所が、棒磁石の両端の先端付近に集中する。そこで、棒磁石の両端の先端付近を磁極(じきょく、magnetic pole)という。 磁力線の向きを、どうやって確認するかというと、方位磁針(ほういじしん、compass)を用いればいい。その場所の方位磁針の向きが、その場所での磁力線の向きである。 永久磁石が作る磁力線を図示する場合は、N極から力線が出て、S極で磁力線が吸収されるように書く。磁力線は、磁界を図示したものなので、磁極以外の場所では、磁力線が分岐することはない。N極以外の場所では磁力線が生成することもなく、S極以外の場所で磁力線が消滅することもない。 また、磁力線が交わったりしてはいけないし、枝分かれもしてはいけない。もし、交わらして磁力線を書くと、その場所での方位磁針の向きが2通りあることになり、不合理な図となる。 鉄やコバルトやニッケルに磁石を近づけると、磁石に吸い付けられる。また、鉄やコバルトやニッケルに永久磁石などで強い磁力を与えると、鉄などから磁石を遠ざけても、鉄やコバルトやニッケルそのものが磁場を周囲に及ぼすようになる。 このような、もともとは磁場を持たなかった物体が、強い磁場を受けたことによって磁場を及ぼすようになる現象を磁化(じか、magnetization)という。 また、鉄(英:iron)とコバルト(英:cobalt)とニッケル(英:nickel)は、磁化されることのできる金属であり、このような磁化される物質を磁性体(じせいたい)という。 必ずしも、すべての金属が磁性体とは限らない。たとえば、銅は磁化されないので磁性体ではない。 また、金属以外の物質は、一般に磁化はされず、したがって金属以外の物質は磁性体ではないのが一般である。 磁化された鉄などは、べつに永久磁石ではないので、反対方向から磁化すれば磁気が打ち消されて磁化が消える。また、外界との磁界との相互作用などで、磁化された鉄などの磁力は、自然に磁化が消失していく。 電流は、その周囲に磁界を作る。これは方位磁針を電気回路の近くに置くことで確認できる。 右ねじの法則 直線電流がつくる磁界の向きは、電流の向きに右ねじを進めるときに、右ねじを回す向きである。この電流と磁界の向きとの関係を右ねじの法則、あるいはアンペールの法則(Ampère's circuital law)と言う。 コイルのような曲線部を持つ電気回路が作る磁界の向きも、電気回路の各部分の電流が右ねじの法則に従って、磁界を作っている。 電流の周りに生じる磁界の強さは電流の強さと導線からの距離だけで決まることが知られている。(しかし、ここでは具体的にその強さを求めることはしない。詳しくは高等学校理科 物理Iなどを参照。) (※ 範囲外: )日本にかぎらず、世界に存在する ねじ の多くは 右ねじ であり 左ねじ は、特殊な場合にだけ用いられる。身近な実例として、自転車の左ペダルをクランクに取り付ける部分のネジがあげられる。もし、左ペダルが右ねじで取り付けられていると、緩める方向に力を受け続けてしまうからである。 ソレノイドコイルの磁界 導線を棒状のものにまきつけて、ある一定の長さにしたものを、コイルと呼ぶ。電気回路用のコイルについてはソレノイド(Solenoid)またはソレノイドコイルと呼ぶ場合が多い。コイルに電流を流したときにも磁石のときに見たような磁界が流れることが知られている。 磁界の向きは、方位磁針で確認できる。 電気回路に電流を流すと磁力が発生するのだった。この電流が作る磁界を、永久磁石の代わりに磁力の発生源として利用したものが電磁石(でんじしゃく、electromagnet)である。 実際の電磁石では、磁力を強めるために、コイルのソレノイド部分に鉄の棒を収める構造になっている。鉄芯が磁化させることで、磁力を強めている。 thumb|300px|モーターのしくみ 電流が磁界から受ける力を利用して、モーターがつくれる。モーターの原理は、右図のようなものである。 電流の向きから磁界の向きに、右ねじを回した向きに、力は働く。 整流子とブラシは、半回転ごとに電流の向きを切り換えることにより、つねにコイルを同じ向きに回転させるためのものである。 整流子が切り替わる瞬間は、いきおいで、そのまま回り続ける。 ---- thumb|磁界中で導線に働く力の向き。電流の向きIから磁力線の向きBに右ねじを回した向きが、導線に働く力Fの向き。 磁界の中で、導線に電流を流したとき、導線に働く力の向きは、電流の向きと磁界の向きの両方に直交する。 また、力の向きは、右ねじを、電流の向きから磁界の向きに右ねじを回したときに、その右ねじが進む向きである。 この法則をフレミングの左手の法則という。 電流の向きを逆にすると、力の向きも逆になる。この場合にも、力の向きは、右ねじを電流の向きから磁界の向きに右ねじを回したときに、その右ねじが進む向きになっているので、フレミングの法則が成り立っている。 (※ 範囲外: )フレミングの左手の法則とは逆に、フレミングの右手の法則というものもある。これは、フレミングの左手の法則はモーターなどの動き、すなわち電気エネルギーから運動エネルギーに変換するために用いるため、その逆のフレミングの法則は、運動エネルギーから電気エネルギーの変換のために用いられる。 thumb|400px|電磁誘導のしくみ コイルを置き、その輪の中に、磁石の先端を出し入れする実験実験を行なってみる。ただし、コイルの両端には電圧計を接続し、コイルに流れる電流の電圧を測定するものとする。 このとき、図のように、電流が流れる。 近づけたときと、遠ざけているときに、その磁石を動かしているあいだのみ、電流が流れる。遠ざけているときの電流の向きは、近づけているときの電流の向きとは、逆向きである。 この現象を電磁誘導(でんじ ゆうどう)といい、この電流を誘導電流(ゆうどう でんりゅう)という。 電磁誘導で電流が流れるのは、磁力が変化している間のみである。磁石を近づけおわった状態で固定していても誘導電流は流れない。 この電磁誘導を発見した人物は、イギリス人のファラデーである。 電磁誘導では、コイルの巻数が大きければ大きいほど、発生する誘導電流の大きさも大きくなる。 また、磁界の変化の速さが大きければ大きいほど、発生する誘導電流の大きさも大きくなる。 検流計を使えばいい。なお、検流計の内部のしくみは、検流計の中には導線の他にも磁石が入っており、フレミングの法則による力を、巻きバネをバネ計りとして用いて、はかっている。あらかじめ、検流計の製造業者などが、大きさの分かっている電流を流して、どのていどの大きさの電流で、どのていど、フレミングの法則による力が働くかを確かめて調整してある。なので、検流計の使用時に、流れている電流計の大きさが分かるという仕組みである。 ロシアのレンツは、磁界を変化させると、その変化をさまたげる向きに電流が流れることを発見した。この法則をレンツの法則という。 ※ アンペールの法則により、電流のまわりには、(電流の向きを基準にして)右回りに磁界が発生している。 誘導電流のまわりに発生する右回りの磁界の向きは、磁石の動きによる磁界の変化を打ち消す向きになっている。 このように、磁界が変化している間のみ、誘導電流が流れる。また、その誘導電流の向きは磁界の変化を妨げる向きである。 これをレンツの法則(Lenz's law)という。 現在の火力発電や水力発電や原子力発電などの発電所では、この電磁誘導の原理を用いて、発電を行なっている。火力発電や原子力発電では、火力などで発生する熱によって水をわかして水蒸気をつくり、固定した磁界の中にあるタービンを、水蒸気を用いてタービンをまわし、そのタービンの軸が発電機の軸とつながっているので、タービンの軸の回転といっしょに発電機も軸が回転し、そして発電機の軸にはコイルが取り付けてあるので、それによって誘導電流を発生させるのである。 水力発電では、上流から下流に流れ落ちる水流の力をもちいて、タービンを回している。 おおざっぱに言うと、火力発電などのしくみは、タービンを回すことで発電機のコイルまたは磁石を回し、発電している。(中学の範囲では、この程度のおおざっぱな理解で充分だろう。) なお、自転車の発電機では、軸に取り付けられた磁石のほうを回転させる仕組みになっており、コイルは固定されているのが一般である。 近年、鉄道の自動改札で、専用のICカードをセンサーの近くにかざすだけで、自動的に料金を払うなどの改札の処理を行うを処理がある。これも、電磁誘導を利用している。 まず、改札機に、磁界を発生させる装置が入っている。 また、ICカードの内部には、電源は無い。 そしてICカードの内部には、コイル状のアンテナが入っており、改札の磁界によってカードに誘導電流が発生し、その誘導電流によってカードのICチップが作動し、そして改札とカードがデータのやりとりをし始めて、改札の処理をするシステムになっている。 電磁調理器(IH調理器)の中にはコイルがあり、そのコイルで磁界を発生させている。そして、コイルの電流の向きがすごく速く変わる仕組みになってるので、コイルによって発生する磁界の向きも、同じようにすごく速く変わる。 そして、調理ナベに誘導電流が流れ、調理ナベの電気抵抗によって発熱することで、熱を発生させている。 なお、コイルから発生した磁界が、調理ナベなどの底面などに、あたっても、もし磁界が変化しなければ、ナベに誘導電流は流れない。 だったら、磁界を変化させれば、調理ナベの底面に、誘導電流が流れる。なので、IH調理器の内部のコイルは、電流の向きがすごく速く変わる仕組みになってるのである。 乾電池による電流は、電池切れなどが起きてなければ、大きさは変わらずに一定のままである。 いっぽう、発電機の電流は、磁石またはコイルが回転しているため、電流および電圧の大きさが周期的に変わる。 電池切れしてない乾電池による電流のように、大きさが一定のまま変わらない電圧と電流のことを直流(ちょくりゅう)という。 いっぽう、周期的に、電圧と電流の大きさが変わる場合を交流(こうりゅう)という。 家庭用のコンセントに供給されてる電圧は交流である。 オシロスコープという装置で調べると、交流の波形が見られる。 交流の電圧・電流にて、電流の向きの変化が、1秒間あたりに起きる回数を周波数(しゅうはすう)といい、周波数の単位はヘルツ(記号: Hz)である。 日本では、家庭に供給されている交流の電気では、東日本では50Hz、西日本では60Hzである。 電気をおくる場合、電流を大きくすると抵抗熱が大きくなり、よって電力の損失が大きくなるという事実がある。 同じ電力(電力P = 電圧V × 電流I )でも、電圧を高くして電流を低くしたほうが、抵抗熱が小なくなるという事実がある。 なので発電所からの送電では、電圧を高くして、電気を送っている。発電所で発電される交流は電圧が数十万ボルトであるが、送電のとちゅうで変電所(へんでんしょ)にある変圧器(へんあつき)によって段階的に引き下げられて数千ボルトに引きさげられ、さらに家庭に届く直前には電柱の上にある柱状変圧器によって100ボルトや200ボルトに引き下げられ、この100Vや200Vの電気が家庭に届いている。 なお、電池にプラスとマイナスの端子があるように、直流の電源にはプラスとマイナスの向きがある。 しかし、交流では、電圧が交互に向きが変わるので、電源などでは、あまりプラスとマイナスの区別をしない。じっさいに、家庭用のコンセントには、プラスとマイナスの区別が無いのが一般的である。 thumb|変圧器のしくみ 変圧器(へんあつき)は、鉄心(てっしん)に、巻数のことなる2つのコイルを図のように巻いた仕組みになっている。 これで電圧を変圧できる理由は、電磁誘導を利用している。 巻数の多いがわのコイルに高圧電流を流すと、コイルのまわりに電磁石のように磁界が発生し、その磁界が鉄心の中をとおるため、巻数のすくない側のコイルに誘導電流が流れる。 このさい、2つのコイルの巻数の比の関係により、巻数の少ないがわのコイルには低い電圧が発生する。 N1:N2=E1:E2 Nは巻き数、Eは電圧 こうして変圧器では、電圧を変換している。 なお、コイルの巻数の比を変えることで、変圧の比も変えることができる。 例題 一次側の電圧が2500Vあるが、これを100Vに変換したい。一次側の巻き数を6250回とすれば、二次側の巻き数を何回にすればいいか? 答え…N1:N2=E1:E2、6250:N2=2500:100、N2=250回 よってN2の巻き数は250回にすれば良い。 携帯電話の充電器やパソコンなどに使われているACアダプターには、変圧器が入っているものもある。 これらのアダプターなどにある「AC」または「DC」という表記がある場合がある。 AC(発音: 「エーシー」)とは、交流の英語の Alternating Current の略である。 また、ACアダプターとは、交流を直流に変換するアダプターである。 パソコンのアダプターに、ACアダプターが使われている理由は、コンピューターは、直流で動くため、電圧を直流に変換する必要があるからである。 いっぽう、DC(発音:「ディーシー」) とは、直流の英語の Direct Current の略である。
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法学>コンメンタール>司法書士法 (建議等) 第65条 日本司法書士会連合会は、司法書士又は司法書士法人の業務又は制度について、法務大臣に建議し、又はその諮問に答申することができる。 ---- {{前後 |司法書士法 |第8章 日本司法書士会連合会 |司法書士法第64条(会則の認可) |司法書士法第66条(司法書士会に関する規定の準用) 65
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (準備書面の省略等) 第276条 前項に規定する事項は、相手方が在廷していない口頭弁論においては、準備書面(相手方に送達されたもの又は相手方からその準備書面を受領した旨を記載した書面が提出されたものに限る。)に記載し、又は同項の規定による通知をしたものでなければ、主張することができない。 ---- {{前後 |民事訴訟法 |第2編第一審の訴訟手続 第8章 簡易裁判所の訴訟手続に関する特則 |第275条の2(和解に代わる決定) |第277条(続行期日における陳述の擬制) 276
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法学>コンメンタール民事訴訟法>コンメンタール民事執行法 (不動産執行の方法) 第43条 ---- {{前後 |民事執行法 |第2章 強制執行 第2節 金銭の支払を目的とする債権についての強制執行 第1款 不動産に対する強制執行 第1目 通則 |民事執行法第42条(執行費用の負担) |民事執行法第44条(執行裁判所) 43
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いままでの議論から分かるように,線形定常な連立微分方程式の解法においては,(sI-A)^{-1} の原像を求めることがすべてである. そのとき中心的な役割を果たすのが Cayley-Hamilton の定理である.よく知られているように,sI - A の行列式を A の固有多項式あるいは特性多項式という. A が n 次の行列ならば,それも s の n 次の多項式となる.いまそれを, とおくことにしよう.このとき, が成立する.これが Cayley-Hamilton の定理である. 例115\quad 式 (5.20) を用いずに,A と B_i が交換可能であることを示せ. 解答例 A の逆行列が存在するならば, より, 式 (5.16) , を代入して両辺に p(s) を掛ければ, を代入して、両辺にあらわれる同じ s のべき乗の係数を等置すると, s^n : & B_0 &= B_0 \\ s^{n-1} : & -B_0A + B_1 &= -AB_0 + B_1 \\ s^{n-2} : & -B_1A + B_2 &= -AB_1 + B_2 \\ s^{n-3} : & -B_2A + B_3 &= -AB_2 + B_3 \\ & \quad\quad\vdots \\ s^2 : & -B_{n-3}A + B_{n-2} &= -AB_{n-3} + B_{n-2} \\ s : & -B_{n-2}A + B_{n-1} &= -AB_{n-2} + B_{n-1} \\ 1 : & -B_{n-1}A &= -AB_{n-1} \end{cases} すなわち,A と B_i は可換である. \diamondsuit
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Arrow は Monads の一般化だと考えることができる。全てのMonadはArrowに変換することができるが、ArrowはMonadに変換できない場合がある。Arrow型を導入する目的はMonadを使う目的と同じであり、ライブラリ向けに標準的な型を用意することである。しかし、Arrow型はMonadより広範囲の概念をサポートする。Arrow型では、部分的に静的な計算(出力の一部が入力に依存しない計算)や、複数の引数を取る計算を表すことができる。Monadで上手くいくならMonadだけを使えばよいのだが、Monadが使えそうだが使えない対象に対しては、Arrowを使うべきかもしれない。 まずArrowを使った記法に馴れることから始めよう。ここでは、簡単のため、最もシンプルな関数を表すArrowと、小さなサンプルプログラムを書くことにする。 それではテキストエディタを立ち上げてHaskellファイルを書いてみよう。ファイル名は、toyArrows.hsとでもしておく。 {-# LANGUAGE Arrows #-} import Control.Arrow (returnA) idA :: a -> a idA = proc a -> returnA -< a plusOne :: Int -> Int plusOne = proc a -> returnA -< (a+1) これがあなたの定義したはじめてのArrowだ。1番目の例は、恒等関数をArrowで表現したものであり、2番目の例は、もう少し意味のあるArrowで、入力に1を加えて出力する計算を表現するArrowである。これを -XArrows のオプションをつけてGHCiで読み込んで、何が起こるか見てみよう。 % ghci -XArrows toyArrows.hs ___ ___ _ / _ \ /\ /\/ __(_) / /_\// /_/ / / | | GHC Interactive, version 6.4.1, for Haskell 98. / /_\\/ __ / /___| | http://www.haskell.org/ghc/ \____/\/ /_/\____/|_| Type :? for help. Loading package base-1.0 ... linking ... done. Compiling Main ( toyArrows.hs, interpreted ) Ok, modules loaded: Main. 3 "foo" 4 101 ちゃんと動きました。今回出てきた記号は3つある。 さて、1を足すことができるようになったので、これから2倍難しいことをやってみよう。2を足すArrowを定義する。 plusOne = proc a -> returnA -< (a+1) plusTwo = proc a -> plusOne -< (a+1) 簡単な方法は、上の例のように(a+1)をplusOneArrowに入力することである。 plusOneの定義とplusTwoの定義がにていることに注目して欲しい。同じパターン proc FOO -> SOME_ARROW -< (SOMETHING_WITH_FOO) が使われている。 {{Exercises|1= さて、上のplusTwoの定義を見て読者はがっかりしたのではないか。なぜ、plusOneを2回実行する定義になっていないのかと。ここでは、do記法を導入して、そのような定義を行ってみる。 plusTwoBis = proc a -> do b <- plusOne -< a plusOne -< b GHCiで実行する。 Prelude> :r Compiling Main ( toyArrows.hs, interpreted ) Ok, modules loaded: Main. 7 この記法で、さらに長いArrowの列を定義することができる。 plusFive = proc a -> do b <- plusOne -< a c <- plusOne -< b d <- plusOne -< c e <- plusOne -< d plusOne -< e
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小学校・中学校・高等学校の学習>高等学校の学習>高等学校家庭>高等学校家庭総合>どうしたらお互いに理解できるかな? サムネイル|527x527ピクセル 一番近いけど、意外とお互いの事は解っていないかもしれません。 家族なんだから、わかっている、わかってもらえているとついつい考えますが、意外とそうではなく、些細なことで大喧嘩になってしまう事もありますよね。 この国は儒教的な倫理観が常に主流だったので、親の権威も絶大ですし、常に親の意見がすべて正しいという展開になりがちですが、今後未来にかけてはもう少し子供の意見、立場、権利が見直され、子供の主張や自主性が尊重され、より穏やかで豊かな家族関係が出来てくると良いと思います。 コミュニケーションが大事だとはよく言いますが、この言葉は特定の慣れ合った集団に不当に利益を与えることも多いように思います。 コミュニケーションがスキルだという言及も欺瞞でしょう。特定の安易に通じ合った多数派が、自分たちはスキルを持っていると主張したいだけではないかな? しかし困難だろうと安易だろうと家族関係もまた、コミュニケーションの一形態でしょう。 個性として通じ合うものがあれば、割とスムーズにコミュニケーションできますが、逆に許容できなくて反目しあう事も多い。 家族は一番近い他者ですが、近ければ優位な事も、逆に困難なこともあると思います。 しかし結局家族にしてもそれ以外でも、コミュニケーションなんて学校で座学でまなぶものではない。実際に自分が生きて、生活して、家族と、他者と接して、何かを見出すしかないでしょう。 実際家族関係が破綻すれば、もちろん家族関係だけではなくあらゆる人間関係で、様々な問題が発生することになるでしょう。 夫婦間暴力(DV)、親子間暴力(家庭内暴力)、子供や高齢者への虐待、毒親とか、SNSやゲーム依存、引きこもりや登校拒否、その手の話題はテレビや新聞、インターネット、あるいは日常の会話でも、溢れていると思います。 実際に世にその手の話題があふれているという事は、誰でもいつでも、その手の問題に悩まなくてはいけなくなる可能性があるという事でしょう。 実際世の中でまことしやかに語られていることも、その実相は語られていることと大きく違う事も多い。 ネガティブな話題ではなく逆に美談や成功談も多いですが、本当に語られているように素晴らしい、美しい人たちなのかは結構疑問もありますよ。 結局これも学校の座学で何とかなることではないでしょう。自分自身で生きて、この社会と家族、人間について知っていくしかありません。
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定義 (最小分解体) K/F を体の拡大とする。f(X) \in F[X] が K で分解するとは、K[x] の一次の多項式と定数の積に表すことができることをいう。 K がF 上の f(X) の最小分解体であるとは、f(X) が K では分解するが K/F の任意の中間体 M について M では分解しないことをいう。 体 F と 定数でない多項式 f(X) \in F[X] について、その最小分解体が存在する。 証明 F の 代数閉包 \Omega を取る。f(X) が分解するような \Omega/F の中間体全ての共通部分を K とする。この K が最小分解体である。なお、f(x) = a(X-\alpha_1)(X-\alpha_2)\cdots(X-\alpha_n), \ a \in F, \alpha_i \in \Omega と書いたとき、K = F(\alpha_1, \cdots, \alpha_n) となる。詳細は読者に委ねる。 上で言及したことを命題として述べておこう。 f(X) \in F[X] が体 K で分解するとし、f(x) = a(X-\alpha_1)(X-\alpha_2)\cdots(X-\alpha_n), \ a \in F, \alpha_i \in K であるとする。このとき、F(\alpha_1, \cdots, \alpha_n) は最小分解体である。 g(X), h(X) \in F[X], \ f(X) = g(X)h(X) とし、g(X) の F 上の最小分解体を K とし、h(X) の K 上の最小分解体を L とする。このとき、L は f(X) の F 上の最小分解体である。 証明 命題2より、 g(X) = a(X-\alpha_1) \cdots (X-\alpha_m), \ a \in F, \alpha_i \in K, \ \ h(X) = b(X-\beta_1) \cdots (X-\beta_n), \ b \in F, \beta_j \in L と表したとき、K = F(\alpha_1, \cdots, \alpha_m), L = K(\beta_1, \cdots, \beta_n) であるから、L = F(\alpha_1, \cdots, \alpha_m, \beta_1, \cdots, \beta_n) である。したがって、命題2 を再び使えば主張を得られる。 (i) \phi : F_1 \rightarrow F_2 を体の同型写像とする。f_1(X) \in F_1[X], \ f_2(X) \in F_2[X] が \phi で対応しているとし、f_i の F_i 上の最小分解体を K_i とする (i = 1, 2)。このとき、体の同型写像 \Phi : K_1 \rightarrow K_2 で \phi の拡張になっているものが存在する。 (ii)f(X) \in F[X] の F 上の最小分解体は F 上の同型を除き一意に定まる。 証明 (ii) は (i) より直ちに従う。 以下、i = 1, 2 とする。命題3 より、f_i(X) は F_i[X] における既約多項式であるとしても良い。 \alpha_i \in K_i を f_i(X) の根の一つであるとする。このとき、仮定より \alpha_i の最小多項式は f_i(X) であり、F_i[X]/(f_i(X)) \rightarrow F(\alpha_i), \ \, X \, {\rm mod} \, (f_i(X)) \mapsto \alpha_i は F_i 上の同型である(ガロア理論/代数拡大)。 F_1(\alpha_1) \rightarrow F_1[X]/(f_1(X)) \rightarrow F_2/(f_2(X)) \rightarrow F_2(\alpha_2) \alpha_1 \mapsto X \, {\rm mod} \, (f_1(X)) \mapsto X \, {\rm mod} \, (f_2(X)) \mapsto \alpha_2 という同型写像を \psi とおく。これは、\phi の拡張になっているため、f_i = (X-\alpha_i)g_i(X), \ g_i(X) \in F_i(\alpha_i)[X] とおくと、g_1, g_2 は \psi で対応している。したがって、f_i(X) の次数に関する帰納法によって、\psi の拡張になっているような同型写像 K_1 \rightarrow K_2 が存在する。
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前)(次) 第208条 208
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(加重減軽の順序) 第72条 加重減軽をする際の順序を各号の順序とするものと定める。 ---- {{前後 |刑法 |第1編 総則 第13章 加重減軽の方法 |刑法第71条(端数の切捨て) |刑法第73条(大逆) - 削除 刑法第77条(内乱)
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アメリカ移民法(利用者用) [http://bbs.kodama.com/bbs/jinken/ JINKEN.COMアメリカビザ掲示板] アメリカの移民弁護士が経営している。
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電話加入権質に関する臨時特例法(最終改正:平成一九年六月一日法律第七四号)の逐条解説書。
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アメリカ独立戦争
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前)(次) (仮処分命令の必要性等) 第23条 第2項の仮処分命令は、口頭弁論又は債務者が立ち会うことができる審尋の期日を経なければ、これを発することができない。ただし、その期日を経ることにより仮処分命令の申立ての目的を達することができない事情があるときは、この限りでない。 係争物そのものについて、将来の強制執行までにその「モノ」の状態を変えることなく現状を維持することを目的とした手続き 023
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形容詞の強意形(英 elative / elative forms of adjectives, 仏 élatif, 独 Elativ)とは、比較級(comparative)や最上級(superlative)に当たる[[w:形容詞| 形容詞]]の語形である。アラビア語をはじめセム諸語に見られる。 アラブ固有の文法学では 優越の名詞(اسم التفضيل)または 優越のアフアル(أفعل تفضيل)と呼ばれ、形容詞ではなく、三語根動詞の語根からの派生語とみなされる。 英語の ''elative'' は、以下のような和訳が当てられている。 強意形の基本的な形は、  أَفْعَلُ  (二段変化)となり、前置詞   مِنْ  を伴って用いられる。 強意形は、比較級を表わす場合は格だけが変化するが(二段変化)、最上級を表わす場合は性・数・格が変化したり限定・非限定を区別したりする。 強意形の基本は、男性・単数の  أَفْعَلُ  (二段変化)であるが、女性・単数は فُعْلَى  (主格・属格・対格が同形)となる。 双数形は(使用頻度は少ないが)、男性・双数 أَفْعَلَانِ   あるいは 女性・双数 فُعْلَيَانِ となる。 複数形は(使用頻度は多くはないが)、男性・不規則複数 أَفَاعِلُ  (二段変化)あるいは 男性・規則複数 أَفْعَلُونَ   並びに 女性・不規則複数 فُعَلٌ  (三段変化)あるいは 女性・規則複数 فَعْلَيَاتٌ   ないし فُعْلَوَاتٌ   が用いられる。   |    |    |    | |    |    | |別形 --> 三語根( فعل )のうち、第二語根( ع )と第三語根( ل )が同じ場合には、  أَفَعُّ  という語形(二段変化)になる。 重子音の強意形の基本は、男性・単数の  أَفَعُّ  (二段変化)であるが、女性・単数は فُعَّى  (主格・属格・対格が同形)となる。 双数形は(使用頻度は少ないが)、男性・双数 أَفَعَّانِ   あるいは 女性・双数 فُعَّيَانِ となる。 複数形は(使用頻度は多くはないが)、男性・不規則複数 أَفَاعُّ  (二段変化)あるいは 男性・規則複数   並びに 女性・不規則複数  (三段変化)あるいは 女性・規則複数 فُعَّيَاتٌ     が用いられる。   |    |    |    | |    |    | |別形 --> 三語根( فعل )のうち、第三語根( ل )が弱文字( ا، و، ي )である場合には、語末がアリフ・マクスーラ( ى )の  أَفْعَى  という語形になり、主格・属格・対格が同形となる。 弱子音の強意形の基本は、男性・単数の  أَفْعَى  (主格・属格・対格が同形)であるが、女性・単数は فُعْيَا  (主・属・対格が同形)あるいは فُعْوَى  (主・属・対格が同形)または أَفْعَاةٌ  (三段変化)などとなる。 双数形は(使用頻度は少ないが)、男性・双数 أَفْعَيَانِ   あるいは 女性・双数 فُعْيَيَانِ となる。 複数形は(使用頻度は多くはないが)、男性・不規則複数 أَفَاعٍ  (主格・属格)/ أَفَاعِيَ  (対格)あるいは 男性・規則複数 أَفْعَوْنَ   並びに 女性・不規則複数 فُعًى  (非限定)/ الْفُعَى  (限定)あるいは 女性・規則複数   فُعْيَوَاتٌ   が用いられる。   |    |    |    | |    |    | |別形 --> 次の形容詞は、強意形が أفعل の型ではなく、原形(男性・単数)と同じだったり、異例な語形を取るもの。 絶対最上級(absolute superlative)とは、他のものと比較することなく、形容詞の意味を単に強調するものである。 アラビア語の場合は、固有名詞などにおいて形容詞の意味を強調する慣用的な用法として使われる。 用例1(a): بِرِيطانِيَا العُظْمَى 「大ブリテン(大英・グレートブリテン:ar:بريطانيا العظمى)」「大ブリテン」という呼称は、島の名(大ブリテン島)としてはブリテン諸島 (اَلْجُزُرُ بِرِيطانِيَا) の最大の島とも受け取れるし、歴史的には古代ブリトン人が移住したフランスのブルターニュに対比して「大ブリテン」(大ブルターニュ)と呼んだとも解されているが、アラビア語でこう呼ぶのは固有名詞化した国家名「グレートブリテン王国」や美称としての「大英帝国」によるものであろう。 とも表記される。サウジアラビア王国の国粋主義的な傾向の強い人たちが Youtube (يوتيوب)や Twitter (تويتر)といったソーシャルメディア上などでよく使っている、自国が偉大であることを強調した呼称。 英語の the Great に相当する、人物の偉大さを強調した表現だが、比較級と紛らわしい。 普通は強意形ではない اَلْإِسْكَنْدَرُ الْكَبِيرُ のように表記される場合が多い。 次の形容詞は、もともと最上級の意味を持っていたりするため、強意形を作れない。 次の形容詞は、もともと語形が強意形( أفعل )であるため、新たに強意形を作れない。
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ウイスキーは、水を加えると香りや味が際立ちより美味しくなると言われています。とはいえ、個人の好みによりますので量を調節しながら楽しんでください。 そのまま注ぎ、飲んでいく過程で少しずつ水を入れていくスタイル。文字通り調節が利く方法なので、自分の好みを探したい人におすすめ。 最初から1:1で水割りにする飲み方。このとき、水は常温のほうがより風味がよくなる。 大きめの氷にウイスキーを注ぐスタイル。少しずつ氷が溶け、味の変化も楽しめます。ほぼほぼストレートなので、キツイという人は1:2.5~3で水を加える水割り、同量の水を加えるハーフロックを試してみてください。 ロックのウイスキーを炭酸水で割る飲み方。かなりメジャーで、多くの店でバリエーションも豊かに提供されている。胡椒やはちみつのトッピングなどをしても美味しい。 また、ロックではなくグラス自体を冷やし、温度を低く保つ神戸ハイボールという手法も有名。
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2005年会社法制定(翌年施行)に伴い削除 各条項の継承等状況は以下のとおり。廃止前度々改正されているため、存在時期に輻輳があり、必ずしも廃止直前の条文ではない。 第239条 1990年(平成2年)改正にて無記名株式は廃止。 商法第247条を経由し、会社法第831条に継承。 239 商239
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法学>民事法>民法>コンメンタール民法>第2編 物権 (コンメンタール民法) (物権の設定及び移転) 第176条 物権の設定及び移転は、当事者の意思表示のみによって、その効力を生ずる。 物権変動についての規定である。 フランス流の意思主義をとることを定める。 居住地域から流木することによつて取得した慣習上の河川使用権は、その地域の上流に及ばない。 敷地不法占有と家屋収去請求の相手方。 仮処分申請に基き、裁判所の嘱託により家屋所有権保存登記がなされている場合であつても、仮処分前に家屋を未登記のまま第三者に譲渡しその敷地を占拠していない右保存登記名義人に対し、敷地所有者から敷地不法占有を理由として家屋収去請求をすることは許されない。 不特定物の売買においては、特段の事情のないかぎり、目的物が特定した時に買主に所有権が移転するものと解すべきである。 特定物の売買後売主が物件の所有権を取得したときと買主への所有権移転の時期・方法。 売主が第三者所有の特定物を売り渡した後右物件の所有権を取得した場合には、買主への所有権移転の時期・方法について特段の約定がないかぎり、右物件の所有権は、なんらの意思表示がなくても、売主の所有権取得と同時に買主に移転する。 ---- {{前後 |民法 |第2編 物権 第1章 総則 |民法第175条(物権の創設) ) |民法第177条(不動産に関する物権の変動の対抗要件) 176
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原文テキストについてはガリア戦記/注解編#原文テキストを参照。 25.    1Erat in Carnutibus summo loco natus Tasgetius, cuius maiores in sua civitate regnum obtinuerant.    2Huic Caesar pro eius virtute atque in se benevolentia, quod in omnibus bellis singulari eius opera fuerat usus, maiorum locum restituerat.    3Tertium iam hunc annum regnantem †inimicis, iam multis palam ex civitate et eis auctoribus eum †interfecerunt.    Defertur ea res ad Caesarem.    4Ille veritus, quod ad pluris pertinebat, ne civitas eorum impulsu deficeret, L. Plancum cum legione ex Belgio celeriter in Carnutes proficisci iubet ibique hiemare, quorumque opera cognoverat Tasgetium interfectum, hos comprehensos ad se mittere.    5Interim ab omnibus legatis quaestoribusque, quibus legiones tradiderat certior factus est in hiberna perventum locumque hibernis esse munitum. ---- テキスト引用についての注記 † ~ : 校訂者がテクストが壊れていると見なした箇所。 整形テキストについてはガリア戦記/注解編#凡例を参照。 XXV.    ①Erat in Carnūtibus summō locō nātus Tasgetius, cuius māiōrēs in suā cīvitāte rēgnum obtinuerant.    ②Huic Caesar prō eius virtūte atque in sē benevolentiā, quod in omnibus bellīs singulārī eius operā fuerat ūsus, maiōrum locum restituerat.    ③Tertium iam hunc annum rēgnantem inimīcīs, iam multīs palam ex cīvitāte et iīs auctōribus eum interfēcērunt .    Dēfertur ea rēs ad Caesarem.    ④Ille veritus, quod ad plūrēs pertinēbat, nē cīvitās eōrum impulsū dēficeret, Lūcium Plancum cum legiōne ex Belgiō celeriter in Carnūtēs proficīscī iubet ibique hiemāre, quōrumque operā cognōverat Tasgetium interfectum, hōs comprehēnsōs ad sē mittere.    ⑤Interim ab omnibus lēgātīs quaestōribusque, quibus legiōnēs trādiderat certior factus est in hīberna perventum locumque hībernīs esse mūnītum. ---- 注記 原文の eīs, plūrīs などは、それぞれ iīs, plūrēs などとした。 語釈
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この項では、理科総合B 地学分野を履修しているものとして高等学校地学Iの解説を行う。
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有価証券届出書のうちに重要な事項について虚偽の記載がある場合に,当該有価証券届出書の届出者である会社及びその役員等が当該有価証券を当該募集に応じて取得した者に対して負う金融商品取引法上の損害賠償責任(以下「賠償責任」という。)に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。なお,当該有価証券の取得者は,その取得の際に当該記載が虚偽であることを知らなかったものとする。(5点) ア.虚偽記載について故意又は過失がなかったことを証明したときは,届出者である会社は賠償責任を負わない。 イ.有価証券届出書に係る監査証明において,当該監査証明に係る書類について記載が虚偽でない旨の監査証明をした公認会計士又は監査法人は,当該監査証明をしたことについて故意又は過失がなかったことを証明したときは賠償責任を負わない。 ウ.有価証券届出書の届出者である会社が負う賠償責任の額は,損害賠償の請求権者がその請求時前に当該有価証券届出書に係る有価証券を処分した場合においては,請求権者が当該有価証券の取得について支払った額からその処分価額を控除した額を下回ることがある。 エ.賠償責任に係る請求権は,虚偽記載を知った時又は相当な注意をもって知ることができる時から6か月間これを行使しないときは消滅する。 4 ア.虚偽記載について故意又は過失がなかったことを証明したときは取得者が悪意であるときに限り,届出者である会社は賠償責任を負わない。届出者は無過失責任である。金商法18条1項 イ.有価証券届出書に係る監査証明において,当該監査証明に係る書類について記載が虚偽でない旨の監査証明をした公認会計士又は監査法人は,当該監査証明をしたことについて故意又は過失がなかったことを証明したときは賠償責任を負わない。金商法21条1項3号2項2号 ウ.有価証券届出書の届出者である会社が負う賠償責任の額は,損害賠償の請求権者がその請求時前に当該有価証券届出書に係る有価証券を処分した場合においては,請求権者が当該有価証券の取得について支払った額からその処分価額を控除した額を下回ることがある。金商法19条1項2項 エ.賠償責任に係る請求権は,虚偽記載を知った時又は相当な注意をもって知ることができる時から6か月間3年間これを行使しないときは消滅する。金商法20条前段
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法学>民事法>コンメンタール>コンメンタール民事保全法 (保全異議の申立ての取下げ) 第35条 保全異議の申立てを取り下げるには、債権者の同意を得ることを要しない。 ---- {{前後 |民事保全法 |第2章 保全命令に関する手続 第3節 保全異議 |民事保全法第34条(保全命令を取り消す決定の効力) |民事保全法第36条(判事補の権限の特例) 35
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法学>民事法>コンメンタール>コンメンタール民事執行法 (請求異議の訴え) 第35条 債務名義(第22条第2号又は第3号の2から第4号までに掲げる債務名義で確定前のものを除く。以下この項において同じ。)に係る請求権の存在又は内容について異議のある債務者は、その債務名義による強制執行の不許を求めるために、請求異議の訴えを提起することができる。裁判以外の債務名義の成立について異議のある債務者も、同様とする。 第33条第2項及び前条第2項の規定は、第1項の訴えについて準用する。 前訴判決に異議がある場合は既判力を無視して認容判決することができる。 ---- {{前後 |民事執行法 |第2章 強制執行 第1節 総則 |民事執行法第34条(執行文付与に対する異議の訴え) |民事執行法第36条(執行文付与に対する異議の訴え等に係る執行停止の裁判) 35
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この章での色の定義については、まずは直感的に理解していれば良い。(正確に色覚を説明すると生物学など他分野が絡み、広範かつ専門的になる。) 読者には、まずは色素の分子構造と電磁波との関係について、理解をしてもらいたい。 200px|thumb|円の正反対に位置する色が補色。 色素の定義は明確ではないが、材料に添加した場合に色を加える物質を色素(coloring material)という。 繊維に染色できる色素を染料(dye stuff)という。 白色光で照らされた物体は、可視光の特定の波長を吸収して、残りの波長の光を反射する。したがって物質が吸収する色と、反射光は、反対の色になる。 たとえば、赤色の物体は、光源の白色光から、青色や緑色や紫色などの、赤色以外の色の波長を吸収して、赤色のみを反射したので、ヒトの目には赤色に見えるのである。 赤色に対する、青緑色のように、反対側の色を補色という。赤は青緑の補色である。同様に青緑は赤の補色である。 白色光に照らされた物質に色を感じる仕組みは、物質が吸収した色の補色を、色として感じるのである。 色素には炭素化合物などの有機化合物からなる有機系の色素と、無機化合物からなる無機系の色素がある。本節では有機色素について説明する。 化合物に色を付けるには、その構造中に可視光を吸収できる官能基が必要である。 可視光を吸収できて、物質に色を付けられる官能基を発色団(chromophore)という。 有機色素の発色団は、-C=Oや、-N=N- などのように共役ニ重結合を持った官能基である。 共役ニ重結合によりπ電子が動けるようになっているので、電磁波と電子が相互作用ができるようになり、外部からの光を吸収できるようになっている。(たとえば、金属などの自由電子を持つ物質は不透明だったのを思い出そう。) 発色団以外の官能基で、発色団の作用を強めたり、親水性を高め染色しやすくする官能基を助色団(じょしょくだん、auxochrome)という。助色団には、たとえば、-OHや-COOHや-NH2などがある。 発色団 助色団 アゾ基 -N=N- を発色団として持った染料をアゾ染料(azo dye)という。アゾ染料としてコンゴーレッド(congo red)やメチルオレンジ、メチルレッドなどが有る。コンゴレッドやメチルオレンジなどは染料の他の用途でも、pH指示薬として用いられることがある。 ジアゾ化 アニリンC6H5NH2などの芳香族アミンを希塩酸に溶かしたのち、亜硝酸ナトリウム水溶液を加える事で、ジアゾニウム塩を作ることができる。このジアゾニウム塩が、アゾ染料の原料となる。また、芳香族アミンをジアゾニウム塩にする処理をジアゾ化(diazotization)という。 アニリンC6H5NH2をジアゾ化する場合は、まずアニリンを希塩酸に溶かしてから、亜硝酸ナトリウムを加えることで、塩化ベンゼンジアゾニウム C6H5N2Clができる。 ジアゾニウム塩は水に溶け、陽イオンのベンゼンジアゾニウムイオン[C6H5-N≡N]+と、陰イオンの塩素イオンCl-とに電離する。 なお、-N≡N-の左側のNは4価である。これはイオン化のためである。 この4価を意識した構造式の書き方として、塩をC6H5N+≡N-Cl-と書いたり、陽イオンをC6H5-N+≡Nと書く場合もある。 カップリング この塩化ベンゼンジアゾニウムC6H5-N≡N-Clと、ナトリウムフェノキソドC6H5-ONaとから合成によってp-フェニルアゾフェノールC6H5-N≡N-C6H4-OHが作られる。 これは発色団-N≡N-と、助色団-OHを持つように、色素や染料として使えることから、一般に染料として p-フェニルアゾフェノールは用いられる。 これは共役二重結合が2個のベンゼン環と窒素部分とつながっていて、共役二重結合が長い。 フェノキシドとして用いたフェノールの代わりに、ナフトールやアニリンなどでもカップリング反応は可能である。 thumb|right|200px|アイの葉 天然に作られた色素の染料を天然染料(natural dye)と言い、合成によって得られた色素を用いた染料を合成染料(synthetic dye)という。 アカネ(茜)・・・・・・植物のアカネの根から色素のアリザニンという紅色の色素が得られる。 アイ(藍)・・・・・・植物のの葉から、色素のインジゴという藍色の色素が得られる。 コチニール・・・・・・サボテンに寄生する虫のコチニール虫から色素のカルミン酸という赤色の色素がとれる。この色素をコチニール色素とも言う。 貝紫・・・・・・アクギガイ科の貝の分泌物から色素のジブロモインジゴという紫色の色素が得られる。 Image:Alizarin chemical structure.png|アリザニン ファイル:Indigo skeletal.svg|インジゴ 一般に、ヒトや動物の病気を治すために使用する物質を、医薬品という。 医薬品が、それを使用した生物におよぼす変化を薬理作用という。 一般に、医薬品は体内でさまざまな作用を起こす。このうち、治療の目的に沿った作用を主作用といい、それ以外の作用を副作用という。 サムネイル|ケシの実を傷つけて出た液体を乾燥させたものがアヘンである。 '''という。 ケシの実から取れる果汁を乾燥させたアヘンも古代から知られている生薬の一つである。アヘンは、紀元前1500年のエジプトでは鎮痛剤として利用されていた。 19世紀初頭、アヘンから、麻酔・鎮痛薬のモルヒネが抽出された。 19世紀後半に、いくつかの薬の化学構造が解明され、これらの成果をもとに、いくつかの薬品が合成された。 によって梅毒の治療薬サルバルサンがつくられた。 現在では、人工的に化学合成された有機化合物が、医薬品として多く使用されている。 古くから、ヤナギの樹皮には解熱作用や鎮痛作用が存在することが知られていた。これは、ヤナギの樹皮にあるサリシンが体内で加水分解されてサリチル酸を生じるためである。 19世紀初頭に、化学分析によって、サリシンや、それから生じるサリチル酸の存在が知られ、解明されていった。サリチル酸は、サリシンが体内で加水分解されて生じる。 19世紀に、サリチル酸は解熱鎮痛薬として、さかんに使われていたが、胃に悪影響を与えることが、しだいに分かっていった。そのため、19世紀後半ごろには副作用の弱いアセチルサリチル酸が開発され使用されるようになった。 アセチルサリチル酸は1898年にドイツで「アスピリン」の商品名で医薬品として売り出され、現在でも解熱鎮痛薬としてアスピリンの名前で世界各地で売られている。(日本では、『バファリン』にも、アスピリンが含まれている。) 現在では、サリチル酸系の多くの医薬品が存在している。 サムネイル|アセチルサリチル酸 また、サリチル酸にメタノールを反応させて作ることのできるサリチル酸メチルは、消炎鎮痛薬(筋肉痛などを抑える薬)として用いられている。たとえば、『サロンパス』などのように、サリチル酸メチルは湿布薬として用いられていたりする。 なお、これらサリチル酸系の解熱薬は、けっして細菌などを攻撃してるのではなく、熱や炎症などの症状をやわらげるだけである。このように、病原菌を攻撃せず、症状をやわらげる事が主な作用の医薬品を、対症療法薬という。 またなお、サリチル酸メチルは揮発性の液体である。 人体で、アセチルサリチル酸の薬が炎症や発熱などを抑える仕組みは、人体でケガなどの異常があったときに炎症などを起こして回復させようとする体内物質のプロスタグランジン(prostaglandin、略称:PG)という物質の合成を妨害するからである。(※ プロスタグランジンは検定教科書(高校理科の化学)の範囲外だが、文英堂シグマベストの高校化学参考書などに、プロスタグランジンとアセチルサリチル酸との関係の解説がある。) よって、アセチルサリチル酸は、けっして、おおもとのケガを治すわけではないし、けっして病原菌を退治するわけでもない。 このプロスタグランジンは、炎症以外にも、人体に必要なさまざまな現象で関わってくるので、よってプロスタグランジンの合成が阻害されると、さまざまな副作用が起こりうるのである。 プロスタグランジンは、脂肪酸を原料としていて、体内で合成される生理活性物質である。プロスタグランジンは、いわば、ホルモンのようなものである(詳しい説明は高校の範囲を超えるので省略)。 サムネイル|アセトアニリド アニリンから得られるアセトアニリドにも解熱鎮痛作用があるが、副作用が重いため、現在は使用されていない。 かわりに、アセトアニリドの誘導体であるアセトアミノフェン(p-アセトアミドフェノール)が、風邪薬などに含まれてる。 左|サムネイル|アセトアニリド 中央|サムネイル|アセトアミノフェン(p-ヒドロキシアセトアニリド) 1939年にドイツのドーマクが、アゾ染料の一種のプロントジルに、細菌の増殖を阻害する作用があることを見つけた。 のちに、プロントジルから生じるスルファニルアミド 200x200ピクセル に、細菌の増殖をおさえる作用があることが分かった。これは、細菌が発育に必要な葉酸を合成するさいの酵素を阻害するからである。 細菌はp-アミノ安息香酸 200x200ピクセルから葉酸を合成しているが、スルファニルアミドはp-アミノ安息香酸に似た構造を持ってるため、酵素を阻害する。 現在では、一般に、スルファニルアミドの骨格をもつ抗菌剤を、硫黄を元素にもつことから、サルファ剤(salfa drug)という。 微生物がつくりあげる化学物質で、ほかの微生物や細菌を殺したり、ほかの微生物や細菌の増殖を阻害したりする作用(抗菌作用)のあるものを抗生物質(antibiotics)という。 1929年にイギリスのフレミングは、アオカビから取れる物質に、このような抗菌作用があることを見つけ、この物質にペニシリン(Penicillin)と名付けた。 (※ 暗記は不要: )パンなどに生える青色のカビも通常、アオカビであるDavid P.Clark 原著『クラーク分子生物学』、田沼靖一 監訳、平成19年12月10日 発行、丸善、P36。 のちに、ペニシリンは、細菌のもつ細胞壁の合成を阻害するため、抗菌作用を示すことが分かった。 細菌は突然変異により、抗生物質の効かない細菌が生まれることがある。このような細菌を耐性菌という。 抗生物質を無闇に使い続けると、このような抗生物質のきかない微生物だけを残して増やしてしまう。 ペニシリンの効かない耐性菌もすでに存在しており、そのような病原菌には抗生物質メチシリンや抗生物質バンコマイシンが使われることがあるが、そのメチシリンの効かない耐性菌MRSAや、バンコマイシンの効かない耐性菌VRSAなどの耐性菌も出現しており、医療現場では大きな問題になってる。 このため、抗生物質ばかりに頼らず、手洗いや消毒などをきちんと徹底したりすることが、求められてる。 なお、ストレプトマイシンは、結核にきく抗生物質である。土壌細菌のつくる物質からストレプトマイシンが発見された。 サルファ剤や抗生物質のように、病気をおこす細菌や微生物を、直接、細菌への破壊的な作用を起こすことで、病気を治療する医薬品を化学療法薬という。 サムネイル|450x450ピクセル|ペニシリンG ペニシリンG の構造のβラクタムという部分が、細菌の細胞壁の合成をする酵素を阻害する。
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前)(次) (通勤による疾病の範囲) 第18条の4 18の4
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法学>民事法>コンメンタール>コンメンタール民事執行法 (売却の方法) 第134条 執行官は、差押物を売却するには、入札又は競り売りのほか、最高裁判所規則で定める方法によらなければならない。 ---- {{前後 |民事執行法 |第2章 強制執行 第2節 金銭の支払を目的とする債権についての強制執行 第3款 動産に対する強制執行 |民事執行法第133条(先取特権者等の配当要求) |民事執行法第135条(売却の場所の秩序維持等に関する規定の準用) 134
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/*セット(Set; 集合)*/ プログラミングにおけるセット(Set; 集合)は、数学の集合論に基づいて設計されたデータ構造です。集合は、重複を許さず、順序がない要素の集まりを表します。プログラミングにおいて、集合は異なる要素の集まりを表現し、その要素に対する操作を提供します。
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後見登記等に関する法律の逐条解説書。
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前)(次) 第8条の2
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接続詞とは、文において結びつけてつなげる働きをし、主に文と文や節と節のようにつなげる。意味に関しては、以下に分けることができる。 …同じ形式や意味が並ぶこと。例…及び、また、など。 …物事に対して、何かを添えること。例…しかも、など。 …あるものの中から選ぶこと。 …順接ともいい、主に文の因果関係を表す。例…ゆゑに、など。 …逆説ともいい、主にある一面の真理を表す。例…しかし、さるは、など。 …あるものに対して付け足すこと。例…ただし、など。 …あるものから別のものなどに変わるきっかけのこと。そもそも、など。 接続詞の語は、他の品詞の語に使われていることがある。同じ語でも意味は違ってくるので、文脈を読み、働きを区別しなければならない。
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{{Navi|高等学校の学習>高等学校福祉 高校の専門教科「福祉」の教科書を収める本棚です。1教科9科目になります。 こうとうかつこうふくし
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法学>民事法>コンメンタール著作権法 (放送権及び再有線放送権) 第100条の3 有線放送事業者は、その有線放送を受信してこれを放送し、又は再有線放送する権利を専有する。 ---- {{前後 |著作権法 |第4章 著作隣接権 第5節 有線放送事業者の権利 |著作権法第100条の2(複製権) |著作権法第100条の4(送信可能化権) 100の3
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1919年、孫文を中心とする中国国民党が出来た。ソ連は国民党を支援した。 ロシア革命後の1921年、中国では陳独秀(ちんどくしゅう)らの呼びかけで共産党が出来た 24年に国民党は、共産党と協力することを決定した。このころ孫文は「連ソ、容共、扶助工農」というスローガンを主張していた。 1925年、孫文は病死した。 1925年5月に、上海での労働争議をきっかけに、反帝国主義運動が起きる(五・三〇運動)。(きっかけになった労働運動は、紡績工場での労働運動だと言われる。) 1925年7月に国民党は広州で国民政府を樹立した。 翌1926年に蒋介石(しょうかいせき)の率いる国民革命軍が、中国統一をめざす北伐(ほくばつ)を開始した。 そして1927年に国民革命軍が南京・上海を占領すると蒋介石はクーデタを起こして共産党を排除し、南京に国民政府を建てた。 日本は妨害のため、山東に出兵した。しかし北伐軍は、日本との戦闘を避けた。1928年、北伐軍は北京政府の張作霖(ちょうさくりん)を敗走させた。 すると日本の関東軍は、張作霖の乗っている列車を爆破して殺害した。すると張作霖の息子の張学良(ちょうがくりょう)は、(日本に対抗するためか)国民党に従った。 こうして、国民政府(南京政府)は中国統一をした。国民政府は、欧米との外交につとめ、関税自主権の回復に成功した。そしてアメリカ合衆国やイギリスは、国民政府を支援した。 一方、中国の共産党は、1927年のクーデタで排除されて以降、山岳地帯などを拠点にしていた。 そして共産党はソ連の支援を受けていた。1931年に中国の共産党は、毛沢東の率いる中華ソヴィエト共和国臨時政府を江西省瑞金に樹立した。国民政府は中華ソヴィエトを武力攻撃したが、倒せなかった。 thumb|250px|塩の行進(1930年) イギリスによってインドで1919年に制定されたローラット法の内容は、令状なしでテロリスト容疑者を逮捕できるという内容であった。 これに対し、インドの民族運動の指導者ガンディーは、暴力をもちいないで独立運動すべしという主張を国民会議でして、不買運動などの形で意志を示す運動を主張し、非暴力・不服従というスローガンの運動になった。 しかし、実際の運動のなかで暴力事件が多発してしまい、ガンディーは運動の中止を主張した。 しかし、インド人の独立運動の意志はおさまらず、インド国民会議は指導者を急進派のネルーに変えて、独立運動をつづけた。 そしてネルーひきいる国民会議は1929年、プールナ=スワラージ(完全な独立)を決議して、独立運動をつづけた。 いっぽう翌1930年、ガンディーは、塩の専売に反対する「塩の行進」(The Salt March高等学校外国語『CROWN English Communication I』三省堂、2021年1月29日 文部科学省検定済、2022年3月30日発行、P137)を行った。 イギリスは妥協をさがすため、ロンドンで開催する円卓会議に独立指導者をまねき、結果的に1935年に自治を認める新インド統治法が制定された。 敗戦国のオスマン帝国はセーブル条約の締結により、領土を大幅に失った。これに反対する軍人ムスタファ=ケマルが、地方政権をたて、1920年にアンカラで臨時政府であるトルコ大国民会議を樹立した。 そして1922年には、ギリシアからイズミルを奪還した。同22年、ケマルはスルタン制を廃止した。 トルコ新政権は23年に列強とローザンヌ条約を締結し、新国境の決定、治外法権の廃止、関税自主権の回復、などの成果をおさめた。 そしてケマルは、オスマン帝国にかわるトルコ共和国の建国を宣言し、初代大統領になった。ケマルは改革として、脱イスラム化の政策を行い、アラビア文字からラテン文字への移行、女性参政権、政教分離などの改革を行った。 これらの諸改革をトルコ革命という。 パレスティナは最終的に、イギリスの委任統治領となった。そしてユダヤ人が入植してきた。 ヨーロッパ諸国は、中東では、パレスチナを除いて、ほとんどの国の独立を承認した。 アラビア半島では、イブン=サウードがイギリスの支援を受け、アラビア半島の大部分の領域を統一し、1932年にサウジアラビア王国を建国した。 エジプトでは大戦中の1914年にイギリスの保護国になったが、戦後、ワフド党の反英的な民族運動が活発化した。 すると、イギリスは保護権を放棄したので、1922年にエジプトは形式的には独立しエジプト王国となった。 しかし、スエズ運河の管理権は、イギリスのままだった。 1936年のイギリス=エジプト条約で、スエズ運河の管理権を除いて、エジプトはほぼ主権を回復した。スエズ運河には、イギリス軍が駐屯することになった。 イランは大戦中、中立を宣言したが、イギリス・ロシアの両軍に占領された。戦後は、イギリス・ロシアが政治に介入してきた。1921年、軍人レザー=ハーンが、クーデタを起こし、カージャール朝を倒し、政権をにぎり、みずからが王となり、パフレヴィー朝を開いた。 そして立憲君主制として、トルコにならった改革を行った( 第二次大戦後のイラン革命より前は、イランはけっこう西洋化をしていた国だったのである)。 1935年には国号を「ペルシア」から「イラン」に改めた。 第一次大戦後、英仏は大戦中の英仏の密約にしたがって、イラクとトランスヨルダンはイギリスの委任統治領になり、シリアはフランスの委任統治領になった。 その後、イギリスは、サウード家と対立していたハーシム家をイラクとトランスヨルダンの王位につけ、1920年代から1930年代のころに、それぞれ形式的な独立国としてイラク王国とトランスヨルダン王国となった。 イランやイギリスの石油利権は、イギリスが握りつづけた。 アフガニスタンは1919年、イギリスからの独立に成功した。 ヨーロッパ諸国は中東では多くの国に独立を認めたが、しかし東南アジアでは独立運動を弾圧した。 インドネシア(「オランダ領東インド」)では、コミンテルンの指導により結成されたインドネシア共産党が1926〜1927年に独立をもとめて蜂起したが、オランダ軍により弾圧されて失敗に終わった。 いっぽう、1927年にスカルノによってインドネシア国民党が結成され、独立運動を主張したが、1930年代にオランダの弾圧が強まり、指導者の大部分が逮捕されてしまった。 (その後、1942年に第二次世界大戦により、日本軍がインドネシアを占領する。) 1933年にオランダの弾圧によりスカルノは流刑にあっていたが、のちの1942年の日本の軍政によりスカルノは運動に復帰し、スカルノは日本軍と協力して(オランダからの)独立運動をつづけた。 thumb|フランスでのホー=チミン(1921年) ベトナムでは(「フランス領インドシナ」)、ホー=チミンがインドシナ共産党を結成し、蜂起した。いっぽう、これとは別に国民党も蜂起をした。しかし、共産党、国民党とも、フランス軍によって弾圧された。 (その後、1940年に第二次世界大戦により、フランス本国がドイツ軍に占領されたことにともない、ドイツの同盟国の日本軍がベトナムを占領する。) タイ(シャム)は、もともと独立国であり、1932年にはクーデタにより立憲君主化され、憲法が制定され、議会が開設された。 ビルマ(現: ミャンマー)では1930年、サヤ=サンの指導による蜂起が起きたが、イギリス軍に弾圧された。同年、ラングーン大学の学生を中心にタキン党が結成された。1935年、ビルマはインドから分離した。その後、アウンサンの指導により独立運動はつづいた。 フィリピンについては、宗主国のアメリカ本国で植民地放棄論が高まり、1934年にアメリカ合衆国が10年後のフィリピンの独立を約束した。これにともない、独立準備政府が発足した。(しかし、のちに太平洋戦争が発生したことで、独立は延期される。) ---- こうした情勢のもと、1941年に東南アジアは太平洋戦争に突入し、日本軍がイギリス軍やオランダ軍と争って各地を侵攻していき、各地を占領していく。
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コンメンタール>コンメンタール美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律>第4章 海岸漂着物対策の推進>第1節 海岸漂着物等の円滑な処理 (協力の求め等) 第十九条都道府県知事は、海岸漂着物の多くが他の都道府県の区域から流出したものであることが明らかであると認めるときは、海岸管理者等の要請に基づき、又はその意見を聴いて、当該他の都道府県の知事に対し、海岸漂着物の処理その他必要な事項に関して協力を求めることができる。 2環境大臣は、前項の規定による都道府県間における協力を円滑に行うため必要があると認めるときは、当該協力に関し、あっせんを行うことができる。 {{前後 |美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律 | |第十八条(市町村の要請) |第二十条 19
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多項式の微分については、前項で学びました。例えば となります。 ここでは ''y=(x+5)2'' のような関数を考えます。これは次のように展開してから、微分することができます。 この場合は、 2 乗なので展開もそれほど苦ではありませんが、これが、10 乗などになってくると、とても大変になってきます。 そこで、展開しなくても微分を計算することができる合成関数の微分と呼ばれる方法を学びます。上の関数は u=(x+5) と置き換えてみると次のような表現で書く事ができます。 つまり、下の式を上の式に代入すると となるようになっています。 合成関数の微分は、このように、''y'' が ''u'' だけで表される関数として書かれ、 ''u'' が ''x'' だけで表される関数として書かれるような場合に使うことができ、 \frac{dy}{dx} = \frac{dy}{du} \cdot \frac{du}{dx} このようになります。 以上のような、複数の関数が合成された合成関数を微分するときに、その導関数が、それぞれの導関数の積で与えられるという関係式のことを、連鎖律(れんさりつ、英: chain rule)といいます。 この公式を使って、先程の関数の微分を計算してみましょう。 したがって となり、展開してから微分した場合と一致していることがわかります。 合成関数の微分を、もう少し複雑な式で使ってみます。例えば の式において としてみると、 となりますから、合成関数の微分によればこの関数の微分は となります。 さらに複雑な関数の微分について学びます。 この関数の微分を計算するために展開して、多項式の微分を行うこともできますが、計算が大変になります。そこでこの関数を''f''(''x'') = (''x''2+5)5と''g''(''x'') = (x3 + 2)3の積と見て次の公式を使うことにより、遙かに簡単に計算することができます。 積の微分の公式 \frac{d}{dx}\left[ f(x) \cdot g(x) \right] = f'(x) \cdot g(x)+f(x) \cdot g'(x)\,\! 以下、この公式を導関数の定義に戻って証明します。 ここで、相殺する項を付け加えるという使い古された手法を用います。 加えた項は、差し引きして 0 になることに注意してください。 右辺を二つの分数に分けます。 それぞれの分子は、共通の因子でくくれます。 ここで極限を取ってみると となり公式が示せました。 3つの関数の積であれば となります。いくつの関数の積であっても、2つの時の積の微分を繰り返し使う事により、同じような公式を導くことができます。 次は、商の微分を考えます。関数の商は と見る事ができ、この右辺は、関数同士の積と見る事ができますので、商の微分は、積の微分の特別な場合と見る事ができます。 積の微分と合成関数の微分とべき乗関数の微分を使って、商の微分を計算してみます。 ここで、負の次数の部分を再び分数の表現に戻します。 これで、商の微分と呼ばれる公式が得られました。 商の微分の公式 \frac{d}{dx} \left[{f(x)\over g(x)}\right] = \frac{f'(x) \cdot g(x) - f(x) \cdot g'(x)}{g(x)^2}\,\! 覚えるのは少し大変かもしれません。分子が引き算になることに注意しましょう。 注意: 足し算や引き算、或いは定数倍の時は、微分と計算順序を入れ替えることができました。足し算を先に行い微分しても、微分してから足し算をしても同じでした。しかし、積や商の時は微分と計算順序を入れ替えることはできないことに注意してください。 指数関数 ex の微分を求めます。 {h} 指数法則 ''a'b'' + ''c'' = ''a'b'' ''a''''c''を用いることにより: {h} = e^x \cdot \lim_{h \to 0} \frac{e^{h} - 1 }{h} ここで、 p = eh−1 とおくと となります。ここで、 lnは自然対数の底 eを底とした対数関数であり、自然対数(natural logarithm)といいます。 対数記号から底を省略したlogという記号を用いることもあります。 この式の逆数を考えると \right) 自然対数の底 eの定義から = e となり、''h'' → 0 の時 ''p'' → 0 ですから となります。 即ち、次の公式が得られました。 指数関数の微分 \frac{d}{dx}e^x = e^x\,\! つまり、指数関数 ex は 微分しても変わらない関数 f'(x) = f(x) です。これはとても重要な性質です。 指数関数でも、底が ''e'' ではなく、 ''a'' > 0 だったらどうなるでしょうか?つまり を計算します。対数関数を用いて ''e''ln(''c'') = ''c'' となることに注意すると という形になります。あとは、合成関数の微分によって、 となります。したがって、次の公式が得られました。 指数関数の微分 \frac{d}{dx}a^x = \ln\left(a\right)a^x\,\! ''a'' = ''e'' としたときに、 先程の公式と同じになることに注意してください。 対数関数の微分を計算します。指数関数と密接な関係にあるので、指数関数の微分を用いるととても容易に計算できます。 まず、次のように 変数 ''y'' を定義します。 右辺の lnが 対数関数です。ln を用いる時は、底が ''e'' の対数関数、即ち、自然対数関数です。底が ''e'' で無いときなどは、log などを用いますので、特に、底が ''e'' である事を明示したい場合などは、 ln が使われます。 log という表記に慣れている場合は log だと思って頂いて構いません。日本の学校では、 底が ''e'' でも log を用いて教えることが多いです。 ''y'' の ''x'' による微分を求めるために次のような変形を行います。 そして、 両辺を ''x'' で微分します。 特に左辺には ''x'' がありませんが、 ''y'' は ''x'' の関数として定義されていることを考えて、合成関数の微分を使います。 ''x'' = ''e''''y'' という関係を再び使うと になりますから、次の公式が得られます。 自然対数関数の微分 \frac{d}{dx}\ln\left(x\right) = \frac{1}{x}\,\! 底が、''e'' で無い場合の対数関数は、底の変換公式を用いる事によって となり、1 / ln(''b'') は定数ですから、微分の外に出す事ができ となります。したがって次の公式が得られます。 対数関数の微分 \frac{d}{dx}\log_b\left(x\right) = \frac{1}{x\ln\left(b\right)}\,\! サイン、コサイン、タンジェント、セカント、コセカントの微分を計算します。これらの関数は、数学だけでなく、物理や工学などの応用分野でも非常によくみかけます。極座標の表現や、複素平面上の線積分など、いろいろな場面でこれらの関数に出会います。 これらの関数の微分の計算の仕方はいろいろあります。三角関数の元の定義に戻って計算することもできますが、それよりも簡単な方法として、ここではオイラーの公式: オイラーの公式 e^{i\,x} = \cos(x) + i\,\sin(x)\,\! を用いた微分を紹介します。 ここでi = \sqrt{-1}です。 この公式を用いると、サインとコサインは次のように表されることになります。 {2i} {2} 指数関数の微分を用いれば {2i} {2} となりますから、次の結果が得られます。 サインとコサインの微分 \frac{d}{dx} \sin(x) = \cos(x)\,\! \frac{d}{dx} \cos(x) = -\sin(x)\,\! これを用いて、タンジェントの微分が計算できます。 という関係式に、商の微分を用いれば となります。また という表現も可能です。 タンジェントの微分 \frac{d}{dx} \tan(x) = \sec^2(x) = 1 + \tan^2(x) どちらの表現も重要でよく出てきます。 セカントの微分は合成関数の微分から求めてみます。(もちろん商の微分を使ってもかまいません。) 定義から ですから、 これらの式の微分は、それぞれ したがって となり、次の公式を得ます。 セカントの微分 \frac{d}{dx} \sec(x) = \sec(x) \tan(x)\,\! コセカントの場合も同じです。 コセカントの微分 \frac{d}{dx} \csc(x) = -\csc(x) \cot(x)\,\! コタンジェントの場合は、タンジェントの微分と同じ方法を用います。 コタンジェントの微分 \frac{d}{dx} \cot(x) = -\csc^2(x) = -\left(1+\cot^2(x)\right) 逆三角関数のアークサイン、アークコサイン、アークタンジェント の微分を計算します。これらは sin−1、cos−1、tan−1のようにも表記されますが 逆数を表す時の −1 乗などと紛らわしい事もあり arcsin、arccos、arctan のような表記がされることも多くなっています。三角関数の逆関数なので、三角関数の値が分かっているときに、角度を求める関数です。使うときには定義域や値域に気を付けないといけません。 まず最初に、 arcsin の微分から計算します。 ここでは、第一象限の場合のみ考えます。すなわち の時に限ります。他の象限にある場合なども符号に気を付けて似たような計算をしてください。 まず最初に、既に知っている関数の微分を使うために とします。そして両辺を ''x'' で微分します。右辺は、合成関数の微分です。 ''dy'' / ''dx'' について解いてみると を使うと次の公式が得られます。 arcsinの微分 \,\! 同じような方法で、arccos や arctan の微分も計算できます。 arccos の微分 \,\! arctan の微分 \frac{d}{dx} \arctan(x) = \frac{1}{1+x^2}\,\! これまでに学んだ、微分の法則を用いて次の微分を計算してください。 多項式の微分は項を分けて単項式にして計算しました。そして、商の微分を用いて 有理関数の微分を行いました。 そして、sin ''x'', cos ''x'', tan ''x'', e''x'', ln ''x'' などのような他の関数の微分が必要になることもあるでしょう。先程は、三角関数の微分でオイラーの公式などの便利な公式を持ってきて計算をしましたが、 導関数の定義 を用いて、これらの微分を求められないでしょうか? sin ''x'' に関しては、次のような証明もできます。 f(x) = \sin{x} f'(x) = \lim_{h \to 0}{\sin(x+h)-\sin{x} \over h} = \lim_{h \to 0}{2\cos(x+h/2)\sin(h/2) \over h} = \lim_{h \to 0} \cos(x+h/2){\sin(h/2) \over (h/2)} = \cos{x} 因みに、 は、極限を参照してください。 \cos x や \tan x の微分を 同じように求めてみてください。
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コンメンタール>コンメンタール行政組織>コンメンタール内閣府設置法 (設置) 第37条 本府に、宇宙政策委員会を置く。 前項に定めるもののほか、本府には、第4条第3項に規定する所掌事務の範囲内で、法律又は政令の定めるところにより、重要事項に関する調査審議、不服審査その他学識経験を有する者等の合議により処理することが適当な事務をつかさどらせるための合議制の機関(次項において「審議会等」という。)を置くことができる。 第1項に定めるもののほか、別に法律の定めるところにより内閣府に置かれる審議会等で本府に置かれるものは、次の表の上欄に掲げるものとし、それぞれ同表の下欄に掲げる法律(これらに基づく命令を含む。)の定めるところによる。 ---- {{前後 |内閣府設置法 |第3章 組織 第3節 本府 |第36条(政令への委任) |第38条(国民生活審議会) 37
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法学>民事法>商法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社 (コンメンタール会社法) (反対株式買取請求) 第469条 事業譲渡等をする場合(次に掲げる場合を除く。)には、反対株主は、事業譲渡等をする株式会社に対し、自己の有する株式を公正な価格で買い取ることを請求することができる。 一第467条第1項第一号に掲げる行為をする場合において、同項の株主総会の決議と同時に第471条第三号の株主総会の決議がされたとき。 前項に規定する「反対株主」とは、次の各号に掲げる場合における当該各号に定める株主をいう。 事業譲渡等をしようとする株式会社は、効力発生日の20日前までに、その株主(前条第1項に規定する場合における当該特別支配会社を除く。)に対し、事業譲渡等をする旨(第467条第2項に規定する場合にあっては、同条第1項第三号に掲げる行為をする旨及び同条第2項の株式に関する事項)を通知しなければならない。 第1項の規定による請求(以下この章において「株式買取請求」という。)は、効力発生日の20日前の日から効力発生日の前日までの間に、その株式買取請求に係る株式の数(種類株式発行会社にあっては、株式の種類及び種類ごとの数)を明らかにしてしなければならない。 株券が発行されている株式について株式買取請求をしようとするときは、当該株式の株主は、事業譲渡等をする株式会社に対し、当該株式に係る株券を提出しなければならない。ただし、当該株券について第223条の規定による請求をした者については、この限りでない。 事業譲渡等を中止したときは、株式買取請求は、その効力を失う。 第133条の規定は、株式買取請求に係る株式については、適用しない。 ---- {{前後 |会社法 |第2編 株式会社 第7章 事業の譲渡等 |会社法第468条(事業譲渡等の承認を要しない場合) |会社法第470条(株式の価格の決定等) 469
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コンメンタール>コンメンタール民事>コンメンタール土地改良登記規則 土地改良登記規則の逐条解説書。
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線型代数学 > 固有値と固有ベクトル ---- ある線型変換 \ f に対して、\ f(\mathbf v) = \alpha \mathbf v のような元\mathbf v が見つかれば、この線型変換は扱いやすくなる。このページでは、このような\ \alpha ,\mathbf v(固有値・固有ベクトル)について議論をする。 サムネイル|せん断写像と言う種類の線形写像でモナリザの絵を変換した。このとき赤のベクトルは方向を変えたが、青のベクトルは変換後も方向を変えていない。この青のベクトルが固有ベクトルである。 注意 ここから先の議論は全て複素数体 \Complex 上の議論である。 本題に入る前にまず次の定理を認めてもらいたい。 定理(代数学の基本定理) 複素数係数の任意のn次多項式 は重複度も含めてn個の複素数の根を持つ。 証明は複素解析学#リウヴィルの定理を参照のこと。 まず、このページの初めに書いたことを正確に定義しよう。 定義 \ V : \Complex 上の線型空間、\ f \in \ End(V) とする。 このとき、 \mathbf v \in \ V (\mathbf v \neq \mathbf 0), \alpha \in \Complex が の関係をみたすとき、\ \alpha を''固有値'' (eigen value)、 \mathbf v を''固有ベクトル'' (eigen vector)という。 では、どのようにして固有値や固有ベクトルを求めたらよいだろうか? まずは、\Complex^n の線型変換である行列について考えてみよう。 まず、固有多項式を次のように定義する。 定義 A \in \ M(n,\mathbf K)に対して を\ A の''固有多項式'' (eigen polynomial)という。また、\nu_i (1 \leq i \leq r) を\alpha_i \in \Complex の''重複度'' (multiplicity)という。 2番目の等式は代数学の基本定理より成り立つ。 すると、次の定理が成り立つ。 ''定理'' \ \alpha が固有値 \Leftrightarrow \ \alpha は固有多項式の根 (証明) \ A \in \ M(n;\mathbf K) に対して、\ \alpha \in \Complex が固有値であるとする。このとき、 をみたす、\mathbf x \neq \mathbf 0 が存在する。 上の式を書き直すと、 (\ A - \alpha I_n)\mathbf x = \mathbf 0 であるから、(\ A - \alpha I_n) の階数がnより小さいということと同値である。 つまり、\ \det(\ A - \alpha I_n) = 0 でなければならない。 以上をまとめると、 \ \alpha が固有値 \Longleftrightarrow (A - \alpha I_n)\mathbf x = \mathbf 0 が非自明な解をもつ。 \Longleftrightarrow \ rank(\ A - \alpha I_n) < n \Longleftrightarrow \det(A - \alpha I_n) = 0 □ サムネイル|行列Aによって引き起こされる線形変換。 行列A = \bigl( \begin{smallmatrix} 2 & 1 \\ 1 & 2 \end{smallmatrix} \bigr)の固有値と固有ベクトルを求める。右の図はこの行列によって引き起こされる変換を示している。この行列Aの固有値と固有ベクトルを求める。 |A-\lambda I| = \begin{vmatrix} 2-\lambda & 1 \\ 1 & 2-\lambda \end{vmatrix} =\lambda^2 -4\lambda + 3 = (\lambda-1)(\lambda-3) なので、方程式(\lambda-1)(\lambda-3)=0を解いて、行列Aの固有値は1と3である。 次に固有ベクトルを求める。固有ベクトルを求めるには、(A-\lambda I)\mathbb x = 0を満たすベクトル\mathbb xを求めれば良い。 \lambda = 1に対応する固有ベクトルは、A-I=\begin{pmatrix} 1 & 1 \\ 1 & 1 \end{pmatrix}であることから、\begin{pmatrix} 1 & 1 \\ 1 & 1 \end{pmatrix}\mathbb x = 0を満たすベクトルである。すなわち、固有ベクトルは\mathbb x = \binom{1}{-1}及び、これを任意の定数倍したものである。 \lambda = 3に対応する固有ベクトルは、A-3I= \begin{pmatrix} -1 & 1 \\ 1 & -1 \end{pmatrix}であることから、\begin{pmatrix} -1 & 1 \\ 1 & -1 \end{pmatrix}\mathbb x = 0を満たすベクトルである。すなわち、固有ベクトルは\mathbb x = \binom{1}{1}及び、これを任意の定数倍したものである。 右の図では、紫のベクトルは、固有値1に対応する固有ベクトル\binom{1}{-1}に平行なベクトルである。青のベクトルは、固有値3に対応する固有ベクトル\binom{1}{1}に平行なベクトルである。紫のベクトルは、変換された後も、方向は変らず、長さも変わっていない。青のベクトルは、変換された後も、方向は変らず、長さは3倍になっている。固有ベクトルではない赤のベクトルは、変換された後、方向を変えている。 次に、固有空間を以下のように定義する。 定義 \ A \in \ M(n;\mathbf K) の\alpha \in \Complex に対する''固有空間'' (eigen space)とは で表わされる部分空間のことである。 この定義から明らかなように、 \ \alpha が固有値 \Longleftrightarrow \ E(\alpha) は\mathbf 0 でない元を持ち、それらはすべて固有ベクトル である。 \ V : \Complex 上の線型空間、<\mathbf e_1,\cdots ,\mathbf e_n> を\ V の基底、\ f \in End(V) に対して\ \alpha は固有値であるとする。 また、<\mathbf e_1,\cdots ,\mathbf e_n> に対する\ f の表現行列を \ A \in \ M(n;\mathbf K) とする。 このとき、行列の場合と同様に、 を充たす \mathbf v \neq \mathbf 0 が存在する。\ V の恒等変換(identity transformation)を \ I_V とすると、 と変形できる。これは、 \ rank(f - \alpha I_V) < n と同値である。 \ (f - \alpha I_V) の表現行列は\ A - \alpha I_n であるから、 \ rank (\ A - \alpha I_n) < n 以上より、\ f の固有値は \ A の固有多項式の根であることがわかる。 また、正則行列 \ P \in \ M(n;\mathbf K) に対して より、固有多項式は\ V の基底の取り方によらない。 固有空間も行列の場合と同様に定義される。 定義 \ f \in \ End(V) の\alpha \in \Complex に対する''固有空間''とは で表わされる部分空間のことである。 最後に、次の命題を証明しておく。 ''命題'' \alpha_1,\alpha_2,\cdots ,\alpha_r は \ A \in \ M(n;\mathbf K) の相異なる固有値とする。このとき、 (証明) \mathbf x_i \in \ E(\alpha_i) (1 \leq i \leq r) は \mathbf x_1 + \mathbf x_2 + \cdots +\mathbf x_r = \mathbf 0 をみたすとする。 この等式に、\ f, \ f^2, \cdots ,\ f^{r-1} を作用させると、 \begin{pmatrix}\mathbf x_1 \\ \mathbf x_2 \\ \vdots \\ \mathbf x_r \end{pmatrix} = \begin{pmatrix}\mathbf 0 \\ \mathbf 0 \\ \vdots \\ \mathbf 0 \\ \end{pmatrix} 左辺の行列の行列式はVanDermondの行列式なので、 = \prod_{i < j} (\alpha_i - \alpha_j) \neq 0 したがって、この行列は正則。 よって、\mathbf x_1 = \mathbf x_2 = \cdots = \mathbf x_r = \mathbf 0 □
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前)(次) 2013年(平成25年)1月1日、家事事件手続法の施行に伴い、廃止 第15条の4 前2項の規定は、民法第958条の3第1項 の規定による相続財産の処分の審判について準用する。この場合において、第1項中「相続人」とあるのは、「相続財産の管理人」と読み替えるものとする。 015の4 削除又は廃止された条文
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< ^ > ---- 最高性能を引き出すには: 300 画像 (classical CT & MRI) 以上を処理するには、512MB のメモリ容量。 800 画像 (multi-slice CT, PET-CT) 以上を処理するには、1GB のメモリ容量。 1500 画像 (multi-slice CT, PET-CT) 以上を処理するには、2GB のメモリ容量。 3000 画像 (4D Viewer を使用するcardiac CT) 以上を処理するには、4GB のメモリ容量。 ---- OsiriX < ^ > Online OsiriX Documentation/OsiriX System Requirements Documentación en línea de OsiriX/Requerimientos_de_sistema_para_correr_OsiriX Documentation en ligne de OsiriX/Système minimum nécessaire pour OsiriX
2,575
前)(次) (日雇労働被保険者) 第43条 43
2,576
<第9課 | 第11課> Guck mal! Sprechen Sie bitte langsamer! Essen wir zu Mittag! Entschuldigt bitte! Guck mal! これをのぞいてごらんよ。 Sprechen Sie bitte langsamer! どうかもっとゆっくり話してくださいよ。 Essen wir zu Mittag! 昼ごはんを食べよう。 Entschuldigt bitte! 君たち、どうも申し訳ない。 bitte どうぞ sprechen 話す entschuldigen 弁護する、許す zu Mittag essen 昼食を食べる die Gesundheit 健康;(無冠詞で)おだいじに gucken 覗き見る hoffen 希望する ich schlage vor 私は提案する mal 以前に/いつか;命令形につけて勧誘・要求の気持ちを表す。 langsamer もっとゆっくり laufen 走る rauchen タバコをすう die Reise 旅行 das Recht 法律、正当なこと、権利 schlafen 寝る der Schlüssel 鍵 die Straße 道路 der Tisch テーブル vergessen 忘れる vorsichtig 注意深い wiedersehen 再会する 命令法は動詞の法のひとつで、命令・依頼を表す。 二人称と複数一人称・複数三人称がある。ただし複数三人称というのは親称の Sie への命令文であり、第三者に対して命令するわけではない。 gehen sg. pl. 1 gehen wir! 2 geh[e]! geht! 3 gehen Sie! 単数二人称は、現在形から活用語尾 -st を落としたものと同形だが、しばしば -e を伴う。 複数は、現在形とそれぞれ同形である。 ただし複数一人称と複数三人称(敬称の Sie)では「動詞+主語」となる。 現在形の単数二人称で変音する動詞は、e -> ie となるものに限り、命令法でも変音する。 単数二人称の命令形の例 Hilf mir! * Du hilfst mir sehr. Sprich langsamer! * Du sprichst langsamer. Lass mich diese Zeitung lesen. * Du lässt mich diese Zeitung lesen. Fahr vorsichtig!. * Du fährst vorsichtig. 命令法の否定文(……するな)は通常の文と同じく、nicht などの否定詞をもちいて作る。 Vergiss den Schlüssel auf dem Tisch nicht! テーブルの上に鍵を忘れるな。 Rauch hier nicht! ここではタバコをすうな。 Trink keinen Tee vor dem Schlaf! 寝る前に茶をのむな。 Lassen sie es nicht! それを放っておかないでください。 語調を丁寧にするためbitte やmal (einmal) を添えることが多い。 Lauf bitte mit mir! Schau dir mal bitte dieses Mesenchym an! Bitte unterlassen Sie es zu rauchen! Entschuldige bitte! なお、直接命令法を用いず、疑問文や ich hoffe ... (私は……してほしい)、ich schlage vor ... (私は……を提案する)などの言い方もよく使われる。 Sprichst du bitte langsamer? Ich hoffe, du hilfst mir. Ich schlage vor, du fährst vorsichtig auf der Straße. 「さん」にあたる男性への敬称は Herr, 女性へは Frau, 未婚の場合は Fräulein をそれぞれ姓(Nachmame) につける。 相手の名前がわからないときの呼びかけにも使われる。みなさん、と改まっていうときには meine Damen und Herren という。 Meine Damen und Herren, wir fliegen gerade über Moskau. みなさん、いまモスクワ上空を飛んでいます。 このように丁寧に人に呼びかけるときは、敬称の Sie を用いる。 Sie を用いて話すことを siezen、 du を用いて話すことを duzen という。 Wollen wir uns siezen oder duzen? お互いに Sie で話すのと、Du で話すのとどちらがよいでしょうか? 日本の敬語にも類似するが、duzen にしても siezen にしても、使用人に対する場合など一部の例外を除き、双方が同じ呼び方をすることが基本である点が、日本語の敬語と異なる。 なお、相手が博士号を持っているときは Herr Doktor, 女性なら Frau Doktor(in), 相手が教授資格を持っているときには Herr Professor, 女性なら Frau Professorin と呼びかける。 かつては、博士号や教授資格を持っている人には、必ず称号をもって呼ぶものとされたが、現在では、たんに Herr, Frau を使うことも多い。 親しい間柄では、相手の姓を敬称なしで呼ぶこともある。仕事仲間などで特にそうである。 Du bist im Unrecht, Meier! 君は間違っているよ、マイヤー(君)。 Schmidt, trinkst du einen Kaffee? シュミット(君)、コーヒーを飲まないか。 しかし、一般には、Du で呼びかける相手には個人名(Name)をもって呼ぶのが普通である。 以下は代表的なドイツ語のあいさつである。 Hallo! こんにちは。(一日中。わりあいにくだけた挨拶) Willkommen! いらっしゃい。 Guten Morgen! おはよう。 Guten Tag!こんにちは。(日中の午後) Guten Abend!こんばんは。(夕方から夜) Gute Nacht! おやすみ。 Schlaf gut! おやすみ。 Gute Reise !よいご旅行を。 Schönen Urlaub!よい休暇を。 Schönes Wochenende!よい週末を。 Guten Appetit!めしあがれ。(食事をする人に) Viel Spass!楽しんでください。 Gesundheit!お大事に。(くしゃみをした人に) Auf Wiedersehen!またお会いしましょう。(別れ際に) Tschüss!さよなら。/バイバイ。(くだけた挨拶) <第9課 | 第11課>
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前)(次) 第122条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第116条、第117条、第119条又は第120条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。 労働安全衛生法の施行について(昭和47年09月18日 発基第91号) 事業者の意味づけ この法律における主たる義務者である「事業者」とは、法人企業であれば当該法人(法人の代表者ではない。)、個人企業であれば事業経営主を指している。 これは、従来の労働基準法上の義務主体であった「使用者」と異なり、事業経営の利益の帰属主体そのものを義務主体としてとらえ、その安全衛生上の責任を明確にしたものである。 なお、法違反があった場合の罰則の適用は、法第122条に基づいて、当該違反の実行行為者たる自然人に対しなされるほか、事業者たる法人または人に対しても各本条の罰金刑が課せられることとなることは、従来と異なるところはない。
2,578
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令 (定義) 第2条 この政令において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 一 添付情報登記の申請をする場合において、法第二十二条本文若しくは第六十一条の規定、次章の規定又はその他の法令の規定によりその申請情報と併せて登記所に提供しなければならないものとされている情報をいう。 二 土地所在図一筆の土地の所在を明らかにする図面であって、法務省令で定めるところにより作成されるものをいう。 三 地積測量図一筆の土地の地積に関する測量の結果を明らかにする図面であって、法務省令で定めるところにより作成されるものをいう。 四 地役権図面地役権設定の範囲が承役地の一部である場合における当該地役権設定の範囲を明らかにする図面であって、法務省令で定めるところにより作成されるものをいう。 五 建物図面一個の建物の位置を明らかにする図面であって、法務省令で定めるところにより作成されるものをいう。 六 各階平面図一個の建物の各階ごとの平面の形状を明らかにする図面であって、法務省令で定めるところにより作成されるものをいう。 七 嘱託情報法第十六条第一項に規定する登記の嘱託において、同条第二項において準用する法第十八条の規定により嘱託者が登記所に提供しなければならない情報をいう。 八 順位事項法第五十九条第八号の規定により権利の順位を明らかにするために必要な事項として法務省令で定めるものをいう。 ---- 02
2,579
前)(次) 第14条 14
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希ガスとは18族の元素。He(ヘリウム),Ne(ネオン),Ar(アルゴン),Kr(クリプトン),Xe(キセノン),Rn(ラドン)の6つの元素。 最外殻が閉殻の状態であり、安定な状態にあるので化学反応しにくい。
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前)(次) (個人の道府県民税に係る給与所得者の扶養親族申告書) 第45条の3の2 45の4
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (証人等の尋問) 第372条 裁判所は、相当と認めるときは、最高裁判所規則で定めるところにより、裁判所及び当事者双方と証人とが音声の送受信により同時に通話をすることができる方法によって、証人を尋問することができる。 ---- {{前後 |民事訴訟法 |第6編少額訴訟に関する特則 |第371条(証拠調べの制限) |第373条(通常の手続への移行) 372
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家庭において火災が発生する原因には、こんろ(の消し忘れ)・たばこ・電気機器・配線器具・ストーブ・放火および放火の疑いなどがある。初期消火に成功すれば、家財や人名に影響を及ぼすことなく小火騒ぎに抑えることも可能である。ここでは、家庭での火災の予防方法・対処方法などを紹介する。 火災が発生した際は、まず周りに大きな声で火事であることを知らせ、非常ベルを鳴らすなどして周りの人に火災を知らせる。余裕があれば消防局へ連絡する(119に電話する)。次に、初期消火をするか、それとも現場から避難するかの判断をする。初期消火をするかしないかの判断基準は天井に火が届いているかいないかである。天井に火が届いていたり、煙が充満していたり、初期消火を始めてから3分以上たってしまった場合は、初期消火をあきらめ避難をする。 初期消火は火災の原因によって対処方法が異なる。一般には適応する消火器を使用する。 石油ストーブやてんぷら油など…水でぬらした布団などをかけて酸素を遮断する。なお、水をかけると大変危険なので、絶対にやってはいけない。 電気火災…プラグを抜いたり、ブレーカーを落としたりしてから、水をかける。プラグを抜いたり、ブレーカーを落としたりする前に水をかけると感電の危険がある。 カーテン・ふすま・障子・たばこなど…水をかけたり、炎の延焼を防ぐ。 初期消火をした後も、再燃に警戒する。特に布団は消火後も、中でまだ火種がくすぶっていることが多く、一日中水を入れた浴槽に布団を入れておくなど警戒が必要である。なお、人間が着ている衣服などに引火したら、ストップ、ドロップ&ロール(止まって、倒れて、転がれ)という言葉通り、走り回ったりしないようにする。なお、転がる際は両手で顔を覆うことが大事である。(有毒ガスを吸ったり、顔にやけどを負わないため) 避難の際は玄関から逃げることが好ましいが、火の回り具合や煙の充満具合・自分のいる場所によって冷静に判断をしなければならない。火災による死因は、逃げ遅れが大多数を占めているhttps://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/h30/chapter1/section1/para1/38259.html 平成30年版 消防白書 2.火災による死者の状況(1)火災による死者の状況より。二階や三階から避難をする際は、ロープなどを使用する。(ない場合はシーツやカーテンを結んで代用できる)ビルなどでは四階以上の階からの避難は難しいので、下に向かって逃げる必要がある。しかし、どうしても降りられない場合は屋上で消防隊の助けを待つ。 避難中はハンカチなどで口を覆い、姿勢を低くして煙を吸わないようにすることが大事である。火災では炎よりも煙のほうが広がるのが早く命を奪うことが多い。特にマンションやアパートなどの集合居住区では、学校での避難訓練の標語ともなっているhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BF%E9%9B%A3%E8%A8%93%E7%B7%B4 Wikipedia 避難訓練「おかしも」(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)が重要である。 火災を予防するためには、火の始末を徹底すること・火災警報器や消火器などの機器を点検すること・避難経路を確認しておくこと・寝具や衣類、カーテンには防火製品を使うことなどを徹底する必要がある。また、電気火災を予防するために、タコ足配線(テーブルタップの定格を超えたW数の機器を使用すること)をしない・ほこりは定期的に掃除する・ケーブルをまとめたり、重いものの下敷きにしたりして負荷をかけないなどを実践する必要がある。
2,584
法学>コンメンタール>コンメンタール警察官職務執行法 (避難等の措置) 第4条 警察官は、人の生命若しくは身体に危険を及ぼし、又は財産に重大な損害を及ぼす虞のある天災、事変、工作物の損壊、交通事故、危険物の爆発、狂犬、奔馬の類等の出現、極端な雑踏等危険な事態がある場合においては、その場に居合わせた者、その事物の管理者その他関係者に必要な警告を発し、及び特に急を要する場合においては、危害を受ける虞のある者に対し、その場の危害を避けしめるために必要な限度でこれを引き留め、若しくは避難させ、又はその場に居合わせた者、その事物の管理者その他関係者に対し、危害防止のため通常必要と認められる措置をとることを命じ、又は自らその措置をとることができる。 前項の規定により警察官がとつた処置については、順序を経て所属の公安委員会にこれを報告しなければならない。この場合において、公安委員会は他の公の機関に対し、その後の処置について必要と認める協力を求めるため適当な措置をとらなければならない。 ---------- {{前後 |警察官職務執行法 | |第3条(保護) |第5条(犯罪の予防及び制止) 4
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数独パズル/問題集/解答参照 ※注意点がありますので、ノートページの項目 ''編集者へ'' を読んでから、問題を掲載してください。
2,586
沖縄県は日本の南西部に位置する県。一年中温暖な気候を特徴とし、長い間独立国であったことから、独自の文化を多く持つ。 沖縄県は、九州の南から台湾の東に連なる南西諸島の南半分を県土にもつ。中心となるのは沖縄島(沖縄本島)で、日本では本土四島に次いで5番目に大きな島である。沖縄県は沖縄島の他、久米島や渡嘉敷島などの慶良間列島を含む沖縄諸島、宮古島や多良間島などを含む宮古列島並びに石垣島、西表島、そして日本最西端の与那国島や民間人が到達できる日本最南端の波照間島などを含む八重山列島からなる先島諸島、そして北大東島、南大東島、少し離れて沖大東島からなる大東諸島から構成される。沖縄島の地形は、南部に平野が多く、北部には山地が多い。最高峰は石垣島にある於茂登岳で、標高は526m。
2,587
法学>コンメンタール>コンメンタール刑事訴訟法=コンメンタール刑事訴訟法/改訂 (公訴の取消し) 第257条 公訴は、第一審の判決があるまでこれを取り消すことができる。 ---- {{前後 |刑事訴訟法 |第2編 第一審 第2章 公訴 |第256条(起訴状、訴因、罰条) |第258条(他管送致) 257
2,588
第22条の2 国土交通大臣、土地改良区等を所管する大臣又は事業所管大臣は、国土調査の適正な実施を確保するため必要があると認めるときは、国土調査に従事する測量業を営む者に対し、当該国土調査の実施の状況につき、必要な報告を求めることができる。 都道府県知事は、国土調査の適正な実施を確保するため必要があると認めるときは、国の機関及び都道府県以外の者が実施する国土調査に従事する測量業を営む者に対し、当該国土調査の実施の状況につき、必要な報告を求めることができる。 ---- {{前後 |国土調査法 |第5章 雑則 |国土調査法第22条(国土交通大臣、土地改良区等を所管する大臣、事業所管大臣及び都道府県知事が行う報告の請求及び勧告) |国土調査法第23条(国土調査に関係がある測量又は調査に関する報告及び資料の提出の請求)
2,589
法学>コンメンタール>コンメンタール建設業法施行規則 (再審査の申立て) 第20条 ---- {{前後 |建設業法施行規則 | |施行規則第19条の9(経営規模等評価の結果の通知) |施行規則第21条(再審査の申立て) 20
2,590
(貸借対照表等の公告) 第百二十八条 一般社団法人は、法務省令で定めるところにより、定時社員総会の終結後遅滞なく、貸借対照表(大規模一般社団法人にあっては、貸借対照表及び損益計算書)を公告しなければならない。 2 前項の規定にかかわらず、その公告方法が第三百三十一条第一項第一号又は第二号に掲げる方法である一般社団法人は、前項に規定する貸借対照表の要旨を公告することで足りる。 3 前項の一般社団法人は、法務省令で定めるところにより、定時社員総会の終結後遅滞なく、第一項に規定する貸借対照表の内容である情報を、定時社員総会の終結の日後五年を経過する日までの間、継続して電磁的方法により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置をとることができる。この場合においては、前二項の規定は、適用しない。
2,591
(買受けの申出の保証) 第66条 不動産の買受けの申出をしようとする者は、最高裁判所規則で定めるところにより、執行裁判所が定める額及び方法による保証を提供しなければならない。 ---- {{前後 |民事執行法 |第2章 強制執行 第1節 総則 第1款 不動産に対する強制執行 第2目 強制競売 |民事執行法第65条(売却の場所の秩序維持) |民事執行法第67条(次順位買受けの申出) 066
2,592
デバッグツール(Debugging tools)は、ソフトウェア開発のプロセスで使用されるソフトウェアツールであり、主にプログラムのバグや問題を特定し解決するために設計されています。これらのツールは、プログラムの実行中にその動作を観察し、プログラマが問題の原因を特定し修正するのに役立ちます。 デバッグツールには、次のような種類があります: デバッガー(Debugger): デバッガーは、プログラムの実行を制御し、ステップ実行やブレークポイントの設定、変数の値の確認などの機能を提供します。プログラマは、デバッガーを使用してプログラムの実行中にその状態を詳細に調査し、バグの原因を特定します。 プロファイラー(Profiler): プロファイラーは、プログラムの実行中にリソース使用量やパフォーマンスに関する情報を収集し、プログラムのボトルネックや効率性の問題を特定します。これにより、プログラマはプログラムを最適化し、パフォーマンスを向上させることができます。 トレースツール(Tracing tools): トレースツールは、プログラムの実行中に発生するイベントや関数呼び出しの履歴を記録し、プログラムの動作を追跡します。これにより、プログラマはプログラムのフローを理解し、問題の特定に役立ちます。 ログビューア(Log viewers): ログビューアは、プログラムが生成するログファイルを表示し、問題の特定やトラブルシューティングに役立ちます。ログビューアは、ログメッセージをフィルタリングし検索する機能を提供することがあります。 これらのデバッグツールは、プログラマがソフトウェアの品質を向上させ、問題を特定し解決するのに役立ちます。統合開発環境(IDE)や独立したツールとして提供されることがあり、プログラマが効率的にデバッグ作業を行うことを支援します。 いくつかのオープンソースのデバッガーがあります。その中でもよく知られているものとしては次のようなものがあります: GDB (GNU Debugger): GDBは、GNUプロジェクトの一部として開発されたオープンソースのデバッガーです。C、C++、Adaなどのプログラミング言語で使用されます。多くのUNIX系オペレーティングシステムで利用可能であり、豊富な機能を備えています。 LLDB (LLVM Debugger): LLDBは、LLVMプロジェクトの一環として開発されたオープンソースのデバッガーです。C、C++、Objective-Cなどの言語をサポートしており、特にmacOSやiOSの開発者によく利用されます。LLVMの一部として提供されており、モダンなデバッガリング機能を提供します。 Valgrind: Valgrindは、メモリデバッグ、プロファイリング、コード最適化などを行うためのオープンソースのツール群です。特にメモリリークやメモリの破壊などの問題を特定するために広く使用されています。 これらのデバッガーは、ソフトウェア開発において重要な役割を果たし、プログラマがバグを特定し解決するのに役立ちます。また、オープンソースであるため、コミュニティによって継続的に改良されています。 GDB(GNU Debugger)は、GNUプロジェクトの一部として開発されたオープンソースのデバッガーであり、C、C++、Adaなどのプログラミング言語で使用されます。GDBは、多くのUNIX系オペレーティングシステムで利用可能であり、豊富な機能を備えています。以下では、GDBの基本的な使い方を紹介します。 gcc -g my_program.c -o my_program -gオプションを使用して、デバッグ情報が含まれたバイナリを生成します。 gdb ./my_program デバッグしたいプログラムを引数としてGDBを起動します。 (gdb) start プログラムを開始し、最初の行で停止します。 (gdb) next 現在の行を実行して次の行に移動します。 (gdb) break function_name 特定の関数で停止するブレークポイントを設定します。 (gdb) print variable_name 指定した変数の値を表示します。 (gdb) backtrace 現在のスタックトレースを表示します。 (gdb) watch variable_name 指定した変数が変更されたときに停止するウォッチポイントを設定します。 (gdb) quit GDBを終了します。 これらは、GDBの基本的なコマンドの一部です。GDBにはさまざまなコマンドやオプションがあり、詳細な操作や機能が提供されています。GDBのマニュアルやオンラインリソースを参照することで、さらに高度なデバッグ手法や機能を学ぶことができます。 プロファイラーは、オープンソースソフトウェア開発において、アプリケーションのパフォーマンスを分析するための重要なツールです。プロファイラーは、アプリケーションの実行中にリソースの使用状況を監視し、どの部分が時間やメモリを消費しているかを特定します。これにより、開発者はアプリケーションのボトルネックを見つけ、パフォーマンスの問題を解決するための最適化を行うことができます。 オープンソースのプロファイラーには、Valgrindやgprofなどがあります。Valgrindは、メモリデバッグやコードの最適化など、さまざまなツールを提供しています。gprofは、プログラムの実行時間を測定し、どの関数が最も多くの時間を消費しているかを報告します。 Valgrindは、オープンソースのメモリデバッグツールであり、プロファイリングやコード最適化などの機能も提供します。主な特徴としては、メモリリーク、メモリの破壊、未初期化のメモリアクセスなど、様々なメモリ関連の問題を特定することができます。また、Valgrindはアプリケーションを実行する際に、仮想的な実行環境を提供し、コードを実行する際にメモリアクセスのパターンを追跡します。これにより、プログラムの実行中に発生したメモリの問題を検出し、デバッグや修正を容易にします。ValgrindはLinuxプラットフォームで広く利用されており、開発者に信頼性の高いメモリ管理を提供します。 GNU gprofは、GNUプロジェクトの一部として提供されるオープンソースのプロファイリングツールです。gprofは、プログラムの実行時間を測定し、どの関数が最も多くの時間を消費しているかを特定します。これにより、プログラマはプログラムのパフォーマンスを理解し、最適化のための改善点を見つけることができます。gprofは、コンパイル時にプログラムに特別なコードを挿入し、プログラムの実行時に関数呼び出しの回数や実行時間を記録します。その後、gprofは収集したデータを解析し、プログラムのプロファイルを生成します。gprofは、Unix系システムで広く利用されており、開発者にプログラムのパフォーマンス解析の手段を提供します。 GNU gprofは、プログラムの実行時間のプロファイリングを行うためのオープンソースのツールです。 以下は、gprofの基本的な使い方の概要です。 gcc g my_program.c -o my_program ./my_program プログラムが実行を終了すると、gmon.outというファイルが生成されます。 gprofコマンドを使用して、gmon.outファイルからプログラムのプロファイル情報を取得します。 gprof my_program このコマンドは、関数ごとの実行時間や呼び出し回数などの詳細なプロファイル情報を表示します。 これらはgprofの基本的な使い方です。 詳細なオプションや使い方については、gprofのドキュメントやマニュアルを参照することをお勧めします。 トレースツールは、アプリケーションの実行中に発生するイベントや関数呼び出しの履歴を記録し、開発者がプログラムの動作を詳細に分析するのに役立ちます。これにより、特定の問題やエラーの原因を特定し、修正することができます。 Linuxシステムでは、straceやdtraceなどのトレースツールが利用できます。これらのツールは、システムコールやライブラリ呼び出しをトレースし、プログラムがどのように振る舞っているかを観察します。 straceは、オープンソースのトレースツールであり、Linuxシステム上で動作します。straceは、プロセスがシステムコールを行う際の詳細な情報をキャプチャし、その動作をトレースします。これにより、開発者はアプリケーションがどのようなシステムコールを実行しているかを把握し、プログラムの挙動や性能を詳細に分析することができます。また、straceは、プログラムがファイルやネットワークなどのリソースにアクセスする際の挙動を観察し、セキュリティの問題やパフォーマンスのボトルネックを特定するのに役立ちます。straceは、システム管理やデバッグの目的で広く使用されており、オープンソースコミュニティによって積極的にメンテナンスされています。 dtraceは、オープンソースのトレースツールであり、SolarisおよびBSD系オペレーティングシステムで利用可能です。dtraceは、動的トレースフレームワークとして機能し、システムやアプリケーションの実行中に発生するイベントや関数呼び出しの履歴をリアルタイムで収集します。これにより、開発者はアプリケーションの動作を詳細に監視し、パフォーマンスの問題やセキュリティの脆弱性を特定することができます。dtraceは、非常に柔軟で強力なツールであり、スクリプト言語によるスクリプトを使用して、トレースデータの収集や分析をカスタマイズすることができます。dtraceは、システムのトラブルシューティングや性能解析、セキュリティ監視などのさまざまな用途に広く使用されています。 DTraceは、SolarisおよびBSD系オペレーティングシステムで利用可能なデバッグおよびトレースツールです。以下は、DTraceの基本的な使い方の概要です。 DTraceを使用してトレースするためには、DTraceのスクリプトを作成する必要があります。DTraceスクリプトは、プローブと呼ばれる特殊なポイントにフックを設定し、トレース対象のアクションを定義します。 syscall:::entry { printf("%s called\n", probefunc); } 作成したDTraceスクリプトをdtraceコマンドを使用して実行します。 sudo dtrace -s my_script.d このコマンドは、指定されたDTraceスクリプトを実行し、トレースデータを収集します。 DTraceが実行されている間、トレースデータはリアルタイムで表示されます。また、DTraceの出力はファイルにリダイレクトすることもできます。 トレースを終了するには、Ctrl+Cを使用してDTraceプロセスを停止します。 これらはDTraceの基本的な使い方の一例です。DTraceは非常に柔軟で強力なツールであり、さまざまなシステムの状態をトレースし、解析するための豊富な機能を提供しています。詳細な使い方やスクリプトの記述方法については、DTraceのドキュメントやチュートリアルを参照することをお勧めします。 ログビューアは、アプリケーションが生成するログファイルを表示し、開発者がログメッセージを解析し、問題の原因を特定するのに役立ちます。ログビューアは、ログメッセージをフィルタリングし、検索する機能を提供し、開発者が必要な情報に素早くアクセスできるようにします。 オープンソースのログビューアには、KibanaやGraylogなどがあります。これらのツールは、ログデータの集約、可視化、分析を行い、開発者がシステムの状態を理解し、問題を特定するのに役立ちます。 Kibanaは、Elasticsearchのデータを視覚化し、分析するためのオープンソースのデータ視覚化ツールです。Kibanaは、ログデータ、メトリクス、アプリケーションのモニタリングデータなど、さまざまな種類のデータをリアルタイムで可視化し、洞察を提供します。Kibanaの主な機能には、ダッシュボードの作成、グラフの作成、データのフィルタリング、ドリルダウン機能などがあります。Kibanaは、ビジュアライゼーションを通じてデータを理解し、ビジネス上の意思決定をサポートするための強力なツールとして広く利用されています。 Graylogは、ログ管理、分析、可視化のためのオープンソースのプラットフォームです。Graylogは、大量のログデータを収集し、検索、分析、可視化するための機能を提供します。また、Graylogは、監査やセキュリティの目的でログデータを保持し、コンプライアンス要件を満たすための機能も提供します。Graylogの主な機能には、ログの収集と処理、フィルタリング、アラート、ダッシュボードの作成などがあります。Graylogは、ログ管理とセキュリティモニタリングのニーズを満たすために設計されており、オープンソースコミュニティによって積極的に開発されています。
2,593
前)(次) (法令改正に伴う契約の変更) 第22条 甲及び乙は、本契約締結後の法令改正に伴い管理事務又は委託業務費を変更する必要が生じたときは、協議の上、本契約を変更することができる。 本条は、設備の維持管理に関する法令、消費税法等の税制等の制定又は改廃により、第3条の管理事務の内容や第6条の委託業務費の額の変更が必要となった場合について定めたものである。 22
2,594
コンメンタール>コンメンタール売春防止法>売春防止法第28条 (審査請求) 第28条 この法律又はこの法律において準用する更生保護法の規定により地方委員会が決定をもつてした処分に不服がある者は、中央更生保護審査会に対し、審査請求をすることができる。 2前項の審査請求については更生保護法第九十三条から第九十五条までの規定を、同項に規定する処分の取消しの訴えについては同法第九十六条の規定を準用する。この場合において、同法第九十三条第一項中「少年院に」とあるのは「少年院若しくは婦人補導院に」と、同条中「又は少年院の長」とあるのは「、少年院の長又は婦人補導院の長」と、同法第九十五条中「六十日」とあるのは「三十日」と読み替えるものとする。 {{前後 |コンメンタール売春防止法 |売春防止法第28条(審査請求) |売春防止法第27条の2(行政手続法の適用除外) |売春防止法第29条(更生保護法の準用) 28
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※ 1990年代のかつて、DNAなどの話題は生物IIによくある話題だったが、現代では『生物基礎』に移動。なお、専門『生物』の教科書には下記のDNAの単元が書かれていないので、受験勉強の時には、まちがえてDNAの単元を飛ばさないように気をつけること。 thumb|300px|DNAのヌクレオチド構造 thumb|DNAの並び方の説明図。アデニン(A)はチミン(T)と結びつく。グアニン(G)はシトシン(C)と結びつく。 DNA(デオキシリボ核酸、英: deoxyribonucleic acid)の構造は、ヌクレオチド (nucleotide) と呼ばれる構成単位をもち、ヌクレオチドはリン酸と糖と塩基の化合物である。ヌクレオチドの糖はデオキシリボース(deoxyribose) である。DNAでは、ヌクレオチドがいくつも結合して、二重らせん構造をつくっている。 塩基には4種類あり、アデニン(adenin)、チミン(thymine)、シトシン(cytosine)、グアニン(guanine)という4種類の塩基である。ヌクレオチド一個に、4種の塩基のうち、どれか一個が、ふくまれる。 生殖細胞では、減数分裂で染色体が半分になることから、遺伝子の正体とは、どうやら染色体に含まれている物質であろう、という事がモーガンなどの1913年ごろのショウジョウバエの遺伝の研究によって、突き止められていた。 遺伝子に含まれる物質にはタンパク質や核酸(かくさん)など、さまざまな物質がある。どの物質こそが遺伝子の正体なのかを突き止める必要があった。核酸の発見は、1869年ごろ、スイスの生化学者ミーシャーによって、膿(うみ)から取り出した細胞の核に、リン酸をふくんだ物質があることが発見され、この物質はタンパク質とは異なることが調べられた。ミーシャ-の発見したのが核酸である。この当時では、まだ核酸が遺伝子の正体だとは考えられていなかった。なお、膿は、白血球を多く含む。 1949年、オーストリアのエルヴィン・シャルガフは、 いろいろな生物の持つDNAを抽出して調べ、どの生物でもアデニン(A)とチミン(T)とは量が等しく1:1であり、グアニン(G)とシトシン(C)とは量が等しく1:1であることを発見した。 このことから、シャルガフは、アデニンはチミンと結合する性質があり、グアニンはシトシンと結合する性質があると考えた。 DNAの、このような、アデニン(A)とチミン(T)とが等量で結合する性質があること、グアニンとシトシンも等量で結合する性質があることを、まとめて、相補性(そうほせい)という。 1953年、アメリカのジェームズ・ワトソンとイギリスのフランシス・クリックは、 シャルガフの塩基組成の研究や、イギリスのモーリス・ウィルキンスのX線回折の研究をもとにして、研究を行った。そしてワトソンとクリックは、DNAが二重らせん構造であることを発見した。 これによると、2本のヌクレオチド鎖が、アデニンとチミン、グアニンとシトシンで対合し、柱状になり、それがらせん状にねじれている。 ※ wikibooksでは化学構造式を紹介したが、検定教科書では化学構造式は紹介していない。 ゲノム(genome)とは、ある生物のもつ遺伝情報のすべてのことである。(※ 高校教科書では、遺伝情報としてゲノムを定義している。高校以外の教科書では、別の定義をしていることもあるので、気をつけること。) (※ 編集者の注)具体的にいうと、ゲノムとはDNAのA,T,G,Cといった塩基配列のパターンのことである。 ゲノムのすべてが遺伝子なのではなく、ゲノムの一部が遺伝子である。ヒトのDNAには塩基対が約3億個ある。しかし、そのうち遺伝子として働く部分は、約2万2千個しかない。 ヒトのゲノムを解読しようというヒトゲノムプロジェクトは、2003年に解読が完了した。ヒトゲノム解読により、ヒトの遺伝子の全体が明らかとなった。 現在では、ヒト以外のゲノムの解読も進み、ゲノム研究が食品や医療などに応用されている。 ※ 2010年代の生物基礎・生物の教科書では、形質転換やファージなどの話題が、あまり見当たらない。 ※ 数研出版や第一学習社など、いくつかの教科書にあるが、コラム送りになっている。 1869年、スイスのフリードリッヒ・ミーシェルは、 細胞核内の物質を発見しヌクレイン(nuclein)と呼んだ。 当時は、遺伝子の本体はタンパク質であると考えられていたが、 今日では、ヌクレインはDNAと呼ばれ、遺伝子の本体であることが明らかになっている。 1928年イギリスのフレデリック・グリフィスは、 肺炎双球菌とネズミを用いて実験を行った。 肺炎双球菌には、被膜を持っていて病原性のあるS(smooth)型菌と、被膜が無く病原性のないR(rough)型菌の2種類がある。 被膜の有無と病原性の有無の、どちらも遺伝形質である。 通常の菌の分裂増殖では、S型とR型との違いという遺伝形質は変わらない。 グリフィスの実験結果は次の通り。 生きたS型菌をネズミに注射すると、ネズミは肺炎を起こして死ぬ。 生きたR型菌をネズミに注射すると、ネズミは肺炎を起こさない。 加熱殺菌したS型菌をネズミに注射すると、ネズミは肺炎を起こさない。 加熱殺菌したS型菌に生きたR型菌を混ぜてネズミに注射すると、ネズミは肺炎を起こして死ぬ。死んだネズミの血液を調べるとS型菌が繁殖していた。 これはR型菌の形質が、加熱殺菌したS型菌に含まれる物質によって、S型菌の形質へ変化したためであり、 これを形質転換(transformation: nuclein)と呼ぶ。 1943年ころ、カナダのオズワルド・アベリーは、グリフィスの実験での形質転換を起こした物質が何かを特定するため、タンパク質分解酵素とDNA分解酵素を用いて、S型菌・R型菌の実験を行った。 実験結果 S型菌のタンパク質を分解した抽出液にR型菌を混ぜると、S型菌へ形質転換した。 次にS型菌のDNAを分解した抽出液にR型菌を混ぜても、S型菌へ形質転換はしなかった。 これによって、R型菌の形質転換を起こしたのはDNAであることがわかった。 細菌に寄生するウイルスのことをバクテリオファージまたは単にファージという。 1952年、アメリカのアルフレッド・ハーシーとマーサ・チェイスは、 T2ファージというファージの一種のウイルスを用いて実験を行った。 T2ファージは細菌に寄生して増殖するウイルスであるバクテリオファージの一種であり、 ほぼタンパク質とDNAからできている。T2ファージの頭部の中にDNAが含まれる。それ以外の外殻(がいかく)はタンパク質で出来ている。 彼らは、放射性同位体の35S(硫黄の放射性同位体)および32P(リンの放射性同位体)を目印として用い、硫黄をふくむタンパク質には35Sで目印をつけ、32PでDNAに目印をつけた。DNAは P(リン)をふくむがS(硫黄)をふくまない。彼らの実際の実験では、タンパク質に目印をつけた実験と、DNAに目印をつけた実験とは、それぞれ別に行った。 thumb|800px|ハーシーとチェイスの実験 実験では、それらの放射性同位体をもつT2ファージを大腸菌に感染させ、さらにミキサーで撹拌し、遠心分離器で大腸菌の沈殿と、上澄みに分けた。 大腸菌からは、32Pが多く検出され、あまり35Sは検出されなかった。このことからT2ファージのDNAが大腸菌に進入したと結論付けた。また、上澄みからはT2ファージのタンパク質が確認された。つまり上澄みはT2ファージの外殻をふくんでいる。 さらに、この大腸菌からは、20~30分後、子ファージが出てきた。子ファージには35Sは検出されなかった。 これによって、DNAが遺伝物質であることが証明された。 ※ メセルソンとスタールの実験が、第一学習社の教科書で紹介されている。当wikiでは『高等学校生物/生物I/細胞の増殖』で説明してあるので、本ページ『遺伝情報とDNA』での説明は省略する。 染色体の構造については、ヒストンと言う球状のタンパク質が幾つもあり、そのヒストンに繊維状のDNAが巻きつくような形で、染色体が出来ている。
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法学>民事法>コンメンタール民事訴訟法 (上告提起の方式等) 第314条 ---- {{前後 |民事訴訟法 |第3編上訴 第1章 上告 |第313条(控訴の規定の準用) |第315条(上告の理由の記載) 314
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前)(次) (組合員) 第16条 16
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(測量業者の登録及び登録の有効期間) 第55条 前項の登録の有効期間は、五年とする。 前項の更新の登録を受けようとする者が次条第1項の規定による申請をした場合において、第1項の登録の有効期間の満了の日までに、第55条の5第1項の規定による登録又は第55条の6第1項の規定による登録の拒否の処分がなされないときは、それらの処分があるまでは、第2項の規定にかかわらず、第1項の登録は、なお効力を有するものとみなす。 ---- {{前後 |測量法 |第6章 測量業者 |測量法第54条(施行規定) |測量法第55条の2(登録の申請) 55
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(予備及び陰謀) 第78条 内乱の予備又は陰謀をした者は、1年以上10年以下の拘禁刑に処する。 2022年、以下のとおり改正(施行日2025年6月1日)。 ----- {{前後 |刑法 |第2編 罪 第2章 内乱に関する罪 |刑法第77条(内乱) |刑法第79条(内乱等幇助) 078